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飼育経過報告2012(久留米編)

FC2ブログに移転してきた10月10日以降、調子よく記事を投稿してきましたが、振り返ってみると能勢YGの歴史とプレ企画がほとんどを占めています。^_^;

その前はカテゴリー分類で手一杯だったこともあり、今年はブリード2012の飼育経過に関して触れる機会を失っていたようです。
飼育表の掲載までは手が回りませんが、系統ごとに順を追って飼育成績の概要と個人的な考察を書いていこうと思います。

まずは、久留米です。
今年は、いまのところ期待していたほどの手応えが感じられません。もともと本年は能勢に力を入れたため、飼育数を絞って30頭程度とし、その上♀への偏りもあって仕方のないところかもしれません。
では、久留米5~8番をまとめて報告します。
手元に残した幼虫は、最終的に5番5頭(♂1♀4)、6番11頭(♂2♀9)、7番採卵失敗、8番16頭(♂10♀6)となります。
私が久留米に期待する成績は、♂に1~2頭は35g以上がいて残りのほとんどが30g以上、♀においてもすべて14g以上で15~16gもちらほらいる感じです。
それに対し、今年度の成績は、5番、6番は♀への偏りも影響して♂で30gを超えたものは出ていません。
♀も13g台が多いようです。
(♀は2本返しにして測定していないものも結構ありますが・・・)
それに比べれば8番はマシで、♂の最高は32.3gで5割が30gオーバー、♀の最高は17.0gであとは標準的です。
しかし、昨年の久留米2番に比べると到底及ばない状況で、種親♂が84.8mmとはとても思えません。
しかも昨年度85.4mmを排出した2番系統とは♂♀が逆転した関係で、配合されている血だけを見れば同等にも思えるのですが・・・。

能勢YGの記事でも少し触れましたが、準ギネス同腹85×53がサッパリだったように、親のサイズからは想像できないような空振りが起こり得るようです。
この原因が、単なる相性の問題なのか?血のいたずらなのか?はわりませんが、簡単に行かないところがおもしろくもあり、怖いところでもあります。
ひとつ気になることは、久留米6番にだけHSを使ったことです。
親はLEVIN-Gでしたので、これが影響しているかどうかは、いまのところ不明です。
こんなことなら2銘柄の菌糸ビンにランダムに投入しておけばよかったと後悔しています。

一方で、何頭かを里子に出しているため、今年中には他での成績も集まるため、もう少し詳しいことがわkるでしょう・・・。
現時点では、テンションは低いままですが、久留米85.4mmは32g台からの羽化でしたので、最後まであきらめずに行こうと思います。

次回は、能勢の経過報告です。
[ 2012/11/29 17:10 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(14)

オリジナル証明書の仕様変更

今年からオリジナル証明書を作っています。
これまで発行した二十数枚のものは、2枚の写真用紙を重ねて両面表記としてラミネートしていましたが、このパターンでは2枚がズレたりラミネートに気泡やゴミが入ったりして失敗することもあり、何より時間を取られていました。

そこで、今後は効率化を図るため、こんな感じで表と裏を印刷し、そのまま軟質のカードケースに入れて添付することにしました。
プレ2012証明書1

最終的にはこんな感じです。
プレ2012証明書2

この度のプレ用証明書をサンプルとして使用させて頂きました。

以前のものは、表と裏が一体化してわからなくならないこととラミネートによる強度の面では優れていたと思います。
一方、ブログ等で紹介頂く時やコピーする際には、光が反射して上手くいかないと言うデメリットもあったと思いますが、その点は改善していると思います。

以上、効率化のための変更ですので、よろしくお願い致します。
[ 2012/11/26 22:25 ] その他の情報 | TB(-) | CM(9)

当選者発表

長い審議となりましたが、各世代の3冠馬による見応えのある一騎打ちでした。
⑬ルーラーシップが3着、③ジャガーメイルが10着でしたので、13番と3番の方が当選となります。

3着賞はkuwayu様
10着賞はakr46様

に決定です。
上記の方々は、急ぎませんので発送先と受け取り希望日時をご連絡ください。
尚、私が準備して発送できるのは火曜日以降ですので、受け取りは28日(水)以降でご指定下さい。

※落選された方々は、1次選考の落選組も含め残念でしたが、また機会がありましたらご参加頂ければ幸いです。
[ 2012/11/25 16:40 ] プレ企画 | TB(-) | CM(15)

10着賞品

一応10着賞品のラベルを紹介しておきます。
プレ2012賞品10着

この5番と6番は、私自身も次世代で使用するつもりで、早期羽化の50mm以上を2頭ずつ確保していますので、使用しないものはオークションも考えましたが、こちらに回すことにしました。
ただ、次世代で好成績を出せるかどうかはわかりませんので、その点はご了承ください。
5番からは34.2g、6番からは35.6gが最高ですが、それほど悪くはないと思っています。

2頭ずつ残したのは、違う♂親2頭をそれぞれに交配することで、♂との相性や♀の違いによる差異などを見て楽しもうと思っているからです。
もっと優秀なラインの♀だけに絞っての直球勝負もよいのでしょうが、趣味の広がりも楽しみながら行こうと思います。
遊び心の中から思わぬ当たりが出るかもしれませんから!
現ギネス871が、だれも予想していなかったところから出てきたように・・・。

それから、今回の2頭にもオリジナル証明書を添付します。
1頭は46mm台と小さくなってしまいましたが、次回の証明書所有者限定プレの応募資格が特典として付加されますのでお許しください。
[ 2012/11/24 10:24 ] プレ企画 | TB(-) | CM(11)

プレ当選者を2名にします!

ジャパンカップ出走馬の枠順も決まり、プレ企画の舞台に立たれた17名のみなさまも一喜一憂されている事と思います。

私は、馬券で楽しむつもりです。
先週のマイルチャンピオンシップでは、何が上位に来てもおかしくないように思えましたが、今週の出馬表を見渡してみると明らかに強い馬が数頭います。
④フェノーメノ ⑧エイシンフラッシュ ⑬ルーラーシップ ⑭ソレミア ⑮ジェンティルドンナ ⑰オルフェーヴルなど。
普通に考えるとこの中から3着馬も決まりそうです。
決してそうならないのが競馬ですが、確率と言うかむしろ現時点の気持ちの問題です。

もし私自身がプレ参加者だったら・・・とみなさんの立場で考えた時、上記以外の番号ではトーンダウンするに違いありません。
そこで、より多くの方に楽しんで頂きたいとの思いから賞品を追加し、
当選者を2名にさせて頂くことにしました。
追加当選番号は10着馬の番号です!
10番ならすべての馬に可能性があるのではないでしょうか!?

これで、上位に来なかった場合でも2度楽しめます(*^^)v

問題は賞品ですが、5、6番には早期羽化♀が他にもいますので、サイズ等はまた報告します。
では、みなさん、お楽しみに!!
[ 2012/11/23 13:54 ] プレ企画 | TB(-) | CM(11)

プレ2012抽選出馬表

大変お待たせ致しました。
まずは、厳選なる抽選により確定したプレ出馬表を掲載します。

1.nobukuwa様
2.yokomaro様
3.akr46様
4.masa様
5.教官様
6.よしくわ様
7.maeoki様
8.shakuten様
9.タケセイヨウ様
10.アプロ様
11.sevenbox0602様
12.ougo様
13.kuwayu様
14.道楽G3様
15.じょーじ様
16.カイエン様
17.田舎っぺ様

それにしましても、14名も除外となり申し訳ない思いでいっぱいです。
当初は、ブログ情報に対する感謝の言葉が添えられているものを選ぶつもりでしたが、それもたくさんあって選びきれなくなり、最終的には主観を交えず目隠しで抽選しましたのでご了承ください。

こんなに参加申し込みがあるのであれば、次回からは申込み方法や出走可能な定員を見直す必要がありそうですので検討します。

さて、1次選考会を突破された17名のみなさまは、明日JRAが発表する出馬表で3着に来そうな馬がご自分の番号に入るよう祈っておいてくださいね!
申込みメールには3着はジェンティルドンナですと書かれたものもありましたが、私はルーラーシップだと思っています??
でも、何が起こるかわかりませんので、いろんな意味で楽しんでみてください。

尚、今後、出走を取り消す馬や除外となる馬いた場合、それも運が悪かったと思ってあきらめて頂くことになりますので、ご了承ください。
では、日曜日の16時前には結果が出ますので、当選された方は、その日の内に発送先と受け取り希望日時をご連絡頂けると助かります。

以上、よろしくお願い致します。
[ 2012/11/22 11:31 ] プレ企画 | TB(-) | CM(15)

プレ申し込み者一覧

プレ企画2012の受付を締め切りました。
予想を遥かに上回るたくさんの応募を頂きました。
私が集計したところ下記の31名となりますが、漏れがあれば今夜9時までにご連絡ください。

抽選は、今夜9時以降、私がクジ引きで決めさせて頂きます。
尚、私が声掛けした方、日頃から情報提供頂いている方など3名には優先出走権を提供しました。
現時点でジャパンカップの登録馬は17頭ですので、残り28名から14名を厳選なる抽選で決定させて頂きます。
それでは、今夜の抽選発表を楽しみにおまちください。

1.ゲバゲバ90様
2.ookuwa170様
3.ougo様
4.メタルクワ様
5.Mopar Dorcus
6.アプロ様
7.タケセイヨウ様
8.田舎っぺ様
9.教官様
10.GrowMayThis様
11.クワSHO様
12.yazup06360様
13.トシクワ様
14..鍬野家こうすけ様
15.月丸様
16.yokomaro様
17.sevenbox0602様
18.kuwayu様
19.じょーじ様
20.nobukuwa様
21桑名鷹様
22.maeoki様
23.道楽G3様
24.クワガTAMUSHIN様
25.shakuten様
26.カイエン様
27.masa様
28.てばきち様
29.よしくわ様
30.akr46様
31.N様
[ 2012/11/21 13:28 ] プレ企画 | TB(-) | CM(3)

質問への回答

では前回の質問への私の回答を載せてみます。
ベストアンサーではないと思いますのでご了承ください。

1.蛹室を作ったようにみえる幼虫を冬温度にするとどうなんでしょうか?

この問題のポイントは、蛹室を作ったように見えること自体をどう判断するかです。
確実に蛹化スイッチが入り蛹化に向かい始めているのであればいくら温度下げても蛹化を止めることはできません。
一方、まだ蛹スイッチが入っていないのであれば、温度を下げることで蛹化を阻止できます。
蛹室の空間がネットリして壁で覆われ始めたら蛹化スイッチが入っていると見てもよいと思いますし、お尻にシワが発現してくればもう前蛹であり、温度を下げてもどうにも止まらなくなります。
ここであまりに温度を下げれば、蛹化後に★となるのではないかと思います。

あと、冬温度というあいまいな表現ですが、あまりに低い温度では★となるでしょう・・・。
何度まで耐えられるかを実験したことはありませんが、18℃で飼育したことはあります。
以前、低温で飼育すれば大顎が太く孵化すると言われ蛹の低温管理が流行しましたが、あまり効果は感じませんでした。
ちなみに、変温動物であるクワガタは温度の影響を強く受けるため、18℃付近で蛹を管理した場合、24℃で管理した時の倍近くの蛹期間となります。

2.早期羽化の個体、羽化から1ヶ月前後なんですが未後食のまま越冬させていいものでしょうか?

これは単にOKです。
羽化から2ヶ月は食べないと思いますので、ゼリーも必要ないと思いますが、心配ならゼリーを入れておくとよいかもしれません。
私は、使用しない個体なら羽化後早々に低温にして管理下から外しておきますが、早期羽化させ来春使用予定のものでは、羽化時期によっては温度管理します。
これは、温度が高い方が成熟までの期間が短いとされているためです。
今回プレに出した個体のように9月に羽化していれば冬眠させても来週に使用できますが、11月~12月に羽化した個体を来春使う場合、冬温度では成熟しない可能性が懸念されます。

こんなところでいかがでしょう?

明日は、いよいよプレ申込みを締め切りますが、13時過ぎには一度申込者全員を掲載しますので、申込みされた方は漏れがないかの確認をお願い致します。
その上で、夜には抽選会に参加できる17名と枠順を発表する予定です。
申込者には当初16名と申し上げていましたが、ジャパンカップはフルゲート18頭でした。
しかし、登録馬が17頭のため17名となりそうです。
もし、出走を取り消す馬がいれば17人未満になることもご了承ください。


[ 2012/11/20 22:56 ] 飼育あれこれ | TB(-) | CM(3)

読者からの質問

読者から質問がありました。
プレ応募者を拝見しても飼育歴が浅い方も多いようですので、参考になればと思いここで紹介してみます。
以下の2つです。

1.蛹室を作ったようにみえる幼虫を冬温度にするとどうなんでしょうか?


2.早期羽化の個体、羽化から1ヶ月前後なんですが未後食のまま越冬させていいものでしょうか?


すぐに回答すると思い白くないので、みなさんも考えてみてください。
どなたでも自由にコメント欄に回答をどうぞ!
[ 2012/11/20 00:03 ] 飼育あれこれ | TB(-) | CM(4)

プレ2012賞品情報

プレ賞品に関する情報提供をさせて頂きます。
血統構成はブログの血統構成図をご参照頂くとして、今日は飼育データを公開します。
下記のものが今回添付する個体ラベルとなりますので、よろしくお願い致します。

プレ2012賞品ラベル
[ 2012/11/19 00:02 ] プレ企画 | TB(-) | CM(3)

業務連絡

みなさん、おはようございます。
プレへの応募も集まり始めており、この調子で行けばフルゲートが埋まり盛り上がりのある25日が迎えられそうです。

現在までお申込み頂いた方々には受付確認のメールをすべて送信済みです。
もし、申込み後返信メールが届いていたない方がおられましたら、再送信もしくはここにコメントをお願い致します。
現時点で1件だけですが、sevenbox0602様へのメールが送信できません。
「送信先のメールボックスが一杯のため、送信できませんでした。」とのエラーメッセージが返ってきますが、受けて付けていますので、ご安心ください。

再確認ですが、今回の申し込み受付はメールのみとさせて頂いております
ブログ内のメールフォームをご利用ください。
これは、一括管理、返信が届く確認、終了後の連絡を円滑に行うためのものですので、ご協力をお願いします。

尚、今回のプレ申込みをご縁として、鍬野家こうすけ様のブログと相互リンクしました。
[ 2012/11/18 08:33 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

プレ企画2012-第2弾-

先日、応募者限定のプレを無事に終えることができました。
その後、旅行でブログを見れなかった方からの残念メールや一般公募を期待している旨のメールを頂戴しましたので、一般公募のプレ2012第2弾を企画してみました。

では、プレの概要です。
今回は、日頃Web環境におられない方や休日しかブログを閲覧できない方のことも考慮して、申し込みの優先を先着順とはしていません。
また、応募期間も前回よりは長めにしてありますので、下記概要をよく読んでからご参加ください。

【参加対象】
ここをご覧の方全員(ただし、20歳以上で送料を負担頂ける方)

【賞品】
能勢5番早期羽化♀49.3mm(10月上旬羽化)と能勢6番早期羽化♀48.2mm(9月20日羽化)の2頭セット

【応募方法】
当ブログ左下のメールフォームから件名に「プレ参加希望」と記入してご応募ください
ハンドルネームは必須で、後日ブログで参加者を公開することをご了承ください。

(応募の際の注意)
確認のため申込を付けた後、返信しますので、翌日になっても返信がない場合は、再度ご連絡をお願い致します。
尚、携帯電話の場合、パソコンメールを受信できる設定でお願い致します。
       
【応募期間】
21日(水)昼12時まで

【定員】
いつもの競馬3着方式のため16名とさせて頂きます。
※応募多数の場合は、抽選とします。(先着順ではありません)
この場合の抽選はwaizuに一任ということでお願いします。

【抽選方法】
25日ジャパンカップの3着馬の番号に相当する申し込み者の方
※今回は申し込み順ではなく、締切後、waizuがランダムに振り分けます。

【発送と送料について】
当選者の都合にできるだけ合わせてクロネコヤマト便で発送します。
送料は着払いとさせて頂きます。

それでは、たくさんのご参加をお待ちしております。
わからないことがありましたら、メールまたはブログのコメント欄でお問い合わせください。
[ 2012/11/16 19:02 ] プレ企画 | TB(-) | CM(2)

早期羽化♀の有用性

この1,2年の間に♀を強制的に早期羽化させる手法が普及してきました。
先日紹介したGullさんの超当りラインの♀も早期羽化51.5mmですが、その親♀49.5mmも早期羽化個体です。
ブログ上で早期羽化♀の好成績を見せられると誰もが導入したくなるのは当然のことでしょう・・・。

こんな状況を知るブリーダーの中から「若い♀が好結果の原因でしょうか?」などの質問が寄せられます。
若さが直接の要因かどうかはわかりませんが、強制早期羽化♀にはいくつかのメリットがあります。
1.飼育経過をみて素質のある♀を1年早く繁殖にまわすことができる。
2.2本返しで短期間で成虫にするため、菌床代と管理の手間を軽減できる
3.多少の飼育スペースの確保につながる。
などです。
産卵数が増えると言う人もいますがわかりません。

一方、自然に早期羽化した♀はどうなのでしょう?
一般的に大型化するラインは容易に蛹化しない傾向にあります。
しかし、蛹化スイッチは、ちょっとしたタイミングでも入るため、血統的な背景のしっかりしているラインであれば、自然に早期羽化していても実績を残しているようです。
同腹♀の成績がよければ問題ないと思いますし、そんなラインは、自然早期羽化でも48mm程度はキープしてくるでしょう。

私も今年いくつかのYGラインで強制的に早期羽化させましたが、今年は♂の温度管理に重きを置き、♀は自然早期羽化しても構わないスタンスをとったため、自然早期羽化個体も出ています。
初2令時を高めの温度で管理したことも影響していますが、早いものは5ヶ月未満で羽化しています。
特に能勢の5番と6番が多く出ました。

こうして記事を書きながら思いついたのですが、この5番と6番の早期羽化♀をプレしようと思います。
48~49mm辺りを今日帰宅して確認してみます。
当りを出すかどうかはわかりませんが、来年の即戦力として使えると思います。
♀不足の方は、プレ企画をご検討頂けると幸いです。
詳細は明日ブログで発表しますが、今回は参加資格に制限なしの一般公募の予定です。
[ 2012/11/15 13:00 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(8)

最高のプレスマシンType2

昨日、ashtakaさんより噂のプレスマシンType2が届きました。

これまで、あちこちのブログで紹介され、外観はわかっていましたが、実際に触ってみると本当によく出来ていると思いました。
まさに逸品です!!
化学系の私には、設計から加工、製作まで到底想像できない出来栄えでした。

これだけの部品を正確に加工し、利潤なしに時間をつかって組み立てて頂いたことに本当に感謝しています。
強度も使い勝手も最高だと思います。
とはいっても、まだ実際に菌床を詰めていないのですが・・・^_^;

残念ながら、今年はすでにほとんどを3本目に交換しましたので、出番がありません。
来年は、経費削減のためだけでなく、詰め方による差異を少々確認してみたいと思っています。
種親も補強しましたし、来春のブリードが楽しみでいっぱいになりました。
[ 2012/11/14 12:40 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(7)

我家の能勢YG物Ⅵ-補足とまとめ-

我が家の能勢YG物語の連載もいよいよ最終回となりました。
今日は、これまでの内容に対する補足も交えながらまとめを行ってみたいと思います。
今回は、準ギネス系の話題が中心となりましたが、847系はあまりにも有名であるため、特に触れる必要もないと考えてのことですが、巷に氾濫しすぎて、どこの847末流からよいのが出ているのかまでは把握しきれていないため、記事にできなかったとも言えます。
ただ、爆発的な勢いで流通していったため、あちこちから好成績が報告される一方で、相当数のハズレラインが出ていることもまちがいありません。

さて、現在私が能勢YGに対して感じていることを確認しておきます。
能勢YGという母集団から派生したはずの847系と準ギネス系ですが、この度の情報収集の中で特徴らしきものが見えてきました。
簡単に言うと847は血が濃くなっても大型個体が連発し、準ギネス系は血が濃くなると途端に爆発力を失う結果になっているということです。
その1例として、過去には準ギネス同腹♂85×♀52がインラインでブリードされていますが、結果は目も当てられないほど悲惨なものであったようです。
私もその内容を聞いたときは本当に驚きました。
これと次元は異なりますが、私が3年前にブリードしたメルリン80系の同腹インライン♂81×♀51.5も本当に悲惨なもので、30数頭飼育して1頭も80mmを超えませんでした。
まだまだ例数が少なく根拠を示せる段階ではありませんが、感覚的には、準ギネス系・メルリン80系は、それ単独では主役になることは難しい反面、847系メインの中に低い割合で隠し味のスパイスのように配合すれば、時として起爆剤としての見事な働きをする可能性を秘めている気がしています。
今後、このラインに関連するデータが集積してくれば、より明確な答えが見えてくるものと確信しています。
今回、私が準ギネス系に関して血統背景と方向性を掲載したことで、今後の能勢YG血統を所有するブリーダーの夢と展望の拡大に貢献できれば幸いです。

最後になりますが、能勢YG に限らず人気血統にはネガティブな意見が常について回ります。
847、866、871とギネスが更新されるたびに一部の掲示板やブログでネガティブキャンペーンが繰り広げられているのを目にしてきました。
明確な根拠もないまま・・・。
このような行為は、オオクワ飼育という趣味の世界を盛り上げることには決してつながりません。
結局、自分の縄張りを自分で荒らしているようなものではないでしょうか・・・。
私は、ポジティブに夢の広がる話を展開したいと思っているので、この件には触れずにおきます。

客観的にノギスが評価を下す大型競争は、公平でわかりやすくて楽しめます。
最近は、能勢HG血統、YG×信玄など、別ラインからもギネス級が誕生しているようで、この土俵で戦うブリーダーにとっては、最高の舞台が用意されたのではないでしょうか?
血統を守るのも1つの方向性!産地を継承しつつ新しい血統の追求も1つの方向性!
又、元木スペシャル時代に流行っていた血統を品種として捉える他産地交配もありかもしれません。
これらは、各人のポリシーに関係するところでもありますので深入りしませんが、趣味の一環ですから、道徳の範囲内であれば自由なのではないでしょうか?
要は自分がどうやってこの趣味を楽しんでいくのかが重要です。

ところで、久留米人気に復活の兆しが見えます。
能勢以外の産地でギネス奪還を目論む野心旺盛なブリーダーの増加によるものでしょうか?
私も来年は久留米を重点的に取り組むことにしています。
そこで、我が家の久留米物語も記録として残しておこうと思っていますが、そんなに話題はありません^_^;
[ 2012/11/13 12:31 ] 飼育の歴史 | TB(-) | CM(4)

余品販売の問い合わせ

最近、3令幼虫の余品や来年羽化後の♀単品販売に関する問い合わせが増えてきているため、ここで確認させて頂きます。

今年は全般的に産卵数が少なかったこともありますが、ライン数を増やして各ラインを10~15頭に制限したため、♂への偏りを考慮すると現時点では判断が難しいところです。

幼虫にリスクはつきもので、確実に成虫にできる保証はありませんので、自己ブリ分と仲間内分を確保できるかどうかもまだわかりません。
また、譲った後の★、羽化不全のリスクを思うと3令幼虫での譲渡には積極的になれません。

ヤフオクにもデビューしてみたいので、今後の状況で判断したいと思いますが、能勢8番、9番からの余品はなさそうですので、ご了承ください。

また、いくらですかと聞かれてもいつも価格を決めかねるので、買い手が希望価格内でリスクも承知したうえで取引が成立するオークションが私には合っているような気がしています。
[ 2012/11/12 17:30 ] 未分類 | TB(-) | CM(2)

プレ当選者

6番ピクシープリンセスが3着となりましたので、証明書番号下3ケタが008の方が当選です!!
おめでとうございました。

証明書などを作成するお時間を頂きたいので、14日水曜日以降でご都合のよい日を受け取り希望日時としてご連絡ください。
それでは、よろしくお願い致します。
[ 2012/11/11 16:04 ] プレ企画 | TB(-) | CM(2)

我家の能勢YG物語Ⅴ-P8250の展望-

今日は、P8250が関連するよその成績です。
やはり凄い経過を示しているのは、Gullさんのところだと思います。

まず、昨年の7番(YG1107)からは86.1mmが羽化していることは周知の事実ですが、このラインの♀親系の祖母がP8250の♀54.5mmになります。

しかし、これはまだ序の口で、凄いのは今年度のブリード経過です。
上記7番の早期羽化♀51.5 mmに今年は♂85.5mmを交配し、3ヶ月で約8割が33gupという驚異の結果で、最高は36gを超えているようです。
ここまでくるとヤバいです^^;
実は、このラインの♂親85.5mmは、P8250の♂84.8mmと純847系♀との交配によるものですから、♂親♀親双方にP8250が絡んでいることがわかります。
(純847系♀はマサレッドさん09年5番83.1×50.8インラインの早期羽化49.5mm)
以上のように、客観的に判断してもP8250は当たれば大化けする可能性を秘めたラインだと言えるのではないでしょうか?

最近思うことは、847から派生した866、871は間違いなく重要な血統であるとして、血のバリエーションとしての今後の配合を考えるとき、旧80系の858とはまた別のオプションとしてP8250の血脈が今後の注目を集める時が来るような予感がしています。

今日で、我家の能勢YG物語の連載も5回目となりましたが、次回の補足とまとめで完結を予定しています。
[ 2012/11/10 00:05 ] 飼育の歴史 | TB(-) | CM(3)

訂正

抽選に関して訂正があります。
本日エリザベス女王杯の枠順が発表となりましたが、フルゲート16頭でした。
よって、申し込み順を優先しまして、17、18枠は削除させて頂きましたので、ご了承ください。
[ 2012/11/09 12:08 ] プレ企画 | TB(-) | CM(0)

プレ企画抽選方法

この度は、9件のプレ申し込みがありました。
突然の開催でしたがたくさんの応募ありがとうございました。

では、恒例のGⅠレースによるオープンな抽選を行います。
競馬に興味がない方もいらっしゃると思いますが、私が一切関与できず、だれにも結果がわかる公正な抽選方法として採用していますのでご了承ください。
また、ブログでの申し込みも不透明なところがないようにしたつもりです。
ちなみに今年発行している証明書は26枚でした。

【抽選方法】
11日のエリザベス女王杯がフルゲート16頭に対し9件を単純に申込み順に2回振り分けてみます。

1・・・001
2・・・025
3・・・006
4・・・011
5・・・012
6・・・008
7・・・022
8・・・010
9・・・017
10・・・001
11・・・025
12・・・006
13・・・011
14・・・012
15・・・008
16・・・022

11日のレースで3着となった馬の番号の枠に配置した下3ケタの番号をお持ちの方がプレ当選者とします。
例えば競馬で18番ゲートの馬が3着になった場合は、017の証明書を所有されている方がプレ当選です。

尚、当選者が決定した際は、メールにて発送日時などの確認をさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
送料は無料で、この幼虫にも証明書を添付します。
では、強運で的中を引き当ててください!

以上、よろしくお願い致します。
[ 2012/11/08 05:48 ] プレ企画 | TB(-) | CM(6)
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2017年 07月 【7件】
2017年 06月 【2件】
2017年 05月 【1件】
2017年 04月 【6件】
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