今日は代休で、久しぶりにクワ作業の時間が取れました。
午前中は、Ashtakaプレスで12ブロックを詰め、午後は4月中旬頃に羽化していた個体を30頭くらい掘ってみました。
それにしてもAshtakaプレスは最高ですねっ!感動しました。
能勢YGから種親候補が出てきたので紹介してみます。
今春羽化個体の最高は、これになりそうなので、早めに紹介しておきます。
おそらく、6月になれば恐ろしい報告がブログ上に飛び交うでしょうから・・・^^;

能勢5番(WN509)
5/13 初令投入 HS800
7/25 18.2g HS1400
10/20 34.4g HS1400
※幼虫時頭幅13.2mm
4月中旬羽化
サイズ85.1mm 頭幅28.4mm 前胸幅30.2mm
この個体はスリムですが、大顎がストレートに伸びてサイズに反映しやすいフォルムをしています。

それにしてもこのラインは、♀はほとんどが早期羽化したりしましたので、♂にもそれほど期待していませんでしたが、わからないものです。
昨年プレ企画で提供した♀はこの同腹ですから、これで期待も膨らむことでしょう!
私もそこそこのラインを提供できたことに安堵しています。
ちなみに、早期羽化最高サイズの51.2mmは、ougoさんに託してありますが、幼虫は採れたのかはまだ聞いていません。
♀で56.7mmが出た9番からも1頭紹介します。
能勢9番(WN912)
5/13 初令投入 LEV-G800
8/2 27.6g LEV-G1400
10/10 32.5g LEV-G800H
※幼虫時頭幅12.7mm
4月中旬羽化
サイズ83.6mm 頭幅28.6mm 前胸幅30.3mm
このラインからは80mm未満は出そうにありませんが、体重が横幅に反映している印象です。

このようにラインによってフォルムも全くことなるため、大きさだけでなく形を楽しむことも累代飼育の楽しみだと思います。
今回の事例で思ったことは、インラインは大きくならないとか不全や★などのリスク因子として懸念される傾向がありますが、これもすべてに当てはまるとは言えないということです。
本日の能勢5番はインラインです。
しかも、親の同腹はインラインで不全や★のオンパレードでした。
ところが、私のさらなるインラインで不全や★は出ませんでした。♀早期羽化の山でしたが・・・^^;
★や不全のラインは、血の弊害や遺伝的なものより、むしろその個体がもつ体質の方が影響しているのではないでしょうか?
アウトラインでも不全の山を築く場合もありますし・・・。
奥が深いと思います。