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waizuの観察記録や検証結果を公開しています

期待の久留米幼虫出現!

久留米1st lineの♂幼虫6頭を3本目にビン交換しました。
このラインは、四国のMさんとトレードしたもので、兄弟の結果からも期待はしていました。
ただ、親サイズは♂79mm×♀51mmと突出したものでもなく、33gを超えれば・・・程度に考えていました。
作出者からも、この系統は幼虫体重より大きく羽化する傾向にあり、28gくらいからでも80mmを超えてくるとのこと!
33gでも凄いことになると思っていたところ、驚愕のこの重さです。
WK1st371

逆に大きくなりすぎて羽化できないパターンかもしれませんね!
そう思っていると、手頃な35.6gも出てきました。
WK1st356

銚子オオクワさんのブログを見ると凄いことになっていて、35gは当たり前!久留米でも38~39gまで出ているようですので、私の37.1gなんて平凡のようです。(^_^;)
個人的には万馬券を当てたくらいの気分なのですが・・・。
せめて6分の2の高確率で35gを超えたと自慢しておきましょうか!(笑)

この2頭がもしうまく羽化して、WK-08ラインと交配できれば、夢は開けるとの思いを強くしています。
なんとか完品で羽化させたいものです。
能勢もラインナップに加えましたが、久留米復権の準備も着々と言ったところでしょうか・・・。

昨日紹介した能勢産81mmの別角度からの写真も紹介しておきます。
nose810_2
[ 2009/11/17 07:30 ] ブリード2009 | TB(-) | CM(-)

産卵時の素質の継承【続編】

前回、産卵順によって、大きくなる素質を継承している個体の分布が、前半にシフトする確率が高いとの見解があることを紹介しました。

この件に関しては、私自身のデータからはその傾向らしいものを感じなかったため、特に意識するものでもありません。

むしろ、性染色体を介した伴性遺伝の考え方に注目しています。
昨年飼育したトカラコクワで、♂のある特徴が、♀の方に強く継承されており、伴性遺伝の考え方でうまく説明できる事例に出会いました。
♂の染色体をXY、♀をXXとした時、もし何らかの素因がX染色体にだけ存在しているとすれば、♂の素因は次世代では♀のみしか遺伝しません。
この素因の中に何があるのかは不明ですが、もしこの中に「大型化」「極太化」に関連する因子があるとすれば、下手に配合すると次々世代までブリードしなければ、重要な素因をザルのようにすり抜けさせてしまう危険性が出てきます。

以上は、仮説の域を出ない話ではありますが、今後、どうにかして証明していく努力が必要です。

交配努力により極太、大型、美形をめざして累代する場合、伴性遺伝の可能性を片隅におきながら、配合を考えていくべきではないかと私は思います。
[ 2009/11/04 21:38 ] 産卵 | TB(-) | CM(-)

産卵時のオオクワの素質継承について

先日、卵の話題を採り上げました。
成熟個体と未熟個体では、産み落とす卵の黄身の色や味までもが違うといったものです。
その記事の中には、他にも興味深い話が書かれていました。

それは、オオクワの産卵幼虫の素質が、産み落とされる時期で分布が異なることを示唆するものです。
わかりやすい例を出すと、30個を産卵したとした場合、最初の10頭、次の10頭、終わりの10頭のように区分すると、大きくなる素質のある幼虫が、ある区分に集中するとか・・・。
記事の中では、その区分について書いてありましたが、そのような注目する視点があろうとは気がつきませんでした。
早速、私も過去のデータからその傾向を探ってみました。
みなさんも過去のデータを検証してみられてはいかがでしょう!?

オオクワ飼育は、色々な視点があっておもしろいですね!
そこに答えが見つかるかどうかは別ですが・・・。
[ 2009/11/02 21:34 ] 産卵 | TB(-) | CM(-)
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