2015年01月04日
ニッケル水素電池の持ち運びに注意!
▲ショートしたニッケル水素電池。 発見した時、電池が金具の中にハマってました。 被覆が縮み、金属が露出しています。
先月、旅行中の宿で、ふと異臭を感じました。
工作が好きな人は判ると思うけど、テレビやラジオを分解した時のような独特の匂い。
んっ?!
‥見回しても、室内に異常は有りません。
しかし、少しすると、「プシっ‥、プシっ!」と、変な音が。
念の為に自分の荷物をチェックすると、単4ニッケル水素電池が南京錠に組み合わさって、ショートしていました。
さわれないほど熱くなっていたので、とっさに弾いて分離させ、様子を見ます。
10分ほどして、大丈夫そうなので手にとって見ると‥。
熱で被覆が溶け、プラス端子の方がヌルヌルしていました。 (アルカリ電解液の漏れ)
これ、電池がショートして、内部でガスが発生したみたい。
最悪は破裂の危険も有るようです。
⇒ 充電器とバッテリーのお取り扱いについての重要なお願い。
⇒ 二次電池で事故が起きる仕組み ~Li-ion以外編~
電池を持ち運ぶ際は、専用のケースに入れるか、紙などで包んで、セロテープでグルグル巻にするなど、ショートしないよう注意したほうが良さそうです。
例えば、飛行機に預けた荷物の中で破裂したら、損害賠償とかシャレになりません。
くわばら、くわばら (← 昭和! 笑)
PS:アジアを旅した頃のクセで、鍵や鎖は、旅行時は何種類か持ち歩いています。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。