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2022年06月18日

γ-GTPが下がった/脂肪肝が消えた お話

γ-GTPを下げる方法僕はかなりお酒が好きで、ここ数年はどんどん肝機能の検診結果が悪くなっていました。
病院にも通っていて、今回はついにエコー検査を受けたのです。

おそらくかなり悪い結果で、断酒を言い渡されるかなぁと思ってましたが、意外な結果でした。
なんと劇的にγ-GTPの数値が下がっていたのです。


まぁ、こんな酒や健康上の話題はプライベートな内容だし、ブログに書くのもどうかと思ったのですが、同じように健康を損ねてる人に役立つ情報なので公開します。

会社勤めでも無いし、周りにこのブログをチェックする知り合いも居なそうだし。

というわけで、まずは先日、病院に行った際の検査結果
実際、こんなにγ-GTPの数値が下がってます。

ガンマGTPが下がった
▲毎年の集団検診の結果と、今回の病院での血液検査

この日は血液検査をしてから、触診とエコー検査を行いました。

問診で言われたのは次のような内容。
曰く

「前回の検査では脂肪肝が認められたが、今回は無くなっている。
外周に少しボコボコした感じが残っているので、その部分が脂肪肝だったようですが、今は消失してますね。
血液検査の結果でも、γ-GTPの数値が正常になっているので特に問題は無さそうです。」

と、いつもの先生が不思議そうな顔で言ってました。

お酒を減らした事や、リングフィットアドベンチャーを始めた事などを話すと(リングフィットを知らなかったので、身体を動かすゲームと伝えた)
「今の生活を続けて下さい。また様子を診ましょう。」とのこと。



その後、献血してみても、確かに下がっているので、結果の取り違えとか間違いでは無いようです。(この頃は少し安心して酒量が増えてますw)

献血 ガンマGTP
▲今年2022年5月の献血のお知らせ

さて、ここからが本題。
どのようにしてダメージを受けていた肝機能の数値を下げたのか?



実は、今回の検査の前まで、毎日お酒を飲んでます。
改善した方法は、その「飲み方」です。


以前の僕は、1.8リットルの泡盛を、3日ほどで空けてました。
だいたい一日に500~800ccくらいの酒量です。

もちろん減らそうと何度かトライしてみました。
例えば夜の9時までは我慢するとか、週に何日か休むとか。
でも三日坊主というか、全てウヤムヤになってしまいました。


でも思ったのです。お酒って、最初の一杯は「待ってました、これこれ、この感じ! 」
と高揚した気分だけど、後は惰性だよなーと。

ビールとかも一杯目は美味いけど、二杯目からは特に感慨は無いですし。


そこで、一杯目は普通に楽しんで、二杯目からは思いっきり薄くしてみたのです。


▲300mlの真空断熱チタンカップと30mlメジャーカップ



具体的にはこんな感じ。

一杯目:
缶ビールを少し飲んで、そこにウイスキーを入れて、混ぜて飲みます。
これ、バクダンと言って、すぐに酔う危険な飲み方です。
一度まず、これで良い気分になってしまいます。

二杯目以降:
メジャーカップで30ml測って、大きめのカップ(チタン製300ml)に入れ、熱めのお湯やお茶で割って飲みます。
お茶はカフェインを含まない、ごぼう茶/びわ茶/杜仲茶/カモミールなど。
お酒の種類も日によって気分で変えてます。


たったこれだけ。

お湯の刺激やアルコール臭で、意外と酒の薄さは気にならないのです。
この方法だと最初に気分よく酔って、後は軽い酔いがずーっと続く感じです。

結果として、一日の酒量は泡盛200~300ml+αと、以前の半分から1/3となりました。なにより、酒量コントロールができなかった僕が、習慣的に酒量を減らすことに成功してます。 (検査前の数ヶ月間、そして現在も継続中)

この酒量の減少がγ-GTPの劇的な変化に繋がったものと考えています。

脂肪肝も消えるとは驚きですが。




▲お茶は日によって変えて、2リットル水筒に入れておきます。 左上のごぼう茶は自宅焙煎。


僕はだいたい、お酒を飲みながら本を読んだり工作したり、他のことを考えているので、この方法で集中力が上がりましたし、夜中にふと気がついてパソコンで作業したりもできるようになりました。以前は飲み始めたらグデーっだったのと大違いです。


まぁ飲まないのが一番なのですが、そもそも禁酒できる人は、この文章を読んでないでしょうw


というわけで、僕がγ-GTPの数値を下げた、実に簡単な方法でした。



PS
付け加えると、お酒を飲まないと寝れない人でしたが、この方法で深夜まで飲んでしまった場合、豆腐で締めます。
ミニ島豆腐(木綿より固めの沖縄の豆腐)を1パック、包丁で切ってチンしてぽん酢やみそ汁で食べると、お腹がくちくなってすぐ眠れます。
以前は早く寝ようと酒を濃くして、結局寝れずに、翌日は二日酔いしてました。




Posted by IGU at 11:20Comments(1)コラム&ネタ
 



2017年07月09日

ペンキや樹脂の注ぎ方! ガムテープが超便利な件!!



僕は仕事がら、ペンキや樹脂をよく使います。
だいたい4キロで買ってきて、ペットボトルに小分けして使ってます。
(ペンキ屋さんで塗料を量り売りしてもらう際「四角い缶で」と頼むと、収納性の良い写真のような缶に入れてくれます)

ペットボトルに小分けする際、画像のように ガムテープで注ぎ口を作ってあげる と、量の調整がしやすく、こぼす失敗も少ないのでお勧めです。


↓ フォローしている荒木さんのtweetで思い出しました。撮りためた写真から紹介しておきますね。







ちなみにガムテープを使う手法、丸いペンキ缶や一斗缶でも使えます。

コツは、注ぎ口の場所以外に、空気が通る隙間を作っておくこと。 これをしないとコポコポと脈打ちますので注意!


仕事でやってると誰かが教えてくれるけど、趣味の工作の場合、コツやワザって知れる機会は、なかなか少ないモノです。

今はSNSが有るので便利になりましたねー。


 


 



2015年03月21日

ブロガー大賞頂きました、ありがとう!! (‥と、ブログを始めたキッカケの話)


大賞の盾と賞状。 


3月21・22の土日、沖縄・北谷町のうみんちゅワーフで開催された 『 てぃーだ大感謝祭2015 』。 
これは、沖縄を代表する大規模ブログサイト 「 てぃーだ 」 さんが行ったイベントです。
 ( 10周年、おめでとうございます!! )

表彰します、‥と招待されて行ってみると、なんとブロガー大賞を頂いてしまいました。
賞の内容を聞かされたのは、登壇する直前。

「えーっ! 僕で良いんですかー ‥? 」  びっくりしたのが、正直な感想です。



表彰後のインタビュー。 何も考えてなかったので、飛んでしまいました(笑)。

 ⇒ 受賞者: 【TI-DA ブログアワード 2015】表彰者発表!


各種の物づくりの方法、生活の知恵やアイデア、沖縄あるあるネタ等の情報発信。
そして、ブログをいろいろ活用している点が、大賞の理由のようです。

本当に、ありがたい話です。

まずは、ブログを見て頂いている、すべての方と、てぃーだスタッフの方々に、感謝申し上げます。


さて、てぃーだ10周年の記念イベント。

そんな場で賞を頂いたのも機会だし、そもそもの、このブログを始めたキッカケの話を書いておきたいと思います。



僕は昔から、物づくりが大好きでした。
工房を持って本格的に工作する程ではなく、有り合わせの材料で仕上げるのが得意なタイプ。

例えば、バイクを流用&自作パーツで改造したり、FRPでカヌーを作ったり、電子工作したり


ある時、ふっと思いました。

僕の人生って、『 作ること 』 で、次々に新しい世界が広がっていくなぁ、と。


「それ」に、最初に気がついたのは、20歳くらいの頃。

当時はバイクが大好きで、チャンバーを作ろうと思って、バイク雑誌の編集部に遊びに行って寸法を測らせて貰ってました。 何度か遊びに行くと、顔を覚えられ、編集長からバイトの話しを頂きました。

結局、そのまま就職し、いろんな業務を経験したっけ。
 ⇒ 雑誌屋(バイク誌)時代


そして‥27歳の時に雑誌社を辞めて、一人で旅に出たんです。
その時に作ったのが、ハイエースのキャンピングカー。

この車に住んで、5年ほど全国を放浪していました。
沖縄の久米島や西表島へも輸送して行ったし、北海道とか、どこのキャンプ場に行っても、たくさんの旅人やライダーが話しかけてきて、すぐ友達になっちゃいました。

手作りの制作費10万円キャンピングカーは、まさに話題(突っ込みどころも)満載だったんです(笑)。


旅は続き、沖縄の秘境・西表島の海岸でキャンプしている時に作ったのが、材木カヌー。
1万円ちょっとで材料を買って来て、海岸で作っていると、それまで話しかけてこなかった古参の旅人たちまで寄ってきて、ここでも皆が友人に。
⇒ 手作りカヌーの作り方 材木編(笑)-1


他にも、いろいろと。
 ⇒ なんと100円! 電気ストーブ!!
 ⇒ これも100円! 電気オーブン


その時々の自分が、夢中で作っていた物が、その先の生き方に影響していく‥。

こういうエピソードがたくさん有って、僕は手の器用さで、ずいぶんと助けられているし、いろんな人と出会えているんだな。 そう考えるようになったんです。



しばらく時間が経って、この 『 作る人 』 ブログを始めた2008年は、沖縄に定住し10年勤めた会社を辞め、さて何をしようか考えている頃でした。

それまで、ブログを書いたことは無かったですが、日々の工作ネタを書いたら、誰かが読んでくれるかな? 工作の方法が参考になるかな? 作る楽しさを伝えられるかな? ‥程度の、軽い気持ちで始めたんです。  まぁ、無職で暇だったのが、最大のキッカケかも(笑)。

タイトルは、「 作る 」 事が自分の個性だと思ったので、『 作る人 』。
そして大好きな沖縄とかけて、造語で 『 つくるんちゅ 』 と、かなを振りました。
(今考えると、かなり大上段ですね。 汗!)

もちろん、最初は1日に数人程度しか訪れませんでしたが、自分の備忘録的に、淡々と書いてると、だんだんアクセス数も上がっていきました。

実は、当時の仕事にしていたWEB系サイトに流入させるための、サテライト的な狙いも有ったのですが、これは目論見(もくろみ)が外れました。
結局、お仕事サイトにはぜんぜんアクセスが行きませんでしたが、ブログを書いているうちに楽しくなって来て、ほとんど趣味で記事を更新するようになったんです。

そして、ブログのオフ会をやって、ここでも多くの人と知り合ったり‥。

現在では、交流の部分はSNS系の方が向いてる感は有りますが、情報発信の点では、まだまだブログが強いと思います。

2012年からは別なお仕事ブログ 『 なおす人 ( なおすんちゅ ) 日記 』 も開始。
自分の器用さと物づくりのノウハウを活かし、現場に出向いて依頼の品を修理していく仕事を立ち上げたんです。

現在、このお仕事ブログからの集客で、僕の事業はまわっています。
 ⇒ ブログで数百万を稼ぐ! 職人のための、セルフブランディング 手法!!


何だかんだで、無職の暇人から、人気(?)ブロガー、そして引っ張りだこの職人へ。

‥こうして見ると、やはり、ブログを作った ことで、またしても僕の人生に大きな転換が有ったなぁと‥。

今回のブロガー大賞の受賞で、久しぶりに、その事を思い出しました。



たぶんきっと、今回の賞は僕だけの物では無く、大勢の 『 作る人たち 』 を称(たた)える記念。
沖縄で何かを作り出し、情報を発信している11万人のブロガー全てへの、てぃーだブログさんからの感謝の象徴だと感じます。

それを、たまたま代表して僕が受けた。 そんなイメージでしょうか。


というわけで、ブログって、人生を変えるくらいに可能性を秘めた媒体だと思います。

写真と文章を編集・レイアウトして、個人で不特定多数に向けた記事を発行できる ってのは、他のSNS系には無い魅力です。

これからも、沖縄発の情報の集大成の場として、てぃーださんの発展を願いつつ。
てぃーだブロガーの1人として、ご一緒させて頂きたいと思います。


最後に一言。 ブログをやってて、良かったー!!


 


Posted by IGU at 20:38Comments(14)コラム&ネタ
 



2015年03月05日

ブログで数百万を稼ぐ! 職人のための、セルフブランディング 手法!!

ブログで稼ぐ と 言うと、あなたは、どのような方法を思い浮かべるでしょうか?

たぶん、ブログに広告をたくさん載せたり、化粧品とか高価な商品の宣伝記事を書いてリンクを張ったり‥、そんなイメージかと思います。

実際にやるとなると、そうとうな文章力も必要だし、長く地味な手間が必要です。
それでいて、月に何十万も稼げる人は、ほんの一握り‥。 

『アフィリで儲ける方法教えます!』 とかいう広告や情報商材も見かけますが、時間や金銭的に、どうなのでしょうか‥。


経験者が語る。 アフェリエイトの、効率の悪さについて‥


今、読んで頂いてる「作る人」ブログは、2008年から始めて、現在のアクセス数は1日4~5000pv程度 (月でいうと、10万pv~)

てぃーだブログ全体(登録者数10万人以上の無料ブログサービス)で、ランキング10位以内を、ここ何年かキープしています。


‥さて、正直に書いておきます。
僕も多少はアフィリエイトを行っています。

例えば、こんな記事が、そうです。 (Amazonの他に、アドセンスや楽天とか‥)
 ⇒ 【静音】 チクタク音のしない、静かな目覚まし時計。

何でも良いから売って稼ぎたい! ではなく、ホントに良いと思った物を、時々、紹介している程度。


が、この「作る人」ブログからの収益は、せいぜい月に1~2万円 くらいです。
ブロガー1万人に1人レベル(?)のブログでも、月に1万円ちょっとしか稼げません。

えっ、その程度なの? と、ちょっと意外な感じでは無いでしょうか‥?

これが、一般的な日記系ブログの、アフィリエイトの事実です。


しかし今回は、そんな小額ではなく、もっとたくさん収入を得られる方法。

すでに独立している職人や、これから独立を考えている人に、ぜひ読んで頂きたい内容です。



ブログを広告塔として、仕事を呼び込む! という考え方


僕は現在、数百万の年収のほとんどを、ブログから得ています。

今月、確定申告のために集計してみたら、かなり売上げが増えてました。
昔、県内の多少有名な企業(当時、納税額50位以内)の広報部長をしてた頃の可処分所得と較べても、かなり上回っています。
 (‥世の中、甘くはなく、脱サラしてから何年間かは、ホントに収入が激減していました)



その、収入が増えるキッカケとなった、お仕事用ブログを立ち上げたのは、3年ほど前。

なおす人(なおすんちゅ)日記」というブログです。


メインの「作る人」ブログは趣味に絞り、新たにテーマを定めた別人格。
(両方とも、実に安易な名称ですが‥ 笑)


お仕事ブログから、どういう仕組みで収益が上がるかというと、とても単純です。

ブログを見た 『 本当に困っている人 』 が、メールで直接、僕に仕事を発注して下さるんです。

問い合わせの数は、だいたい一日に1~2件。

個人の方も多少いらっしゃいますが、ほとんどが建設会社やリフォーム会社、ホテル等。
法人の担当者からの問い合わせです。 


ブログの記事内容は、地味な工事関連がメインなので、アクセス数は決して多くはありません。
3年かかって、最近でやっと、1日に600pvくらいでしょうか。 ( 本メインブログが、4000~6000PV )

しかし、ブログの価値は、PVの数では無いようです。

本当に困っている人が探しだして見に来てくれるなら、一日に数10PVでも良いとさえ、僕は思います。
3年前。 ブログを始めてすぐに、問い合わせが来るようになった感動を、今でもハッキリ覚えています。


何だか、ウマすぎる話だと思うでしょうか。

ただ僕には、最初からイメージが有りました。 この仕組みなら成功するって!


真面目な文章で、ブログの『SEO力』を高める


実は、僕は他にホームページ関連の仕事もやっていて(少しですが)、それなりにページの作り方やSEOのノウハウも有ります。

SEOは、日本語で言うと検索エンジン最適化。 
要はグーグル検索の上位に表示されるよう、人よりも工夫をこらすってことです。

最近のSEOのコツについて簡単に言うと、そのブログが目指す専門分野について、真面目に内容の詰まった記事を多く書く。 これに尽きます。

現在、多量のリンクを他から張ってもらったり、相互リンク等の手法は、グーグル/Yahoo!とも、まったく通用しません。
小細工を考えるより、まっとうな記事を数多く書いたほうが、はるかにアクセス増への近道です。

いくつか、気をつける点や、コツみたいな物も有りはしますが、まずは内容を充実させるのが基本。

※ 時間が空いたら、てぃーださんでセミナーを開こうかという話は有ります。 その際は告知しますね。


さて、なぜ僕に仕事が来るのか?
グーグルで検索してみると、その仕組みが判ります。

ちょっと試してみてください。
例えば、『沖縄 家具修理』、『フローリング 補修 沖縄』、『沖縄 バスタブの割れ』あるいは『補修屋』で検索すると‥。


検索結果を見ると一目瞭然。

沖縄で、建築関連や室内の素材が壊れて困っている人がグーグルで検索すると、まずは僕のブログに行き当たるんですね。 これが、真面目に文章を書いた、SEOの成果です。


ブログは究極のセルフブランディングツール


お仕事ブログの記事の内容は、ただ、『壊れていた個所をなおしました』。
では、読んで楽しくないし、書いてても飽きてしまいます。

検索して見に来てくれた人も、すぐ帰ってしまうでしょう。

また、仕事の方法やテクニックを書いても、特殊な技術系では、得るより失う物の方が多いです。

僕は、その仕事について自分がどう思っているか。 
そして職人が、日々どんな事を考えているか‥。
など、毎回切り口を変えて書いています。


大切なことは、自分の仕事に誇りを持つこと。

例えば同業者が読んだとしても、 『 よし、俺も頑張ろう! 』 ‥そんな気持ちになれるような記事が書けたら素敵です。

嬉しい事に最近、徐々にですが、共感のコメントが届くようになってきました。


普通の人がセルフブランディングを始めようと思ったら個性を出すのが大変ですが、職人は、すでに自分の技という専門職(セルフ)を持っています。
それをネットを使って知ってもらうという事が、僕が伝えたい、ブログを活用したブランディングの手法です。



今回は、補修屋という特殊な技術を持った職人のブログを題材にしましたが、建築、写真、製造関連、花屋さん等、他の分野の職人にも活用できる方法だと思います。
例えば僕が型枠屋だったとしても、同じように仕事を受注可能なブログを作れると思います。


そうして、検索でたまたま訪れた人が、興味を持ってブログのあちこちの記事を読んでくれて、結果的に、『 ‥この人に頼みたい 』 と、思っていただけたなら‥。

それこそ職人にとっては、最高のセルフブランディングではないでしょうか。


職人側もお客様も、ブログというメディアで偶然に繋がり、信頼関係を築き、お互いにハッピーになれます。
結果として、仕事に見合った収益も引き寄せられることでしょう。


というわけで、ブログを使って仕事の宣伝をして、お客様に認められて発注を受ける。

個人でも可能な、このシステムは、回り始めたら強いです。
一見(いちげん)さんばかりでなく、リピーターが増えてくると、きっと仕事が詰まって、スケジュールが空かなくなります。


職人がセルフブランディングして、ブログで稼ぐ方法。

僕がやっているこの手法。 参考になりましたら幸いです。


 


Posted by IGU at 21:40Comments(8)コラム&ネタ
 



2014年06月27日

【 試してみた 】 ふるさと納税が、美味しかった件! 【 お得に節税 】

ふるさと納税、お礼のギフト。
ふるさと納税した役場から届いた、お礼のギフト。



うまい話には気をつけろ! と言うけれど、ほんとうに美味かった話。

少し前に、住民税の納付用紙が自宅に届きました。
すぐにコンビニで収めて来たのですが‥。

これまでの僕は知らなかったのですが、実は同じ住民税を払うにも、「ふるさと納税」という制度を利用した、とってもお得な方法が有ったんです!


この「ふるさと納税」とは、全国どこの自治体に収めても良く、納税を受けた自治体からは後日、お礼の品が届きます。

⇒ 写真:届いたギフトの送り状。 発送元は島根県浜田市 財政課 です。

しかも、お礼にもらうギフトの種類は、こちらで指定する事が可能です。


そのため、この制度をうまく活用して税収を上げている自治体は、地元の特産物の詰め合わせなど、魅力的なギフトを揃えているのが特徴。

それぞれを専門に紹介しているサイトも有り、見比べながら、全国各地の、さまざまな特産物が入手可能なんです。

◆資料
 ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」  ランキング特産品一覧

 ふるさと納税とは? / 申込から控除までの流れ / ふるさと納税で税金控除になる金額の目安は?

※ザックリ書くと、今年、ふるさと納税をして、来年、確定申告をすると、
ふるさと納税分を引いて来年払う住民税が算出されるという仕組み。
今年、納付すべき税金を、支払いに当てることは出来ません。



サイトを見ていくと、普通にウナギや季節のフルーツも有るし、魚やカニやエビ、ホタテとか、日本全国の特産品だらけ。 もう、ワクワクですね!

本来、払うべき税金を収めて、なおかつ自治体からギフトが頂けてしまうという‥。 実にお得なシステム。

例えば、毎年3万円の住民税を収めている人なら、今年は桃とウナギ、カニで行きましょう! とか言って、それぞれの自治体に1万円づつ収める。なんて技も使えます。

僕もホントは、地元沖縄で収めたかったけど‥。
パイナップルやパパイヤ、マンゴー、五色海老やアグー豚とか、いろいろ特産物は有るのだから、こちらの自治体にも、頑張って欲しいところです。


ちなみに僕は一人暮らしなので、まずは、おつまみ用にハム・ウィンナーの詰め合わせをゲットしてみました。 (実質、タダです)

納税先は、島根県 浜田市
ポイントは、ヤフー決済が利用できた点。 
コンビニや銀行に行かなくても、自宅で決済できました。 しかも、溜まったポイントも利用可能!


納税したのは6月8日。 今日27日に、自宅にギフトが到着しました。


さっそく、ウィンナーをボイルして、ベーコンを焼いておつまみに!  納税が美味しいなんて、初めての経験です!


ハム・ベーコンは保存が効くので、しばらくの間、お酒の友として、楽しめそうです。

次は、魚の干物もいいし、日本酒にするか、新鮮な魚介類にするか‥。


それにしても、この制度‥、ほんとうにうまい話でしょ!!


 


Posted by IGU at 22:13Comments(0)コラム&ネタ
 



2014年06月10日

【沖縄の植生】 子どもの「らくが木」、コバテイシ(ももたまな)。

巨大な葉。コバテイシ(ももたまな)

20年以上の昔、初めて沖縄に来た時に見て、ビックリした木がコバテイシ(ももたまな)。

オトナの手の平より大きな葉っぱを付ける、街路樹です。
中でも特大の葉っぱは、長さ20センチを超えそうです。

形は一般的な木の葉の形状。
そんなのを、わっさわっさと付けた木が、沖縄本島のアチコチに生えてるんですよー。

「なにこれ? 子どもの落書きのような樹だなぁ‥」っていうのが、第一印象。
※注:内地では、こんな巨大な葉っぱは、ありえません!!

子どもの落書きの木
僕の心象風景(笑)


まるで朝顔のふたばのような、頭でっかちで、ひたむきな感じの可愛さ!
なんか微笑ましいです‥。

街路樹のももたまなコバテイシは、沖縄では普通に庭木や、街路樹に使われています。

それほど高く育たず、いい感じに日陰をつくってくれるし、害虫も少なそう。

‥僕が家を建てたら、庭に植えたいなぁと思う、木の筆頭。

さすがに最近では珍しくは感じないけど、沖縄初心者の頃の自分を思い出す意味で、とっても気になる木なんですよ‥。

新都心のコバテイシ
那覇の新都心の中央分離帯で見かけたコバテイシ。


こちらもどうぞ! ⇒  沖縄に長く住みすぎたなぁと思う瞬間、60! +‥

 


Posted by IGU at 21:46Comments(0)コラム&ネタ
 



2014年05月15日

父親 ( おやじ ) の想い出。  【 ‥僕が、物を作る理由 】



「壊さないと、作ることが 出来ないんだよー! 」

そう叫んだ、幼い頃の僕。 3つか、4歳か。 多分、その頃の話。


‥別なことを考えていて、ふっと思い出したので、書き留めておきます。



両親と、幼い頃の、僕。


小さな子供の頃の時代は、もちろん僕にも有りましたw。

あまり裕福では無かったし、教育方針なのか、オモチャは買ってもらえません。
親戚にもらった電車のオモチャを、僕はたいそう気に入っていたようです。

それは、楕円形のレールの上を、新幹線が走る形状 ( もちろん、手押しw ) 。

閉じられた輪っかを超えて、もっといろいろなコースを走らせたい!  レールを広げていきたい!!  強く願いました。

だって、パッケージには、そんなイラストが書いてあったから‥。


そこで、お酒を飲んで上機嫌の父に、頼んでみました。
「 レール買ってー! 」

すると、急に父は怒り出し、「 自分で作れ! 」
と、言ったのです。

‥「 俺が子供の頃は、新幹線とか、オモチャなんて無かった 」



なんという理不尽。
あの時の悲しさ怖さは、今でもハッキリ覚えています。


‥実は、僕の親父も変わり者で、なんでも自作する人でした。
もう少し大人になった僕に、ときどき語ってくれた昔話は、まさにサバイバル。

岩手県の山奥出身の父は、子供の頃から手製の罠で動物を捕り、毛皮を売ってたそうです。
罠は針金や木箱を使って、もちろん手作り。

そのお金で銅線を買って、油紙で包んで鉄板に巻きつけてコイルを作り、磁石を水車で回し‥。 中学生くらいの時に、自宅近くの沢で発電して家に電球を灯してたとか‥。

プラスチックやビニール、塗料が手に入らない昔、油紙なら絶縁で防水性も有りそう‥。 その時代を考えると、レベルの高い工作です。


‥思い返すと、あのオヤジ、恐るべしだなぁ‥。



さて、幼児の頃の自分の、お話の続き。

1日くらいレールを睨みながら、車輪がレールを乗り越えて行く方法(イメージ)を、考えてみました。

ダメだ、僕には作れない。


帰ってきた父に、訴えました。

「レールのここが邪魔なの。 ここを壊さないと新幹線がお外に出れないの!」

新幹線が外を走るためには、大好きなオモチャを壊さないとイケナイ事に気が付き、僕は泣き出しました。

「壊さないと、作ることが出来ないんだよー!」


気が付くと、父に頭を撫でられていました。
ふだん、そんな事は絶対にしない人です。

なんか安心した僕は、新幹線のオモチャの事は、その後あまりコダわらなくなったようです。。



‥ついさっき、そんな大昔の事を、ふっと思い出しました。

今、僕に小さな息子がいて、自分で何か工作しようとして、壁にあたって‥。
もし同じセリフを言われたら、僕なら抱きしめるだろうな。


モノがあふれる今、お店で買った物で、十分に暮らして行けます。

おたくの道を追求し、誰かの知的な創作物を、吟味したり、めでたり、消費するのも自由です。

でも、自ら何かを作ったり、オリジナルの情報を発信する側にまわるには、受け身の自分を壊す必要が有ります。
自分の指先を使った工作。 例えばプラモデルでも、どこかを変更しようとしたら、最初の形を壊して作り変えなければ始まりません。


幼い僕が発した、あの言葉は、まさに真理だったのかも。


と、独り合点(ひとりがてん)した、記憶の中の、とある風景のお話し。
本人の僕も、何十年も忘れていた想い出です。


‥そう言えば最近、自分に自我ができた時の事を覚えているか?
みたいなスレを、どこかの、まとめサイトで見かけました。

他人と自分。 取り替えることのできない人生。
幸か不幸なのか、この身体に宿ってしまった、自分という『心』。

誰もが幼いころ、その事実に気が付きます。


僕の自我は、あの頃に形成されたのかな。

その 『 』 は、父の血を、 ‥物づくりへの情熱を、色濃く引き継いでいるようです。


 

Posted by IGU at 23:57Comments(5)コラム&ネタ