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2018年01月27日
朝の光の中でシャワーしたい計画! (LED電球120W)
僕の自宅アパートのバスルーム‥。
浴室内の電球が暗くて、60W電球 ⇒ 100Wタイプ蛍光灯に変えても、まだ、ぜんぜん暗い。
前に住んでいた部屋のように、朝の光の中でシャワーを浴びられたら、とーっても気持ち良いのに‥。
と、考えていたら、ふとLED電球の改造を思い付いちゃいました。
最近、DAISOで売ってる400円電球60Wタイプ、アレを2つ並列で点けたら、すっごく明るいんじゃ!?
上記のクルクル回せる画像アプリは、以下のページで紹介しています。
⇒ 360度グリグリ回せる3D(スリーディー)。 iPhoneアプリ「Spin」!
加工方法の参考ページ
⇒ アルミ板の切り方
画像で分かる通り、1.5mm厚のアルミ板を切って貼って組み立てる、作業自体は簡単な工作です。
以下、Twitterから画像を転載していきます。 詳細はTwitterを参照。
完成した自作のLED電球(?)は、100Wタイプの蛍光灯と較べ、照度計で測って約2.5倍の明るさになりました。 昼光色と電球色を一個づつ使った、白っぽくて温かい光です。
※今回は、カバーの中で指定外の電球を使うため、火災等の危険が有ります。刃物も使う工作なので、スキルの無い人はマネしないで下さいね。
▲左:100Wタイプ蛍光灯と分解した60WタイプLED×2 / 中:部品を検討中 / 右:LED取付部分を面研
▲左:固まる放熱シリコーンを塗布 / 中:取り付けた状態。下側にだけ光が届く仕様 / 右:照度計で明るさ確認
最初は、ツイッターのみで公開しようと思ったけど、せっかくなのでブログからリンク。
▼電球シリーズのTwitter、最終回! 開くと一連のシリーズのツイートが見られます。
浴室内の電球が暗くて、60W電球 ⇒ 100Wタイプ蛍光灯に変えても、まだ、ぜんぜん暗い。
前に住んでいた部屋のように、朝の光の中でシャワーを浴びられたら、とーっても気持ち良いのに‥。
と、考えていたら、ふとLED電球の改造を思い付いちゃいました。
最近、DAISOで売ってる400円電球60Wタイプ、アレを2つ並列で点けたら、すっごく明るいんじゃ!?
上記のクルクル回せる画像アプリは、以下のページで紹介しています。
⇒ 360度グリグリ回せる3D(スリーディー)。 iPhoneアプリ「Spin」!
加工方法の参考ページ
⇒ アルミ板の切り方
画像で分かる通り、1.5mm厚のアルミ板を切って貼って組み立てる、作業自体は簡単な工作です。
以下、Twitterから画像を転載していきます。 詳細はTwitterを参照。
完成した自作のLED電球(?)は、100Wタイプの蛍光灯と較べ、照度計で測って約2.5倍の明るさになりました。 昼光色と電球色を一個づつ使った、白っぽくて温かい光です。
※今回は、カバーの中で指定外の電球を使うため、火災等の危険が有ります。刃物も使う工作なので、スキルの無い人はマネしないで下さいね。
▲左:100Wタイプ蛍光灯と分解した60WタイプLED×2 / 中:部品を検討中 / 右:LED取付部分を面研
▲左:固まる放熱シリコーンを塗布 / 中:取り付けた状態。下側にだけ光が届く仕様 / 右:照度計で明るさ確認
最初は、ツイッターのみで公開しようと思ったけど、せっかくなのでブログからリンク。
▼電球シリーズのTwitter、最終回! 開くと一連のシリーズのツイートが見られます。
放熱板を追加して、バスルームの密閉シェード内で点灯。20分後で約70℃。やっと実用になった「朝のような光の中でシャワー浴びたい計画」。100Wタイプ蛍光灯の約2.5倍の明るさで省エネ。 pic.twitter.com/jw5Iqosccl
— 作る人 (@IGU58) 2018年1月13日
2018年01月25日
LEDをじわっと点滅させる回路!
◆以下の内容は、別の記事
⇒ 光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!
の追加の記事です。
クリスマスリースに付けたLEDどんぐりを明滅させるために、簡単な電子工作をしてみました。
スタンダードなタイマーIC、LM555と、数個の部品で作れる回路。
備忘録がてらに、書き残しておきます。
どうせなら P I C にプログラムを書き込んで回路を作ったほうがブログとしては面白そうですが、今回は時間の都合で昔のICを使いました。
(今回のタイマーICの555シリーズが登場したのは1970年頃と言われています)
最初にブレッドボードで実験。
内容は、以下の実体配線図?の通り。昔から有る点滅回路で、LEDをジワッと点滅させる事ができます。
回路はユニバーサル基板にシンプルにまとめました。
ほんの数個の部品で組める、簡単な回路ですね。
使用したLEDは、それぞれ電圧が次のように違います。
赤(1.8V~)/黄(1.8V~)/緑(2.4V~)/青(3.6V~)/白(3.6V~)。
12Vへ直列に繋いだ際、電流が流れ過ぎないようR4の抵抗値を調整します。
ちなみに、白-青-緑-黄-赤の5つを繋ぐと、今回のセットで12V時に約10mA程度でした。
※今回は短期の使用なので各部品の定格や保護は適当です。長期点灯の場合は要注意。
コンデンサと抵抗の数値を変えると、点滅のタイミングをコントロールできます。
上記の図の数値で、ジワッと明るくなって、4秒光って、ジワッと暗くなる感じです。
C1を47μFにすると、光る間隔が8秒くらいになるし、C2を増やすと光が増減する時間が長くなります。
以上、LEDをじわっと明滅させる回路の作り方でした。
ご参考まです。
※各パーツの数値など、個別の質問は受け付けてません!
というわけで作ったLEDのじわっと点滅回路。
完成したLEDどんぐりが、こちら。
⇒ 光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!
2017 ドングリが光るクリスマスリース完成!#LEDどんぐり pic.twitter.com/CB0BTT3Jcy
— 作る人 (@IGU58) 2017年12月5日
2017年12月13日
光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!(UVレジン)
台風の季節に、道端でどんぐりを拾いました。
沖縄でも、どんぐりの木はアチコチあって、公園などで見つけることができます。
子供のころ、爪楊枝を挿してコマを作ったっけ。なんて考えながら、ふと工作してみたくなりました。
で、同じ時期に、ネットでガラスのどんぐりを作っている人を見かけたんです。 とってもかわいい作品!
これ、僕の得意な樹脂を使って、透明などんぐりを作ってLEDで光らせたら、楽しいかも!!
思い付いてしまったので、クリスマス用に工作を開始してみました。
11月のはじめ頃の話です
仕事の合間に作っていたので、一ヶ月ほどかかりましたが、12月に入って、やっと完成!
工作の過程をざっくり書き出してみますね。
どんぐりの原型を削り出し。
クリスマスのイルミネーション用だと、数十個のどんぐりが必要です。
しかし、大量のどんぐりを探すのは大変なので、樹脂で量産することにします。
▼Twitterからの転載
秋なので、2。ドングリ量産開始! pic.twitter.com/NPrd51Zf52
— 作る人 (@IGU58) 2017年11月6日
最初に原型作り。
「おゆまる」を溶かして筒を作り、その中に2液硬化型のレジンを流し込んで竹箸を差し込んで固定。
いくつか作ったら、ドリルの先端に付けて回しながら形状を削り出し。
サイズを変えて5種類ほどの原型を用意してみます。
完成品はLEDで光らすのが目的のため、量産するどんぐり本体は透明な材料で作る必要が有ります。 今回はUVレジンを使うことにしました。
すると型枠も、紫外線を通す透明な材料を使う必要が有ります‥。
どんぐりの型枠作り1(おゆまる)
まずは透明な「おゆまる」を使ってみます。お湯に「おゆまる」を入れて、柔らかくなったら、どんぐりの原型に巻きつけて型枠作り。
ところが、水が付いているせいで型に密着せず、中に隙間が空いてうまく型が取れません。
ふと、グルーガンで「おゆまる」を使うことを思い付いて、いろいろ試してみました。
最初はグルースティックのように「おゆまる」を細長く伸ばして使ってましたが、ガン本体を改造すると四角いままの「おゆまる」を使えることが分かって、型枠をいくつか作ってみました。
⇒ DAISOのグルーガンでおゆまるを使う方法!
どんぐりの型枠作り2(シリコンコーキング剤)
「おゆまる」も手軽で良いのですが、UVレジンを固める時に発生する熱で溶けて変形するので、1つの型枠が数回しか使えません。
なので後半は、シリコンコーキング製の型枠を使用しました。
撥水剤を塗った紙筒にシリコンコーキング剤を入れて、硬化したら取り出し。(24時間後)
ところが、シリコンコーキングで作った型枠だと、レジンが完全に固まらずに表面にベタベタが残ります。
ここでもふと思い付いて、オーブンで焼いてシリコン型枠の溶剤を飛ばしてから使うとベタつきが減ることが発見できました。
⇒ UVレジンの型枠をシリコン・コーキング剤で自作する方法!(簡単・激安)
それにしても『初めての物作り』では、分からない/うまく行かない事が多いですが‥、工夫すると自分なりのノウハウが生まれるのは面白いですね。
UVレジンを流し込み
UVレジンは、DAISOやセリアの物を使いました。
手持ちのUVランプで簡単に固まります。
Amazon
⇒ Vansky 51LED 紫外線ブラックライト UVライト懐中電灯 レジン用硬化ライト
⇒ ジェルネイル用UVライト ペン型LEDライト ミニサイズ 携帯用ハンディライト
後半はネイル用の大出力のランプを使って、量産しました。
Amazon
⇒ Morovan 24W 型号9C/9S LED+UVネイル光線療法 UVライト
レジンは気泡が入らないように固めるのにコツが要りますが、今回は気泡が有ったほうが光が乱反射して全体が光ると思ったので、気泡は無視しています。
色はLEDに合わせて、赤/黄/青/緑/透明。
(どんぐり感を出すために、色を混ぜてブラウンも作りましたが、光らせて面白くないのでボツです)
どんぐりのヘタ作り
どんぐりに合わせて、ヘタも量産します。
適当な画鋲とおゆまるで原型を作り、適当なグリッターを表面に散りばめて形状を出してます。
こちらもレジンで量産して、穴を空けて表面をブラウンに着色。
LEDの取り付け
最初にレジンを流し込む時にLEDを固定しておくのが効率的かと思ったのですが、位置的に安定しないので、後から穴を空けてLEDを差し込み、UVレジンで固めてあります。
LEDは100個の各色入り数百円の中国製。同じメーカーで揃えたほうが光のバラつきが少ないです。 今回のは高輝度タイプでないですが、十分に明るくて照度も揃ってました。
Amazon
⇒ Lovoski 赤、緑、黄、白、青LEDライト発光ダイオード 3mm&5mm 約300個
⇒ SODIAL(R) LEDの発光ダイオードLED陣100 5色
形状は直径3ミリと5ミリのタイプが有ります。今回は3ミリがなかなか届かず5ミリを使いましたが、手間や光りかたを考えたら3ミリの方が良いでしょう。
点滅回路の作成
単に点滅させるだけでしたら、自己点滅タイプのLEDを一個入れれば直列に繋いだ全部のLEDが一緒に点滅します。(自己点滅/それ以外 が交互に光るタイプも有り)
僕はじわっと光ったり消えるようにしたかったので、555という有名なタイマーICを使った回路を使いました。
⇒ LEDをじわっと点滅させる回路
というわけで、簡単に作れると思ったら、意外と手順が多くて大変だったLEDどんぐり作り!
もう一週間ほど、自宅の室内ドアを飾っています。
クリスマスリースは目の高さに飾るので、目立つし、なかなかキレイです。
LEDどんぐり、来年あたり、商品化されないかなー?
2017年10月23日
コンプレッサーの圧力スイッチの修理! (1,中国から部品を個人輸入 編)
仕事で愛用しているエアブラシ用の小型静音コンプレッサー。
ここ最近調子が悪くなってきました。
電源を入れても、すぐに回らないし、回り始める時にガクガク揺れるし、時には起動しない時も‥。
作業中だと、かなりのストレスです。
もう寿命かな~。
このタイプのコンプレッサーは、だいたい1年くらいで調子悪くなるので、何度か買い替えています。
ただ最近は、通販でも入手が難しくなって来ました。モノ自体が出回ってないのです。
不調の原因はすぐに判りました。モーター起動/停止時の一瞬前、コンプレッサーのシリンダーヘッドに付いてるスイッチが「カチッ」と鳴るんです。そのタイミングがおかしいなと‥。
こういう時は、とりあえず分解して原因究明です。
スイッチをグラインダーで削って中を覗いてみました。 (別に数台の予備コンプレッサー有り)
▲左:圧力スイッチの部品。 / 右:グラインダーで削った状態。
この指先ほどのサイズのパーツは、「圧力スイッチ」と呼ばれる品です。
交換部品を探しましたが、日本の通販サイト、どこを探しても売ってません。
原産国の中国だったら10円程度のはずなのに、なんで日本では売ってないんだー!
と、Twitterでグチったら、すぐにリプ(返信)が来ました。
「Aliexpressで買えますよ」
ブログと違って、近い趣味の人がリアルタイムで繋がっているSNS、Twitterの強みですね。(僕は何度も皆に助けられてます。ありがとー!)
中国から圧力スイッチを個人輸入
Twitterのリプを受けて「Aliexpress」を探してパーツ検索してみると、有るある!
日本では見つからなかった「圧力スイッチ」の単品パーツがゴロゴロしています。
しかも安価。国際郵便で日本にも発送してくれます。 知らなかった世界!!
単価は一個あたり送料込みで数百円程度。(さすがに10円ではなかった‥)
さて通販では、個人情報が必要です。
メアド、クレカ、自宅住所、氏名、電話番号。
幸い僕はレンタルサーバーを借りているのでメアドは自由に発行できます。
Aliexpress受信専用のメールアカウントを作り、普段使っているメアドに転送設定。
もしスパムメールが多発するようならアカウントを消せばOK!
(Gメールでもサブアカウントで同じような事ができるそうです)
・クレジットカードは、Vプリカというチャージ型を用意。
・自宅住所は隠しようが無いので、そのまま。
・氏名も、そのまま?。
(‥Vプリカの名前欄はニックネームが使えるので、自分の名に似たスペルのアルファベットを使うことは可能ですねー)
・電話番号は、キャリアメールの維持用に持っているガラケーの番号を記載。 (月額100円の留守番電話、LaLaコールに転送)
⇒ 格安SIMでキャリアメールを使う! 設定方法。 SH-06G/mineo編!!(2016)
念には念を入れ、最低限のリクスで個人輸入に挑みます。
※注:Aliexpressに関しては、登録後5ヶ月経ってますが、他サイトからのスパムは一切来てません。 その後も5点ほど別な注文をしてますがトラブル無しです。
Aliexpressの操作感は、Amazonと大して変わりません。
買い物かごに商品を入れて、個人情報を入力して決済。すぐに確認メールが届き、発送の連絡が来ました。
商品が届いたのは、沖縄で7日後。‥いつの間にかポストに投函されてました。
一応、国際郵便の追跡サイトも見れましたが、発送翌日に中国内の通関に届いた後は、最後まで更新なしでした。
というわけで、届いた圧力スイッチがこちら。
4個ともチェックしましたが、全て問題なし。ダメになったコンプレッサーに取り付けると、新品の使用感が蘇りました。
もう寿命だ‥と思ってた、使い慣れた工具が復活したのは、かなり嬉しい事件です。
▲圧力スイッチを交換して再生したコンプレッサー2機。
後から調子に乗って、小型コンプレッサーもAliexpressで探してみましたが、電源電圧が220Vの中国向け製品ばかりで、日本用の100Vタイプは見つけられなかったです。残念。(アメリカ用115Vは少数有り)
(ちな、AmazonでDIY用コンプレッサーを検索・比較すると、同じような外観で半分くらいの出力の機種を見かけます。もしかすると、中国向け220Vのステッカー張替えかも知れません。怖い怖い!)
というわけで、汎用パーツを探すのにAliexpressは使えるぞ! というお話。
(明らかなコピー商品はダメですよー)
次回は圧力スイッチよりも使いやすい制御方法を目指して、圧力弁を手作りしてみたお話です。
2016年09月06日
エアーダスターで塗装用エアブラシを吹く!
パソコンのキーボードの掃除などで重宝するエアーダスター缶。
こいつで塗装用のエアブラシを吹ける事が分かったので、報告です。
僕の愛用している小さな塗装用のエアブラシ。 模型用ですが改造(口径拡大)して仕事の補修工事にも活躍しています。
普段はミニコンプレッサーを使用しているのですが、電源が無い場所や移動しながら何箇所も塗装する時など、タミヤのエア-カンが便利。
しかし、タミヤのエアーカン。 模型店に行かないと売ってないので仕事中にガスが切れたらアウトです。 Amazonでも550円くらいしますし‥。
もっと入手しやすいガスは無いかな-。と考えていたら、エアーダスターを思い出しました。
エアーダスターなら、どこのホームセンターでも売ってて入手が簡単! 1缶300円位。
問題は接続アダプターですが、試しに手持ちのガスバーナーを取り付けると、シューシューとガスの吹き出をオンオフできます。 よっしゃ!
▲左:ボンベの取り付け部の形状。左からブタンガス、エアダスター、タミヤのエアーカン。 / 右:ペンチでバーナーとアダプターを分離。
いろいろなタイプのガスバーナーが有りますが、エアダスターに取り付けられるのは、写真のように取り付け部分の大きなダイヤルが回せるタイプのバーナーのみです。
エアダスターとガスボンベの取り付け部形状は全然違いますが、このタイプはナゼか接続可能なんです。
注:今回のエアダスターのガスは可燃性です。 (燃焼はしませんでした)
▲左:買ってきた1/8サイズの継ぎ手。 / 中:樹脂と密着するようにヤスリでネジ部を加工。
ガスバーナーを分解し、バーナー付け根と互換のネジをホームセンターで探しましたが、どうやら特殊なサイズらしく入手出来ませんでした。
そこで、エアツールで一般的な1/8サイズの継ぎ手を買ってきて、バーナー取り付け部に樹脂で接着。 チカラ技です(笑。
なお、こういった作業には、FRP樹脂がお勧め。 手軽なエポキシパテだと、カチカチに固まるタイプは少ないようです。
⇒ 「レジン」の代用に! 不飽和ポリエステル樹脂の まとめ。
最初にバーナーの雌ネジ側に離型剤を塗っておくと、硬化後に取外せるので安心。(エア通路に楊枝でフタ推奨)
いったん離型してエアの通路を確認し、シリコンコーキングを使って継ぎ手を再び取り付けて、完成!
翌日、さっそくお仕事で、実戦投入!
ツマミでガスの吹き出しを調整し、エアブラシのレバーを引くと、普通に塗装できちゃいました!
しばらく使っていると、さすがに圧は落ちていきますが、これはタミヤのエアーカンでも一緒。 十分に実用になります。
というわけで、接続用のガスバーナー購入に1,000円ちょっとかかりますが、比較的カンタンに入手できるエアダスターで、エアブラシが使えちゃったというお話し。
仕事に使うツールの場合、消耗品の入手性は重要です。
これからのお仕事、かなり便利になるなーと‥。
そうそう、普通のガスボンベが使えるかもってのは、内緒です。
地球温暖化につながるので、絶対に止めておきましょうね!
ちな、人力でエアブラシを使う方法を過去にアップしてますのでご参考まで。
⇒ エアブラシ用、激安手動コンプレッサー! を思い付いた。
2016年09月02日
DAISOのモバイルフォンスタンドをiPhone充電用に加工してみた!
100円で売ってるスマホ用の充電スタンド。
マイクロUSB対応のAndroid用ですが、簡単にiPhone用に転用できたので報告です。
iPhoneユーザーなら何本かは持ってる、根本の配線が切れかけたLightningケーブルを有効利用して、便利な充電スタンドを作ってみましょう。
DAISOのモバイルフォンスタンドのケースをひねり、裏側のフタを外します。
特に溶着されてないので、殻割りなどの手間をかけず簡単に分割できます。
マイクロUSBの配線はホットボンドで付いていて、こじると取り外せました。
ジャンク箱にあったLightningケーブル。
根本の配線が傷んで、断線スレスレの状態ですが、まだ生きてました。
もう通常の使い方は出来ませんが、今回のように充電フォルダに使うなら、固定されるので十分活用できます。
コネクタが表面に出るように、ケースの穴をカッターで広げます。
実際にiPhoneを差し込んで、位置を確認!
ホットボンドで位置決め!
瞬間接着剤やボンドで付けても良いですが、OSのバージョンアップでケーブルが使えなくなる事が有るので、取り外し可能な接着が安心です。
裏蓋側の配線押さえ用の突起を折り取ります。
コネクタを付け替えたので、これが有るとフタが閉まりません。
完成! iPhone用、100円充電スタンドです!!
僕はポケモンGOにハマってます(レベル29)。
自宅近くのポケストップが巣になってて、いろんなポケモンが来るので、センサー代わりに古いiPhoneを活用中。
iPhoneを充電しながら立てて置くのに、この充電スタンドはとても便利なんです。
簡単に作れるし、両面テープで自動車のダッシュボードに貼るのも、便利そうですよ!
(自作するとけっこう大変です)
2016年02月10日
ステンレスで電球のプロテクターを作った話
僕は何かを作るのが好きな人なので、日々いろいろな工作をしています。
今回は、お仕事に使う、実用品のお話し。
このブログでは過去に光と色の関係について、いろいろ書いてます。
趣旨は、正しい色を判別するためには、正しい光が必要 という内容。
⇒ 色の道(正しい光を求めて)
そのため僕は、普段から調色作業の照明用に高演色蛍光灯を持ち歩いています。 これ、太陽とほとんど同じ光で色を正確に判別できる、美術館などで使われる特殊な照明。
ただし、高演色蛍光灯は直管タイプしか売ってないので、電球型に無理やり改造したりしてます。
⇒ 電球型・高演色蛍光灯を作っちゃった! (演色評価数Ra=95)
せっかく作ったのはいいですが、今まではカバーが無かったので、よくぶつけて割ってました。
そこで今回、ステンレスの針金で、プロテクターを作ってみました。
以下、写真で解説します。
市販のステンレスの針金は、直径2mmでも指でクニクニ曲がるほど柔らかいので、直線部分は硬いステンレス棒を使ってます。
(ピアノ線や真鍮棒などと一緒のコーナーのもの)
逆に円形部分に使うには硬すぎるので、こちらは針金タイプが調度よいです。
適当に曲げ加工して部品を揃えたら、立体に組み立て。
さて、ここでポイントというかノウハウ。
実は、ヒーター用に市販されているニクロム線(ニッケル・クロム合金)には、ハンダが付きません。
この事を利用して、固定(仮止め)用にニクロム線を活用しました。
今回、全てのロー付け個所を、このニクロム線で縛って、位置決めしています。
ちな、ニクロム線の応用記事
⇒ なんと100円! 電気ストーブ!!
⇒ これも100円! 電気オーブン
後は、バーナーで炙って、接続部を順番にロー付けして行けば、完成!
ステンレス用のフラックスを塗れば、普通の半田でステンレスをロー付けできます。
(ロー付けの後、脆いニクロム線はペンチで捩じると、ポロっと外れてくれます)
というわけで、多少、手荒に扱っても、蛍光灯が割れにくい、プロテクターの完成。
道具は、持ち歩いて使ってナンボ! なので、さらに正しい光「高演色蛍光灯」の、活躍の場が広がりそうです!!
(最近は、感度が鍛えられて、蛍光灯でも十分に調色できてます。 でも、ここぞという時は、高演色管!)
▲完成した蛍光灯プロテクター ( 上側 )。 電球の先端部は、アイデアが思い付かなかったので、タコ糸で位置決めしてますw。
今回は、お仕事に使う、実用品のお話し。
このブログでは過去に光と色の関係について、いろいろ書いてます。
趣旨は、正しい色を判別するためには、正しい光が必要 という内容。
⇒ 色の道(正しい光を求めて)
そのため僕は、普段から調色作業の照明用に高演色蛍光灯を持ち歩いています。 これ、太陽とほとんど同じ光で色を正確に判別できる、美術館などで使われる特殊な照明。
ただし、高演色蛍光灯は直管タイプしか売ってないので、電球型に無理やり改造したりしてます。
⇒ 電球型・高演色蛍光灯を作っちゃった! (演色評価数Ra=95)
せっかく作ったのはいいですが、今まではカバーが無かったので、よくぶつけて割ってました。
そこで今回、ステンレスの針金で、プロテクターを作ってみました。
以下、写真で解説します。
市販のステンレスの針金は、直径2mmでも指でクニクニ曲がるほど柔らかいので、直線部分は硬いステンレス棒を使ってます。
(ピアノ線や真鍮棒などと一緒のコーナーのもの)
逆に円形部分に使うには硬すぎるので、こちらは針金タイプが調度よいです。
適当に曲げ加工して部品を揃えたら、立体に組み立て。
さて、ここでポイントというかノウハウ。
実は、ヒーター用に市販されているニクロム線(ニッケル・クロム合金)には、ハンダが付きません。
この事を利用して、固定(仮止め)用にニクロム線を活用しました。
今回、全てのロー付け個所を、このニクロム線で縛って、位置決めしています。
ちな、ニクロム線の応用記事
⇒ なんと100円! 電気ストーブ!!
⇒ これも100円! 電気オーブン
後は、バーナーで炙って、接続部を順番にロー付けして行けば、完成!
ステンレス用のフラックスを塗れば、普通の半田でステンレスをロー付けできます。
(ロー付けの後、脆いニクロム線はペンチで捩じると、ポロっと外れてくれます)
というわけで、多少、手荒に扱っても、蛍光灯が割れにくい、プロテクターの完成。
道具は、持ち歩いて使ってナンボ! なので、さらに正しい光「高演色蛍光灯」の、活躍の場が広がりそうです!!
(最近は、感度が鍛えられて、蛍光灯でも十分に調色できてます。 でも、ここぞという時は、高演色管!)
▲完成した蛍光灯プロテクター ( 上側 )。 電球の先端部は、アイデアが思い付かなかったので、タコ糸で位置決めしてますw。