2017年06月16日
かつお一本釣り船が今季初入港
20年連続で生鮮かつお水揚げ量日本一を続ける気仙沼港に、待望の一本釣り漁船が今季初入港となって生鮮かつお18.5トンの水揚げでした。 今年の一番船は三重県志摩市の第27源吉丸さん
水温の関係もあって、かつお一本釣り漁船が使用する活きイワシが気仙沼付近で調達できないことなどにより、昨年よりも8日ほど遅い初水揚げとなったけれど、ようやく一本釣り船が入港しましたね
各船のなかで一番目の入港船を祝し、気仙沼市長や気仙沼漁協組合長などによる歓迎のセレモニーがおこなわれ、日本酒やTシャツ、南三陸米を27源吉丸の船頭さんに贈呈。 テレビカメラや新聞社の取材陣もたくさん囲んだなかで、漁艙から手渡しでぴかぴか輝くような新鮮なカツオの水揚げ開始です
27源吉丸さんに続き、きょうは78福徳丸さんが22トンのカツオを持っての入港。 餌のカタクチイワシの来遊はまだみたいだけれども、「買いまわし」と呼ばれる買い付けした餌の供給が開始された模様
本格的な餌の供給はもう少し先かもしれないけれど、1番船、2番船の入港・水揚げで、今年のカツオシーズンがようやくスタートを切った感じがしますね。 勝倉漁業の関係船の入港も期待しましょう
このところカツオ主体の漁模様でしたが、沖合の様子を聞けばまた「びんちょう」の漁が出てきたという事なので、週明けの水揚げには気仙沼に舳先を向ける船も出てくるかもしれませんね
昨年秋の操業切上げから半年以上ぶりの船頭さんや乗組員の皆さんとの再会がもうすぐ。 あとは時間の問題かと思うので、受け入れ準備をしっかりとして、入港の連絡を待つことにしたいと思います
やはり気仙沼はカツオの水揚げがあると、港や街全体が盛り上がっていきますよね。 21年連続日本一に向けて、今年はまた新たなステージへのチャレンジする年。 各船が安航で大漁でありますように
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:07