宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年10月31日

信濃川沿いの「ピアBandai」でお買物


昨年から計画を進めてきて、現在、新潟造船で建造が行われている勝倉漁業の新しい遠洋まぐろ延縄漁船。 その建造状況の確認と主機関の陸上公試運転などのために今月2度目の新潟です 花丸

鑑ドックに据え付けられた船台への船体ブロック搭載が開始されたのが10月10日。 そこから2週間ほどで船体半分が形になってきたから、船台搭載進捗率が約50%といったところ。 順調、順調ですね 親指

新潟造船での建造状況確認と合わせておこなわれたのが、新造船のエンジンなどを供給する新潟原動機の内燃機工場での陸上公試運転。 その様子も先日の勝栄丸ブログでお伝えしました タイ

夕方に予定する講評までの間、お昼ご飯と買い物に出かけてきました。 立ち寄ったのは信濃川をはさんで新潟造船の対岸にある「ピアBandai」。 新潟中央水産市場に隣接する商業施設です 音符

以前に新潟にきた時にも立ち寄ってはお昼ご飯を食べた記憶があります。 鮮魚や乾物など販売する万代島鮮魚センター、イベント会場や地域交流などに利用される「ピアTerrace」と「ピアPlaza」など camera

道の駅的な要素もあって、地場で獲れた農産物、魚沼産のコシヒカリ、村上牛や佐渡牛などの畜産品、新潟で作られている様々な加工品など、そして別棟には地酒がずらりと並ぶお店もあって 食事

鮮魚売り場のメインの商材は「のどぐろ」と蟹ですね。 特にのどぐろは高級魚と言われているだけあって、小型のものでもすごく高いお値段。 加工品の一夜干しなどは1枚4500円の値札が付いていて、ちょっと手の届かない商品ですね。 鮮魚の小さめの「のどぐろ」が飛ぶように売れてました ハッピ

そして今が旬のさんまが1尾80円で売っていて。 箱を見ると北海道から取り寄せたもの。 本州に比べて浜相場も安いから、輸送費を入れてもこの単価で販売できるのかも。 いろいろとお土産を物色して、両手に抱えるほどたくさん買い物をしてしまいました。 こういう視察も出張の楽しみの一つだと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:06

2018年10月30日

新潟原動機の皆さんと一献


昨年から計画を進めてきた勝栄丸の新船建造プロジェクトも、実行段階になって順調に建造が進められてきています。 発注した新潟造船の工場では、船台への船体ブロック搭載進捗率約50%のところまで進んできたことすでに先日のブログでもお伝えしました。 工程表通りの順調な進み具合ですね 船

そして新造船に搭載される主機関、発電用補機関の陸上公試運転が二週続けておこなわれて、群馬県の太田工場そして新潟工場へと出向いては、陸上公試運転に立ち会ってきたところです タイ

5年前に竣工した第123勝栄丸を建造した時にも、毎月のように足を運んだ新潟なので、市内中心部の料理屋さんにはなじみのお店もできて、その都度、新潟の郷土料理と地酒を味わうのも楽しみの一つ 食事

今回は、主機関や補機関を提供して下さる新潟原動機からのご案内を受けて、市内古町のお寿司屋さんでの懇親会となりました。 以前にも何度か行った事のあるお店。 ホテルから徒歩で会場に 音符



新潟限定のサッポロ生ビールでまずは乾杯。 食用菊のおひたし、海老の沖漬けなどをつまみながらさっそく地酒にチェンジ。 新潟は酒どころなので、種類も豊富でメニューを見ても悩んじゃいますね 親指

高級魚ののどぐろの塩焼きは絶品です。 気仙沼の福よしさんで食べる「きちじ」も最高に美味いけど、これも同じような味わい。 身がプリッとしてて、脂ののりが抜群で、最高の焼き魚だと思いますね camera

最近有名になりつつある佐渡牛の陶板焼き。 塩とワサビであっさりと頂きます。 そして私の大好きな「のっぺ」。 もともとは新潟のお正月料理だそうですが、いまでは市内の料理屋さんの定番メニューとして一年中提供されている。 透きとおったおだしとお野菜が最高に美味しい一品です キラキラ

お食事会が終わってもう一軒行きましょうという事で久しぶりの二次会へ。 新潟造船と新潟原動機の皆さんには、いろいろとお気遣いいただきまして有難うございます。 新潟グルメを堪能した懇親会でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2018年10月29日

大盛況!第6回「市場で朝めし。」


気仙沼の秋の味覚、旬のさんまをみんなで味わうイベント「市場で朝めし。」が、気仙沼魚市場の特設会場で開催されました。 今回でなんと第6回目となるんですね。 毎回楽しみにしています クラッカー

気仙沼では漁師をリスペクトする活動している女将さんの会「つばき会」のメンバーが中心となって「市場で朝めし実行委員会」を組織。 たくさんのボランティアの皆さんのご協力をいただいています 花丸

「市場で朝めし。」で提供されるのは、気仙沼で水揚げされた新鮮なサンマの炭火焼と、気仙沼名物のサンマのつみれ汁、そして地元産の新米のご飯の朝定食。 大分から協賛いただいたカボスも添えて 食事

早めに会場に到着すると、すでにさんまを焼く炭の火おこし作業が行われていて、朝ごはんの準備が各担当ごとで着々と進行中でした。 日頃お世話になっている方々にご挨拶しながら列に並んで 音符





午前8時、市場で朝めし実行員会の発声でイベントがスタート。 時間に合わせて焼き上げられたサンマが次々と配られていきます。 ずらりと並んだ焼き台からはサンマを焼くけむりがもうもうと上がって camera

サンマの炭火焼に大根おろしとカボスをのせてもらい、ご飯とつみれ汁を受け取って。 そしてカツオとメバチマグロのお刺身を購入して、テーブルに着席。 市場で食べるサンマ定食は最高に美味いです 親指

そして120名による太鼓の大競演はものすごい迫力でした。 気仙沼の観光キャラクター「ホヤぼーや」も登場し、実行委員会からのご挨拶もあって。 産業まつりとあわせて、すごく楽しいイベントでした face02

記事の最後に、市場で朝めし実行委員会からのメッセージをご紹介したいと思います。 【おはようございます。第6回「市場で朝めし。」へご来場いただき有難うございます。 気仙沼魚市場の日常は漁師さんや仲買人の方々の仕事場です。 全国に誇るとびきりの鮮度の魚が並ぶ場所です。 ここでとれたての魚と新米のご飯で朝めしにしましょう。 今日はどちらからおいでになりましたか? 地元からのお客様、遠くからおいでのお客様、一緒に大きな食卓でご飯を食べれたらきっと楽しくて美味しいに違いありません。 良かったらとなりや向かい側で食べている方とお話ししてみて下さい。 秋のいい一日となりますように。】

素敵なメッセージですね ハッピ
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:38

2018年10月28日

勝栄丸新造船の主機関公試運転


新潟造船で建造が行われている勝栄丸の新造船。 その建造状況の確認や仕様打合せを終えて、こんどは新潟原動機の内燃機工場に移動しての主機関の陸上公試運転に立ち会ってきました クラッカー

先週には群馬県の新潟原動機太田工場での発電用補機関の公試運転に立ち会ったのに続き、二週連続です。 工場公試運転方案については前の週も同じような説明を受け経験した事なので、今回の主機関の公試運転の進め方を聞いてもすんなりと理解することができて。 さっそく現場に向かいます タイ

すでに工場内には新造船に納入される主機関が陸上公試運転をおこなうばかりに据え付けられていて。 試運転方案に沿って、始動試験から開始。 補機関に比べると音がだいぶ静かですね 花丸



最低回転速試験に続き、負荷試験では25%50%75%100%110%と一定時間ごとに負荷をかけていき、その回転数での各数値を計測。 水産庁の検査官も立ち会っての陸上公試運転でした 船

新潟原動機のエンジニアの皆さんも、各部のチェックを行いながら真剣な表情での対応。 計画された数値内におさまって、設計通りの性能が示されているのか、出荷前に必ず行われる最終工程です キラキラ

減速機試験や各軸受の温度計測、そして遠隔操縦装置と保護装置の試験を終えて順調に公試運転が終了。 公試運転で計測された各部の数値データを試験成績表にまとめるのに約3時間ほど。 夕方の時間帯におこなわれた講評では、すべて良好との結果報告が。 関係者の皆さん、お疲れさまでした ブック

二週続けておこなわれた勝栄丸の新造船に搭載される主機関と補機間の陸上公試運転が無事終了です。 対応いただきました新潟原動機、新潟造船、そして関係者の皆さま、本当にお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:13

2018年10月27日

新造船のブロック搭載進捗率約50%


今週末は、秋が深まってきた気仙沼を離れて数日間の新潟への出張です。 先週は群馬県にある新潟原動機の太田工場で、発電用の補機関の陸上公試運転が行われて立ち会ってきたばかり タイ

今回は、主機関の公試運転が行われる新潟原動機新潟工場に行くことになったから、その機会を利用して新船建造が行われている新潟造船に立ち寄っては、建造状況確認と打合せとなりました 音符

秋晴れのいい天気。 上越新幹線を下車してタクシーで工場に移動。 新潟造船に到着すると社長さんほか幹部の皆さんに勢揃いでお出迎えしていただきました。 お世話になります 花丸

さっそく作業服にヘルメット姿で建造現場へ。 広い工場内、建屋内で製作がすすむ新造船の各ブロックの進捗状況を担当者の説明を受けながら順次確認していきます。 だいぶ進んできた印象ですね camera


ドックの船台に搭載されている状況を確認し、ブロック搭載は約50%くらいの進捗率でしょうか。 これから凍結室や食堂、甲板長倉庫やブリッジなど、船の上部構造物が搭載されていく段階です。 ぱっと見でも、だいぶ船の形になってきた。 工場内建屋でのブロック製造も順調に進んでいますね キラキラ

ドック上からだけではなく、階段をおりていって下からも視察。 船台搭載されたブロックの溶接が行われていて、工事に関する注意点や確認事項などを話し合いながら約1時間ほどの見学でした マイク

陸上公試運転をおこなう補機関や主機関もこれから順次納品されて、新造船に搭載されていく。 工程管理もすごくしっかりとされていて、安心して建造を任せることができる。 こうした信頼関係がとても大切なんだと思います。 その後に行われた仕様打合せでも、有意義な議論ができました 親指

12月の進水そして来年5月の竣工に向けて、勝倉漁業の新造船の建造が進められていきます。 だんだん出来上がってくる船を見るのってすごく楽しい、充実した時間ですね。 工程表通りに進んでいるみたいですので、新潟造船の皆さまにはこれからの建造工事に関しても、どうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:13

2018年10月26日

10月28日は「市場で朝めし。」


気仙沼の秋の味覚、戻りガツオとサンマの水揚げが連日おこなわれています。 カツオの漁模様は各船ともに苦戦しているようで、全体の水揚げ数量もここにきて本当に少なくなり単価が上昇 船

一方、8月に今シーズンの開始となったサンマ漁は、ロシア海域から北海道沖の公海などでの漁場形成から、現在は徐々に魚群が南下。 公海上の比較的距離のある場所で漁場形成となって タイ

9月末現在のところ、生鮮かつおの水揚げは昨年と比べて数量では8,000トン以上も多い22,000トン台の集計結果。 そして金額も大きく伸ばしてきているけれど、来年に向けての課題も感じています icon12

そしてサンマ漁についてもこれまた数量金額ともに伸びていて、今月に入っても連日順調に水揚げを重ねているから、10月末の集計結果が楽しみな状況。 そのサンマを使った「市場で朝めし。」が今週末の日曜日に開催されるとの情報を聞き、さっそく前売り券をゲットしてスタンバイです 食事

「市場で朝めし。」は今回で何回目となるんでしたっけ。 気仙沼市産業まつりとあわせて開催されているこのイベントは、水揚げされたばかりのサンマの炭火焼と、さんまつみれ汁、地元産のご飯を、魚市場を開放した特設会場でみんなで食べようっていう豪快な企画。 準備するのも大変だと思います 親指

漁船のある光景、そして潮の香りを感じながら、みんなで食べる朝ごはんはまた格別なものがあり、普段食べているサンマの塩焼き定食とは全く違う。 炭火で焼いたサンマが最高に美味いんですよね 花丸

もうすでに前売り券をゲットしたし、あとは当日はやめに並んで旬のさんま朝食を味わうだけ。 お刺身なども売っているのであわせて楽しみたいと思います。 産業まつりの各ブース巡りも楽しみですね 音符

恒例行事となった「市場で朝めし。」は10月28日(日)の開催です。 朝8時から提供開始となりますので、ご家族やお仲間と一緒にでかけてみてはいかがでしょうか。 会場は気仙沼魚市場の北側ですよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:26

2018年10月25日

水揚研究所(MIZUAGE INSTITUTE)


10月も下旬となって、ますます秋が深まってきた気仙沼港です。 河北新報の朝刊には鳴子峡の紅葉が見頃となったとの記事が掲載されていたけれど、紅葉狩りにいく時間を見つけられないのが残念 もみじ

今週末には気仙沼の産業まつりと「市場で朝めし。」のイベントが開催予定なので、朝めしの前売り券を購入して楽しみにしたいと思います。 みなさんも是非ご家族やお仲間と一緒にでお出かけください クラッカー

勝倉漁業の魚問屋部門は生鮮カツオ船の水揚げ対応で早朝からの出勤。 123佐賀明神丸さんが久しぶりに入港していただきました。 乗組員の皆さんも皆元気いっぱいでの水揚げ作業です 花丸


隻数的には14隻もの入港があったけど、全体の水揚量は30トン弱にとどまっていて、前日漁獲の「新口」はその半分の量。 一隻ごとの水揚量が少ないから、朝7時くらいにはほぼ水揚げが済んで 船

太陽が顔を出す時間帯が遅くなったから、朝5時ではまだ真っ暗な中での作業となっていて、カツオ船の照らすライトのあかりがすごく眩しく感じる。 真っ黒な湾内のカツオ船の灯が幻想的な雰囲気です camera

本船が水揚げする順番がやってきて、スタンバイ完了でコンベアー稼働。 船から水揚げされるカツオをチェックしていると、乗組員のヘルメットになにか書いてあるのを発見。 「晩まで寝太郎」「寝る子は育つ」の文字が (笑) そして合羽には「水揚研究所(MIZUAGE INSTITUTE)」だって。 素敵です 音符

乗組員の皆さんも寝るまもなく頑張ってきたことへの現れなのでしょうねキラキラ 今年1月の出港以来、順調に航海を重ねてきた123佐賀明神丸です。 水揚げ高ランキングは今年ダントツの日本一。 残された今年のかつおシーズンを、事故や怪我なく元気いっぱいな笑顔で終えるように頑張ってください! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:18

2018年10月24日

海外視察研修の打合せ会


10月も下旬となって、秋も深まってきましたね。 これからの時期は、CCSBTやICCATそしてWCPFCなどのマグロ類を管理する地域漁業管理機関の年次会合がある業界にとって大事な3か月間です タイ

気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業者で組織する北かつ組合の経営研究委員会では定期的に海外視察をおこなっていて、皆さんのスケジュールを確認しながら日程調整をすすめてきました クラッカー

今回はその海外視察の打合せ会。 アンカーコーヒー・マザーポート店に集合してのミーティング。 まずはお飲物を注文ということでロイヤルミルクティーをチョイス。 それぞれ食べたいものもオーダー cup


一昨年の視察では、遠洋まぐろ延縄漁船の操業に使用するムロアジを見てきましょうという事で、中部ベトナムのダナンから沿岸沿いに南へ下っては、各浜での水揚げ状況や工場などを視察しました 船

百聞は一見に如かずではないけれど、現地に行って見聞きして、自分の仕事の中でのイメージとしても把握できているっていう事はすごく大事なこと。 それ以降の取引にもつながっていますからね 花丸

そして今回計画しているのは台湾・高雄でおこなわれる国際漁業展をメインに、日本にはない斬新なアイデアで機器類を開発している企業や、日頃お世話になっている高雄港の取引先の訪問などを予定 音符

短期間の滞在ではあるけれど、有意義な海外視察になる事はまちがいない。 もちろん、絶品の台湾グルメを味わってくるのも忘れてはいけませんよね。 勝栄丸ブログでお伝えしますのでお楽しみに 親指

急な呼びかけでしたが、タイミングよくみんなのスケジュールが合ってよかったです。 お世話頂く方々にはなにかとお手数おかけすることになると思うけど、いい視察研修となるように宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:48

2018年10月23日

秋の深まり感じる気仙沼港から


北大西洋のアイルランド沖でおこなわれているクロマグロ漁には日本漁船30隻以上が出漁して、この10月は盛漁期の真っただ中。 二隻の勝栄丸も僚船とともにクロマグロ漁に奮闘中です クラッカー

気象図や海況予測などをみると、今年は大時化が続くと思われるアイルランド沖の海域なので、その中で操業する日本漁船団そして勝栄丸の各船には、くれぐれも怪我や事故などのないように、十分注意して操業してほしいと思いますね。 大西洋クロマグロ漁での好結果を期待しています 船

10月初めからの北東大西洋アイルランド沖でクロマグロ漁は、各船ごとに割振られる漁獲枠の上限に達した船から漁場を離脱する。 早くも南下中の漁業放送をだす船も見られるようになってきました 花丸


一方、ここ気仙沼港では三陸沖でのカツオ漁が終盤戦となってきて、昨日は週明けという事もあって22隻もの入港船と隻数はまとまったものの、合計で68トンで新口は48トンと、ひところに比べて明らかに少ない数量になってきました。 各船の乗組員そして魚市場職員には本当にご苦労さまです タイ

先週お伝えした記事の中で、数隻のカツオ船が漁場を切り上げて南下していったとお知らせしましたが、きのう入港・水揚げしたカツオ船の中でも漁を終わりにして切り上げる船も出てきたとの情報。 まだまとまった漁獲ができる可能性は残っていると思うので、残る船には頑張ってほしいですね キラキラ

気仙沼の早朝はすごく寒くなってきて、防寒着を着込むほどの気温。 放射冷却の影響もあるのか温度計の気温は8℃でした。 海面にはそろそろ「けあらし」も見られるようになってきて、秋を通り越して冬になってしまうんじゃないかと思うくらい。 残されたカツオ漁期はあとどれくらいなのでしょう もみじ

インド洋と北大西洋でおこなっている勝栄丸のマグロ漁を見守りつつ、気仙沼港での入港船対応。 夏場から続いている勝倉漁業スタッフにとっての繁忙期がもう少し続いてくれることを願っています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:17

2018年10月22日

「気仙沼漁師カレンダー2019」発売開始!


今年ももうそんな時期になってきたんですね。 そう、気仙沼漁師カレンダーが発売開始になって、出張から気仙沼に戻ると、会社で注文していた部数が事務所に届いていたのでさっそく拝見です クラッカー

気仙沼の女将さんの会「つばき会」が毎年発行している気仙沼漁師カレンダー。 気仙沼湾の漁船の風景や漁師さんの日常のお仕事の一瞬を切り取った、素敵な写真にしていを毎回楽しみにしています 音符

今年の2018年版を担当した写真家は、私が大好きな竹沢うるまさんでした。 これまでの竹沢うるまさんの写真集はすべて持っていて、その魅力に取りつかれている私だから、気仙沼に撮影にこられた時に一緒にご飯を食べてはサインをもらったりしたことを思い出し、もちろんカレンダーもコレクション入り 花丸

そして気仙沼漁師カレンダーの第5弾、今回の2019年版の写真撮影を担当したのは奥山由之さん。 2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。 2016年には 『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。 著作は他に『As the Call, So the Echo』『君の住む街』など多数、最新刊に『POCARI SWEAT』があり、近年では、TVCM・MV・映画など監督業も精力的に行っている方 キラキラ

『実際のところ、漁師さんって、どんな人たちなのでしょう? 千差万別。百花繚乱。個性あふれる漁師さんを探して、気仙沼を旅してみました。』っていうコメント通りに、ユニークで個性あふれる漁師さんがたくさん写真におさめらていて、これまでの写真家さんとはまた違った魅力のある作品となっています camera

勝栄丸ブログをご覧の皆さんにもぜひ一冊購入してほしい作品です。 注文はWEBページからか、もしくは電話での注文になるとの事なので、以下のリンクからアクセスしてみて下さい。 毎年の事ですが、気仙沼漁師カレンダーは大人気のためお早目の注文がお勧めですよ。 数に限りがありますから! face02

【気仙沼漁師カレンダー 販売サイト】 → http://ryoushi-calendar.com/
【気仙沼つばき会公式ホームページ】 → https://www.k-tsubakikai.com/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:35

2018年10月21日

マザーポート店の絶品「坦々まぜそば」!


爽やかな秋晴れに恵まれた気仙沼です。 朝晩はすごく寒くなってきて、これまでの時期はシャワーで十分だったけど、こう寒くなってきたんじゃお風呂がいい。 風邪をひかないように注意しましょうね 雪

今週もいろいろとお仕事がいっぱいあるなかで、毎日のスケジュールをこなしながら勝栄丸ブログを書く日々。 たくさんの皆さまにご覧頂いているので、今年もあと2か月ちょっと全力で執筆します 花丸

現在、新潟造船で建造中の勝栄丸の新造船に搭載される主機関と発電用補機関の公試運転の立ち会いなど、12月の進水に向けて着々と工事が進められているのを毎週のように確認しながら、来年のスケジュールまで検討するような時期となってきました。 一年が経つのがあっという間ですね タイ



そんな一週間を過ごしながら、週末はアンカーコーヒー・マザーポート店でのランチタイム。 ちょっとだけ肩の力を抜いてホッとする瞬間かな。 週替わりランチもいいけれど、きょうは担々麺にしようって 食事

夏も大好評だった「土日限定」の担々まぜそばがリニューアルしてスタートという情報を聞いて即注文。 好評だった「冷やし坦々まぜそば」が温かいバージョンとなって更にパワーアップしたんだとか 音符

全粒粉の太麺を使用しベースは辛くてしびれるゴマだれ。 新たに卵黄トッピングで食べ応え抜群。 実山椒のピリッと痺れるような辛さが食欲をそそる一品。 トッピングのパクチーとの相性も抜群でした 親指

夏場には食べるチャンスがなかったマザーポート店の担々まぜそば。 土日ランチだけの限定提供なので、週末にお寄りの際にはぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。 私はすごく気に入りました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:21

2018年10月20日

シーズン終盤戦の三陸沖かつお漁


このところ出張で気仙沼を出たり入ったりと、魚市場での水揚げに立ち会う機会が少なかったけれど、週末の入港船には早朝からの現場で対応することができて。 会社のスタッフの皆さんもご苦労様です 音符

最近のカツオの漁場は気仙沼からほんと至近距離の場所。 1時間も航行するとすぐ商売(操業)が開始されるから、各船の乗組員の皆さんも緊張感を持ち続けながら終盤戦の奮闘ですね 船

それでも先日までに比べるとだんだんと一日あたりの漁獲量が落ちてきて、魚群の数が少ないところに30隻ほどのカツオ船が操業しているから、カツオの群を早く見つけたもん勝ちの、船頭さん曰く「いす取りゲーム」みたいな感じなんだとか。 ソナーや素群の探索で、各船ともに頑張っています ちからこぶ

10月も間もなく下旬になろうとしていて、今週水揚げを行った数隻のカツオ船が南の海域に向けて三陸沖漁場での操業を切り上げました。 これから徐々にそういう船が増えていく時期なのかも 汗

操業隻数が少なくなると、まとまった漁獲を一発あてた船は水揚げ金額が多くなる。 今月いっぱいだけではなく、11月まで各船の操業が続き、気仙沼へのカツオの供給が継続されることを祈ります タイ

一方のサンマ棒受け網漁は、魚群が南下してきた事で漁場が比較的近場となって、大型漁船に加えて連日のように小型船によるサンマの水揚げもおこなわれるようになってきました。 各船ともに絶好調 クラッカー

サンマの価格はひと頃に比べるとだいぶ落ち着いてきましたが、それでも昨年の不漁により陸上在庫が少ない事から取扱業者の旺盛な買い意欲のもと活発な取引が行われていて活気のある気仙沼港です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:32

2018年10月19日

まぐろのカマ焼きでの懇親会


群馬県太田市の新潟原動機太田工場でおこなわれた勝栄丸の新造船に搭載する発電用補機関の公試運転を予定通り終えて、夕方の上越新幹線に熊谷駅で乗車。 大宮経由で夜に帰還しました train_a03

一ノ関で新幹線を降りるとピリッとした空気で一段と寒さが増したような気がします。 そろそろ早朝の気仙沼湾ではこれからの時期によくみられる「けあらし」が発生する。 撮影欲がかきたてられますね camera

朝の気温が10℃を切るようになってきて、一枚ジャンパーをはおってもそれでもとても寒い。 毎日早朝から働いている魚市場職員の皆さん方もさすがに厚着になってきて。 本当にご苦労様です 雪


日が暮れるのも早くなって、帰社する頃にはもうまっくらな会社周辺。 北かつまぐろ屋での懇親会の予定だから、いったん自宅に車をおいて時間ぎりぎりにお店に行くと、懇親会がスタートしていて beer

目の前にはブーメランみたいな形をしたメバチマグロのカマ焼きがドーンと! 最近よく食べているかぶと焼きも美味しいけれど、カマ焼きも相当に美味い。 懇親会の皆さんにも大好評の様子でした 花丸

そして北かつ組合で年末におこなっている恒例行事「北かつ組合まぐろ直売キャンペーン」でも、来場者に振る舞われる「マグロのねぎま鍋」も登場。 寒い日にはこういうお鍋がとても有難いですね 親指

年末近くになってくると会社の同僚や仲間内でと忘年会を予定すると思いますが、とっても美味しいマグロ料理の数々を味わいながら賑やかな懇親の場っていうのもいいかもしれませんね。 こういう寒い日の「マグロのねぎま鍋」は本当に美味かった。 マグロのカマ焼きも脂がのって香ばしくて最高でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39

2018年10月18日

勝栄丸に搭載の補機関公試運転


だんだんと秋が深まってきた気仙沼を離れて東北新幹線で移動、群馬県の太田市にやってきました。 勝栄丸の新造船に搭載される補機関のメーカーである新潟原動機の工場が太田市にあるんです 音符

太田工場に行くのは初めてかと思ったけれど、6年前にも一度来たことがあると記録に残っているそうで、工場に到着するとだんだんと当時の記憶がよみがえってきて。 管理棟の玄関には群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」が新潟原動機の社員証を付け帽子をかぶってお出迎えでした icon12

新潟造船ですすめている新船建造の、発電用機関として搭載される二台の補機関の公試運転が行われるのに合わせて、気仙沼で機関の整備を担当する新和エンジンの社長さんらとの立会いでした 船



新潟造船からは品質保証担当の課長さんが出席。 公試運転の前に工場の会議室で当日おこなわれる公試運転方案などの説明を受け、作業着に着替えてヘルメットと安全靴を着用して現場に タイ

二台搭載される補機関が並んで設置してあって、公試運転担当者の合図で運転作業員が補機関の始動試験から開始。 負荷試験では負荷率を25%、50%75%、100%と一定時間運転しながら、各数値データを計測・記録します。 試運転の現場は声が聞こえないくらいの音になるので耳栓を装着です 親指

軸受温度計測や保護装置試験、そして午後の時間帯には負荷特性試験、調速機性能試験、並列運転試験等をおこなって終了。 二台の補機関ともに計画通りの性能を示したとの講評。 工場案内では、主力商品のタグボート用のZペラや大型エンジン、エンジン部品などの製作工程の説明を受けました camera

来週には新造船に搭載すべく新潟造船に向け出荷される予定の補機関。 船体だけではなく、こうした一つ一つの機器類についても順次搭載されて漁船が出来上がってくる。 次週にはメインエンジンの公試運転が行われる予定です。 新潟原動機太田工場の皆さん、本当にいろいろとお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:46

2018年10月17日

小型さんま漁船の水揚げ始まる


だんだんと秋が深まってきて、朝晩はかなり冷え込みがきつくなってきた気仙沼です。 早朝の魚市場は本当に寒い。 もうそろそろ防寒着が必要になってくるかもしれませんね。 皆さんご苦労様です 雪

近海かつお一本釣り漁船団は、比較的近場の漁場形成での奮闘中。 船間差はあるものの一日に10トンほどの漁獲をする船もあって、休み明けの気仙沼では150トンほどの水揚げとなりました 花丸

一方のサンマ棒受け網漁は、漁場が北海道沖から徐々に南下し、現在は三陸沖から公海漁場までと、大型船・小型船ともに好漁に恵まれているようで、気仙沼も連日たくさんの水揚げで賑わっています 親指



シーズン初めから先日までは199トン型の大型さんま漁船が水揚げの中心でしたが、サンマの魚群が南下して気仙沼に近い場所でも漁獲されるようになってきて、小型船の入港も見られるようになり camera

サイズ組成は中型サイズが4~5割、100gほどの小型サイズが5~6割でしょうか。 漁獲する群れで多少の違いはあるものの、だいたいこのようなサイズ感。 価格も依然として維持されていますね 船

大型船では100トン台に数量をまとめてくる船も多く、一航海で2000万円ほどの水揚げにもなる。 歴史的な大不漁だった昨年から一転、漁獲量も水揚げ高もV字回復の今シーズンのサンマ漁です icon14

昨年はあまり食べる機会がなかったサンマですが、今年はけっこう食べていて、脂ののりも良くってすごく美味い。 10月28日には「市場で朝めし。」も予定されているので楽しみにしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:59

2018年10月16日

超低温区画内の作業改善に向けて


勝栄丸の新船建造をおこなっている新潟造船への出張から気仙沼に戻った週明け。 昨年から気仙沼でおこなっている「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の作業部会が開催され出席してきました タイ

近海・遠洋でおこなわれるマグロ延縄漁の船上でのさまざまな漁撈作業を効率化し、乗組員の作業負担を軽減し、これまでに比べより楽に生産活動ができることを目的におこなっているプロジェクト 音符

いくつかの作業部会に分かれての活動で、私たちのグループは超低温区画内での作業負担軽減がテーマ。 第8回目となる今回の作業部会の会場は小野寺鐵工所をお借りして開催されました 船


東京から日かつ漁協、日本鰹鮪漁業開発、開発調査センターの各担当も参加。 気仙沼市やまぐろ漁業者、北かつ組合、そしてトヨタ自動車東日本の方々など、20名程での検討会となりました マイク

超低温区画内で冷凍マグロの棚卸しの際に使用するグレーズタンク。 参加漁業者から提供いただいたグレーズタンクに水を張って準備。 ボンベをまぐろに見立ててグレーズ処理のデモンストレーション キラキラ

既存のグレーズタンクに改良を加えていく検討をしている中で、グループリーダー自らスマートスーツを装着しての作業体験。 参加メンバーからさまざまなアイデアが出されて、だんだんと方向性が見えてきたような感じがします。 船頭さんOBの方々からも、これまでの経験からのお話しを頂きました camera

今月末には、トヨタ自動車東日本の社長さんや気仙沼市長、そしてマスコミ関係者などを前にしての中間発表会が行われる予定。 ここまで検討してきた内容を取りまとめ報告したいと思います。 カイゼン検討会作業部会に出席された皆さん、今回も活発な議論を有難うございました。 お疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:36

2018年10月15日

新造船の設計担当者との懇親会


新潟造船で建造が行われている勝倉漁業の新しい遠洋まぐろ延縄漁船。 今回のマグロ船は、セーフティルーフ甲板などを採用した安全設計となっいて、そのため総トン数も495トンと大きくなりました 船

先日、船体ブロックの船台搭載が開始され、役員とともに新潟造船に出張しては、各ブロックの建造状況の確認と仕様打合せ。 12月進水に向けて着々と工事が進められていきますね 音符

艤装や機関、電装など、宿題として残されていた部分に関して、新潟造船などからの提案をもとに検討をおこない、二日間にわたる会議室での打合せを終えて、若手の設計担当者との懇親会でした 花丸

案内して頂いたのは、新潟市内古町にある居酒屋さん。 なんと志津川水産っていうお店なんです。 そう、気仙沼の隣町・南三陸町志津川直送の新鮮な魚介類が味わえるお店んなだって 食事


新潟に来て志津川水産って、なんか家に帰ってきたような感じがしてホッとしますね。 お店選びにも気を使って頂いた上に、普段は作業着でお仕事の皆さんもビシッとスーツに着替えて会場に到着 スーツ

南三陸町志津川っていえば、タコが有名。 以前に志津川におじゃました際の説明書きにも、アワビを食べて育った志津川のタコって書いてあって、もちろん志津川水産でも一押しのメニューになっていて 親指

そしてユニークなのが選べるお通し。 たくさん並べられたお通しの中から好みで一皿選ぶシステム。 志津川のタコやアワビ、新潟のどぐろなど6種類ほどのお刺身の盛り合わせや、新潟の郷土料理の数々に舌鼓をうち、新潟の地酒を頂きながらの、仕事中とはまた違った雰囲気での楽しい時間でした キラキラ

こんどは12月の進水の前にまた新潟にくることになりそう。 徐々に出来上がってくる新造船を縁に、若手設計者との懇親会はすごく貴重な時間でした。 造船所の皆さん、これからも宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:35

2018年10月14日

新潟古町の薮蕎麦さんへ


勝栄丸の新船建造をおこなっている新潟造船に、船体ブロックの船台搭載のタイミングでの出張。 建造工事が思ってたよりも順調に進んでいるのを確認したあとで仕様の打合せに入って タイ

今回の仕様打ち合わせでは、操舵室や各居室の内装や家具の色、タイルカーペットやカーテンなどについて、施工業者からの提案をもとに検討。 前回の123勝栄丸がベースになるから決めるのが楽 親指

インターネットの船内LANについて造船所から提案があって、将来的に導入されるかもしれない新しいシステムへ対応できるような準備を、あらかじめ施工しておくという配慮もあり満足の内容でした 花丸

室内の内装に関しての打合せのあとは、機関室に関する事項や船体構造に関する確認など。 一般配置図や詳細な提案図を確認しながらひとつひとつ決めていく、いま行わなければならないとても重要な打合せです。 各部の設計担当の皆さんはすごくまじめで丁寧な対応でとても好印象ですね キラキラ


新潟造船での現場視察と仕様打ち合わせのあいまのランチタイム。 せっかく新潟にきたんだから、新潟名物のタレかつ丼を食べましょうという事になって、お蕎麦も食べたいしと、薮蕎麦さんに直行 食事

新潟のうまい蕎麦100店にも選ばれたお店。 新潟市内中心部の古町の商店街にお店があります。 ここのお蕎麦がとても美味しいんですよね。 普段からいろんなところでお蕎麦を食べる機会が多いけど、新潟古町の薮蕎麦さんは自分的にはかなり上位にランキングされるお店だと思います 音符

ランチタイムということで、日替わりのセットメニューが用意されてて、ちょうどミックスかつ丼とお蕎麦のセットが980円という超リーズナブルなお値段で提供されていたから迷わずみんな同じものを注文 camera

薮蕎麦さんのタレかつ丼は鶏肉を使ってあるので意外とあっさり食べれます。 そしてなによりお蕎麦がメチャクチャ美味い。 こんど来た時にはせいろ蕎麦だけにしようかなって思うくらい。 新潟古町の薮蕎麦さんでランチを頂いて、新潟造船での午後のお仕事に向かいます。 大満足の蕎麦屋ランチでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:57

2018年10月13日

新造船のブロック船台搭載開始


昨年から計画を進めてきた勝栄丸の新造船の建造。 建造契約を締結し、先日の勝栄丸ブログでもお伝えした起工式・安全祈願祭を経て、本格的な建造工事が順調に進んできています クラッカー

建造スケジュールのタイミングを見計らって新潟へ出張。 今回は車で行ってみようという事で、会社の役員とともに東北自動車道から磐越道を経由して新潟入り。 休憩を入れて約5時間半ほどで安着 音符

5年前に123勝栄丸を建造した際にも、何度となく通った道。 新幹線を使って行くのとほとんど変わらない移動時間なので、体力的にはきついけどコストが安くなるぶん車で行った方がいいかも。 icon17

10月10日からブロックの船台搭載が始まるとの情報を頂いて、残りの仕様打ち合わせもこの際に全部終わらせてしまいましょうと、新潟造船の営業担当、設計担当がスタンバイしてて下さいました タイ


新潟造船の本社工場に到着すると、社長さんをはじめ幹部の皆さんが玄関でお出迎え。 こちらは魚市場で使っている小さな車で、仕事の流れで長ぐつを積んだまま行ったので、ちょっと恥ずかしい感じ 花丸

応接に案内して頂いてしばしの会談。 時間にもあまり余裕がなかったので、作業着をお借りしてヘルメットを着用して工場の視察へ。 建屋の中では本船の船体になるブロックが順調に製作されていて 船

船尾のブロックを見上げるととても大きくて、これから船台に搭載されて溶接作業が行われるんだと思うと、特別な思がわいてきます。 そして船台搭載のドックに移動。 思ったよりも工事が進んでいるのには驚いてしまいました。 10月末にはすべてのブロックが出来上がり、順次船台搭載されるそうです camera

今回の計画を進めてきて3度目の新潟造船訪問。 12月の進水に向けて順調に工事が進められていくことでしょう。 日に日に船の形になってくる新造船を、近いうちにまた確認しに来たいと思います。 長時間にわたり打合せをおこなって頂きました設計担当の皆さん、今回もほんとうにお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:49

2018年10月12日

齋藤健次さんの「マグロがもっと美味しく食べられる本」


秋もだんだんと深まってきた気仙沼です。 内陸部の標高の高いところでは紅葉も見られるようになってきて、報道によると例年よりも約一週間ほど早いのだとか。 秋のイベント満載の気仙沼ですね もみじ

連休明けの仕事をこなしているところに私宛のレターパックが届いて、何かなって中を見てみると、以前お世話になった斎藤健次さんの新刊が入っているじゃありませんか。 それもお手紙まで同封で 音符

【マグロがもっと美味しく食べられる本】 マグロ船コック長6年、マグロ料理店34年、小学館ノンフィクション大賞「まぐろ土佐船」の著者が絵筆を持ってマグロを料理する!との帯が付いていました。 斎藤健次さんって、人気漫画にもなったまぐろ土佐船の原作者。 今回は絵も担当したんですね クラッカー

そして発行は気仙沼のオフィスみなと倶楽部。 気仙沼の街の情報誌「はまらいん」や「みなと便り」を発行している会社。 5年前に123勝栄丸を建造した際にはその竣工記念特集をとりあげて頂いて 船

齋藤健次さんとは遠洋まぐろ延縄漁業を紹介するDVDに出演して頂いたことをきっかけに、その後もマグロ業界のシンポジウムにも参加して頂いたりとすごくお世話になった方。 そして齋藤さんが経営するマグロ料理「炊屋」に足を運んではマグロ談義で盛り上がった事を懐かしく思い出します 食事

その時に食べた「まぐろ船の野菜炒め」は今でも忘れられません。 まぐろ船では航海が長くなると野菜が少なくなる。 特に葉物野菜は日持ちがせず、キャベツの芯の部分まで全部食べるのがあたりまえ。 なので、まぐろ船の野菜炒めってキャベツの芯の部分も使った炒め物なのさって。 美味かったなあ 花丸

本書では、「マグロはどのようにして獲られ、どのように加工され、どのように運ばれて私たちの食卓に並ぶのか。一本のマグロが一切れの刺身になるまで多くの人たちが関わっている。その現場を知ることによって、今まで何気なく食べていたマグロの刺身や寿司がひと味もふた味も違ってくるはずです。マグロの世界を知る。これがマグロを美味しく食べる秘訣ではないでしょうか」と巻頭で紹介しています キラキラ

発行部数が少ないため書店には置かず、気仙沼の取扱店やアマゾンなどのネット販売のみとの事。 勝栄丸ブログの読者の皆さまには、是非お手に取って読んでいただきたい一冊だと思います。 斎藤健次さん、素敵な本の出版ほんとうにおめでとうございます。 そして私にまで送って頂き有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:42

2018年10月11日

臼福本店さんお隣の「ラーメン炎」へ


10月も中旬となって、気仙沼ではカツオやサンマの水揚げが順調に行われています。 台風通過後にはカツオの漁場形成がさらに陸寄りとなり、大船渡市街が見える場所での操業だとか 花丸

1935年に開業し、先週の土曜日でその営業を終えた築地市場。 83年間の長きに亘り、日本だけではなく世界中からの水産物の取り扱いをおこなってきたいわば日本の象徴ともいえる市場にかわり、きょう11日からは豊洲新市場での営業開始。 まぐろ類の販売も活況を呈するといいですね 音符

築地市場4日間休業の影響がいろいろと聞こえてきてて、先日お伝えした三崎市場へもマグロの注文が殺到しているそうで、赤身の入札価格の下値が1㎏850円に上昇。 輸入物の並品の赤身でも平均単価が1000円を超す水準での取引となっているのだとか。 年末に向けての上げ相場に期待です タイ


マグロ業界では歴史的と言えるような動きのあった今週。 仕事のあいまにご飯に行きましょうという事で、久しぶりにラーメン炎(ほむら)さんに行ってきました。 気仙沼イオンからちょっと入ったところ 食事

昭福丸を運航する気仙沼の漁業会社「臼福本店」さんの事務所のお隣にあるお店。 いつも混み合うお店なので、ちょっと早めに出かけて正解。 ほとんど待つことなく席に案内していただけました 船

ラーメンはすごくすっきりシンプルな醤油味。 細麺との相性もばっちりで、毎日でも食べられるラーメンですね。 そして五目あんかけ焼きそば、半チャーハンと餃子も注文してみんなでシェアして noodle

気仙沼の人気店「まるき」さんがもう一ヶ月ほどお休みしているからそろそろ煮干そばが食べたくなってきた。 再開を楽しみにしながら待ちたいと思います。 ほむらさんのラーメンもすごく旨かったです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 18:09

2018年10月10日

今日は「10月10日まぐろの日」


三連休の中日となった7日の日曜日。 先日の勝栄丸ブログでもお伝えした「10月10日まぐろの日」を記念してのPRイベントが気仙沼の海の市特設会場で行われ、たくさんの観光客で賑わいました クラッカー

なんで10月10日がまぐろの日なのッていう質問が多く寄せられましたので、勝栄丸ブログの読者の皆さんにも改めてお伝えしますね。 今から1300年ほど昔の和歌に由来しているんですって マイク

奈良時代に山部赤人(やまべのあかひと)という歌人がいました。 この山部赤人が、西暦726年(神亀3年)の10月10日に、奈良の大仏を建立したことで有名な聖武天皇(しょうむてんのう)のお共をして兵庫県の明石地方を訪れたときに、まぐろ漁で栄えているこの地方をたたえて読んだ歌が残っています タイ

この山部赤人の歌は、日本人とまぐろの深いかかわりをしのばせる昔から有名な歌で、山部赤人がこの歌をよんだとされる日にちなんで、1986年に日本かつお・まぐろ漁業協同組合が10月10日をまぐろの日と制定したのです。 お客さんに聞かれてもこれを説明するのがスゴク難しい 音符

兵庫県の明石って言えば瀬戸内海。 日本近海を回遊する太平洋クロマグロはいま、乱獲などの影響によってその資源量を大きく減らし、初期資源量の3%水準まで落ち込んで、資源回復に向けた厳格な管理が導入されています。 今では兵庫県でのマグロ漁がほぼ見られなくなっている事からすると、資源解析結果もまんざら嘘じゃなさそう。 1300年前当時はまぐろ資源が相当に豊富だったんですね 船

今日10月10日まぐろの日を記念したイベントが、気仙沼だけじゃなく日本各地でおこなわれるみたいだけど、その認知度は先日のキャンペーンでのアンケート結果からみてもまだまだ。 土用の丑の日にうなぎを食べる文化があるように、10月10日には国民みんながマグロを食べるようになるといいですね icon14

先日、海の市でおこなった10月10日まぐろの日の記念イベントの際に、まかないで頂いた北かつまぐろ屋さんのマグロ丼は最高に美味かったです。 まぐろの日にぴったりの写真だと思って掲載しました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:38

2018年10月09日

台風一過で続々出漁のカツオ船団


台風25号による時化を警戒して、気仙沼に避難入港していたカツオ一本釣り漁船団。 湾内の岸壁はたくさんの船でうまり、乗組員の皆さんもそれぞれにちょっとした休日を過ごされたと思います いかり

こうした台風の時でさえ入荷が途切れずにあるんだから、乗組員の皆さんにはほんと頭が下がりますね。 気仙沼魚市場も昨日は祝日返上での開市対応。 早朝から通常通りの水揚げでした 花丸

このところ漁模様が低調となった感のあるカツオ漁。 だんだんと魚群も南下してきて、各船ともに手探り状態での操業だと聞きます。 全体の水揚げ数量が少なくなっている事もあり、ちょっと漁獲をのばした船は大きな金額を水揚げすることができる。 各船ともに虎視眈々とチャンスを狙っています 船

勝倉漁業の魚問屋部門でお世話になっている三重県の安市丸さんが台風到来前に入港しての水揚げ待ち。 早朝4時半、まだ真っ暗な魚市場ではすでに職員の皆さんが水揚げの準備中 ちからこぶ

毎年終漁に近づくと1㎏前後の小さなカツオが混じるようになる。 ピンガツオっていうんだけれど、各船ともに同じような割合でこのピンガツオが見られるようになってきましたね。 気温や水温が下がってくるこれからの時期、まだまだ操業を継続してほしいと願いつつ、安市丸さんの水揚げを見守りました キラキラ

魚市場の岸壁から湾内を見渡すと、続々とカツオ船が出港していくのが見えて。 カツオ漁で使う活イワシを仕入れるため餌場に向かう船、そして漁場へと直行する船などそれぞれ。 夜明け前の気仙沼湾は出漁する船が照らすライトでほんのりと明るくなって。 この時間帯の光景がすごく好きです camera

台風一過ですごく穏やかな秋晴れとなりそうな気仙沼。 操業各船の安航と大漁をお祈り致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:13

2018年10月08日

「10月10日まぐろの日」記念イベント開催


台風25号が東北地方に接近した日曜日。 気仙沼は雨こそ降らなかったけれど強風が吹き荒れて、避難入港したカツオ船などは風がおさまるのを港の中で待機。 乗組員の皆さんもちょっとゆっくり いかり

気仙沼の階上地区で予定されていたサンマフェスが台風の影響で中止となって、楽しみにしていた多くの皆さんもちょっとがっかりした方も多いはず。 一方、商業施設「海の市」では私たちが企画した「10月10日まぐろの日」を記念したイベントを開催。 早い時間に集合して海の市の特設会場設営です クラッカー

サンマフェスが中止になったこともあって、海の市はたくさんの観光客で賑わっていて。 午前中の時間帯ではミナミマグロの握り寿司200貫の無料お振舞。 先着100名様ですよとアナウンスしあたら、あっという間に大行列ができて。 整理券を配布してなんとか混乱なく食べて頂く事ができました 音符



食べ終えたお箸とトレーを利用しての簡単なアンケートを実施。 10月10日がまぐろの日だっていう事を知っていましたか?っていう質問と、ミナミマグロは知ってましたか?っていう2問。 ミナミマグロの知名度はそこそこあるものの、10月10日まぐろの日っていうのはあまり知られていないのかなあ・・ キラキラ

これまでも様々な機会を通じてまぐろの日のPRする活動をおこなってきたけれど、まだまだですね。 これからもたくさんの皆さんに知って頂くためにも継続してこうした活動をおこなっていきたいと思います 船

そして午後の部では、4種類のマグロの「ききマグロ大会」を実施。 クロマグロ・ミナミマグロ・めばち・きはだの4種類のマグロの赤身を食べてもらって、どのマグロなのか当ててもらうゲーム。 20名に参加して頂いて、結果は3名の方が全部正解。 クロマグロとミナミマグロの違いで悩んだ方が多かったみたい ハッピ

東京からも日かつ漁協の職員の皆さんにもお手伝いに来ていただいて助かりました。 北かつ組合職員の皆さんも、イベントの準備から当日の対応まで本当にお疲れさまでした。 大勢の観光客や市民の前で、天然まぐろの美味しさをPRできた「10月10日まぐろの日」の記念イベント。 とても楽しい1日でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:23

2018年10月07日

三崎港関係者とのまぐろ丼ランチ


遠洋まぐろ延縄漁船の国内の水揚げ基地といえば、静岡県の焼津港や清水港が中心。 かつては神奈川県の三崎港でもたくさんのマグロ船が水揚をおこなっていたけれど、いまは三崎港の入港・水揚げ船は少なくなって、数隻の遠洋まぐろ延縄漁船と水産高校の実習船が水揚するくらいなのだとか いかり

「三崎のまぐろ」で有名な三崎港ですが、いま三崎の魚市場で販売されているものの多くが焼津や清水で水揚げされたものの陸送品。 まぐろ商社の出荷品や三崎港業者の買付けでの上場。 それでも築地市場に続く規模のセリ場となっているからその販売量はスゴイ。 やはり三崎ブランドは健在です 花丸

その三崎港に今年新たに整備されたのが冷凍マグロを専門に取り扱う低温卸売市場棟。 その完成披露には遠洋マグロ漁業者として招待して頂き、三浦市長さんや小泉衆議院議員、三崎市場のまぐろ関係者などと懇親を深めましたね。 その時の様子は勝栄丸ブログでもお伝えしたと思います 音符

その三崎港の関係者ご一行様が、新しい低温売場のご紹介と漁船誘致のため気仙沼にお越しになって。 遠いところ気仙沼にようこそ、歓迎いたします。 前日には北かつまぐろ屋田中前店での懇親会。 三浦市長さん自らのトップセールスに三崎港の皆さんの強い意気込みが感じられますね タイ

そして北かつ組合の専務さんの案内で三崎港ご一行様にご来社して頂きました。 会社応接でお話ししたあと北かつまぐろ屋海の市店に移動してのランチ。 前日の懇親会でもマグロを頂いたけれど、お昼もマグロ丼が食べたいって言うご要望におこたえして。 気を使って頂き有難うございます 食事

私はミナミマグロ丼を、皆さんはまぐろづくし丼やよくばり丼などを注文。 やっぱミナミマグロは旨いですね。 トロももちろん美味いけどミナミマグロの赤身が私は好き。 10月10日の「まぐろの日」を記念して、通常2700円のまぐろづくし丼を10月6日~10日の期間限定で2000円で提供するとの事 クラッカー

まぐろづくし丼は、本鮪・ミナミマグロ・メバチマグロ・キハダマグロ・びんちょう、そして特製ネギトロが全部食べれるマグロ丼です。 各日20食限定という事なのでお早めにどうぞ。 三崎港の関係者と一緒に北かつまぐろ屋でのマグロ丼ランチ。 お忙しいなか気仙沼にお越し頂きまして有難うございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:42

2018年10月06日

一瞬の朝焼けと大漁の生鮮メカジキ


東京出張から気仙沼に戻って、何日かぶりの魚市場です。 台風25号が接近し二週続けて日本列島を縦断するとの予測が出されているから、気仙沼に入港する各船の皆さんもそれぞれに警戒態勢 船

昨日は20隻ものカツオ船が入港しましたが、全体でも約80トンほどの水揚げ数量にとどまって。 だんだんと寒くなり水温も下がっていくと思うけれど、もうひと山の盛り上がりを期待したいところです icon12

一方で盛漁期を迎えているサンマ漁は順調な漁獲推移。 気仙沼港でも連日水揚げが行われていて、きのう今日はともに400トンもの水揚げとなり価格帯も引き続き高水準を維持しているので、この調子で続いてくれることいいですね。 中型サイズ主体のアソートで、脂のりもよく売れ行きもいいみたい 親指

そして最近とくに水揚げが目立つのが、近海まぐろ延縄漁船や突きん棒漁船などで漁獲されるメカジキですね。 早朝の魚市場には水揚げされたばかりのメカジキが計量を終えずらりと並んでいて 花丸

これから冬場にかけて脂がのってくる気仙沼のメカジキ。 以前ご紹介した気仙沼メカジキプロジェクトでは、メカジキを使った様々なお料理の提案やPRなど、気仙沼の飲食店だけではなく都内にまで出かけて広くご紹介してきた気仙沼を代表するお魚ですね。 そのメカジキが連日大漁なんだとか 音符

気仙沼ではメカジキのお刺身があたりまえに食され、メカジキのしゃぶしゃぶやメカカレー、メカフライにステーキなど、第4の肉とも称されるメカジキならではの食べ方がスタンダードになっています 食事

主に近海まぐろ延縄漁船などで漁獲される生鮮メカジキ。 大型メカジキがずらりと並ぶ魚市場の光景は圧巻。 朝日が昇る前、一瞬だけの朝焼けに、早起きは三文の徳とばかりにシャッターを切りました。 近海まぐろ延縄漁船でも新船建造計画があるみたいなので、これからの漁模様にも期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58

2018年10月05日

会議を終えて新橋での懇親会


台風24号に続き、また大型の台風25号が日本列島に近づきつつあって、今週末も台風警戒の数日間となりそうな感じ。 できればコースがずれてくれるといいですね、今年はほんと台風が多い 汗

東京で午前中から夕方までおこなわれた会議を終えて、次の予定の場所に地下鉄で移動。 新橋駅のSL前で待ち合わせです。 いま建造中の勝栄丸の新造船、その打合せを兼ねてのお食事会でした タイ

新潟造船の営業担当者が、気をきかせてビアホールに予約を入れててくれたので、お店探しで悩むことなく新橋駅前の「銀座ライオン」へ。 店内はすでにたくさんのお客さんでいっぱいでした camera

さすがは新橋駅前ですよね。 ほとんどが会社帰りのサラリーマンや接待客など。 ビアホールで飲むのって久しぶりなので、豊富な種類の生ビールが飲めるのが私的にはすごく嬉しかったです 親指



銀座ライオンさんではいま秋のフェアの真っ最中。 期間限定のビールやお料理もたくさん用意されていて、ビールに合いそうな食べたいおつまみ類を次々と注文。 店員さんの対応もすごくいい 食事

生ビールを何杯かと美味しいお料理も頂いて、もう一軒行きましょうという事になって新橋の路地へ。 赤提灯がレトロ感を醸し出している新橋駅前は昔私の通勤ルートだったからすごく懐かしい。 昔行きつけのお店なんかは覚えていないけれど、すごく安く気楽に飲めるお店がたくさんある好きな街です camera

新潟造船の営業お勧めなのが、焼とん「まこちゃん」。 焼き鳥・焼とんを焼く煙が店内にももうもうとたちこめていて、たくさんのお客さんの喧騒と重なってものすごい活気。 気仙沼言えば「ぴんぽん」のようなお店ですかね。 ある程度食べてきたから、名物のもつ煮を注文してレモンサワーとあわせて beer

途中から新潟原動機の営業担当も合流して、新船建造に向けての決起集会みたいな感じになりました。 取引先の方々との新橋での懇親会。 次は新潟に出張しての会合の時にご一緒出来ますね。 ビアホールそして居酒屋での懇親会、皆さんお気遣いいただき有難うございました。 ごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:09

2018年10月04日

門前仲町の洋食屋「ベニヤ」さんにて


10月中旬にニューカレドニアのヌーメアで開催されるミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の第25回年次会合に向けた対処方針を協議する会合が霞が関の水産庁でおこなわれ業界関係者が集合 タイ

今年の会合で予定されている議題や継続協議されている問題などについて率直な意見交換が行われました。 専門用語が飛び交うとても難解な内容なので、素人が聞くと何を話しているのか全く分からないかも。 いずれの議題もすごく重要なことが隠されているから気を抜けない対応になりそうですね 花丸

約2時間の午前中の会合を終えて、地下鉄を乗り継いで門前仲町に移動。 午後の会議の前にみんなで食事しましょうという事になって、門仲駅前の洋食屋「ベニヤ」さんに直行しました 食事

お昼時とあって店内は満席。 少し待てばお席を用意できますよっていう店員さんの言葉を信じ待つこと数分。 テーブルは2つに分かれてしまったけれど、8名様ぜんいんいっせいにご案内となって 親指

ベニヤさんで私がお気に入りなのがポークジンジャー。 厚切りの豚肉の生姜焼きなんだけれどこれが最高に美味いんですよね。 今回ももちろんポークジンジャーを注文しようとしたら、まさかの「ありません」との回答が・・・。 メニューからも消えていて、もうあのポークジンジャーを食べることができない 汗

かなりがっかりしたけれど、みんながハンバーグとエビフライのセットメニューを注文したので私もそれに便乗して同じものを注文。 ポークジンジャーは食べれなかったけれど、ベニヤさんのハンバーグはこれまた絶品ですね。 漁業者同士で情報交換をしながらベニヤさんの美味しい洋食ランチを頂きました 音符

夕方まで続く日かつ漁協での午後の会議では、様々な議題についてしっかりと協議したいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:45

2018年10月03日

CCSBTに向けて対処方針会議


台風24号が通過して、普段通りの落ち着きを取り戻した気仙沼をあとにして東京へ。 先日までの涼しさから一変、東京は夏のような暑さが戻ってきていました。 それでも蒸し暑くはないかな 晴れ

今月中旬、10月15日から18日までの日程でニューカレドニアのヌーメアを会場に、ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)が開催されるにあたり、予定される議題や協議事項などについて日本としてどのように対処するのかを確認する対処方針会議が開催されて、ミナミマグロ漁業者として出席してきました タイ

第25回目となる今回の年次会合。 加盟国が持ち回りで開催されていて、前回インドネシアのジョグジャカルタでおこなわれた会合には、私も漁業者代表として出席させて頂きました。 その時の様子は、勝栄丸ブログでも皆さんにもお伝えしましたよね。 今回は3名の漁業者も代表団として渡航する予定 飛行機


順調に資源が回復しているミナミマグロなので、昨年の会合では2018~2020年の漁獲枠の増加が決定され、日本の割当も6,000トンを超える水準にまでなってきて、日本漁船の一隻ごとの割当量も当然増える状況になってきました。 しっかりと資源管理のルールを守り対応してきた成果だと思います 船

ミナミマグロの資源管理では、延縄漁における釣針1000本あたりの漁獲量(CPUE)データや、豪州西岸域での航空機による目視調査、標識放流調査などによって積みあがったデータを科学者が解析。 資源回復目標を設定してその達成確立をもとに漁獲量を決めていくMPという手法がとられています ブック

CPUEデータの中で、歴史的に長いあいだ協力してきた日本漁船からのデータは最も重要な指標。 私たちの感覚からしてもミナミマグロの資源回復が実感できるところまできたと思います。 資源を増やしながらいかにして有効利用していくかが最大の目標なので、CCSBTでの議論に注目したいと思います 花丸

非加盟国である中国漁船によるミナミマグロの漁獲、豪州蓄養漁業での漁獲量超過疑惑、豪州スポーツフィッシングでの漁獲量把握や蓄養漁業での死亡魚の取扱いなど。 今年のCCSBTでも各国間で様々な話し合いがおこなわれることでしょう。 日本代表団の皆さんには頑張ってきてほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:53

2018年10月02日

お客さまと一緒にサンマ焼き定食


台風24号が日本列島を縦断した週末から週明けにかけて。 私のまわりでは被害という被害はなかったのですが、だんだんと落ち着いてくるにつれて、各地から被害の情報が入ってきました 雨

遠洋まぐろ漁船の国内有数の水揚げ基地である静岡県焼津港では魚市場の建屋の屋根が強風で飛ばされたり停電が続いたりと、前回の台風に続いて大きな被害が出ている模様。 そして気仙沼の造船所では大きなテント倉庫が強風で持ち上がって近くに停めてあった車に直撃したんだとか 汗

東海道・山陽・東北新幹線や公共交通機関は計画運休という対応をとってたくさんの方々に影響がでました。 相当すごい勢いの台風だったのですね。 勝栄丸ブログをご覧頂いている方々にもそれぞれに今回の台風24号でのストーリーがあろうかと思います。 皆さまに心からお見舞い申し上げます タイ


昨日は4隻で250トンほどの水揚げ量があった気仙沼のサンマ。 入札時間に現場に到着し、準備されたサンプルのサイズ組成を見てみると、先日までよりもだいぶ軽めのサンマが増えてきました 船

それでも生鮮出荷用の中型が半分、加工用の100gものが半分くらいと、漁船や群れによってもそのサイズ組成は違うものの、魚群が南下してくるにつれだんだんとサイズ構成が変わってくる。 順調な漁獲を続けているサンマ漁と、価格面も比較的良好な推移を見せているので、今後も楽しみですね icon14

遠方からのお客さんをお迎えしお誘いしてサンマ焼き定食を食べに行くことになって。 今回はサンマの塩焼きだけではなくサンマのお刺身もついた豪華版。 やっぱこの時期のサンマは美味いですね 食事

気仙沼港に連日水揚げされる新鮮なサンマを、その日のうちにこうして食べることができる幸せ。 気仙沼にお越しになったお客さまもすごく喜んでくれたみたいで、ランチにお誘いしてよかったです 花丸

台風が通過したために今日はサンマの入荷のない気仙沼港です。 これまでのように順調に漁を重ねられ、潤沢にサンマが供給されることを願います。 また台風が続くとの予報も出されているので、各船におかれましては安全航海に心がけられ、素晴らしい今シーズンとなるように豊漁をお祈り致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39