2018年07月31日
123勝栄丸が南インド洋へと出港!
気仙沼を出港して約13日間の航行で、インド洋漁場への経由地であるバリ島ベノア港に到着した123勝栄丸。 途中では台風の影響もあったけれど、ほぼ予定通りの航程でベノア港につきましたね
ベノア港では現在湾内の浚渫工事をおこなっている影響で、ただでさえ限られる日本漁船の着岸スペースが、より狭くなって。 タイミングによっては湾内の錨地に係船されることもある。 そうなると食料品や各種仕込品の積込みだけではなく、船員の乗下船にもサンパンを使用しなければならないから大変
できるだけ岸壁に船をつけたいと思うのはみな誰しもそうなのですが、観光船やフェリー・コンテナ船が優先されるという事情もあって、今回の123勝栄丸の入港で岸壁を使えたのはすごく幸運な事
入港中に予定されたさまざまな出漁準備もほんとうにスムーズに行うことができ、現地代理店の皆さんや関係者の方々に感謝ですね。 二泊三日の予定通りの滞在で南インド洋に向け出航となりました
日本人船員そしてベノア港から乗船したインドネシア船員の皆さんには、これから来年までの長期航海となりますが、くれぐれも安全操業に心がけ、事故や怪我なく、大漁でありますように心よりお祈りいたします。 日本とは真逆の季節、南インド洋は冬場の大時化の海域。 いいマグロがたくさん獲れますように
気仙沼港を出港してから約20日間をかけて到着する豪州西岸の南インド漁場は、良質なミナミマグロが獲れる漁場として知られています。 今年も僚船とともにマグロ漁をおこなう事になりますので、関係船の皆さん今航海もどうぞ宜しくお願い致します。 託送品をもって漁場に向かいましたから
123勝栄丸の乗組員の皆さんと、航海終了時に笑顔で再会するのが楽しみ。 船頭さん乗組員の皆さんの益々のご活躍とご健勝をお祈り致します。 元気いっぱい出港する乗組員を岸壁で見送りました
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10:45
2018年07月30日
バリ島ベノア港での補給作業
台風12号が日本列島を西進。 先の豪雨で甚大な被害を受けた地域の皆様におかれましては、最大限の準備で臨んでいただきたいと思いますね。 こちらでも衛星放送などで台風の進路などをチェック
地盤が緩んでいるところもあるかと思うので、土砂災害などへの警戒が必要ですね。 二次災害となるような大きな被害が発生しないことを願うばかり。 それにしてもこれまで見た事のない台風の動き。 異常な高温との関連もあるのでしょうか。 地球規模で大きく気象変動が起きているのかもしれません
バリ島のお隣の島、ロンボク島で昨日午前7時前に発生したM6.4の大きな地震。 建物などが倒壊して50名もの死傷者が出たとの報道です。 宿泊しているバリ島のホテルでも震度2~3くらいの揺れを感じて、耐震性に不安のある建物が多いので、もう少し大きな地震だったら危なかったかも
現在、123勝栄丸が寄港しているバリ島ベノア港。 予定通りの日程で入港してすぐに、燃料補給や食料などの積込み作業をおこないました。 事前に万全の手配をおこなっていたからスムーズに進んで
やはり岸壁での作業と沖合の錨地での作業とでは、港内作業の進み具合がまったく違う。 乗組員の皆さんたちも、各担当ごとに手分けしながら張り切って作業にあたっていました。 現地代理店の皆さん方には、今回も準備万端整えての本船の受け入れ、ほんとうにお世話様でした
123勝栄丸のベノア港滞在は2泊3日の予定。 インドネシアでしか手に入らない現地の香辛料や調味料もふんだんに積込んで、あとは出港時間を待つばかり。 乗組員一人一人もそれぞれの仕込品を入手すべくショッピングも完了。 現地関係者とともに本船の出港を見送りたいと思います
日本人そしてインドネシア船員の幹部の皆さんには、書類も含め忘れ物が無いよう再確認したいと思います。 気仙沼でお預かりした両船向けの託送品も代理店預かりでの陸揚げが完了しました
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10:14
2018年07月29日
123勝栄丸がバリ島に寄港!
今月半ばに盛大なお見送りを受けて、インド洋漁場へと出漁した第123勝栄丸。 沖出し航行の途中では台風の影響もちょっとはあったものの、当初の予定通りの日程にてベノア港に到着です
インド洋における日本漁船の補給基地、インドネシアのバリ島ベノア港は周年を通じて多くの日本漁船で賑わう港。 現地代理店のサポート体制も万全で本船の入港を出迎えました
岸壁のしゅんせつ工事の影響で、使用できるスペースが限られるので、入港するタイミングによっては湾内の錨地泊となる。 今回のベノア寄港では、ラッキーなことに岸壁に着岸することができて
大型客船が出港となって、ちょうど岸壁が数日程あく。 そんなタイミングでの入港でした。 現地関係者の皆さん、暑いなかでの着岸作業ほんとうにご苦労様です。 日頃お世話になっている皆さんですね
本船が港外の錨地に到着したとの連絡で、インドネシア船員などをのせたボートが本船に向かい、大型客船の出港を終えたパイロットが本船に乗船して、港の入り口からゆっくりと船影が大きくなってきて
ベノア港内は浚渫作業をおこなっている大きな作業船や、オイルフェンスなどが岸壁近くにまで設置されているから、本船の着岸作業もタグボートのサポートをうけながら慎重に進められます
クルーズ船と大型タグボートのあいだのスペースにちょうど本船がおさまる。 本船と陸上スタッフがかけ声をかけあって、もやい綱をしっかりと固定し入港完了。 日本からの航行みなさんお疲れさまでした
バリ島ベノア港に到着した123勝栄丸は、ここで燃料補給や食料などの積込みをおこなったのち、南インド洋漁場に向けて出航することになります。 バリ島でのしばしの滞在を皆さんゆっくりしてください
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10:01
2018年07月28日
インドネシア船員達への講習会
猛暑の日本を離れて、インド洋での遠洋まぐろ延縄漁船の補給基地ベノア港へ。 成田空港からガルーダインドネシア航空の直行便での渡航です。 予定よりも約一時間ほど早く到着しました
記録的な猛暑に見舞われている日本と比べると、常夏のここバリ島は涼しく感じる。 太陽が照り付ける日なたに出るとけっこう暑いけど、それでも吹く風が湿気がなくって爽やかで気持ちいいですね
今月半ばに大勢の方々の見送りを受けて気仙沼を出港した第123勝栄丸が、南インド洋漁場への途中にバリ島に寄港しては、マグロ漁への最終準備をおこなう。 毎航海必ずおこなう手順です
本船の入港前に現地入りしては、着岸する岸壁の確認や食料や燃料補給の段取り、そしてベノア港から乗船するインドネシア船員たちに集合してもらっての出漁前ミーティングをおこないました
先日気仙沼の会社では、日本人船員とのミーティングを行いましたね。 それと同じ内容について、インドネシア船員一人一人に説明してお互いに理解しながらマグロ漁をおこなっていく。 すごく大切な会合です。 今航海の注意事項を述べるとともに、改定された社内マニュアルに沿った講義でした
みんな真剣に聞いてくれて。 ところどころでは、現在本船でおこなっている漁獲物の処理・凍結に関する手順などを船員達に確認。 午前中をかけておこなったミーティングも、すごく和やかな雰囲気でおこなうことができました。 みんなベテラン船員ぞろいなので、今航海も頑張ってくれることでしょう
これから新たなな航海を迎えるインドネシア船員たちの表情も、遠洋マグロ漁に向かう緊張感とともに、それぞれの職務をしっかりとおこなっていくんだという意気込みが感じられる。 ほんとうに頼もしい彼らです。 この講習会で確認した内容を、本船の製品づくりに活かしてくれることを大いに期待しています
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08:53
2018年07月27日
成田空港で国際線にチェックイン
火曜休市をはさんで週の後半に入った気仙沼魚市場には、引き続きたくさんのかつお船が入港して頂いて、このぶんだと22年連続生鮮かつお水揚げ日本一を達成するのもそう遠くないかも
週の初めは気温が20℃ほどで、避暑地のような天候の気仙沼でしたが、また暑さが戻ってくる。 猛暑までは要らないけれど、そこそこ夏らしい気温にならないとね。 関係者の皆さん連日お疲れ様です。 カツオの盛漁期を早々に迎え、連日にぎわう気仙沼港をあとにして、成田空港に向かいました
翌日午前中のフライトに間に合わせるようにと、京成成田駅前のホテルに宿泊。 東京の取引先の方が、打ち合わせをかねてわざわざここまで出向いてくださって。 いつもお世話になってます
宿泊ホテルの目の前にある居酒屋さんで、いろいろと情報交換しながらのお食事会。 10日ほど前に気仙沼でもお会いしたから、そう久しぶりではないけれど、こうしてお話しするといろんな情報が聞けて
ホテルのシャトルバスで約20分。 成田空港第1ターミナルのガルーダインドネシア航空のカウンターでチェックイン。 ちょっと早めに空港に到着したから、チェックイン手続きもそう並ばずにできて
でも、夏休み時期とあってか、出国審査には長蛇の列ができていて、自動化ゲートの手続きをしようかと思ったけど、パスポートを更新してからにしようと思いとどまって。 早めに空港ついて正解でした
7月15日に大勢の方々のお見送りを受けて気仙沼を出港した123勝栄丸。 そのベノア港到着にあたって現地での入港アテンドなどのお仕事が待っている。 移動日だけはゆっくりと時間を過ごして、現地での忙しいお仕事への備えにしたいと思います。 それでは数日間だけ日本を離れて行ってきます
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09:47
2018年07月26日
勝栄丸乗組員への国交大臣表彰
関東より西の地域では連日の猛暑が続き、最高気温の記録を更新するような異常な高温になっている日本列島。 豪雨被害に見舞われた地域の皆さま方には、心からお見舞いを申し上げます
今週になってここ気仙沼は、連日の猛暑報道とはまったく別世界の最高気温が20~25℃レベルとなっていて、先日までの暑い日から一変、長袖でも肌寒いほどの気温になり体力的にもだいぶ楽ですね
先週から8日連続での開市となった気仙沼魚市場も、一昨日はひさびさの休市でした。 勝倉漁業の市場担当スタッフも体力回復にゆっくりと休暇を過ごされたのではないかと思います。 今週後半もカツオ船の入港ラッシュへの対応となるので、体調管理を万全に仕事に臨んでほしいですね
毎年この時期、海の日を迎える記念行事としての「海事関係功労者表彰式」が市内のホテルを会場に開催され、表彰を受ける勝栄丸の乗組員の代理として、漁労部長とともに出席してきました
国土交通大臣表彰、東北運輸局長表彰、海上保安協会会長表彰、海上保安庁長官表彰、気仙沼海上保安署長表彰。 合計で27名もの受賞者が、開始時間に勢揃いで緊張感のある会場内
永年勤続表彰として、国土交通大臣表彰をうけた第7勝栄丸の船長さん。 そして同じく東北運輸局長表彰をうけた第1勝栄丸の機関長さんには、このたびの受賞の栄誉ほんとうにおめでとございます
出席がかなわなかった両名にかわり、私と漁労部長が壇上で賞状と記念品を受け取って。 約1時間ほどの表彰式でしたが、こうした表彰を受け続けていけるような漁船運航をしていきたいですね
国土交通大臣表彰は永年勤続30年以上だとか。 これまでの苦労や努力は並大抵のものではないはず。 受賞を受けた乗組員にかわっての授賞式でしたが、こちらも気持ちが引き締まる思いがしました
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07:25
2018年07月25日
第23佐賀明神丸船頭さんとの懇親会
8月を前にして、カツオ漁の盛漁期の様相を見せている気仙沼港です。 先週から8日間ぶっ続けの開市で、勝倉漁業の関係船も一日も休みなく入港・水揚げして頂いており、本当に有難うございます
高知県黒潮町に本拠地がある近海かつお船では日本一の漁業会社といっていいい明神水産所有の第23佐賀明神丸さんが、19時に入港という事で魚市場に出向いてのお出迎えです。 本船の船頭さんであり、かつ明神水産の社長さんの元気いっぱいの声が響き渡っていました。 お疲れ様です
ちょうど夕飯時という事もあって、取引先の社長・幹部の皆さんと一緒に、気仙沼の名店「福よし」さんでの懇親会という事になりました。 気仙沼特産の「ほや」のオブジェがとっても素敵ですよね
福よしさんの一押しメニューといえば、そう、きちじの塩焼きですよね。 だけれども、船頭さんの好みは、きちじの煮つけ。 なのであらかじめお店にお願いして準備して頂いてました。 私はなんどもおじゃましている福よしさんですが、きちじの煮つけは初体験。 これが最高に美味いんです
そしてもう一つの船頭さんおリクエストは、枝豆。 もちろん今が旬のカツオのお刺身や親方お勧めのおつまみの数々を用意して頂いて。 船頭さんと懇意にしている福よしの親方なので、ビールを持参で席に合流。 昔からの気仙沼の歴史やカツオ漁の変遷、そして船頭さんの漁の秘訣までお聞きして
翌日早朝から水揚げを控えているので、みんなが酔っぱらったところでお開きとなって。 今年また機会があればこういう懇親会を計画したいですね。 出席された皆さま方、ほんとお世話様でした
聞けば、魚町の土地区画整理事業・盛土嵩上げのため、今月いっぱいでいったん営業を終わりにするそうです。 来年の9月までには新しいお店を完成させたいとの事。 こんなに立派なお店を解体するのは本当に残念だけど、新しいお店での営業再開を楽しみに待ちたいと思います。 ごちそうさまでした
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10:13
2018年07月24日
焼津漁協の気仙沼魚市場視察
7月も下旬となって、だんだんお盆休みなどの夏季休暇も近づいてきました。 人が集まる機会の多いこれからの時期、マグロ類の需要も高まってくるので、今年も期待して臨みたいと思います
気仙沼を先日出港し、一路経由地のバリ島ベノア港に向けて航行中の123勝栄丸は、航路上に発生した台風10号の影響もなく、凪よく順調に航行中との連絡が本船からありました。 乗組員の皆さんにおかれましては、付近航行中の船舶などに十分注意して、監視体制万全に航行願いたいと思います
また、南大西洋のナミビア沖では88勝栄丸が連続操業中。 今航海は今年12月までの操業となりますね。 そして北大西洋では第7勝栄丸の操業が開始れて一週間ほどが経ちました。 来年は新造船への乗り換えも予定されていますので、各船の皆さまには引き続きどうぞ宜しくお願いしたいと思います
勝栄丸の日本における水揚げ拠点は静岡県の清水港。 以前は焼津魚市場に何度もお世話になって、いまも日々の情報交換などで親しくお付き合いをさせて頂きまして本当にありがとうございます
その焼津漁協の担当者の方々が気仙沼にお越しになって、宮登さんでの懇親会をおこなった翌日の朝。 6時半に魚市場に集合いただいて視察へのご案内でした。 あらかじめ、魚市場の入場許可証と来客用の白い長靴を手配して。 北売場の小魚・活魚、延縄や流し網のサメやメカジキなどから順々に
そして今が水揚ピークを迎えているカツオ一本釣り漁船の現場へ。 焼津漁協は水揚げ高日本一の魚市場。 海巻き漁船や一本釣り、遠洋マグロ漁船の漁獲物など、ほとんどが冷凍品の取り扱い。 一方ここ気仙沼魚市場は、ほとんどが生鮮品・生のお魚なので、とても参考になったのではないでしょうか
私たちは毎日目にする光景も、彼らにとっては初めての体験で、写真や動画を撮影しながら興味津々の様子。 短時間でありましたが有意義な視察のお手伝いでした。 今後とも宜しくお願い致します
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09:43
2018年07月23日
気仙沼「宮登」さんでの懇親会
先週にようやく東北地方全域が梅雨明けとなって、西日本を中心に35℃以上の猛暑日が続いている日本列島。 ここ気仙沼でも日中は相当な暑さとなっているから、皆さんお体には気を付けてください
気仙沼魚市場では連日カツオ船の入港が続いていいて、先週一週間でなんと4,000トンもの水揚げ数量になっているから、近年にはない今年の漁模様が長く続いてくれることを願うばかり
カツオに加えて小型のビンチョウを漁獲する船も。 びんちょうの単価は比較的良好とあって、かつおと合わせびんちょうの水揚げも期待するところ。 たくさんの数量が水揚げされるというのは、産地市場にとって喜ばしい事。 仲買人だけではなく、関係業者の皆さんもどうぞ宜しくお願いします
7月も下旬となって、来月上旬まではこの暑さが続くとの予報が出ているそんなタイミングで、いつもお世話になっている焼津漁協の職員の皆さんが定期的なご挨拶のために気仙沼にお越しになりました
気仙沼の遠洋まぐろ漁業者との懇親会を、市内の宮登さんで開催することに。 常にコミュニケーションをとることに積極的な焼津漁協の皆さん。 さすがは水揚高日本一の港の方々ですよね
今の時期の気仙沼の味覚といえば、なんと言っても毎日大量に水揚げされる旬のかつお。 そしてこれまた旬のほや、そして生うになんかも最高に美味い。 地酒とともに頂いてとても楽しい時間でした
漁船誘致のためにこうして定期的に日本各地の港をまわっては、遠洋まぐろ漁業者との懇親を深めてくれるというのはとても有難いことですね。 海外巻き網船や遠洋かつお漁船だけではなく、遠洋まぐろ延縄漁船についても、今後とも引き続きご指導・ご協力の程どうぞ宜しくお願い致します
気仙沼の旬のお魚を頂きながらの日頃お世話になっている方々との懇親会。 ごちそうさまでした
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08:07
2018年07月22日
小型クロマグロの水揚げを視察して
7月に入ってから順調にカツオの水揚げ数量をのばしている気仙沼です。 朝方は比較的涼しいけれど、日が昇ってくるとぐんぐん気温が上昇して、直射日光が降り注ぐ炎天下の水揚げ岸壁は相当な暑さになっているので、乗組員の皆さんそして作業員の方々など、熱中症に気を付けてください。
今週は土日返上で開市での対応となっている気仙沼魚市場。 16日の月曜開市から休みなくそれぞれのお仕事をおこなっている市場関係者の皆さんも疲れがピークになっていると思うので、集中力の低下などによる事故や怪我などが発生しないよう、体調管理も含め宜しくお願いしたいと思います。
勝倉漁業の関係船では、23佐賀明神丸さん、11佐賀明神丸さん、28幸丸さん、11晃時丸さんの4隻が入港して頂きました。 乗組員の皆さんほんとうにお疲れさまです。 全体では一本釣り漁船15隻で380トン超の数量。 他に巻き網船も5隻の入港となり、いま話題の小型クロマグロも水揚げされて。
資源量の悪化により今年からTAC制が導入された日本近海を回遊する太平洋クロマグロ。 大中型まき網漁業や近海カツオマグロ漁業などの大臣管理分と、各都道府県に割り当てられる知事管理分とに漁獲量の配分が決まっていて、巻き網漁業への配分量に比べて、定置網などの沿岸漁業への配分量が少ないとする不満・怒りの声が各地から噴出している状況が新聞報道などでも見てとれます。
そんな中で、きょう気仙沼に水揚げされたクロマグロは約48トン、平均目廻りは15㎏くらいと小型のサイズ。 大中型まき網漁業に割り当てられた30㎏未満のクロマグロの漁獲可能量1500トンの中での漁獲なのでしょうが、全体枠は公表されているのでわかるとしても、その管理や運用等がどのようになっているのか全く情報がないので、それを取り扱う産地市場の現場では正直混乱が広がっています。
クロマグロの数量確認等のため北部巻き網組合の担当者も水揚げに立ち会っていました。 漁獲配分量に対しその消化状況がどうなっているのか、全体での管理なのか漁船や会社ごとの管理なのか、巻き網漁船の組合や漁業会社・船だけではなく産地市場の関係者にも情報提供をお願いしたいですね。
罰則付きのTAC制に移行した太平洋クロマグロの管理。 気仙沼としても決められたルールをしっかりと守りながら流通をおこなってく体制を整えなければなりません。 巻き網漁船の組合や漁船・漁業会社だけが情報を持つのではなく、漁船を受入れる気仙沼漁協と魚問屋、そしてマグロを買い付ける仲買人とも情報共有していく必要があります。 いま話題の小型クロマグロの水揚げを視察しながらの感想でした。
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13:29
2018年07月21日
煮干そばの「全部のせ」
西日本に比べるとまだましな気温なのかもしれませんが、梅雨明けしたここ気仙沼も連日の暑さです。 勝栄丸ブログの読者の皆様にはお体に気を付けられますように、暑中お見舞い申し上げます
今週末は土日返上での開市日としての入港船・水揚げ対応となっている気仙沼魚市場。 昨日なども一本釣り漁船と巻き網船を合わせ24隻もの入港があり、かつお・とんぼで600トン越えの数量
ここ近年は、120トン以上の中型船に加えて、19トンから50トンクラスの比較的小型のかつお船も気仙沼に数多く入港するようになって、勝倉漁業の問屋部門もその入港対応に追われる日々です
そんななか、かつおの水揚げがひと段落した時間帯に急な来客があって、突然の来訪ではありましたが時間を調整しての応対。 アンカーコーヒー・マザーポート店でお茶をしながらの情報交換
各マグロ漁場の漁模様だとか、冷凍マグロ類の日本への搬入状況、海外基地でのトピックスや船員さんの動向など。 約1時間程の短い時間ではありましたが、じっくりとお話を聞くことができました
お昼には帰ってしまうとの事なので、それでは帰る前にお食事でもと田中前のまるきさんにご案内。 開店直後のタイミングだったので、テーブル席を確保できて、私お気に入りの煮干そばをお勧めして
そしてせっかくだからと煮干そばの「全部のせ」をお客さんに。 いつも食べている通常の煮干そばと比べてみると、そのボリューム感は格段に違う。 濃厚な煮干そばがより濃厚になる印象ですね
連日暑い日が続いているのでどうじても食欲が落ちてくる。 そんなときはあえてこうしたボリューム満点のランチもたまにはいい。 お客さんも大満足の様子でした。 今後ともどうぞ宜しくお願い致します
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16:08
2018年07月20日
第23佐賀明神丸が今季初入港!
7月も3分の2が終わって、気仙沼魚市場でのカツオ船の水揚げも益々本格化してきました。 今年は当初の好漁予測がほんとうになって、気仙沼から数時間走りのところに漁場形成されている事もあって、連日たくさんのかつお船が入港して、早朝から大量の生鮮かつおが水揚げされています
震災から7年が経って、市内の冷凍・加工施設が徐々に回復を見せ、連日のこの大量水揚げにも難なく対応するあたりは、気仙沼の底力が発揮されている、そう感じざるをえません。 また魚市場職員の働きも称賛に値する。 すべての職員がそれぞれの仕事を責任をもっておこなっているのが頼もしい限り
今週末は21日(土)、22日(日)も開市での入港船対応。 カツオの盛漁期、ここがかき入れ時と、例年7月は日曜開市での対応となっていますが、漁船側にとっては望ましい方向なのでしょうね。 それでもこのご時世だから、来年の休日決定はどのような考え方になるのか、前広に協議される予定です
勝倉漁業の問屋部門もここにきて連日早朝からの出勤、水揚げ作業とフル回転での対応となっています。 昨日も6隻もの問屋関係船の入港があって、4隻同時の水揚げ対応と今季一番の忙しさでした
その中で、高知県の第23佐賀明神丸さんが気仙沼に今季初入港。 お久しぶりにお会いする船頭さんと、水揚げ作業をおこないながらしばしの談笑での情報交換。 今年もどうぞ宜しくお願い致します
7月に入って今週までは、近場の漁場で漁獲したカツオが主体だったものが、季節外れの小トンボ(びんちょう)が急に大漁となって、中型船はこぞってそのビンチョウ狙いにシフト。 漁場もそれほど変わりない場所なのだとか。 カツオだけに限らずびんちょうの漁模様も続いてくれることを願ってます
3連休最終日の16日(月)から23日(月)まで開市日が続く気仙沼魚市場。 勝倉漁業のスタッフや魚市場職員、市場関係者ともに疲れがピークになる、そんな週末かと思いますが、集中力を切らさずに、熱中症に注意して、かつお船の水揚げや受入対応のほど、よろしくお願いします。 がんばっていきましょう
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:02
2018年07月19日
まぐろづくし料理での懇親会
東北地方も梅雨明けとなって毎日暑い日が続いていますが、皆さんは体調など大丈夫でしょうか。 熱中症で搬送されたというニュースも毎日のように聞かれるから、私たちも水分と休憩をしっかりとって、毎日のカツオの水揚げに対応していきたいと思います。 それでも昨日はちょっと体調崩しましたけどね
気仙沼を出港し南アフリカ・ケープ沖のミナミマグロ漁を終えた88勝栄丸は、現在大西洋側のナミビア沖でメバチマグロやビンチョウなどと格闘中。 関係者の皆さま引き続きご支援の程よろしくお願いします
そして北大西洋の漁業基地スペイン・ラスパルマスを出港した第7勝栄丸は、中部大西洋での初縄操業が開始され、好漁場を探索しながらの航海はじめとなっています。 今航海も期待してますから。 そして気仙沼ではいま帰国休暇中の乗組員との社内ミーティングと取引先業者をお招きしての懇親会でした
これから長期航海を控える乗組員の皆さんに会社の会議室に集まってもらい、私からの挨拶に続き、各水域での操業ルールや規制内容、漁獲報告や操業上の注意点などについて、担当部長より説明
このたび改正となった製品づくりの社内マニュアルを、また一から順に説明しながら確認していきます。 美味しい冷凍マグロを消費者にお届けするために、毎航海はじまる前におこなっている会議です
約2時間ほどの会議を終えて、場所を北かつまぐろ屋田中前店に移動しての懇親会。 日頃お世話になっている取引先の方々にもご参加いただきました。 ミナミマグロやカツオのお刺身、まぐろのかぶと焼き、まぐろの尾の身の煮物などなど。 美味しいまぐろづくしに地酒もついついすすみますね
社内ミーティングそして懇親会と、乗組員の皆さんには航海への出発前の貴重なお時間をいただき有難うございました。 取引先業者の皆さんもお世話様でした。 今航海もどうぞ宜しくお願いします
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13:35
2018年07月18日
生鮮かつお今季最多の800トン越え
気仙沼もようやく梅雨が明けたとの報道がありましたが、このところ毎日のようにどんよりとした曇り空が続いています。 でも気温はそこそこ高く、湿度が高くじめじめとした感じですかね。 それでも早朝の魚市場は結構ひんやりとしていて、猛暑の地域と比べると過ごしやすいのかもしれません
先週から一気に入港船が多くなって、今シーズンのカツオの水揚げも本格化してきました。 当初の予想通り、今年の三陸沖はカツオの漁に恵まれる年になりそう。 カツオ船の皆さんご苦労様です
先週末の12日には14隻で300トン、連休前の13日(金)には31隻もの入港船で360トンの水揚げ。 週明けの16日(月)は開市日で、23隻で750トン越え。 さらには連休明けの昨日17日(火)には21隻の入港船で800トン以上のカツオの水揚げとなって、気仙沼魚市場はカツオで溢れかえりました
この3連休は、21年連続生鮮かつお水揚げ日本一の気仙沼港で「かつお祭り」が開催されて、市内の商業施設を中心にカツオの握り寿司のお振舞やカツオの特売などで盛り上がったみたい。 これからの時期は帰省客や観光客もたくさん気仙沼に来られるので、美味しいカツオを食べていってほしいですね
1日に700トン、800トンもの水揚げ量は気仙沼でも珍しい事。 現在のかつお船の漁場が比較的近い海域に形成されていることが大きな要因ですね。 今年は一本釣り漁船で使用する餌料・活きイワシの供給体制も不安ないとう事も聞きますから、この漁がしばらく続いてくれるといいですね
勝倉漁業の問屋部門も、早朝から午後まで高知県や三重県のかつお船への対応となっています。 陸上側のスタッフも、熱中症に注意しながら頑張ってほしいと思います。 一日おきのように水揚げを繰り返しているカツオ船の皆さんには、安全な操業を心がけ事故や怪我なくお願いしたいと思います
気仙沼魚市場の職員の皆さんも、連日早朝から夕方までの水揚げ作業ほんとうにお疲れ様です
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08:38
2018年07月17日
第31回 内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングを傍聴
気仙沼の内湾地区、ここで県が整備している防潮堤に施工ミスがあって計画よりも22㎝高く造ってしまったという問題。 以前に勝栄丸ブログでも取り上げましたが、マスコミでも大々的に報じられています。
気仙沼の発祥の地、気仙沼の顔ともいえるこの内湾地区。 今年3月に施工ミスが発覚し、その後内湾地区復興まちづくり協議会に報告され、県から示された3つの選択肢をもとに住民間で協議してきました。
①当初の計画通りに施工する。②土地を嵩上げし陸地からの見え高を合わせる。③施工ミスのまま進める。 この3つの案。 地区住民たちが集まって話し合って出した結論は、当初の計画通りに施工するというもの。 その合意された意見を要望書の形にまとめて5月18日の内湾地区まち協ワーキングに提出。
その会合には村井県知事も出席。 県が示した3つの選択肢に対する私たちの意向を一切無視し、施工ミスのまま進めるとの考えを言い放って知事が会場をあとに。 私たちのこれまでの話し合いは何だったのか、気仙沼や地区住民、そして私たちの努力など、知事の一言ですべてが否定された感じがします。
先週末に行われた第31回内湾地区復興まちづくり協議会ワーキング。 その前に開催された魚町地区会、県と市そしてまち協等の関係者も出席する中で、県としての考え方が示されましたが、出席した魚町住民からは「当初計画通りに造り直してほしい」という意見がほとんどを占め、皆さんの考えを改めて確認。
しかしながら、内湾地区まち協ワーキングで県は、半数以上の権利者が県の提案を容認するというヒアリング結果を公表。 どういう意見の取りまとめ方をしたのか、あまりにも県に都合いい解釈でのヒアリングのとりまとめ結果なので、私達当事者としてはさらに不信感を強める結果になりました。
ワーキングでは、魚町地区会の意向、総意を受けて、改めて地区会を開催し話し合いをおこない、7月内には結論を出していくとして、まちづくり協議会での決定は先送りとなりました。 ここまで話がややこしくなったのは、5月18日の知事の発言が発端。 村井知事には発言を撤回してほしいと思います。
そして心から住民に寄り添っての議論を進め、そして一日でも早く土地区画整理事業を完了させて土地の返還を行なうこと。 まだまだこの問題解決には一波乱も二波乱もありそう。 この22㎝の施工ミスは施工関係者は昨年からわかっていたとの噂もあるので、もしそうであれば更に大きな問題になりそうです。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:44
2018年07月16日
123勝栄丸がインド洋へと出港!
巷では週末からの三連休となった今週末。 気仙沼の各商業施設もたくさんの観光客や帰省客で賑わっていています。 これからお盆にかけて、気仙沼に足を運ぶ皆さんも多くなる時期ですね
その連休の中日となった日曜日。 先月に気仙沼に帰港して以来、船体や機器類の整備・検査をおこなってきた勝倉漁業の第123勝栄丸の出港の日を迎えました。 数日間かけておこなった漁具・資材や冷凍餌料、そして燃料油などの積込みも予定通り終わって、関係者の皆さまとともに出船送りです
本船に向かう前、船頭さんに会社に立ち寄って頂いて会社内の神棚にともに祈りを捧げて。 本船の指揮を執る船頭さんそして船長や機関長ほか乗組員の皆さん、今航海もどうぞ宜しくお願い致します
本船では乗組員の皆さんが総出で出港に向けての準備中。 ブリッジでは航海計器や無線機器などの最終チェック。 すべて万全との報告に、確認事項がないかどうか考えながら時間が過ぎて。 午前10時には五十鈴神社の神主さんが本船に到着で、海上安全と大漁を祈る神事が執り行われました
神棚にお神酒をお捧げして、船内のお祓いや祝詞奏上に続いての玉串奉天。 今航海も安全操業で大漁でありますようにと願います。 神事が終わり、船首から船尾まで御塩と御神酒で船内を清めて。 玄門口に盛塩でいつもおこなっている出港前のルーティンワークが終了。 気持ちがすっきりしました
出港時間15分前。 船頭さん以下乗組員の皆さん、会社の役職員、そして取引先関係者の皆さん方などが甲板上に一堂に会しての乾杯。 私からは皆さんへの御礼と、乗組員への激励の気持ちを込めたあいさつで乾杯です。 今航海も本船の運航サポート方、関係者の皆さんどうぞ宜しくお願いします
気仙沼を出港すると一路経由地のバリ島ベノア港に向けて航行する本船です。 これから来年まで続く長期航海となりますが、くれぐれも気を付けて操業して頂きたいと思います。 新造船から6年目となる123勝栄丸の安全航海と大漁満足を祈りながら出港する本船を見送りました。 休日にもかかわらずたくさんの皆さまに見送って頂きまして、ほんとうに有難うございました。 気を付けて、いってらっしゃーい!
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08:48
2018年07月15日
大型さんま漁船「第8千代丸」の進水式!
今週になってじめじめとむし暑い日が続く気仙沼です。 報道によると東北地方もどうやら梅雨明けになったとか。 例年よりも早い梅雨明けとなって、気仙沼にも本格的な夏漁がやってきそうですね
気仙沼魚市場には近海かつお船が毎日たくさん入港して頂いていて、勝倉漁業の関係船もこれまでの千葉県勝浦港中心の水揚げから気仙沼へと徐々にシフトしてきました。 今週からは気仙沼をメインとした水揚げとなってきて、先日などは30隻を超す入港があって。 これからの水揚げが楽しみです
そして来月には大型漁船によるサンマ漁が解禁になる。 毎年8月20日がスタート。 気仙沼港内でもすでにドックを終えたサンマ船が、漁の開始に向けて艤装作業の真っただ中。 暑いなかご苦労様です
今週、みらい造船吉田工場で建造を進めてきた気仙沼の山代水産が発注した大型さんま棒受け網漁船の第8千代丸(199トン型)がめでたく進水式を迎え、北かつ組合の職員たちと出席してきました
旧吉田造船に到着すると、もうすでに大勢の関係者が勢揃い。 気仙沼市長さんや気仙沼漁協の組合長や職員の皆さん、本船の建造に関わった業者の方々、そして山代水産の役職員の皆さんなど100名ほど。 本船前に設営された祭壇の前に整列し、厳かに安全祈願の神事が執り行われました
私も北かつ組合長の代理として祭壇の前で玉串奉天を。 こうして気仙沼の造船所で進水式に出席するのは長いことこの仕事をしてきて初めての事なので、お蔭さまですごくいい経験をさせて頂きました
一連の神事が終わると本船の進水作業に。 その前に、船主さんや乗組員の皆さんによるお祝いの餅撒き。 写真撮影に夢中でお祝いの持ちを拾いそびれて。 カメラをもって行けばよかったかな。 吉田社長の合図でワイヤーが操作され徐々に海に進む船体。 10分ほどで無事に進水完了でした
8月の漁期開始に間に合わせるべくこれから艤装工事が進められる第8千代丸さんです。 素晴らしい最新鋭のさんま漁船の進水式、本当におめでとうございました。 航海安全と大漁をお祈り致します
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08:39
2018年07月14日
123勝栄丸の冷凍餌料積込み
インド洋への出漁も間近に迫り、勝倉漁業が所有する遠洋まぐろ延縄漁船の第123勝栄丸の餌料など冷凍製品の船積み作業が行われました。 今航海の仕込作業も佳境に入ってきました
日中の暑さを考慮して通常よりも1時間早い朝7時からの積込み作業。 トラックからの荷降ろしなどもあるから、取引先業者の皆さん方は6時前から岸壁で作業されていて、私も早めの時間に到着です
漁場ごとの操業回数と使用する餌の種類を勘案して、事前に発注していた各種冷凍餌料。 アルゼンチン沖で漁獲した松イカや海南島周辺のムロアジ、そして三陸沖・銚子産のイワシなど。 トラックに満載の箱入りの各餌を、パレットに積み上げてフォークリフトで岸壁に陳列するところから始まります
航海のあとのほうで使用する餌料は最初のほうに積込む。 餌の種類ごとの積込む順番も結構頭を悩ませながら、乗組員と協議して決定。 業者の方々にもその情報を提供しての段取りです
今回積込んだ餌は、規格ごとに11種類。 その一つ一つのロットごとに箱を開封して品質などをチェックしながら餌積み作業が行われるから、最後まで現場を離れる事ができない。 取引先のスタッフや勝倉漁業の社員、そしてお手伝いを頂いている餌積み荷役の方々も、暑いなか本当にご苦労様です
計算すると1時間に約3000ケースのペースで漁艙への積込みが進んでいく。 ものすごい早さですよね。 予定していた数量も約3時間ほどですべて完了となって、冷凍食品などもすべて納品されました
早朝からおこなわれた餌料など冷凍製品の積込み作業を終えた本船は、整備済みのエンジンや機器類などの確認のため海上試運転に出発。 約2時間ほどの洋上での確認をおこなったのち再びコの字岸壁に戻ってきました。 明日は11時に出航となりますので、関係者の皆さんどうぞ宜しくお願いします
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10:22
2018年07月13日
123勝栄丸の出漁準備開始
南太平洋でのマグロ漁から先月気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 みらい造船小鯖工場でのドックやエンジンや機器類の整備も順調に終わって、出漁準備作業の段階となりました
先日、市内港町の出港岸壁からコの字岸壁へ船の移動をおこなって、資材等の積込みができるよう岸壁に横付け。 乗組員が集合しての船内片付けから漁具や資材等の積込みが行われました
123勝栄丸の今航海のために発注した漁具や資材など。 複数の取引先業者さんがそれぞれの荷物を本船前まで輸送。 乗組員や取引先スタッフ、社員たちが総出での積込作業です。 トラックからはバケツリレー方式での積込み。 船内倉庫に格納する前に、納品書と照らし合わせてのチェックです
西日本では35℃以上の猛暑日になっているとの事ですが、まだ梅雨明けしていないここ気仙沼はものすごく仕事がしやすい気温。 最高気温が25℃くらいで、海風が吹くとちょっと肌寒い感じがします
漁具や資材のほか、日本人船員やインドネシア船員用の作業着や軍手、防寒着や寝具類なども積込まれて。 日本人船員さんが個人的に購入したお酒やジュース、カップラーメン類の積込みも総員でお手伝い。 次々と届く品々を手際よくみんなでの船積み、それでも午前中いっぱいかかって終了です
翌日の餌積みのために作業甲板上部に張ってあるアンテナを外して。 餌料の積込みにはクレーン車を使うのですが、アンテナを張ったままだとブームが引っかかるので必ずこの作業をおこなうんです。 船首のマストの上に乗組員が昇って行って、みんなで協力してのアンテナの取り外し。 ご苦労様です
本船の気仙沼帰港から40日以上が経ちました。 ドックでの整備から小学生による漁船見学、そして燃料油や漁具・資材等の積込みを終え、あとは餌料や食料品などの積込み作業を残すばかり。 それと海上試運転もありましたね。 出港まであと僅かですので、忘れ物等ないように再確認をお願いしますよ
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13:48
2018年07月12日
マザーポートでの情報交換会
インド洋への出漁も間近に迫ってきた勝倉漁業の第123勝栄丸。 船体や機器類の整備もほぼ予定通りに終了する見込みで、今日からの漁具・資材や餌料などの積込み作業も万全の態勢で臨めそう
一方、先日に成田空港を出発し、大西洋での漁業基地スペインのLasPalmas港に到着した第7勝栄丸の乗組員。 現地代理店との作業予定調整や現場監督との引継ぎも順調に進み、週明けの燃料油や餌料などの積込みも予定通りに終わり、現地関係者に見送られてLasPalmasを出港となりました
第7勝栄丸の皆さんには、今航海もどうぞ宜しくお願い致します。 本船の大西洋での操業が、安全航海で大漁でありますよう祈ります。 そして年明けの日本への帰港を楽しみにお待ちしております。 取引各社や関係者の皆さまには、今航海も本船の運航のサポートとやご協力のほど宜しくお願い致します
気仙沼港そしてLasPalmas港で並行して行われている勝栄丸各船の出漁に向けての作業。 ここにきて水揚げが続く近海かつお船の対応も含め、これまでにも増して慌ただしくなってきた事務所内です
気仙沼港では123勝栄丸の仕込作業等が今週行われているから、その前のタイミングを見計らってアンカーコーヒー・マザーポート店に集合しての打合せを兼ねた情報交換。 先週末には気仙沼バルっていうイベントがここでも開催されて、特に南町を中心としたエリアはだいぶ盛り上がったみたい
メキシカンなお料理と、マザーポート店が取り揃えた地ビールを飲みながらの打合せ。 定期的なこうした情報交換ってすごく大切なんですよね。 桜えびのアヒージョもすごく美味しかったです
123勝栄丸の出港まで3日間ほど。 7月15日にコの字岸壁を出港予定なので、各業者の皆さんには予定通りに積込み作業が完了するように、ご協力の程どうぞ宜しくお願いします。 まだ梅雨が明けていないから、天候がちょっと心配。 天気を見ながら積込み予定を調整することになるかもしれませんね
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08:20
2018年07月11日
面瀬小学校のまぐろ船見学会
インド洋でのマグロ漁への出港が間近の勝倉漁業の第123勝栄丸。 港町・出港岸壁からコの字岸壁への移動も終え、漁具・資材や冷凍餌料などの積込みが予定されていて慌ただしくなってきました
近海かつお船の気仙沼への入港・水揚げも連日おこなわれるようになって、先日までのびんちょうから今はかつお狙いにと一気に盛漁期の様相で、マグロ船の仕込作業と併せての現場対応です
123勝栄丸の仕込作業が始まる前の日程で、毎年の恒例行事となっている気仙沼市立面瀬小学校5年生による遠洋まぐろ延縄漁船の見学会が開催され、昨年は航海スケジュールとあわず対応できませんでしたが、今年はばっちりとタイミングがあってご協力することができました。 暑いなかご苦労様です
1組と2組、ふたクラスの生徒さん達が合計で約60名ほど。 学校から大型観光バスで本船の前に到着。 紅白帽姿が可愛らしいです。 まずは本船前に整列してのご挨拶。 私からは本船の紹介とこれから始まる遠洋マグロ漁の事などをお伝えしました。 みんな真剣な表情で聞いてくれました
唐桑海友会さんのご案内で、3つの班に分かれて船内探検に出発! 作業甲板から操舵室、船員室、機関室、食堂に厨房などを順番にご案内。 それぞれのポイントで船長さんなどからの丁寧で分かりやすい説明。 興味がある生徒さんが多く、その都度にたくさん質問を受けて。 すごく嬉しいですね
食堂・サロンには北かつ組合さんが用意してくれたミナミマグロの握り寿司が用意されていて、子供さんや引率の先生方、市の職員、そして親御さんなどにお振舞っていうかお味見を。 子供たちは、「メチャクチャうまい!」「今まで食べたマグロでいちばんだ」って、大盛りあがりの見学会でした
見学会の最後には作業甲板に整列しての質疑応答。 小学生ならではのユニークな質問も続出して、応対する営業部長や船長さんもたじたじの様子(笑)。 123勝栄丸の見学会のお手伝いをして頂いた北かつ職員、唐桑海友会の皆さん、臼福本店の社長さん、そして乗組員の皆さんお疲れさまでした
面瀬小学校だけではなく、他の学校でも漁船見学会を企画してもいいのではと思います。 子供達にとってはきっと素晴らしい思い出になるはず。 この中から漁船員を目指す子供がでてくるといいですね
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09:41
2018年07月10日
123勝栄丸がコの字岸壁へシフト
新船建造から早くも6年目の新たな航海へと船出する123勝栄丸の出港日まで一週間を切って、港町の出港岸壁からコの字岸壁へと本船をシフト。 船体を岸壁に横付けしての各作業が行われます
これから行うのは燃料油の積込みに始まって、漁具や資材、餌料や食料などの仕込み。 そして乗組員の個人の荷物などが順次積込まれる段取り。 天候に恵まれて雨が降らないといいですね
きょうは気仙沼市立面瀬小学校5年生による社会科授業の一環で、毎年のルーティンのように開催している漁船見学会が本船を開放して行われるので、安全対策万全に受け入れていきたいと思います
気仙沼の子供達でも遠洋マグロ漁船の内部を見ることはまずない事。 面瀬小の生徒さん達にとってもいい勉強になって思い出にも残るはず。 船頭さんたちとともにしっかりと講師を務めたいですね
一方、大西洋の漁業基地スペインLasPalmas港では第7勝栄丸の出漁に向けての準備が最終段階。 今日は今航海の延縄漁で使用する冷凍餌料の積込みが予定されています。 代理店の皆さんや現地関係者の皆さんにも、寝る間もないほどお手数おかけいたしますが、宜しくお願いしたいと思います
さあ、気仙沼そしてLasPalmasでの出漁準備も佳境に入ってきました。 LasPalmas港での対応は日本から派遣の現場監督と現地関係者の皆さんにお任せするとして、こちらとしては気仙沼での対応をしっかり抜かりなくすすめていきたいと思います。 各取引先の方々、段取りよく宜しくお願いします
サンマ船の艤装作業や帰港した巻網船やカツオ船で岸壁事情がタイトな中、123勝栄丸の仕込岸壁もなんとか確保できました。 段取りよく手配してくれた会社スタッフや取引先の皆さんにすごく感謝です
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07:44
2018年07月09日
第86海形丸がインド洋へ出航!
日曜開市となった気仙沼魚市場。 早朝からの生鮮かつおの水揚げが順調に進んで、気仙沼湾内は水揚げを終えた船、そしてこれから着岸して水揚げを行う船などでごった返しています。 それでもこれだけの船数をなんの問題もなくさばけるんだから、気仙沼の漁港としての環境は素晴らしいですね
魚市場でのカツオの水揚げもひと段落し、こんどは出船送りのためにコの字岸壁に移動です。 気仙沼の第86海形丸さんがインド洋に向けて出航する、大安吉日の穏やかな天候の船出でした
このところ雨模様も続いていたから、ちょっと天候が心配だったけれど、たまにちょっと小雨が降るものの風もなくて出港日和といってもいい。 船首と船尾に社旗と大漁旗が掲揚されていて、会社の役職員の皆さんや取引先関係者の方々、そして乗組員のご家族の皆さんなど大勢お集まりでした
これまでは、太平洋西経漁場からシドニー沖でのミナミマグロ漁と、太平洋を中心にマグロ漁をおこなってきた86海形丸さん。 今回は新たな航海モデルに挑戦するというお話を聞いて、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんにはお体に気を付けて頑張ってきてほしいですね。 社長さんも期待されている事でしょう
気仙沼を出港すると一路インドネシアのバリ島での燃料補給などを経て、南インド洋でのミナミマグロ漁から今航海の操業をスタートさせる86海形丸さん。 船頭さんにご挨拶とブリッジにおじゃまして、出港祝いのお酒をお届けして。 船頭さんとしても久しぶりのインド洋で、気合が入ってる様子でした
一週間後に同じ漁場に向けて123勝栄丸が出港するので、海形丸さんをはじめ僚船の皆さま方には今航海もお世話になりますが、どうぞ宜しくお願い致します。 関係者みんなで出港を見送りました
南インド洋では現在、フリーマントル沖でのびんちょう・メバチマグロ漁が最盛期。 多くの日本漁船が操業する重要な漁場なので漁模様がすごく気になりますが、各船ともに成績を上げてほしいです
第86海形丸さんの出港、ほんとうにおめでとうございます。 本船の大漁とご安航をお祈り致します
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10:09
2018年07月08日
気仙沼に今季最多のカツオ420トン
週末にかけて西日本を中心に広い地域で記録的な豪雨に見舞われ、河川の決壊や土砂崩れなどにより甚大な被害をもたらすなど、被災されました皆さんに心よりお見舞を申し上げます。 報道をみますと、7年前の大津波での被害と同じような光景に、気仙沼の当時の事を思い出してしまいました
きょう8日の日曜日は朝からどんよりとした曇り空の気仙沼です。 昨日は断続的に雨が降ってこれから回復に向かうとの事ですが、梅雨明けはまだ先なのかもしれません。 長袖でも寒い気温です
気仙沼魚市場は毎年7月、日曜日や祝日に開市日が設定されていて、今日はその開市の日。 魚市場職員や魚問屋・仲買人だけではなく、運送業者や製氷・製函業者、冷蔵庫関係者も開市日対応
その日曜開市に21隻ものカツオ船に入港し、その合計数量も今季最多の400トン越え。 それに加えて巻き網運搬船も2隻で13トンの水揚げが予定。 一気に本格的なかつお中心の水揚げに突入しましたね。 先日までのびんちょう中心の水揚げから一変、魚市場がカツオで埋め尽くされました
東経150度より遠い海域でおこなわれてきたびんちょう操業とは違って、各船がいま操業しているカツオの漁場は気仙沼からすぐ近い場所。 数時間走りとの情報も。 なので、操業を終えて帰航する各船は、夕方から夜にかけて気仙沼に続々と入港してくる。 魚市場付近の岸壁にびっしりとスタンバイです
朝5時からの水揚げ開始で、一度に5隻体制で水揚げが行われていくので、20隻以上の漁船の水揚げでも昼までにはすべて終えることができる。 魚市場職員も早朝からそれぞれの仕事を一生懸命にこなし、ものすごい早さで各船のカツオの水揚げがすすんでいく。 職員の仕事ぶりが素晴らしいです
勝倉漁業の関係船もきょうは、高知県の11幸丸さんと佐賀八栄丸さんの2隻が入港して頂きました。 これから連日の市場対応となる勝倉漁業の問屋部門も忙しくなるので、皆さん宜しくお願いします
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08:42
2018年07月07日
駅前に「とんかつ勝子」オープン!
震災から7年が経ち、気仙沼市街地の復旧・復興も徐々に進んできています。 それでもまだ、土地区画整理事業が引き続き行われているエリアなどもたくさんあって、今後の進捗状況に期待ですね
市内各所にあった仮設住宅の集約や移転も進み、新しくできた災害公営住宅や高台移転での住宅再建など、市民生活もここ1年の間に大きく変わってきた、それが気仙沼で生活して感じるいまです
昨年まで南町にあった仮設商店街の紫市場。 それが閉鎖されたいま、独自再建をはたしたり新しい商業施設に移ったりと、各店舗ごとそれぞれに大変な苦労をされながら頑張っておられますよね
その中の一つ、気仙沼で昔から親しまれてきたお店の「とんかつ勝子」さんが、気仙沼駅前のハローワーク1Fにオープンしたとの情報を聞いて、お祝いかたがた出かけてきました。 入り口からのびるカウンターと奥の小上り。 こじんまりとしたお店で、喜びいっぱいの元気な女将さんの声に迎えて頂きました
1年以上ぶりのとんかつ勝子さん。 気仙沼市民やカツオ船やマグロ船などの乗組員もこよなく愛し、いつも笑い声であふれているお店。 ほんとうに久しぶりのとんかつ勝子さんなので、以前からお気に入りのメニューだったヒレカツ定食を注文です。 やっぱ最高に美味しいです! 皆さんもぜひどうぞ
オープン直後という事もあって、ひっきりなしに訪れるお客さんがさばききれないくらい。 お母さんとご夫婦で営まれているお店。 こうして再び繁盛している姿をみるとこちらまで嬉しくなってしまいます。 お昼時や乗組員との会食など、これからお世話になる機会も多いはずですから、これからも宜しくお願いします。 お祝いのお酒や胡蝶蘭がたくさん届いていて、皆さんも心待ちにしていたのがスゴクわかりますね
震災を乗り越え常設店舗での新規開店となったとんかつ勝子さん。 本当におめでとうございます
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15:31
2018年07月06日
修学旅行生の遠洋まぐろ漁船見学会
インド洋に向けての出港を10日後に予定する123勝栄丸の出漁準備もこれから本格化するタイミングとなり、今週末にはコの字岸壁へのシフト、そして来週には漁具や資材などの積込みを予定
梅雨が明けきらぬ蒸し暑い日が続いているので、船内での機器類の整備にあたる関係業者の皆さんには熱中症に注意して、体調管理を万全に作業にあたってほしいと思います。 予定通りに出港できるよう、抜かりなく宜しくお願いしますね。 作業にあたる取引先の技師の方々、連日お疲れさまです
そんな今週、毎航海のルーティンワークになっている小学生の遠洋まぐろ船見学会の一環で、東京都目黒区駒場小学校5年生の修学旅行のイベントとしての123勝栄丸を開放しての見学会に協力
70~80名の小学生と引率の先生方をお迎えし、修学旅行なのでカメラマンも同行する団体様ご一行。 乗船する際の安全対策を万全にと指示して受け入れ態勢もバッチリ。 初めて乗船する本物の大型漁船に子供達も興味津々の船内探検開始です。 その前に、少し時間を割いてマグロ船のお勉強
勝倉漁業の役員と123勝栄丸の船長さん、そして今回の見学会を受入れた臼福本店の社長さん方が講師となって、遠洋まぐろ延縄漁法やマグロの種類、そして世界中で活躍するマグロ船の漁場などをレクチャー。 おそろいのTシャツを着た子供たちがどのように感じたのか気になるところですね
船首や作業甲板、操舵室から機関室、食堂に船員室、そして凍結室に漁艙まで。 なん班かにわかれて船内くまなく探検して。 東京の子供たちは多分見る事のない世界なので、初めての体験は一生記憶に残るものになった事でしょう。 まぐろを食べる時には気仙沼そして勝栄丸を思い出してほしいですね
123勝栄丸でおこなわれた見学会の最後には、ブリッジ周囲にみんな集合での記念撮影。 なんとか雨にならず天気ももって、安全に見学会を終えることができました。 お世話頂いた北かつ組合の職員の皆さん、臼福本店の社長さんやスタッフの皆さん、本船の船長さんも、暑いなかお疲れさまでした
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08:26
2018年07月05日
日かつ協同の職員とランチタイム
毎日暑い日が続く気仙沼です。 早くも7月となって、これからのかつおシーズンの本格化が期待されるところ。 三陸沖での操業各船においては、航海安全を第一に大漁目指して頑張ってほしいですね
みらい造船での123勝栄丸のドックも終わり、今月15日に出港を予定している本船や、大西洋の基地港LasPalmasから順次出港する勝栄丸各船の次航海の船員編成などを打合せするため、東京から日かつ協同の職員が気仙沼に出張。 暑いなかご苦労様です。 資料を確認しながらのミーティングでした
会社の応接室での午前中の打合せを終えて、日かつ協同の担当者をお誘いしてのランチタイム。 本人の希望もあって、田中前の人気店「まるき」さんにラーメンを食べに行くことに。 本人曰く、誰からも誘われなかったら自分一人でもまるきに行く予定だったとか。 ちょうどいい私共からのお誘いでしたね
私はお気に入りの煮干そばを注文。 一緒に行った会社の役員は辛シビつけ麺にあぶり豚丼のセットを。 そしてお客様は煮干そばにあぶり豚丼のセットと、こう暑い日が続いているにも関わらす食欲旺盛
平日にもかかわらず、お店の中から外側まで行列ができていて、ちょっとだけ早めに出かけてきて大正解でした。 常連客の知り合いの方々に必ずだれかに会う、それだけみんな来てるってことかな
日かつ協同の職員も、念願の煮干しそばを食べれて満足げ。 以前食べた時よりもまた一段と美味しくなってますね!だって。 また次回気仙沼に出張してきたときにもぜひ一緒に行きたいと思います
気仙沼での出漁準備、そして東京や海外への出張や各種会議への出席など、この7月もあっという間に終わってしまいそう。 忙しい毎日ですが、こうしたちょっとだけでもホッとするひと時が必要ですね
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17:05
2018年07月04日
第7勝栄丸乗組員が空路スペインへ出発
大西洋での漁業基地スペインのグランカナリア島ラスパルマス港に係船して船体や機器類の整備などをおこなってきた勝倉漁業の第7勝栄丸の工事も完了との報告を受けて、乗組員が始動開始です
5月に帰国し日本での休暇をとって、ご家族の皆さんなどとのプライベートな時間を過ごしてきた乗組員。 新たな航海に向けて、空路にて現地へフライトするために成田空港に集合となりました
気仙沼付近の乗組員は会社が用意した車、またはご家族が運転する車で一ノ関駅へ。 東口に時間通り集合となって新幹線ホームに移動。 新幹線の車内から見送りのご家族へ手を振る姿が
スペインの首都マドリッドまでの直行便が運航されるようになって、ラスパルマスまでの移動もだいぶ時間が短縮になりました。 とうぜん乗組員の皆さんも直行便を希望するから、成田空港付近に前泊での対応。 日かつ協同の職員にもご足労願って、みんなでの壮行会をおこなって。 頑張ってきてほしいです
出発日の朝、成田空港に到着して事前に送っていたスーツケースなどの宅急便をQLライナーのカウンターで受け取って、イベリア航空のチェックインに向かいます。 スペイン人や日本人の観光客ですでに長蛇の列になっていたけれど、30分ほどの待ち時間で全員のチェックイン完了
片道チケットの乗組員なので、船員手帳などを提示して。 航空会社の方も「船員さんですね」と手慣れた手続き。 空路で移動する船員さん、マグロ船の船員の方って結構いるんだと思います。 セキュリティチェックやイミグレーションに向かう乗組員一人一人とがっちり握手して、健闘を誓いあいました
空路にてラスパルマス港に向かう第7勝栄丸の乗組員の見送り。 今航海もいい成績で終えれるように、船頭さんのもと一致協力して頑張ってほしい。 初乗船となる新人船員君の成長も楽しみです
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17:42
2018年07月03日
第百五一欣栄丸さんの新船披露
7月に入って最初の大安吉日。 早朝5時からのカツオの水揚げを済ませたあと、気仙沼から車を走らせること約1時間ちょっとの港町、岩手県釜石港に勝倉漁業の役員とともにでかけてきました
静岡県清水港の三保造船所でこのほど完成し引き渡しとなった新造船「第百五一欣栄丸」さんの竣工披露と新船初航海への出港式がおこなわれるという案内を頂いて。 焼津港で出漁準備をすませた本船はいったん母港である釜石に廻航して、関係者皆さんへのお披露目というおめでたい日を迎えました
釜石港の旧魚市場岸壁に到着すると、取引先の方々や濱幸水産の役職員の皆さん、そして乗組員のご家族の方々などが大勢。 日頃お世話になっている気仙沼の業者の皆さんもお越しになっていて一人一人とご挨拶などを交わして。 真夏のような日差しの中、皆さん本当にご苦労様です
ブリッジから私を呼ぶ声があって、見れば濱幸水産の専務さん。 さっそく操舵室に上がっていくと、専務さんと船頭さんが出港前のミーティング中。 テレビカメラの取材も入っていて、本船の特徴や操舵室の機器類などについて船頭さんが丁寧に説明していて。 久しぶりにお会いする船頭さんにご挨拶です
通常の遠洋マグロ漁船より広いブリッジスペース。 本船の乗組員や僚船の船頭さんなどが集いやすくする工夫なんだとか。 そして海図室や船頭室など順に拝見させていただいて。 いい設計ですね
船頭さんとしばしお話をしたあとは、船内をくまなく視察させて頂きました。 勝栄丸でもいま新造船を計画しているので、本船の工夫の跡がよくわかる。 もっと時間をかけて見たかったですね
10時半を過ぎ、神主さんによる新造船の航海安全と大漁を祈願する神事が執り行われて。 社長さん専務さんそして船頭さんの挨拶に続き、新潟原動機支店長さんのご発声による乾杯。 そしてお祝いの紅白のお餅がなんと3000個も撒かれ出港式のクライマックスです。 ほんと素晴らしい竣工披露でした
竣工となりました第151欣栄丸さんの航海安全と大漁、そして濱幸水産と乗組員一同様のご健勝でのご活躍をお祈り致します。 新船の竣工・お披露目と初航海への船出、ほんとうにおめでとうございました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:30
2018年07月02日
大西洋への出漁前ミーティング
大西洋でのマグロ漁を終えて、漁業基地のスペイン・LasPalmas港に係船して帰国休暇中の第7勝栄丸の乗組員の皆さん。 日本から技師を派遣しての船体整備もそろそろ完了との報告を受けて
日本での休暇をゆっくりと過ごされている乗組員の皆さんですが、現地への渡航日程も近くなってきて、会社に集まっての出漁前ミーティングの開催となりました。 毎年必ずおこなっている重要な会議です
事務所の会議室にテーブルといすを人数分並べてスタンバイ。 予定時刻に合わせて集まってくる乗組員たちを会議室にご案内して。 講師には東京築地の第一水産大物部の部長さんにお越し頂いて
大西洋漁場で最も大切なのが、毎年10月から11月にかけて北緯60度近くのアイルランド沖でおこなわれるクロマグロ漁ですね。 一時は資源悪化によってその漁獲枠も大幅に削減されたものの、厳格な資源管理と漁獲量の抑制が功を奏し、クロマグロ資源量がV字回復しました
資源状況が非常に良好なので、2018年から2020年の3年間の日本の漁獲割当も徐々に増えてくる。 もちろん出漁各船の配分量も増えることになるので、旬の脂ののったクロマグロを最高の品質のまま冷凍マグロとして供給していくのが私たちに課せられた重要な使命、ミッションなんです
取引先の東洋冷蔵から提供された製品づくりのマニュアルをもとに、勝倉漁業独自の取組と併せてより良い新しいバージョンの社内マニュアルとして更新し乗組員に配布。 一つ一つの手順に従って、第一水産の部長さんからご指導いただきました。 船頭さんや乗組員もみな真剣な表情で聞いていました
製品づくりの講習会のあとには、今航海の注意点や確認事項などを説明。 さまざまなルールや規制などのもとでおこなわれている大西洋操業なので、こうした共通理解はすごく大事だと思います
休暇中お集まりいただきました乗組員の皆さん長時間のミーティングお疲れさまでした。 そしてお忙しいなか気仙沼まで出張し、製品づくりの講義をおこなって頂きました第一水産の部長さんには、今回も快くお引き受けいただき有難うございました。 これからも引き続きご指導方宜しくお願い致します
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:56