2016年07月31日
大松での「うな重」ランチ
いま気仙沼に帰港中の第7勝栄丸。 次の航海に向けての船体や機器類の整備なども順調に進んでいて、8月10日の出港に向けて様々な作業スケジュールが組まれてきましたね

乗組員の皆さんも連日ドックに通っては、自分たちでできる作業をこなす毎日。 ほんとうにご苦労様です。 夏バテにならないようにと、土用の丑の日に合わせうなぎを食べに行こうということになって

会社スタッフのおごりでうな重をごちそうになると帰航中にメールでの約束を取り付けていたそうで、ようやく実現にこぎつけ、私もご相伴にあずかろうと一緒に出掛けてきました。 震災後、上田中地区に移転し営業開始した「大松」さん。 うなぎや釜飯が美味しいと気仙沼ではとても有名なお店です

お店に到着するタイミングでうな重の出来上がり時間を連絡してもらっていたから、8名もの人数で行ったにもかかわらずすぐにうな重が出てきました。 すごくいい段取りだと思います

久々に食べるうな重。 それも乗組員の皆さんと一緒。 すごく幸せを感じますね。 脂ののったうなぎ、外はパリッと、中はふっくらと、甘辛いタレと香りが食欲を誘います。 山椒をふりかけて頂きます

うな重を食べるなんて年に何度かの事。 たまにはこういう贅沢なお昼ご飯もいいですね。 近いうちにまたスタッフのおごりでごちそうになるっていうのもいいかな。 宜しくお願いします

きのうは土用の丑の日。 乗組員の皆さんと一緒に頂いた大松さんのうな重。 ごちそうさまでした

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08:42
2016年07月30日
第18佐賀明神丸さんが今季初入港!
このところ連日たくさんのカツオ船の入港でにぎわいを見せている気仙沼港です。 7月末ともなるとさすがに盛漁期の様相。 それでも例年に比べると水揚げ量は比較的少ない感じがしますね

中型の近海カツオ船とともに三陸沖の操業を行っているひと回り小さなFRP漁船。 19トンから50トンクラスの船型のカツオ船が最近だんだん増えてきて、気仙沼港でも見慣れた光景になってきました

そんな中、高知県の第18佐賀明神丸さんが今季初めて気仙沼港に入港し、気仙沼沖で漁獲したカツオを水揚げして頂きました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんもみな変わりなく元気そうでなにより

先日までカツオを漁獲しては気仙沼港などに水揚げしていた近海巻き網船団が、キハダなどのマグロを中心とした操業に切り替わったので、このところ巻き網船によるカツオの水揚げは少なくなりました

なので、一本釣り漁船によるカツオの出番到来です。 各船が漁獲しているカツオのサイズは2㎏~2.5㎏ものが中心で、脂ののりはまだまだだけれど、これからどんどんサイズも大きくなることでしょう

18佐賀明神丸さんの入港で、勝倉漁業の問屋部門がさらににぎやかになってきたように思えます。 市場担当のスタッフたちも早朝から入港船の対応で大忙し。 暑い中みなさんご苦労様です

今季初入港の18佐賀明神丸さんには、これからのカツオ漁を安全な航海でそして大漁されますように。 勝倉漁業のスタッフ一同、心よろお祈り申し上げます。 今年もどうぞ宜しくお願い致します

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08:40
2016年07月29日
祝! 第65欣栄丸の新船披露
このたび新造船が完成し、サンマ漁に向け気仙沼港で艤装作業をおこなっていた第65欣栄丸さんが、母港である岩手県釜石港に廻航し関係者を前にしての新船のお披露目式が行われました

最新鋭の大型サンマ棒受け網漁船です。 気仙沼港に入港した際には船内隅々まで見学させていただきましたね。 新造船完成のお披露目ほんとうにおめでとうございます

たくさんの大漁旗で飾られた船体。 岸壁では神主さんによる航海安全と大漁を願っての神事。 そして欣栄丸の社長さんのご挨拶です。 船頭さんや乗組員の皆さんも整列して真剣な面持ち

子供たちによる獅子舞の披露や、新造船完成を祝したお祝いのお餅も振る舞われて、やっぱり新造船のお披露目式っていうのは何度見てもいいですね。 すばらしい完成披露式でした

今シーズンから複数隻でのサンマ漁となる欣栄丸さんです。 8月中旬には北海道の基地港に向けて出港されるそうなので、気仙沼の関係者と共に祈りを込めて見送りたいと思います

第65欣栄丸さんの新造船の完成、本当におめでとうございました。 本船のサンマ漁が安全な航海で大漁でありますように、勝倉漁業のスタッフ一同心よりお祈り申し上げます

遠洋漁業そして近海漁業と積極的な漁業経営をおこなっている欣栄丸さんです。 こんご益々のご繁栄と関係者皆さま方のご健勝をお祈り申し上げまして、新造船のお祝いの記事とさせていただきます

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08:51
2016年07月28日
勝栄丸の冷凍マグロ講習会
大西洋漁場への出漁を前に、勝倉漁業の会議室に勝栄丸の乗組員に集まってもらっての講習会。 マグロ商社・東洋冷蔵の部長さんと築地・第一水産の部長さんに講師を引き受けて頂きました

毎回出漁前におこなっている、より良い製品づくりに向けた勉強会。 勝倉漁業・勝栄丸の製品づくりのマニュアルも徐々に改定しているので、まずは日本人の幹部の皆さんにしっかりと内容を把握しておいてもらわなければなりません。 今何が課題となっているのかを専門家の意見を伺いながら進めていきます

冷凍マグロと言っても、小さなものから200㎏を超える大型のクロマグロまで。 マグロの製品づくりは一緒の工程でも、大きなマグロとなるとやはり実際にはかなりの工夫が必要なんです

いま北大西洋で操業する日本漁船がメインの漁場としているのが、アイルランド沖のクロマグロ漁場。 毎年10月から11月にかけての操業では、脂ののった最高級のクロマグロが獲れるんです

その最高品質のクロマグロをいかに良好な品質を保ちながら超低温で凍結し日本の皆さまへお届けするか。 プロのマグロ漁師も講師の先生方のお話しをしっかり受け止めていたようです

今回の講習会の内容を実際の操業に活かして頂いて、素晴らしい結果を出してほしいと思いますね。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、どうぞ宜しくお願いしたいと思います

お忙しいなか講師をお引き受け頂きまして、ほんとうに有難うございました。 これからも勝栄丸のマグロをどうぞ宜しくお願い致します。 講習会に出席された乗組員の皆さん、お疲れさまでした

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14:53
2016年07月27日
ユッケジャンラーメンのお昼ご飯
第7勝栄丸がドック中の気仙沼で、現場からの帰り道にどこかで食事して帰ろうということになって、そうだ仮設商店街の気仙沼横丁に行ってみようと、スタッフとともに立ち寄ってみました

もうすぐここの仮設商店街も撤去されるのかなあと思いつつ、よく見れば営業していない店舗も目立つ感じになっていて、以前のにぎやかな雰囲気とはちょっと違った感じがしました

それでもお目当てのお店は引き続き営業していたからラッキー。 前に来た時にはユッケジャンクッパを食べたから、今回はユッケジャンラーメンにしようと即注文です

野菜たっぷりの具、辛さが気持いいスープ、これで税込ワンコインなのですごくリーズナブル。 暑いときに辛いもの、食欲が落ちるときなんかには特におすすめの一品だと思います

震災から6年目となって、仮設店舗や仮設住宅からの移転も話題になってきた昨今。 気仙沼横丁の対岸の魚町エリアはこれから建物の撤去や嵩上げ、土地区画整理事業がおこなわれていきますね

内湾地区の復旧・復興にはまだ相当な時間がかかるんだろうなあなんて考えながら、会社のスタッフとともにユッケジャンラーメンのランチを頂きました。 仮設店舗の皆さんの今後が気になります

市内に点在する仮設商店街の皆さんにほんと頑張ってほしいですね。 こうして利用する事が、復旧・復興への助けになるんでしょうね。 勝栄丸ブログの読者の皆さんにもぜひ足を運んでほしいです

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06:38
2016年07月26日
「ニッポンまぐろ漁業団」での懇親会
東京の日かつ漁協会議室でマグロ漁業者と全日海との労使懇談会が開催され、日本各地区の代表者が一堂に会し、日本人船員の後継者確保育成問題などについての話し合いがもたれました

いま気仙沼で力を入れておこなっている若手船員の確保育成。 事務局からの情報では、震災後80名ほどの若者がマグロ漁師を目指して乗船。 その中で幹部船員に育ってきた船員も出てきましたね

幹部船員の後継者問題は劇的な改善は難しい。 だからコツコツと一人ずつ丁寧に真剣に育てていかなければならないんです。 その一つ一つの努力の積み重ねが、実りつつあるんだと思います

こういう話し合いの場を定期的に開催する事で、全国各地のマグロ漁業者が問題意識を共有し、みんなが後継者確保育成に前向きに取り組んで着実な成果を上げてほしいなと心から願います

3時間にもわたる真剣な意見交換のあとは、会場を移しての懇親会です。 いま話題となっているマグロ料理を専門に提供する居酒屋さん「ニッポンまぐろ漁業団」の浜松町店に行ってきました

昨年9月に1号店が新橋にオープンし、2店舗目となる浜松町店が6月にオープン。 日本籍漁船が釣り上げた天然まぐろを中心にしたマグロ料理専門店です。 マグロのプロとしてはぜひ見ておかなければならないお店ですね。 仲間のまぐろ漁業者たちと興味津々潜入です

お店の正面にはドーンとマグロの大きな文字。 店内は本物の大漁旗が飾り付けられていていい雰囲気。 店長さんならぬ船長さんのご案内で席についてお勧めのメニューを紹介してもらいました

「ミナミマグロの断面切り一枚刺し」は、大トロ・中トロ・赤身がすべて味わえるお勧めの一品。 お通しはマグロの皮の湯引き。 マグロの鉄板焼きやなめろう、テールステーキなどなど、ほとんどのメニューがマグロを使ったものだけど、ぜんぶ違った美味しさで、まぐろの美味しさを再認識させられました

マグロ料理専門店ならではの工夫が満載の「ニッポンまぐろ漁業団」。 日本の遠洋マグロ漁船の獲った美味しいマグロをもっともっと皆さんに食べてもらいたいですね。 是非お勧めしたいお店です

【ニッポンまぐろ漁業団】のホームページはこちら

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08:49
2016年07月25日
11佐賀明神丸さんが今季初入港!
まだ梅雨が明けきらないどんよりとした曇り空におおわれた気仙沼港です。 それでも今月いっぱいでは梅雨も明けて夏空になってくるんでしょうね。 夏本番が待ち遠しいです

週明けの今日、気仙沼魚市場に高知県の第11佐賀明神丸さんが今季初入港となって、気仙沼沖で昨日漁獲したカツオを水揚げして頂きました。 昨年より約一カ月遅い気仙沼水揚げです

船頭さんや乗組員の皆さんも皆お変わりない様子。 千葉県の勝浦港でのカツオの水揚げがまだ続いているので、本船に続いて気仙沼に入港してくれるカツオ船が増えることを期待しています

いまカツオ船の中心となっている100t以上の船型よりもひと回り小さいサイズの11佐賀明神丸さんです。 大きな船にまじっての操業でもひけをとらないのはさすがといったところですね

今年のカツオ漁は全般的に低調となっていて、春先の二平先生の予想が的中した感じの推移ですが、これから夏本番となって気仙沼でのカツオの水揚げが盛り上がってくれるといいなあと思います

船頭さんにお話を伺うと、気仙沼から30マイルほどのところでの漁獲だったとか。 大きなサイズのカツオもまじっていて、各船のカツオよりもひと回り大きくて、鮮度もよくって、最高のカツオでした

この漁場にもう一度チャレンジしてみるとの事なので、期待して待ってましょう。 第11佐賀明神丸さんの航海の安全と大漁をお祈りしながら、水揚げ後すぐに沖へ向かう本船を見送りました

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08:37
2016年07月24日
第7勝栄丸の上架工事すすむ
大西洋から気仙沼に帰港し小鯖造船に上架しての船体整備工事をおこなっている第7勝栄丸の様子を見に現場に視察に行ってきました。 上架してから約20日。 工事も順調に進んでいるようです

船底や外板の汚れが落とされ、すでにペンキの塗装が終了して、船体保護の亜鉛板の装着も終わり、あとはプロペラシャフトとプロペラそして舵板の復旧を待つばかり。 すごくきれいな塗装状態でした

毎日のようにドックに足を運んでは、工事の監督や指示を出しながら自らも修繕作業をおこなっている第7勝栄丸の乗組員の皆さんにご挨拶。 暑いなか連日ほんとうにご苦労様です

船の外回りは、プロペラなどの艫の復旧を残すだけだけれど、甲板や船員室、機関場の工事は明らかにまだまだ時間がかかるような。 工事資材で足の踏み場もないくらいの感じになっていますね

13年ぶりの日本でのドックなので、ある程度は工事費がかかるのは覚悟していたけれど、こういう大規模なリフレッシュ工事を目の当たりにすると、請求書を見るのが怖い感じがします

それでも、真に必要な箇所だけの工事個所の発注とし、そして自分たちでできることは自分たちで手を付けるなど、ものすごく協力して頂いて助かりますね。 ドックももう少しで終わりなので宜しくです

8月の初めに予定されている下架に向けて、これから第7勝栄丸の上架工事が最終段階を迎えます。 次に本船の状況を確認しに行くときまでは、なお一層工事が進んでいる事でしょう。 本船の工事にあたる関係業者の皆さん方には、しっかりとした現場での施工のほど、どうぞ宜しく願いいたします

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07:47
2016年07月23日
新造船・第65欣栄丸さんが気仙沼に!
このたび新造船が完成し先日気仙沼に回航してきた釜石のサンマ漁船・第65欣栄丸さん。 8月の出漁に向けての艤装作業が急ピッチでおこなわれているところにおじゃましてご挨拶してきました

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんにご挨拶。 これから気仙沼港で本当にお世話になりますので、皆さんどうぞ宜しくお願い致します。 勝倉漁業の問屋部門が精いっぱい対応していきたいと思います

船頭さん方へのご挨拶のあと船内を見せていただきました。 最上階のブリッジには最新鋭の航海計器類がずらっと並び、操舵席から見やすいようにすべての機器が配置してあって素晴らしいです

おもて側を見渡せば、漁艙ハッチがずらりとならんでいて、相当量のサンマが積めるんだろうなあと容易に想像できますね。 ぜひ気仙沼に満船での入港を期待したいです。 宜しくお願いします

船内の家具類はすべて落ち着いたカラーで統一。 船員室の居住性もよさそう。 サンマ船では最も大きいサイズの船体に、最新鋭の機器類や機能が満載のすばらしいサンマ漁船でした

会社の期待を胸に船頭さんや乗組員の皆さんはこれからサンマ漁へ出漁するわけですが、くれぐれも事故なく怪我なくそして大漁でありますように勝倉漁業スタッフ一同心よりお祈り申し上げます

7月27日には母港釜石での新船披露を予定する第65欣栄丸さん。 最新鋭のさんま棒受け網漁船の竣工ほんとうにおめでとうございます。 来週釜石での新船披露がとても楽しみですね

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08:27
2016年07月22日
バリ舞踊を鑑賞しながらの食事会
バリ島ベノア港で123勝栄丸の出港を見送ったあと、こんどは第7勝栄丸の船頭さんを交えての次航海に向けてのミーティングがおこなわれました。 現地関係者と幹部船員が集合です

現地の配乗体制が大幅に変更となる次航海。 スムーズな移行が図れるように、すべての関係者からの理解とご協力をえなければならない大切な会議なので船頭さんもバリ島に渡航です

約1日かけてじっくりと話し合い、お互いの考え方や関係者の協力を得る確証が得られました。 これからも皆さんには本当にお世話になりますので、どうぞ宜しくお願い致します m(__)m
重要な会議を終えてホッと一息。 私の希望でバリ舞踊を見ながら食事ができるレストランに船頭さんをご招待。 ジャワの王宮料理が楽しめるお店なんです。 前に何度も行ったことのあるサヌールのお店

民族衣装に身を包んだ女性たちがずらりと並んで一品ずつお料理を配膳してくれます。 お皿の真ん中にはご飯「Nasi」、その周囲には空芯菜の炒め物やパプリカの肉詰め、テンペにサテ、海老などなど

鶏肉のスープ「Soto Ayam」もすごく上品な味付けでGOODですね。 まずはBintangビール、そしてバリ島のHATTENワインで乾杯です。 楽しい食事とともに目の前で繰り広げられるバリ舞踊。 何度見てもすばらしい、レゴンダンスがいちばん素敵ですね。 最後にみんなで記念撮影です

今回のバリ島出張を締めくくるバリ舞踊を鑑賞しながらの食事会。 またこういう機会があればぜひ見に来てみたいですね。 食事も美味しかったし、お酒もいっぱいいただいて最高でした

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13:07
2016年07月21日
バリ島のホテル事情
バリ島に出張する時は、もっぱらサヌール地区のホテルを利用する事が多い。 中心街のクタ地区もベノア港から新しく伸びたバイパスを利用すれば同じくらいの時間で通えるけれど、クタはどうしても交通量が多くて渋滞がすごく、それに騒がしいのでサヌールの静けさのほうが好きかな

観光地だけあってホテルのグレードもぴんきり。 高級リゾートホテルに泊まれば一泊数万円だけど、いつも利用しているサヌールのホテルは日本のビジネスホテルと同じくらいの料金

だけどもっと安くていいホテルもあるっていう情報を聞いて、ちょっと寄り道での視察です。 ローカルの方々が利用するホテルは安いとこだとほんとに1000円以下っていうのもあるらしく、でもここは2500円ほどの価格帯なので、下の上ってとこでしょうか。 インドネシア独特の素敵な装飾がお出迎えです

日かつ職員が宿泊して約一週間。 不思議な事に他に泊まっているお客さんを見ていないらしく、私たちが行った時も宿泊客の気配がありませんでした。 何か特別な理由があるのかな

部屋はこじんまりしてるけど清潔感もあって空調も効いてて、まあここでもいいかなって。 どことなくパリの隠れ宿っていう感じもしないでもない。 想像していたよりけっこう素敵な部屋でした

中庭にはちっちゃいプールもあってちょっとはリゾート気分も味わえるかも。 こんどうちのスタッフにでも泊まってもらって感想を聞いてみてもいい。 でもこのホテルに客一人はなんかちょっと怖いですね

探せばもっともっといろんなホテルがあるんだろうけど、食事する場所が周囲にたくさんあって、船からのアクセスが良い場所をどうしても選んじゃいます。 バリ島のホテル事情をちょっと書いてみました

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06:47
2016年07月20日
インドネシア料理を頂きながら
123勝栄丸のバリ島補給での滞在中、現地関係者の皆さんや本船の船頭さんたちとミーティングを兼ねて何度も食事する機会があって、今回も代表的なインドネシア料理をたくさん頂きました

インドネシアの焼きそば「ミーゴレン」、やきめし「ナシゴレン」は私が大好きなメニュー。 安いお店だと200~400円ほどで食べることができてとってもリーズナブルなまさに国民食ですね

日本の焼きそばや炒飯とはちょっと違うオリエンタルな味がいい。 ちょっと高いお店に行くと、付け合わせに焼き鳥「サテ」やエビフライ、目玉焼きなんかがトッピングされたスペシャルなものもあるんです

そして何といってもインドネシアはスープが美味い。 代表的な鶏肉のスープ「Soto Ayam」、牛肉の真っ黒い色のスープ「Rawon」は私が最も好きなスープかな。 付いてくる辛味を入れ過ぎると大変なことになるから、味を見てちょっとずつ調整していくのがお勧めですね

船を離れておなじみのお店でのランチ。 今課題になっているベノア港でのいろいろな制限や今後の見通し等について、船頭さんを交えてじっくりと情報交換する事ができました

こういう繋がりをこれからも大切にして、日本に帰ってからも連絡を密にして、マグロ船の運航がスムーズに図れるようにしていかなければと思います。 関係者の皆さんこれからもどうぞ宜しくです

インドネシアの代表的なお料理を食べながらの情報交換。 すごくいい時間でした

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08:38
2016年07月19日
123勝栄丸がBali島を出港!
気仙沼を出港しインド洋漁場への玄関口バリ島ベノア港で、出漁への最終補給をおこなった第123勝栄丸が、Indonesia船員の乗船も完了して南インド漁場を目指しての出港となりました

予定では本船の滞在が一泊二日の予定だったけれど、日本出港時から引きずっていた機器類の調整作業などに時間がかかったりと、出港予定を一に延ばしての滞在でした

日本から派遣した技師の方たちのご協力もあって、なんと出港にこぎつけることができました。 現地関係者の皆さんにも大変お世話になって、出航を見送った岸壁で皆さん並んでの記念撮影です

本船は一路、豪州西岸沖のミナミマグロ漁場に向けての航行となります。 各船からの依頼で持参した僚船への託送品を積込んでの洋上渡しも予定。 今航海も各船の皆さんどうぞ宜しくお願いします

新造船から4度目の遠洋航海に出港する本船。 船頭さんをはじめ日本人幹部船員の皆さんや2航海目の新人君、そしてIndonesia船員の皆さんには、くれぐれも怪我なく元気に頑張ってほしいですね

ベノア港の岸壁で本船の船影が見えなくなるまで関係者とともに見送りながら123勝栄丸の航海安全と大漁をお祈り致します。 気をつけて頑張ってきてください。 来年3月に再会しましょう

今回の補給入港でも現地関係者の皆さんには本当にお世話になりました。 今後とも勝栄丸各船の運航サポートのほどどうぞ宜しくお願い致します。 とても暑い暑いベノア港でした

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10:51
2016年07月18日
Indonesia船員とのミーティング
インド洋への出漁に向けての最終補給地バリ島ベノア港に入港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 本船に乗船するインドネシア船員に集まってもらっての出漁前ミーティングがおこなわれました

現地の事務所会議室にインドネシア船員たちが集合。 長年、勝栄丸に乗船し続けてくれている船員達もたくさんいて、新たなメンバーと共にチーム勝栄丸一丸となって頑張ってほしいですね

乗船までのスケジュールや操業における注意点などをお話しし、乗組員の皆さん方の日頃のご協力に対し感謝の意を伝え、みんなとガッチリと握手。 みんな逞しい船員たちですね

これから大荒れの南インド漁場に向かう123勝栄丸。 くれぐれも怪我や事故の無いように、インドネシア船員の皆さん方にも十分に注意してほしいです。 ベノア港でまた笑顔で再会しましょう

ベノア港での食料品などの積込やインドネシア船員の乗船がすめば、あとは出港を待つばかり。 機関場で並行しておこなわれている機器の調整作業の進捗も気になりますね

機関長や日本から派遣した技師たちの様子を見てこようかと。 それにしても暑い暑いベノア港。 船内空調も調整中なので、船内は蒸し風呂状態になっているけれど、出港までは改善している事でしょう

インドネシア船員たちが集まっての出漁ミーティング。 すごく充実したいい時間でした

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12:05
2016年07月17日
123勝栄丸がベノア港到着!
気仙沼港を出港して約13昼夜。 インド洋漁場に向けて航行している勝倉漁業の第123勝栄丸が、補給基地のインドネシア・バリ島ベノア港に到着し、関係者の出迎えを受けて入港となりました

ベノアの岸壁には静岡県焼津市の35福積丸さんが入港中。 福積丸の船頭さんには、勝栄丸各船が沖合でいつも大変お世話になってます。 入港待ちのあいだに船頭さん方へのご挨拶

入港すると税関やイミグレーションの検査のため係官が乗船。 手続きが厳格化されていて、一人一人のパスポートを照らし合わせながらの本人確認。 問題なく入港手続き終了です

朝がたは少しは過ごしやすい気温のバリ島も、陽が高くなってくるとだんだんと気温が上がってきてものすごい猛暑に。 日陰の無い岸壁では直射日光が痛いくらいですね。 ほんと暑い

日本からの乗組員の皆さんには、毎日の作業お疲れさまでした。 ここで乗船するインドネシア船員も本船の着岸作業に汗だくで対応。 到着後すぐに食料品などの積込開始です

先航海からの機器類の不具合がまだ解消されず、気仙沼の技師が出張しての現場での調整作業。 これから操業が始まる本船なので、不安なく心配なく沖出し出来るよう対応のほど宜しくです

ベノア港での滞在は一泊二日を予定する本船。 短い滞在期間ですが、少しはリフレッシュしてほしいと思いますね。 関係者の皆さん、123勝栄丸の出港までどうぞ宜しくお願い致します

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10:31
2016年07月16日
シンガポール航空でバリ島へ
連日のカツオの水揚げで賑わっている気仙沼港を離れて羽田空港に移動してきました。 ここは国際線ターミナル。 都心からのアクセスもすごくよくって羽田空港はすごく便利ですね

7月1日に4年目の航海へと気仙沼を出港した123勝栄丸が、操業前の補給・経由地であるインドネシア・バリ島ベノア港に到着するのに合わせて、現地でのアテンドなどのために出張です

本船の操業一切を取り仕切る船頭さんとともにシンガポール航空でのフライトです。 バリ島デンパサール空港まではガルーダの直行便が就航してるけど、気仙沼からの移動では午前中のフライトに間に合わないから、いつももっぱら深夜便を利用しています。 現地に朝着くのでこれはこれで便利です

シンガポールを経由してデンパサールまでの空の旅。 日頃の忙しさからちょっと離れて、移動の時間くらいはゆっくりしたいもの。 現地に到着すれば、すぐに仕事が待っていますからね

出港後の機器の不具合などの調整のために、気仙沼の技師の方も入港に合わせて現地入りする予定。 これから操業に入る本船が、心配や不安なく沖出し出来ますよう、調整方よろしくお願いします

気仙沼に比べると東京はけっこう暑く感じられるけれど、ベノア港はまたさらに暑いんでしょうね。 それではバリ島に行ってきます。 明日からは現地からのレポートなので皆さんお楽しみに

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10:06
2016年07月15日
勝栄丸のミナミマグロお買上!
新造船から3年が過ぎて、7月1日に気仙沼港から4度目の航海へと出港した勝倉漁業の123勝栄丸。 その後、補給基地のバリ島ベノア港に向けて順調な航行を続けています

毎年これからの時期におこなわれる豪州西岸沖・南インド洋でのミナミマグロ漁。 北半球とは真逆の季節なので、今からが真冬になるんです。 冬の海だから海も大しけとなる大変な漁場です

そこで漁獲されるミナミマグロは高級魚としてお寿司屋さんなどの業務筋でよく使われる商材。 脂のりもよくって、赤身の味もすごく好き。 酢飯には一番合うマグロなんじゃないかなあって思います

毎年8月に東京ビックサイトを会場におこなわれるジャパン・インターナショナルシーフードショー。 私たちのブースでは昨年、ミナミマグロの解体ショーと試食会を開催して好評をえましたね

その解体ショーを手伝って盛り上げていただいたのが築地市場の仲卸・入元仲田さん。 本当にお世話になりました。 今週の築地市場のマグロの競りで、入元仲田さんが123勝栄丸のミナミマグロをセリ落としたと、その写真とともに連絡がありました。 お買い上げいただいて本当にありがとうございました

セリ落としてすぐにバンドソーでマグロの解体。 サンプルのスライスで品質を再チェック。 赤身のきれいなミナミマグロです。 処理や凍結もばっちりだったんじゃないかなあと思います

123勝栄丸が漁獲したミナミマグロ。 しっかりとした資源管理の証のプラスチックTAGも写ってます。 これからも勝栄丸のマグロをどうぞご贔屓に。 そして今年のシーフードショーでもミナミマグロの解体ショーをまたやる予定なので、昨年に引き続きご協力のほどお願い致します

セリ開始の鐘の音での客引き。 会場中に響き渡るほどの大音量が今年も楽しみです

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09:31
2016年07月14日
お気に入りの辛シビつけ麺
勝倉漁業が弁天町の新社屋に移転して1年以上が過ぎて、スタッフのみんなもこの新しい事務所にすっかり慣れた感じがしますね。 まわりの風景もこの1年でだいぶ変わってきたような印象

それでもまだ隣接する道路の整備が完了していないから、敷地の外構工事も一部だけの整備にとどまっていてなんかもどかしいです。 それでも仕事に支障ないからまあいいか

震災から約4年間お世話になった田中前の仮事務所。 たまに前を通るけれどなんか懐かしいですね。 その仮事務所からほど近い「まるき」さんには、お昼ごはんでしょっちゅう通ったものでした

弁天町に移転してからは少しだけ距離があるから、時間の無い時は行きたくてもいけない。 だけど無性に食べたくなる時があって、先日もお客さんと一緒にまるきさんにおじゃましてきました

最近私はもっぱら「辛シビつけ麺」派。 辛さと旨味のバランスのいいつけダレに、小麦の香りがしっかり感じられる中太麺。 一度食べたら癖になる味っていうんでしょうか、最高のつけ麺だと思いますね

美味しいラーメンを追求して努力と工夫を重ねているまるきさん。 個人的には、いまのこってりがっつり系の煮干しそばよりも、前のあっさり系の煮干しそばのほうが好きかな。 ぜひ復活させてほしいです

弁天町の事務所からはちょっと遠くなってしまったまるきさんですが、そんなに遠いわけじゃないから、田中前方面に行く事があったらまたぜひ寄らせていただきたいと思います。 ごちそうさまでした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:54
2016年07月13日
カツオ資源は本当に大丈夫か
例年ならもうすでにカツオの漁場は気仙沼沖に移動して、全船が気仙沼港中心の水揚げになっているはずなのだが、今年は何かちょっと違う感じ。 数量もまとまって本格的にはなってきたことは確かだけれど、近年で最も数量の少なかった昨年と比べても数量的に相当下回っているとの情報。。。

先日までは缶詰原料のビンチョウがある程度まとまった数量連日水揚げされていたから、金額的にも伸びていたしあまり目立つことがなかったけれど、これからのカツオがどんな具合か少し心配に

やっぱ南方海域での海外巻き網漁船によるカツオの乱獲が原因なんでしょうかねえ。 年々かつおの資源量が減ってきているような感じがします。 そう思うのは私だけかな

カツオやマグロ類の主要な漁場である三陸沖を含む中西部太平洋海域。 この海域でのカツオの漁獲量は数百万トンにものぼり、その漁獲数量は年々増加しているため資源量は安定していると言われています。 果たして本当にそうなんでしょうか

日本の近海でのカツオ船の漁獲量はその1%ほどなので、その数量が増えても減っても全体の資源量にはあまり大きな影響を及ぼさないのは確か。 でも中西部太平洋それも南方海域での乱獲の影響は、三陸沖でのカツオ漁に確実に大きな影響を及ぼしているんじゃないかと思いますね

かつては6月から11月まで、遅いときは12月まで三陸沖でカツオ漁をおこなっていた船団が、昨年は10月に切り上げとなった年でした。 20年連続日本一のカツオ水揚げを目指す気仙沼港にとって、三陸沖でのカツオ漁が順調にそして長期間行われることを願うばかり。 今年は11月まで続きますように

気仙沼魚市場でのカツオの水揚げに立ち会いながら、ふと思ったままの雑感でした

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
06:41
2016年07月12日
58欣栄丸さんが岸壁シフト
昨年からサンマ漁に参入して、積極的な漁業経営をおこなっている岩手県釜石市の濱幸水産さん。 現在建造を進めている新造船と並行して、気仙沼港では新たに調達したサンマ漁船・58欣栄丸さんの艤装作業がおこなわれていて、係船岸壁から艤装岸壁へのシフトが行われました

いま気仙沼港は皆さんもご承知の通り、カツオ船や巻き網船の入港ラッシュが続き、マグロ船の出漁準備やサンマ船の艤装作業なども重なって岸壁確保が本当に難しい状態なんです

なので本船の岸壁確保のために早朝から見張り番で待機。 朝一でのシフトかと思われましたが、段取りなどに予想以上に時間がかかり、岸壁のシフトを終えたのはもうお昼近くの11時頃。 ご苦労様です

造船所できれいにお化粧直しされた船体。 作業艇に曳航されながら徐々に近づいてきます。 真夏のような暑さの中での作業、乗組員の皆さん方も汗だくになって大変だったことでしょう

8月のサンマ漁への出漁に向けて、気仙沼で残る整備作業などをおこなっていく58欣栄丸さんです。 気仙沼の取引先業者とともに、精一杯対応したいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします

情報によると、いま北海道沖などでおこなわれているサンマの試験操業では漁模様が順調の様子。 本チャンのシーズンでも脂ののった大型のサンマがたくさん獲れることを期待しています

カツオの水揚げが本格化し、来月にはサンマ漁が始まる気仙沼港。 夏に向けて港全体が盛上がってきました。 今月20日頃に予定されている欣栄丸さんのサンマ漁船の新船披露も楽しみですね

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08:37
2016年07月11日
本格的なカツオシーズン到来
朝方はひんやりとした空気に包まれていた気仙沼ですが、だんだんと真夏のような暑さになってきました。 雰囲気はもう梅雨明けの夏って言った感じですよね。 ほんと暑いです

気仙沼魚市場でのカツオの水揚げも順調に行われていて、123佐賀明神丸さんも新鮮なカツオをたくさん持っての入港となりました。 数日前にあったばかりの皆さんです、おかえりなさい

聞けば、沖は雨模様の冬のような寒さなんだとか。 港に入るとTシャツ一枚でも暑い暑いと言っている乗組員が、沖の漁場で操業する時には上着一枚二枚羽織るくらいの気温なんだとか

こう暑いとそういう気温もうらやましい気もしますけど、乗組員の皆さんは命がけで商売しているんだから、ほんとすごいと思いますね。 次の航海もカツオを満載しての帰港を期待しています

本船には183佐賀明神丸からの船員さんも先日から乗船となって、それまで少なめだった乗組員数が一挙に増えて、ものすごく戦力アップしたんじゃないでしょうか。 皆さんかわりなく元気です

今年のカツオ漁は比較的漁場が近く、気仙沼港までもそんなに時間のかからない漁場だと聞きます。 あとはどんだけ数量が釣りこめるかっていうこと。 乗組員の皆さんの奮闘に期待しましょう

梅雨っていうよりも真夏に近い気温となった気仙沼です。 夏、カツオシーズン到来ですね

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09:15
2016年07月10日
気仙沼魚市場の日曜開市
気仙沼でのカツオの水揚げもここにきて本格化してきて、連日たくさんのカツオ船が入港してくれてます。 きょうも14隻で300トンほどの水揚げを予定。 そう、いま気仙沼は日曜日が開市なんです

カツオ船の盛漁期に対応して、気仙沼魚市場は毎年この6月から7月の間は、土曜日が休みで日曜日が開市の日。 出荷先の消費地市場や量販店などに新鮮なカツオを届けるためのもの

勝倉漁業の問屋部門のスタッフたちも、魚市場のスケジュールに合わせて休みをとっての対応です。 日曜日ですけど、早朝4時過ぎには出勤して夜明けとともにカツオの水揚げの開始。 ご苦労さまです

昨日夜のうちに気仙沼魚市場に到着し水揚げ時間を待っていた高知県の28勝栄丸さん。 今季二度目の気仙沼入港での水揚げとなりました。 前日に釣った「新口」のカツオ。 鮮度抜群です

数年前までは100トンクラス以上の中型のカツオ船が主流でしたが、ここ数年のあいだに28勝栄丸さんのような小型のカツオ船が気仙沼にも水揚げしてくれるようになりましたね。 新船建造されて戦闘力がアップして、三陸沖でのかつお漁にも対応できるようになってきたということなのでしょう

ビンチョウの漁が急に少なくなって、比較的沿岸でのカツオ漁に切り替わってきました。 これからの各船の漁模様に期待ですね。 巻き網船がとってくるカツオの数量が多めの日が続いているので、かつおの価格はいま一歩の感じなので、一本釣り船の方々にとっては我慢の時期なのかもしれません

三陸沖でのカツオ漁に奮闘している28勝栄丸さんの航海安全と大漁をお祈り致します

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07:05
2016年07月09日
第7勝栄丸の上架工事が本格化
大西洋漁場でのマグロ漁から気仙沼に帰港し、小鯖造船に上架しての船体整備工事が始まった勝倉漁業の第7勝栄丸です。 本船の周囲には足場が設置され、作業も本格化してきましたね

梅雨の天候不順の中でのドックなので、特に塗装関係などは天気を見ながらになってしまいます。 それでも、船底や外板などは塗装業者の皆さんがいっせいにタッチアップを開始し、船尾では舵板やプロペラシャフトを取り外す作業が行われ、そして甲板や機関部においても業者の方々が入り乱れて、資材や工具などで足の踏み場もないくらいになっています

本船の乗組員も毎日のようにドックに通っては、自ら工具を持っての修繕作業や業者の方々への指示だしなど、皆さん連日本当にご苦労様です。 みな和気あいあいの雰囲気なのですごくいい感じ

ふと見ると、すごく若い職工さんが目に入ったので声をかけてみたら、気仙沼向洋高校の2年生なんだとか。 学校の研修で船の整備のお手伝いをしているそうで、この中から将来のマグロ船の船員が誕生しないかなあと思いながら、彼らの働き具合を観察しました。 こういう社会勉強ってすごく大事ですよね

本船には海からマグロを獲りこむ際に使用する機械が搭載してあって、それが結構大掛かりなもの。 日本に久しぶりに戻ってきた本船なので、こういう機械類もオーバーホールする必要があって、若い航海士が自ら電動工具を持ってのサビ打ち作業です。 ほんとうに頼もしい船員達です

長期航海から日本に戻って、ドックでの作業を監督しながらの休暇。 船が上架中は乗組員の皆さんもなかなかゆっくりと休めないと思うけれど、いましばらくの協力をお願いしたいと思います

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17:32
2016年07月08日
気仙沼魚市場で撮影の一枚
いつもは写真を撮る側ばかりの私だけれども、たまにこうして写真を撮られるっていうのもなんか新鮮な感じがしますね。 気仙沼魚市場で仕事をしている私を撮影した写真をある方に頂きました

このところ気仙沼港には連日カツオの水揚げが続いていて、私も毎日のように早朝から魚市場での水揚げ作業。 勝倉漁業のスタッフたちもみんな朝からの仕事を頑張ってくれてますね

ふだんは私のカメラOMD-EM1で撮影してて、少しでも写真がうまくなりたいなと思いつつ、たまにカメラの先生にご指導をお願いしたりして。 その先生は最近なんとフィルムカメラを使っているらしく

この写真も昔のCANONのフィルムカメラで撮影したもの。 いつも見慣れている解像度の良いデジタル写真とはまた違った雰囲気で、こういう写真も印象深くってすごく素敵だなあって感じます

さすがにフィルムカメラを使用するっていうのは、初心者の私にとってはハードルが高すぎてちょっと無理かな。 それでも楽しそうにアナログのカメラで撮影しているの見ると、機材はどうあれ写真っていいなあとつくづく思います。 私もこういうスナップ写真が撮れるようにスキルアップしたいです

いつもの勝栄丸ブログとは違って、きょうは自分の写真を掲載してのカメラ談義となりましたが、自分が納得する写真を皆さんにもご覧になって頂くべく、これからもカメラを手に仕事をしたいと思います

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08:20
2016年07月07日
北かつまぐろ屋 田中前店へ
気仙沼港のカツオの水揚げもようやく本格化の兆しが見えてきて、勝倉漁業の問屋部門も連日早朝から大忙し。 そして小鯖造船には第7勝栄丸が上架中で、船体整備作業などもこれから始まりますね

そんななか、遠方からのお客様をお連れしてどこに食事に行こうかなと。 そうだ、北かつまぐろ屋の田中前店にはこのところ行ってなかったので、そこにしましょうっていう事で行ってきました

気仙沼市内に2店舗ある北かつまぐろ屋さん。 田中前店はメカジキのステーキが人気なので、それを目当てに来店するお客さんも多いですね。 お店に到着するとお昼時とあってか、店内は満席状態でした。 みると、マグロ丼と合わせてメカジキのカマトロステーキを食べている方がたくさん

いまはキャンペーン中なのか、ボリューム満点のランチセットが選べるみたいです

私たちはそれほどのボリュームは必要ない年齢なので、マグロ丼とメカジキステーキを単品で注文。 ちょっとだけ贅沢に、イクラののったマグロ丼にしてみました。 まぐろ屋自家製のイクラが美味しそう

そしてメカジキのカマトロステーキが熱々の鉄板での提供。 おろしポン酢をかけるとジューッという美味しそうな音と香りが広がって、食欲をそそりますね。 田中前店の人気メニューなのがわかります

もうひと方はまぐろ漬け丼を。 まぐろ屋特製の漬けダレにつけ込んだ上質なメバチマグロの赤身。 私が一番好きなマグロ丼かもしれません。 これは皆さんにもぜひ食べてもらいたいですね

気仙沼もだんだん暑い日が多くなってきて、こういうさっぱりとした食事がいい。 これから夏にかけて観光シーズンを迎える気仙沼で、北かつまぐろ屋のまぐろ丼は一番のお勧めの気仙沼グルメかもね

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08:18
2016年07月06日
雨の中でのカツオ水揚げ
先日までの真夏のような暑さから一変、梅雨の冷たい雨模様の天候となった気仙沼港です。 一昨日、今シーズン初入港での水揚げをおこなった高知県の83佐賀明神丸さんが、出港の翌日に気仙沼沖で漁獲したカツオとメバチ・キハダマグロなどをもっての帰港となりました

夜半には気仙沼魚市場に到着し、水揚げ時間を待って待機していた本船の乗組員たち。 早朝5時前には水揚げのスタンバイも完了して、魚市場職員の合図で水揚げの開始です。 あいにくの朝からの雨。 水揚げ作業にあたる勝倉漁業のスタッフなども雨合羽を着込んで万全の体制ですね

昨日は一本釣り船と巻き網船を含め10隻で300トン以上、本日も10隻で350トンほどのカツオなどを水揚げした気仙沼港。 ここにきてようやく数量もまとまってきて、本格的なシーズンインといった感じ。 聞けば、北海道沖で一日に40トンものカツオを釣り上げた一本釣り漁船もいるそうなので、これからの漁模様に大いに期待しています。 カツオ船の皆さん、がんばって下さいね!

春先からここまで順調に水揚げをのばしてきて、今年も水揚げレースのトップをひた走る83佐賀明神丸さんです。 若き船頭さん独特の嗅覚で、かつおの群れを着実にとらえてくれることと思います

水揚げを終えた本船は、昼前には漁場に向けて出港する予定との事。 いい成績をあげる船っていうのは、乗組員の皆さん一人一人が大きな目標に向けてまとまっているのがわかります。 その先頭になって全体を束ねているのが船頭さん。 日々の苦労やプレッシャーも相当なものだと思いますが、からだに気をつけて元気いっぱい頑張ってほしいです。 近日中の入港をお待ちしてますから

南の海域には台風1号が発生し、夏に向かうと同時に台風シーズンにもなってきます。 ようやく本格化してきた気仙沼港のカツオ水揚げが順調に推移しなんとか20年連続日本一を達成したいものですね

83佐賀明神丸さんのこれからの三陸沖でのカツオ漁の大漁と安航をお祈りします

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10:18
2016年07月05日
第7勝栄丸が小鯖造船に上架
6月下旬に大西洋から帰港し、漁具資材などのあと片付け作業を気仙沼でおこなった勝倉漁業の第7勝栄丸が、小鯖造船に上架となって船体や機器類の整備作業が開始されました

朝8時にはプラザホテル下の岸壁に関係者一同が集合。 勝倉漁業のスタッフも魚市場でのカツオの水揚げを終えて合流。 本船は造船所の作業艇に曳航されてドックに向かいます

いま帰国中の社船の乗組員にもお手伝いをお願いして。 顔見知りの船員同士なので船が違っても息はぴったりと合ってますね。 ベテラン船員から新人船員まで、すごくほのぼのした雰囲気です

ドック前に到着して、船台に搭載となって、徐々に陸上に引き上げられていく船体。 大西洋の荒海を乗り越えてきた船体の汚れが、高圧洗浄作業によって少しずつ落とされていくのがわかります

約2時間ほどで上架完了。 工事関係者と一緒に船底や外板、船尾まわり等をしっかりと確認していきます。 長年海外でのドック・整備をおこなってきた本船なので、船底の状態がどうか気になっていましたが、すごく良好な状態だったのでホッと一安心。 これから足場が設置され、タッチアップや塗装作業がおこなわれていきます

小鯖造船に上架しての第7勝栄丸の工事。 関係者の皆さまには、梅雨時期の暑さのなかでの作業になりますが、きっちりとした綺麗な仕上がりとなるようにどうぞ宜しくお願いしたいと思います

8月盆前の出港に向けてこれから整備工事が行われていく第7勝栄丸です。 タイミングを見ながら、勝栄丸ブログでその時々の様子をお知らせしていこうと思いますので、どうぞお楽しみに

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10:02
2016年07月04日
83佐賀明神丸が今季初入港!
7月になって気仙沼のカツオの水揚げもようやく本格化してきました。 前日に漁獲した「新口」のカツオも多くなってきて、この調子で順調な水揚げが続いてくれるといいですね

週あけの今日、これまで千葉県の勝浦港を中心に水揚げを重ねてきた高知県のかつお一本釣り漁船の83佐賀明神丸と28勝栄丸が、今シーズン初めて気仙沼に入港となりました。 船頭さんをはじめ乗組員の方々は昨年とかわらず皆元気いっぱい。 今年もどうぞ宜しくお願い致します

早朝5時前には水揚げがスタート。 魚市場内にはフォークリフトが慌ただしく動き、漁艙からベルトコンベアーに次々と水揚げされるカツオやビンチョウなどを市場スタッフが計量・選別していきます

大きなメバチマグロや小型の黄肌マグロなどもカツオにまじっての水揚げなので、問屋スタッフも仕分け作業を手伝ったりと大忙し。 50トンもの積荷が2時間半ほどで水揚げ終了となって

三陸沖での操業から戻ってすぐの水揚げ作業、乗組員の皆さんにはほんとうにお疲れさまでした。 水揚げを終えた83号さんは、息つく間もなく気仙沼のとなり陸前高田湾の餌場へと出港となりました

黒潮にのって北上するカツオの群れが、もう北海道沖にまで達したとの情報もあるので、これからの漁模様が楽しみですね。 脂がのるにはまだ早いのでしょうけれど、カツオとびんちょうが順調に釣れて、また気仙沼港に水揚げされることを期待しています。 乗組員の皆さん頑張って下さいね

83佐賀明神丸と28勝栄丸の航海の安全と大漁をお祈り致します

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09:07
2016年07月03日
乗組員と一緒にマグロ丼
出港日和のとてもいい天気のもと、大勢の皆さんのお見送りを受けて出港した123勝栄丸。 新造船から4年目の航海が始まりましたね。 乗組員の皆さんには、元気いっぱい頑張ってきてほしいと思います。 船影が見えなくなるまで岸壁で見送ったあと、こんどは第7勝栄丸のシフト作業です

先日大西洋漁場から約13年ぶりに気仙沼港に帰港した第7勝栄丸です。 長いあいだスペインのカナリア諸島にあるラスパルマス港を基地にして、マグロ操業を続けてきた遠洋マグロ漁船です

123勝栄丸が出港して空いたスペースに移動しての横付け。 週明けの小鯖造船さんへの上架に備えての準備作業が、各業者の皆さんとの打合せと同時並行におこなわれていますね

急に暑くなって、第7勝栄丸の乗組員の皆さんからはさっぱりとしたものが食べたいっていう要望があったので、それならばと北かつまぐろ屋海の市店にマグロ丼を食べに行くことに

乗組員のみなさんはマグロやイクラ、気仙沼の海の幸そして山芋などが盛り付けられたバクダン丼を注文。 比較的ヘルシーで見た目も美しいから女性客にも人気のメニューなんだとか。 私はいつものマグロづけ丼を注文です。 いまは123勝栄丸が持ち帰ったメバチマグロを使用中のまぐろ屋さんですが、それが完売したので近日中に第7勝栄丸のメバチマグロに切り替わるんだって

実際に沖の漁場でマグロを獲ってきた乗組員のお話しを聞きながら、店長さんやお客さん達との和気あいあいとした食事のひと時。 港町気仙沼らしくてすごくいいと思いますね

次回まぐろ屋さんを訪れる時には、乗組員の皆さんと一緒に第7勝栄丸のマグロを味わってみようと思います。 自分たちが獲ったマグロってやっぱり特別な味がするんでしょうね。 ごちそうさまでした

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07:40
2016年07月02日
123勝栄丸が新たな航海へ
5月下旬に気仙沼港に帰港して新たな航海に向けての出漁準備をおこなっていた勝倉漁業の第123勝栄丸が、インド洋の漁場に向けて出港となりました。 梅雨とは思えない出港日和のいい天気です

朝8時には船首と船尾のマストに社旗や大漁旗が掲揚され、出港ムードが盛り上がってきます。 ブリッジでは五十鈴神社の神主さんによる航海安全と大漁の祈願祭。 船頭さんとともに神事です

本船のこれからの航海が無事故で安全な航海でありますように、そしてマグロ漁が順調に大漁でありますように。 乗組員の皆さんには、今航海もどうぞ宜しくお願いしたいと思います

出港時間の11時近くになると、本船前の岸壁には乗組員のご家族や取引先業者の方々、そして今日本に帰国中の社船の乗組員の皆さんなど、たくさんのお見送りです。 手にはもちろん大漁小旗

カラフルな紙テープがめいめいに手渡され、船側に固定されると出港のスタンバイ完了。 デッキ上では乗組員勢ぞろいで関係者も一緒になっての出港式。 皆さんへの御礼の気持ちを込めて挨拶です

船頭さんのマイクパフォーマンスでは、「南極近くまでちょっと行ってきます」だって、カッコいいですね。 船頭さんのお姉さんもお孫さんをおんぶしてノリノリでした。 思わず写真を撮っちゃいました

関係者やご家族の皆さんの見送りを受けて、本船は一路経由地のバリ島ベノア港を目指します。 約2週間後に現地でまた再開する皆さんですが、十分注意しての安全航行をお願いします

123勝栄丸の4年目の航海が始まりました。 船頭さん、乗組員の皆さんいってらっしゃい

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08:44