勝栄丸ブログ

2月も最終日となって、だんだんと春めいた陽気になってきた気仙沼です。　3月になると西日本から桜の開花が報じられてくると思いますが、宮城県内は4月初めの開花予想と報道されてました

昨年末から気仙沼港全体の岸壁の空き状況がタイトになってきて、長期係船する船が30隻以上もあるので、遠洋まぐろ漁などから帰港した漁船の岸壁を確保すべく先日には申し合わせ事項の一部を変更し、地元以外の船主さんにも日かつ漁協や遠かつ協を通じて情報提供をおこなったところです

2月後半からは少しづつ船の動きも出てきて、帰港する船も続くなかではありますが、船体や機器類の整備のためにドック入りする船や次航海に向けた仕込み作業に移る船などもあって、係船場所がなくなるんじゃないかと心配されたほどの状況にはなっていないようで、ひとまずはこのまま見守ろうかと

今週末から3月半ばにかけて、インド洋や大西洋、南太平洋などそれぞれの漁場に向けて順次出港する各船におかれましては、コロナ禍でのたいへんな状況ですが、頑張ってきて頂きたいと思います

そんな週末のお昼時、取引先との打ち合わせを兼ねてイシカワライブキッチンでのランチでした。　相談したいことなどがたくさんあって、お食事をしながらも頭の中は様々な課題と向き合っていて

日替わりメニューの「タコとつぼみ菜のレモン塩スパゲティ」を注文。　塩味のシンプルなパスタながら、タコとつぼみ菜のうま味が感じられて、レモンの酸味が全体の美味しさをより増幅してくれてます。　まさに春を感じさせてくれるようなパスタですね！　このメニューが人気だっていうのも納得です

いろんなお話しや相談をしながらのランチタイムは、食後の紅茶を飲みながら気が付けば1時間半も。　私たちのミーティングルームみたいなイシカワライブキッチンでまた長居してしまいました。　いつもいつもすみません。　ゆっくりとランチを食べてお話ししたあとは、午後のお仕事に戻って、頑張りましょう

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

週明けから早くも3月を迎えようとしている週末の気仙沼です。　先日までの寒さもだいぶ緩んで、来週はとても暖かい日か続きそうな予報。　一年間を締めくくるひと月なので、皆さん頑張っていきましょう

勝倉漁業が所有する遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸各船は、大西洋そして南インド洋にわかれて順調な操業をおこなっています。　大西洋チームの操業は折り返し地点を過ぎて終盤戦に差しかかっていますが、海外基地でのドック整備できるかどうか不透明な状況なので、決断までもう少し時間がかかりそう

そして南太平洋でのまぐろ漁をおこなう両船は、南方海域特有の暑さと湿気のなかでの操業となっていて、乗組員の皆さんには日々ほんとうに頑張ってもらっています。　第7勝栄丸は4月、第123勝栄丸は5月頃にいったん気仙沼に帰港する予定なので、関係者の皆さんにはどうぞ宜しくお願い致します

気仙沼を基地に漁業活動をおこなう遠洋まぐろ船の水揚げ基地は、清水・焼津・三崎がほとんどですが、漁獲物の一部を気仙沼に持ち帰って北かつまぐろ屋に提供。　母港水揚げした鮮度抜群の美味しいまぐろをお料理として提供し、市民の皆さんや観光客の方々などにご賞味いただいています

今月前半には新聞広告を掲載しネギトロ丼を500円で提供っていうことでたくさんの皆さまからご注文いただき大盛況だったとの事。　ですがその新聞広告にまぐろ屋の店名が記載されていないという大失態をおかしてしまい、謝罪や感謝の意味も込めてもう一度お客様に喜んでもらおうという事になって

昨日の三陸新報に広告を掲載させて頂きましたが、きょう2月27日(土)限定で田中前店・海の市店どちらでも、ネギトロ丼を通常900円のところを500円で提供する事になりました。　店内飲食もテイクアウトもどちらも同じお値段。　毎月27日は「ツナの日」ということで、私たちにとってはマグロの日なんです

ほやデリでのご利用もできますし、事前に予約されたほうがスムーズなお渡しができると思いますので、食べてみようっていう方は北かつまぐろ屋にぜひお電話を。　税込み500円なのですごくお得ですよ

北かつまぐろ屋　　海の市店 0226-25-8816　：　田中前店 0226-24-7010

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寒い日が続いたと思えば、小春日和のような天候になったりと、春に向けてだんだんと季節の変化が感じられる気仙沼です。　体調管理をしっかりと風邪などひかぬように気を付けていきましょう

新型コロナのワクチン接種が医療関係者を中心に開始され、気仙沼ではまだのようですが3月に向けて本格的になっていくのではないかと思います。　当初予定よりは遅れ気味との報道もあるのでちょっと心配ですが、河野担当大臣がしっかりと対応してくれるでしょうから、順番が来るのを待ちましょう

いま気仙沼で問題になりつつあるのが、漁船の乗組員へのワクチン接種がちゃんとおこなえるかどうかという事。　常に陸上にいる私たちとは違って、洋上でお仕事をする彼らが陸上にアクセスするのは年間にそう長くない期間。　近海まぐろ船では帰港・水揚げから数日後には出港というケースがほとんど

近海船は夏場のドック期間はまとまった休みとなりますが、ちょうどそのタイミングでワクチン接種ができるか。　遠洋漁船は船ごとに休暇期間が違うので、乗組員の休暇に合わせて確実にワクチン接種ができる体制が望ましく、これから各漁業団体と協議しながら気仙沼市などに要望していきたいと思います

気仙沼漁協の理事会でそうした問題を提起して、会社に帰って机の上を見ると、気仙沼市からオリジナルのエコバックが届いていました！　気仙沼市長のTwitterに、気仙沼市公式エコバックが完成し最初の製作分は海洋プラスチック対策推進会議メンバーに配布と書いてあったから楽しみにしてました

市民の皆さんのアイデアを結集して完成したエコバックは、スーパー用とコンビニ用の二種類があって、これから一般販売もしていく予定。　どちらも気仙沼らしい素敵なデザインで、すごくいいと思います

だんだん浸透してきたエコバックですが、これだけでは海洋プラスチック問題の根本的な解決にはならないにせよ、市民の意識改革へのはずみ、きっかけになる事は確か。　今回気仙沼市から頂いたエコバックを日常的に使ってきたいです。　まだこれを使っている人は少ないから、目立つかもしれませんね

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今週は天皇誕生日のお休みもあってなんとなくリズムに乗れないような週の前半を過ぎ、昨日までは真冬に戻ったかのような天気でしたが、今日は一転して春を感じさせるような陽射しになっています

私たち気仙沼のかつお・まぐろ漁業会社などで組織する宮城県北部船主協会は、震災後に仮事務所での業務をおこなってきましたが、3月に完成する水産研修センター内に移転という事で、来週にはその引っ越し作業をおこなうのでお手伝いをという連絡。　社員と一緒にお手伝いに行こうと思います

その船主協会では、会員企業の漁船に乗船する若手新人船員のリクルート活動をおこなっていて、この春にも複数名の乗船を予定し、乗船前の講習も今回から新しい施設を使っておこなう事になるそうで

いまは各造船所での建造ラッシュで、新しいまぐろ船も次々と出来上がってくるけど、その漁船を運航するためには乗組員・資格者が必要不可欠なので、これからも「乗組員ファースト」をモットーに、勝栄丸の次世代を担う人材を育てていきたいと思います。　新人船員達の成長がほんとうに楽しみです

お休みを挟んだ週の半ば、会社でのお仕事の合間で時間がないので、そうだ「こうだい」さんのお弁当をテイクアウトしようと思い立って、南町まで車を走らせました。　「こうだい」さんは道路から奥まった蔵をリノベーションしたお店。　歩道に設置の小さなメニュー看板にその日のお弁当が数種類書いてあって

Facebookでも見て美味しそうだなって思ったのが、海鮮あんかけ焼きそば。　コロナ禍以前は、お客さんや乗組員たちと一緒に、こうだいさんの美味しいお料理を頂きながら地酒を酌み交わしましたね

こうだいさんのお料理がどんなお弁当になって提供されるのか楽しみにしてて、具だくさんの海鮮あんかけはすごく優しい上品な味付けで、やっぱこうだいさんだなって。　すごく美味しくいただきました

焼き鳥丼やヒレカツ丼、焼肉丼や天丼などなど、数種類を日替わりで提供しているので、またテイクアウトしてみたいです。　見た目はコンパクトなお弁当でも結構なボリュームでお腹いっぱい。　ぜんぶ税込み700円だっていうんだからコスパも最高ですね。　皆さんもぜひ南町の「こうだい」さんへどうぞ

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すごくいいお天気ながらも暴風警報が発表されるほど強い風が吹き荒れた天皇誕生日の気仙沼。　車に乗っていても車体がゆらゆらと揺れるほどの強い風。　こういう時はやっぱステイホームでしょう

こう強い風の時は当然、三陸沖でも大しけになっているものと思われ、いま旋網船によるサバやイワシが盛漁期を迎えていますが、おそらくは休漁になっているのではないかなあって勝手に想像して

毎日のサバ・イワシの水揚げ状況についても気になって注視していて、気仙沼魚市場にも先週土曜日にサバが255トン、月曜日にはサバが150トンとイワシが70トンの水揚げがありましたが、やはり水揚げ数量でダントツ日本一の銚子港に比べると桁違い。　どうしても銚子からの買い付けになる事が多い

まぐろ延縄漁に使用する冷凍餌料は、近年では国産イワシを使うことが多くなりましたが、かつてはアメリカの西海岸オレゴン州アストリア産のものがほとんどで、現地に出向いて検品や買付けをし、工場から直接に日本や海外基地に送って積込んだものでしたね。　それが今はイワシのほとんどが国産

海洋環境が変化する中で、サバが多くなったりイワシが獲れだしたりするのは予想できないまでも自然な事。　いま水揚げされているサバは中心サイズは150～250ｇほど。　注目のイワシは依然として40～80ｇの小さいサイズがほとんどとなっていて、延縄漁に使えるサイズがほとんど揚がりません

近海まぐろ船ではサバを餌に使いますが、遠洋船ではサバの需要は少なく、大きなサイズのイワシの水揚げに期待するところだけれど、もうすぐ3月、間に合うかなあって心配です。　月曜日には銚子港に4,000トンものイワシが水揚げされたにもかかわらず、100gUPはほとんどない状況ですからね

もう少しの期間はこうした荒天もあるかと思いますので、沖合いで操業している各船の皆さんはくれぐれも安全航海に気を付けて操業して下さい。　なにかいいオファーがありましたらぜひお待ちしてます

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穏やかな天候に恵まれてまるで初春のような気温となった週末の気仙沼です。　年度末に向けていろいろと忙しくなってきた中でも、こうした行楽日和の日はちょっとお出かけするのにもチャンスですね

来月の3月6日には気仙沼湾横断橋（かなえおおはし）の開通を予定し、週末には気仙沼市民や来賓への横断橋を開放してのウォーキングイベントが開催され、抽選で当たった人だけが参加できました

私も参加したかったのですが残念ながら参加券の当選ならずで、運よく参加できた人たちのSNS投稿などを見て参加した気分にだけなって。　横断橋が開通してしまうと歩いて渡るっていうことはまずないでしょうから、今回参加できた人たちは一生の思い出に残るイベントになったのではないでしょうか



そんな午前中を過ごしたお昼時、気仙沼市郊外の八瀬地区で月に一度だけ開かれるお蕎麦屋さんのイベントに行きましょうということになって、気仙沼市内から車で約20分ほどの旧月立小学校へGO

お昼前にもかかわらず小学校の校庭にはすでにたくさんの車が止まっていて、食事券を販売するブースには行列ができていました。　せっかくだからと「もりそばの大盛」を注文し、そば打ちの様子を見せてもらいながらいろんなお話しをしてちょっと待って、教室がそのまま使われている食事会場に案内されて

天ぷらやおこわの販売もあってセルフサービスでのお会計。　初めての八瀬そばは十割ではなくこだわりの二八蕎麦で、うち立てゆでたてで提供されるお蕎麦は素朴な味わいでのど越しもよくすごく美味しかった。　揚げたての野菜天もお蕎麦と一緒に頂いてなんか優しい気持ちになれるお蕎麦でした

月に一度だけしか開店しない八瀬学校そば。　八瀬そばをこれだけ多くの皆さんが楽しみにして食べに来ているんだなあって、なんかわかるような気がします。　皆さんもぜひ食べに行ってみて下さい

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先週末はとても暖かく穏やかな天候となった気仙沼ですが、今週はまたちょっと天気が崩れたり気温も低めに推移するとの予報が出ているので、まだ春は遠い感じといったところですかね

この時期は気仙沼地方の沿岸養殖、わかめやホタテなどの収獲の最盛期という事で、各浜では早朝から水揚げ作業がおこなわれているということで、いま休暇中の船員さんもそのお手伝いで忙しそう

遠洋まぐろ漁船では今、幹部船員の後継者確保・育成のプロジェクトを業界あげて取り組んでいるところで、先日にお伝えしたように漁師募集のショートムービーの製作も佳境に入ってまもなく公開予定

気仙沼では宮城県北部船主協会を中心として、この春の新規乗船者の講習もまもなく始まるとのことで、もっとたくさんの若手船員・資格者を養成していかなければと、各漁業会社ともいちばん力をいれているところです。　聞けば沿岸漁業でも同様の問題を抱え、後継者の育成に頭を悩ませているとこと

企業体として大きく事業展開する沿岸養殖業者だけではなく、個人で小規模に養殖をおこなっている方も多く、このまま手をこまねいていたら生産者が自然減してしまう危機感を持っていて、そのうちこの地域でもこうした水産物が食べられなくなってしまうのではないかと、船員さんの話をきいて思いました

養殖業のお手伝い仕事内容など、いろんなお話しを聞いてすごく勉強になりましたね。　そしてその船員さんが今朝水揚げしたものだからと、大ぶりのホタテをたくさん会社に持ってきてくれて。　大きな発泡スチロールに2箱も。　鮮度抜群の見事な唐桑産ホタテ、会社の役職員でありがたくいただきました

こうしたホタテなどの沿岸養殖の水産物を食べることができるのも、寒いなか夜中から働いて生産している漁業者のおかげ。　船員さんの苦労話を聞くとさらに美味しく感じます。　ありがとうございました

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まるで季節が春になったかのような穏やかな天候に包まれた週末の気仙沼です。　この天候に誘われるように今週末などは気仙沼市内の商業施設や飲食店への来客数も増えてくれるといいですね

毎月開催される東北地方交通審議会船員部会に出席するため、週末は仙台への日帰り出張となりました。　三陸道を使っての移動はこれまでよりもだいぶ時間短縮になって疲労度も違います

東北管内の船員の雇用情勢や最低賃金の答申内容を確認し、各委員からの情報提供があった中で、私からはいま気仙沼の水産団体などで購入・設置を検討している全閉囲型救命艇についてのお話しをさせていただきました。　これもコロナ禍で発生している課題でありますが、国などの補助は難しそう

海技士免許講習に義務付けられている救命艇を使った訓練ですが、東北・北海道地方にこの設備が無いのため一番近い横浜の施設を利用してきましたが、このコロナ禍の状況では首都圏などへ出向いての講習に難色を示す船員も多く、それならば気仙沼に設備しちゃいましょうっていう事になって

こうした救命艇などの講習教材については、本来であれば国の予算で設備されるべきものと思いますが、いままでの補助制度ではカバーできないのだとか。　多くの船員を輩出する東北・北海道地方において海技士の免許講習がすべて完結できることがこのコロナ禍では特に重要なんだと思うのですが

そんな仙台出張のついでに、いまスシローで超天然まぐろづくしっていうキャンペーンをやっているって聞いて、興味津々で食べてきました。　仙台港北IC近くのイオン多賀城店でのテイクアウト。　前日にインターネットで注文して、お支払いもカード決済していたから、予約の時間に行ってすぐに受け取れて

テイクアウトしたのは天然インドマグロ7貫食べ比べ。　勝栄丸も漁獲している南まぐろ（通称：インドマグロ）のトロ・中トロ・赤身・ずけ・あぶり・軍艦など、ぜんぶミナミマグロの握りのセットで、さすがは天然ミナミマグロを使ったお寿司だけにどれもぜんぶ美味しかったです。　皆さんもぜひお試しください

このスシローでの超天然まぐろづくしのキャンペーンは2月28日まで、売切御免だそうで、そんなことを言わずに周年通してこういう天然まぐろのキャンペーンをやってもらいたいって思うのは私だけかな

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年度末も近づいてきて、いろいろと慌ただしくなってきた勝倉漁業です。　これからの計画などもいろいろと考えなければならない事も多く、気が休まる日はあまりないですが、頑張っていきたいと思います

新市場棟もいろいろと課題がある中で順調に稼働しているように見える気仙沼魚市場ですが、これだけ大きい施設を効率的に運営していくのはすごく大変な事。　運営コストもすごくかかってくるんです

毎年掲げている目標の10万トン、200億円の達成も、いまの水揚げ推移をみているとだいぶ厳しい状況ですが、その中でも雇用を維持しながら財務体制も強固なものにしていかなければならないので、執行部と各部署の責任者、職員とが協力していろいろと考えながら仕事をしていかなければなりません

そのなかで、昨年10月に始まった魚市場業務の「カイゼン」プロジェクトの第1回報告会が開催され、気仙沼漁協の理事として出席してきました。　各部署ごとに検討を重ねてきた事項について、パワーポイントを使ってのプレゼンテーション。　こうした改善への取組みをするというのは本当に素晴らしい事

新市場棟を担当する部署からは、漁協で管理する電動フォークリフト使用についての改善案や、サメ類を入れるタンクについての現状や今後の対策が報告され、カツオの水揚げを担当する部署からは、水揚げ作業時間のロスを削減する提案や現場での情報の見える化への改善点などの報告がありました

そして電気料金や保守管理費用などのコスト削減案や職員の指導方法の改善や情報共有の明確化など、どれも短期間でまとめたとは思えないほど素晴らしい内容。　各チームごとに忙しい時間を割いては打ち合わせを重ね、実際すでに導入済みの改善案もあって、ほかの改善にも期待できますね

この4ヶ月ほどで学んできた魚市場業務のカイゼンについて、これからも継続してどんどん進めていってもらいたいもの。　これまでの常識にとらわれず若い人たちのアイデアをどんどん取り入れて、魚市場運営が円滑に進むよう改善していってもらいたいです。　今後にも期待しましょう。　頑張ってください

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先日降った雪もあっという間にとけて、今週末からは小春日和のような天候となりそうな気仙沼。　3月になると南から桜の開花も聞こえてくると思うので、だんだんと春に向かっている気配がします

インド洋ジャワ沖での操業を切り上げて南太平洋へと漁場移動していた第7勝栄丸もそろそろ漁場に到着というタイミングになってきて、先入りしている123勝栄丸と情報交換しながらの準備。　オーストラリアの北端、航路が狭いトレス海峡の通過が初めてながら、安全第一での航行をして頂きました

大西洋のアフリカ沖では、第1勝栄丸と第127勝栄丸が並んで操業をおこなっていて、今航海の折り返し地点を過ぎての後半戦も順調な毎日。　切り上げ時期はまだ未定ですが、引き続きよろしくです

日本近海では高知や三重・宮崎などの各港から近海かつお船がすでに出港し、今季のかつお漁をスタートさせていて、今のところ昨年を上回る漁模様となっている模様で、漁況予測が当たりそうな感じ

気仙沼には5月以降のかつお水揚げになるかと思いますので楽しみに待ちましょう。　そしてそのカツオ船の皆さんにも大好評なのが亀山精肉店のお弁当。　バリエーションも多くボリュームもあって、何よりすごく美味しいですから。　朝方に出港のカツオ船にお肉などを届けてくれるのもありがたいです

先日には三陸新報のテイクアウト特集にも取り上げてもらって、きょう掲載した牛カルビ弁当の注文がすごく増えたのだとか。　よくこれだけ多くのお弁当が準備できるなあって感心するほど種類が多く、お惣菜の販売もしていて、そのどれもがすごく美味しい。　私もちょくちょく利用させて頂いています

勝栄丸各船で食べるお肉も、気仙沼では亀山精肉店さんから積み込まれる品。　インドネシア船員は豚肉を食べないので、そのあたりには配慮しなくちゃなりませんが、乗組員の皆さんも亀山さんの美味しいお肉をたくさん食べて元気いっぱい仕事をしてくれると嬉しいです。　これからもお世話になります

お昼どきにはお客さんが次々と来店しお弁当を選んで購入するだけではなく、これが食べたいなあっていうものがあれば、すぐに作ってくれたりして。　いつもいつも美味しいお弁当ありがとうございます！

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今週前半は大荒れの天候となった気仙沼です。　台風並みの暴風と気温が低下してからの横なぐりの雪、週後半からは例年以上に暖かくなるとの事なので、寒いなかにも春の気配が感じられます

気仙沼の遠洋まぐろ漁船などに乗船する新卒者や転職組など、これから新人船員の乗船が複数名予定されていて、船員の募集をおこなう宮城県北部船主協会などでも受け入れの準備に忙しそうです

気仙沼の遠洋まぐろ漁船に乗船するため全国から集まってくる若者たち。　いまのコロナ禍の状況なので、気仙沼入りしてすぐに抗原検査キットでの検査をおこない、プライベートな時間帯での自身の管理もしっかりと対応してもらわなければ。　研修をおこなう講師の先生方もどうぞよろしくです

海技資格者の絶対数が少なくかつ高齢化してきている遠洋漁業界では現在、幹部船員の後継者育成を急ピッチですすめていて、このたび船員募集のショートムービーを製作し配信するプロジェクトがおこなわれていて、その撮影もすでにほぼ完了となって、いま編集作業に入っているとの事。　楽しみですね

遠洋まぐろ漁船版が10本、遠洋かつお版が2本、合計12本のショートムービー。　勝倉漁業の第123勝栄丸が在港中にも撮影がおこなわれ、船頭さんや乗組員へのインタビュー、そしてドローンを使った撮影など、最新技術を駆使しての映像となっている模様で、3月末にはYouTubeにアップされる予定

私も付きっきりで撮影に協力し、たくさんの若者に船員への道を選んでほしいとの想いをインタビューでお話ししました。　その予告編が先日公開されたので、勝栄丸ブログにもリンク張ってお知らせします

あと約1ヶ月後には完成版の動画が公開されるの、私達と一緒に遠洋まぐろ漁船で活躍していきたいと思う皆さんはぜひ勝倉漁業までご一報を。　ショートムービーが完成したらまたお知らせしますから

漁師募集ショートムービー予告編（動画：YouTube） https://youtu.be/DakNgACNGkU
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気仙沼市民の多くが持っているクルーカードは2017年度から利用開始され、気仙沼で暮らす人、故郷を離れて想う人、ボランティアで来てくれた人、そして観光客の皆さんなど誰でも持つことができます

気仙沼とつながりを持ってくれた人はみんな、気仙沼という「船」に乗りあう「クルー（＝乗組員）」という想いが込められた地域と気仙沼ファンをつなぐ証でポイントカードとして市内の飲食店で利用できます

東日本大震災から10年、これまで一緒に気仙沼を盛り上げてきた方、応援してくれた方、皆さまに感謝の気持ちを込めて、気仙沼から「ありがとう～感謝を伝える34日間！～」が開催されることになって、クルーカード利用のポイント付与が3倍になったり、限定メニューや特典などが用意されているんです

私も常日頃から市内でのお買物や飲食店で気仙沼クルーカードを利用することが多く、カードだけではなくてスマホアプリに登録しての利用もできるからすごく便利で、けっこうポイントも貯まります

お昼を食べに行った「ゆう寿司バイパス店」でも、クルーカード会員限定メニューが提供されていて、支えてくださった皆様へ感謝の気持ちを込めたっていう気仙沼「PROUDON」が提供されていました。　っていう事を知らなくて、贅沢ランチ海鮮丼を注文！　気仙沼の旬の海の幸が10種類ほど、豪華です

飛沫防止パネルや手指消毒のアルコール、自動検温も設置してあって、コロナ感染防止対策もばっちり。　隣との間隔も余裕ある適切なソーシャルディスタンスがとられていて安心してお食事ができる

気仙沼クルーカード会員向けの34日間のキャンペーン期間には、いろいろと限定メニューを食べてみたいと思います。　その第一弾が「ゆう寿司バイパス店」でした。　こんどは気仙沼PROUDONですね

気仙沼クルーカードのホームページはこちら https://crewship.net/
ゆう寿司バイパス店のホームページはこちら https://yuzushi.jp/

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先週末の大きな地震明けの今週は、取引先各社からのお見舞いや被害状況などを心配するお電話や来訪がたくさんあって本当に有難うございます。　幸い勝倉漁業では被害はありませんでした

地震直後には乗組員のご家族に連絡しての状況確認をおこなって、皆さんも被害がなかったようでホッと一安心。　それでも東北新幹線が運転休止になったり常磐道が不通になったりと、しばらくは混乱が続く東北地方。　昨日からの台風並みの暴風、そして今朝方には暴風雪と、大荒れの天気です

遠洋まぐろ漁船・勝栄丸各船はそれぞれ各水域で順調な操業を続けていて、第7勝栄丸はインド洋からの漁場移動で航行中。　今週末には南太平洋に到着し操業再開する見込みとなっています

航海パターンをいろいろと模索する中で、ベストな運航をと悩みながら新しい事にもチャレンジしているこの数年間。　4月から5月になると南太平洋での操業船が帰港する時期なので、そろそろ延縄漁で使用する冷凍餌料の準備も進めていかなければならないタイミングですが、餌サイズのイワシが少なくて

旋網船によるサバやイワシの水揚げが続く千葉県銚子港。　年間水揚げ数量がダントツ日本一の銚子港には、今月に入ってもサバ・イワシの水揚げが続いていて、イワシだけでも累計40隻で7700トンほどの水揚げ実績となってはいるものの、ほとんどが中羽と呼ばれる40～80gほどのサイズ帯が中心

遠洋まぐろ漁船の延縄漁に使用するイワシは100ｇUP、10㎏箱入りで70尾から90尾ほどの120～130g規格のイワシを使うことが多いので、いま水揚げされているイワシだと小さすぎて使えない。　食用として食べる分には手ごろな大きさで美味しいんでしょうが、自然相手なのでなかなか難しいですね

これから3月に向けて引き続き銚子港を中心としたイワシの水揚げを日々チェックしていきます。　大羽イワシが水揚げされることを期待したいですね。　関係者の皆さん、いい情報あればお知らせください

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午前中から本降りの雨模様となっている気仙沼です。　先日までの寒さじゃないから雪にはならないけれど、山沿いの地域ではこのぶんだと相当な大雪になるかも。　夕方には風も強まるとの予報です

先週末には久々に大きな地震があってちょっとビビりましたが、勝倉漁業の事務所や役職員の自宅、乗組員のご家族などに被害がなくてホッとしました。　かなり大きな地震だったから心配しましたが

震度6強の地震ともなるとやはり私たちが一番に心配するのは津波のこと。　10年前の東日本大震災を思い出しました。　その時と今回の違いは地震発生場所の深さだそうで、大震災の時は地下24㎞で今回が55㎞と、深いところでの地震だったので津波発生にはつながらなかったと報道されていました

それだけの違いなのかと、逆に紙一重だったのではないかとゾッとしましたが、海沿いで生活する私たちにとっては一生背負っていく大きなリスクだなと再認識させられたような気がします。　いずれにしても津波が発生しなくてよかった。　勝倉漁業の関係者は皆さん大丈夫みたいだったので、なによりです

役員会を前にした北かつ組合での打合せで、そんなお話しも交えながらの2時間ほどの打合せを終えて、事務局が用意してくれていたのが北かつまぐろ屋でこれから売り出す予定の新商品「メカカマごはん弁当」の試作品でした。　ちょうどお昼時だったので、事務所に持ち帰って試食させて頂きました

メカジキのカマと背びれの付根部分ハーモニカを使った炊き込みご飯は前に勝栄丸ブログでもお伝えした人気メニュー。　それに筍や椎茸、人参の煮物などを彩りよく盛り付け、まぐろの卵の煮付けまで付いている見た目にも美味しそうな豪華なお弁当です。　これで700円って、かなりコスパいいですよね

メカカマの炊き込みご飯が美味しいものだから一気に食べちゃって、そうだ山椒を振りかけるの忘れてたって食べ終えた後に気づいて。　山椒を振りかけると鰻重の味に変わるんだっけって、食べ終えた後に思い出してもあとの祭り。　こんど食べるときには山椒での味変も楽しみながら食べたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください
● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

小春日和のような穏やかな天候となった週末の気仙沼です。　先日までの寒さも緩んで、着るものも一枚少なくていい感じとなってきて、季節がだんだん春に向かっている雰囲気が感じられますね

昨年から続いているコロナ禍ですが、もうかれこれ一年くらいは今の状況が続いているなかで、遠洋まぐろ漁船・勝栄丸の運航も日々変化する状況を逐次確認しながらの対応が今でも続いています

世界的な感染拡大によって、遠洋まぐろ漁船が利用する各国の補給基地が一時はロックダウンによって機能停止の状況になりましたが、徐々にではありますが少しずつ緩和される方向になってきて

勝栄丸各船が利用する港の状況でいえば、スペイン・カナリア諸島ラスパルマスは、依然として警戒レベルは高いままですが、船員の渡航乗船や下船帰国はできる状況で、港内での補給活動や漁獲物の転載などは問題なし。　でも日本から技師派遣できるかどうかで今後の予定が大きく変わってきます

インド洋の補給基地、インドネシア・バリ島ベノア港では、入港はできるものの岸壁への着岸は今現在も許可されておらず、港外での補給作業です。　先日も勝倉漁業の第7勝栄丸がベノアに寄港し、食料品や仕込み品などの供給を受けたばかり。　まだまだ制限が多くて活動しずらい状況が続きます

そんな中でも、現地から飛び込んできた情報によりますと、インドネシアでは外国人の入国一時停止措置が続いていますが、現地における調整会議にてジャワ島チワンダン港での日本人船員などの下船・乗船ができるようになるとの話しで、バリ島ベノア港でも同様の取り扱いになる模様。　朗報です

乗船前のPCR検査と5日間の隔離措置、下船後のPCR検査と5日間の隔離措置が条件となるとのことで、空路での船員の渡航や帰国も解禁される方向で話が進んでいるみたい。　実際には公式の発表を待っての対応となるのでしょうが、入国制限から一変しての緩和措置、大きく進展したように思います

コロナ禍のため結局昨年は一度も海外出張がなく、海外どころか東京へも一度も行ってない。　成田空港でのこうした光景がすごく懐かしく、早く自由に行き来できる状況になることを心から願っています

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立春を過ぎて、少しづつ春に向かっているような天候の日も多くなってきた気仙沼です。　日本全国の新型コロナ感染者数も右肩下がりの傾向が見えてきて、このまま収束に向かってくれることを祈ります

先週は気仙沼市内の高校でのクラスターも発表されてちょっと緊張感が増しましたが、ひとりひとりが感染防止対策に心がけて生活していけば大丈夫だと思うので、それでも油断しないようにしなくちゃ

南太平洋で操業をおこなう123勝栄丸も順調に漁を重ねていて、毎日暑いなかでマグロ漁に奮闘中。　そしてインド洋からは第7勝栄丸が漁場移動のためにバリ島ベノア港にて補給入港。　あと1ヶ月ほどの操業を終えると日本に向けて帰航となる予定です。　くれぐれも気を付けて操業してほしいですね

そして大西洋では第1勝栄丸と第127勝栄丸が、同じ漁場で並ぶような位置関係での操業。　後半戦の操業に入っているのですが、最後の〆の部分の予定が立っていない。　っていうのも、海外基地向けのエンジニアの派遣がスムーズにいくかどうか。　また日本に船を持ってくることになるかも。。。

コロナ禍の現状では、状況が日々ころころと変わっていくので、いろいろな情報を聞いて判断しなければならない事も多く、関係者との打ち合わせの機会も増えてくる。　そんな状況でのランチタイムも打合せを兼ねてのことでした。　みしおね横丁の沖縄料理屋TEN（T）さんは、市民にも人気のお店です

このところはソーキそばの赤を食べることが多かったので、きょうはレモンそばの中太麺バージョンにしてみました。　先日から細麺、中太麺、沖縄そばと3種類の麺が提供されているTEN（T）さん。　牡蠣のトッピングもあって、頼めば焼きそばも特別に作ってくれるらしいです。　こんどはそれにしようかな

おひる時間も打ち合わせなどで時間をフルに活用して、午後の仕事に戻ります。　年度末ももうすぐなので気を引き締めて対処しなければなりませんね。　健康管理にも注意して頑張っていきましょう

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今週は雪がちらついたものの、週の後半からは気温も高くなってきて小春日和のような天気となっている気仙沼です。　この前までの真冬のような気温はもうないかな。　今年は雪が多く寒かったですね

一方で、日本から遠く各水域で活動する勝栄丸各船は、常夏の海域での操業となっていて、アフリカ沖の中部大西洋、南太平洋そしてインド洋ジャワ島沖とそれぞれの漁場でまぐろ漁にあたっています

インド洋でまぐろ漁をおこなっている各船は今の時期、日本に向けて帰航する船も多く、清水港や焼津港などでの水揚げを終え気仙沼に帰港するまぐろ船もこのところ続いています。　気仙沼港はいま係船する船がいっぱいで、係留場所の確保がかなり難しいですが、協力しながら対処していきましょう

そのインド洋ジャワ島沖での操業をいったん終えて、インド洋での補給基地インドネシア・バリ島ベノア港に第7勝栄丸が寄港。　岸壁への着岸はできないものの港外にて補給を受けることができました

あと一ヶ月ほどの操業となりますが、第7勝栄丸の船頭さんや乗組員の皆さんには、事故や怪我などのないように、体調管理を万全に残りの操業にあたっていただきたいと思います。　現地関係者の皆さんにも今回もほんとうにお世話になりました。　さまざまな手配事項に対応して頂き有難うございました

インドネシアのジャワ島とバリ島に出されていた大規模な行動制限の期間が当初は2月8日までだったものが2月22日まで延長になったとの報道があって、日本人を含む外国人の入国制限が継続されることになりました。　こうした補給入港の際の船員交代などもできないのがいつまで続くのでしょうね

現地「じゃかるた新聞」の報道によると、今回で3回目の延長では今後は小規模での公衆活動制限という位置付けとし一部内容が変更。　9日以降は商業施設と飲食店の営業時間は午後9時までとし、飲食店の利用客の定員も50％にまで緩和。　企業に義務付ける在宅勤務率は50％に引き下げるなどの内容

勝栄丸各船がバリ島に補給入港した際に、乗組員がのんびりと休めたり、日本からの渡航も自由に行き来できるそんな環境に早く戻ってもらいたいものです。　世界的なコロナ終息がほんとうに待たれます

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建国記念の日のきょうの気仙沼は、晴れ間も見えるいい天気ながらも気温が低めで肌寒い。　今週末くらいからは春のような気温になるとの予報もあるので、だんだん季節が移りかわっていくんですね

昨年から近海まぐろ船での豊漁が続いてきたメカジキの漁獲が、情報によるとここにきてちょっと少なくなって、気仙沼魚市場に水揚げされるメカジキの本数もひところに比べて半分程度しかありませんが、入荷量が少ないぶん価格は高めで推移。　直近では1㎏あたり1400円を超す浜相場になっています

そして最近の近海まぐろ船の話題と言えば、クロマグロのまとまった漁獲でしょうね。　第1船の31幸栄丸が100本越えの漁獲で水揚げ金額も3600万円となって、続く2番船の28新徳丸、そして明日は37金栄丸がクロマグロを54本漁獲しての入港が予定されています。　好相場で売れるといいですね

気仙沼魚市場に隣接する商業施設・海の市には新鮮な旬の魚介類や気仙沼の水産会社の製品などの物販のほか、美味しい海の幸を楽しめる飲食店もたくさんあって、その中でも私たち地元の遠洋まぐろ船が獲ったマグロ類を提供するお店が北かつまぐろ屋。　お店を出してから20年以上になります

現在は海の市店、田中前店と気仙沼市内に2店舗展開し、毎日たくさんのお客さまにご来店いただいています。　きょうの地元紙・三陸新報に北かつまぐろ屋ではないかと思われる広告が掲載されました

日頃の感謝を込めて！お家ご飯応援！と題した広告では、本日11日(祝)に海の市、田中前店両店で、ネギトロ丼が通常900円のところを500円で提供となっていますが、いかんせんお店の名前がない!?。　なんで!?　両店の電話番号が記載されているからたぶん北かつまぐろ屋なんでしょけどね

まぐろ屋のスタッフそして三陸新報の原稿チェックミスなのでしょけど、お客さんが混乱しなければいいですね。　店名を書かなくても、ああこれは北かつまぐろ屋の広告だって認知されるほど市民に浸透してきているっていう事なのかもしれませんが、やっぱちゃんとお店の名前は書いたほうが親切ですよね

勝栄丸ブログをご覧の皆さま、この記事を読んで食べてみたなあと思ったらぜひ北かつまぐろ屋へ。　海の市、田中前店のどちらでも勝栄丸など気仙沼の船が獲った美味しいマグロが食べられますから

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きのうの朝は久しぶりに5cmほどの積雪となった気仙沼ですが、その雪もあっという間に溶けてしまうような今週半ばからの暖かさが予想されています。　三寒四温と言われるようにだんだんと春に

昨日の勝栄丸ブログでもちらっと触れましたが、気仙沼港の係船岸壁事情がかなりタイトな状況になってきて、今現在でもすでにほぼ満杯状態。　これから各漁場からの遠洋まぐろ船が続々と帰港する予定になっている上に、水産庁の漁業取締船が7隻ほどが順次係船したいとのお話しも聞いています

昨年末からある程度は予想されていたことですが、これまでの岸壁利用方法をマイナーチェンジして、昨年末には大型さんま船の切り上げ時に整然と並べて係船してもらったから、ある程度は出入りする船の係船場所を確保できたかなとは思ったけれど、これだけの船の数となるとなんともならない状況です

そこで、宮城県地方振興事務所と気仙沼漁港利用協議会とが協議し、これまでの岸壁利用申し合わせ事項の一部を変更し、港町桟橋のカメイ前の横付けでの仕込み岸壁の一部、約60ｍを縦付け係船での利用にするということになって、2月9日付の文書で周知。　2月10日からの運用開始となりました

昨年も6月から8月までのあいだ同様の対策にて帰港船の混乱をなんとか回避した経緯があり、今回も関係者のご協力を頂かなければならない状況になりましたので、ご理解いただきたいと思います。　とりあえずは2月10日から当面の間としてありますが、縦付けの解除は状況を見ながらになるかと

気仙沼港の岸壁利用の申合せ事項の変更点につきましては、正式な文書を各団体の事務局経由にて関係者に周知することになっていますので、これから気仙沼を利用する船の関係者の皆さまは、変更点をご確認のうえご協力いただきますよう宜しくお願い致します。　なんとか切り抜けていきましょう

根本的な問題は、気仙沼港の係船岸壁スペースに比べて利用・係船する船が多すぎる事。　遠洋まぐろ、大型さんま、近海まぐろ、かつお船、旋網船などなど。。　さまざまな漁業種がある中で、他漁業種のことも考えてお互いに配慮をもって対策を考えることが重要になってきています。　今後の課題です

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2月になってもまだまだ寒い日が続いていて、今朝は5cmほどの積雪となった気仙沼です。　昨日の宮城県内は昨年8月以来の新規感染者がゼロで、確実に減少している傾向が見えてきています。

仙台市内にだされていた営業時間短縮要請も解除となって、このまま沈静化したまま推移していけばいいなと思うけど、ちょっと緩むとまた増加することも大いに考えられるから、ちょっと様子見ですね

このところ気仙沼港で問題となってきているのが、係船岸壁が不足している事。　気仙沼湾内そして岸壁は広いように見えて実は結構厳しい状況にあるんです。　先週からこの問題について協議中です

大中型漁船の係船場所としては、旧ホテル望洋下の通称：コの字岸壁北側の部分、そして港町の通称：出港岸壁と、いま縦付け係船できるはこの二か所となっていて、現状の利用状況は満杯の状況

インド洋や太平洋からの帰港船が相次いで予定されているので、それらの船の係船場所をいかに確保していくかという難しい問題に直面してきています。　さらに水産庁の漁業取締船が年度末までに7隻ほど入れ替わりに入港したいとの要望もあって、漁港利用協議会と県にてその対応を話し合ってます

昨年末から長期間の係留期間に入っているサンマ船が27隻ほど、それに加えて被代船の非稼働漁船、そして各海域から帰港した遠洋まぐろ船。　現状でも50隻近くが係船しているので、これから帰港するまぐろ船の係船場所を確保するのが難しく、カメイ前の岸壁一部を縦付けに変更する必要があるかと

そんなお話しや今後のいろいろな予定などを確認しながらのランチタイム。　イシカワライブキッチンにお昼ご飯を食べに行ってきました。　日替わりランチはポークソテーだったので人数分注文です

甘辛いソースがよく絡んで、外はパリッと中は柔らかく焼き上げられたポークソテーは絶品！　食後には紅茶もいただきながら情報交換をおこなえて。　私たちのミーティングルームみたいですね

日替わりでランチメニューを提供してくれているイシカワライブキッチン。　コロナ禍で各店もたいへんな中ですが、これからも美味しいランチを楽しみにしておじゃましたいと思います。　ごちそうさまでした

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2月に入ってまだまだ寒さ厳しい日々が続く気仙沼です。　緊急事態宣言が首都圏などにだされて一ヶ月が経ち、10都府県にさらに一ヶ月の延長が決まり、補償と罰則セットの法案も可決となりました

気仙沼でも小人数ではありますが断続的に新規感染者が確認されているので、引き続き感染防止対策に心がけて慎重に生活していきたいもの。　それでも地元のお店などを応援する気持ちは持ち続けながら、勝栄丸ブログでもこれからもいろいろと情報発信してきたいと思いますのでよろしくお願いします

今年の気仙沼港は25年連続の生鮮かつお水揚げ日本一を目指していく年になります。　東日本大震災があってもこの記録を継続できてきたのは、高知・三重・宮崎などの近海かつお船の皆さん、そして地元の関係者のご協力のおかげ。　今年の水揚げはまだ先ですが、気仙沼からエールを送ります

黒潮にのって北上するカツオの群れを追って、春先の南方海域から三陸沖へと徐々に漁場を移動しながら航海を重ねるカツオ船団。　すでに1月下旬には数隻のカツオ船が出港して操業を開始したとの情報がありましたが、佐賀明神丸船団も次々に漁場を目指して今季のカツオ漁をスタートさせたとの情報

2月1日には第23佐賀明神丸と第83佐賀明神丸が黒潮町の港から出港！、2日には88佐賀明神丸が出港となって、今季のカツオ漁をスタートさせました。　佐賀明神丸各船の航海安全と大漁、そして乗組員の皆さまのご健勝でのご活躍をお祈りいたします。　今シーズンもどうぞよろしくお願い致します

その佐賀明神丸船団の中で、83佐賀明神丸は昨年まで2年連続で日本一の成績となっていて、今年は水揚げ高日本一3連覇を目指してのシーズンとなります。　83佐賀明神丸を指揮する明神学武船頭さんのインタビューがおこなわれ、黒潮町の広報誌に掲載されたので皆さんもぜご覧になって下さい

昨年一年間を振り返った印象、仕事を始めたきっかけからこれまでの経過、この仕事で一番大事にしていることは、帰港してからの過ごし方や今後の予定、目標は。などなど。　町の水産振興に貢献したとしての表彰状の授与もおこなわれたことにもふれています。　気仙沼港でお会いするのが楽しみですね

高知県黒潮町のホームページ ： 広報くろしおの記事はこちらから
https://www.town.kuroshio.lg.jp/img/files/pv/kouhou/docs/202102/2021_NO179_P02_s.pdf

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先日までの寒さも和らいで、小雨模様から日も差し始めて穏やかな天候となった日曜日の気仙沼です。　この前までの服装に比べると一枚少なくていい感じで、だんだんと春に向かっていく気配がします

来月6日には三陸道の気仙沼港ICから唐桑半島IC間が開通予定で、気仙沼湾のシンボルとなりそうな横断橋も利用開始となります。　公募で選ばれた気仙沼湾横断橋の愛称は「かなえおおはし」。　気仙沼湾の別名である鼎（かなえ）が浦と、夢や希望、願いを「かなえる」という二つの意味を込めたそう

そして今年注目を集めているのが春に放送開始予定のNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」。　その舞台がなんと気仙沼市とおとなりの登米市なんです。　気仙沼での撮影も順調にすすんだみたいで、魚市場や内湾付近でも撮影がおこなわれ、多くの市民の皆さんも撮影にいろんな形で協力したとのこと

連続テレビ小説第104 作「おかえりモネ」は、「海の町」宮城県･気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同･登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音（清原果耶）が、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく希望の物語。　多くの方々に見ていただきたいですね

普段は海の近くで仕事をしているので、休みの日には時間があると内陸エリアに気分転換にとお蕎麦を食べに行くことも多く、おかえりモネの舞台・登米にあるお蕎麦屋さんが最近お気に入りなので、勝栄丸ブログでご紹介しちゃいます。　登米市佐沼にある「船橋や」さん。　人気のお蕎麦屋さんなんです

ここのお店は知合いのFacebookを見て食べに行ったのが最初。　その投稿には「かも南ざる」がお勧めって書いてあって、お腹がすいてたので中盛でって話したら、うちは量が多いから最初は並盛を食べてみてってお店の方に言われて素直に従って。　言う通り、普通のお店の大盛くらいの量でした

鴨肉とネギがたっぷり入ったお汁、少し濃いめの味も私の好み。　並盛と中盛、大盛があって、並盛でもけっこうな量だから大盛を食べる人はいるのかなと思ってたら、ちょうどお隣のテーブルの方が「かも南ざる」の大盛を注文して、でてきた盛りの多さに二度見しちゃいました。　ぜんぶ食べきれるのかなあ

船橋やまで気仙沼からはちょっと時間がかかるので、そうちょくちょく行けるわけではないけれど、出かけたついでにちょっと立ち寄ってみるのもいい。　その時は朝ご飯を少なめがお勧めですね。　登米市佐沼のお蕎麦屋さん船橋やの「かも南ざる」はすごく美味しい、けど、まずは並盛からがいいと思います

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立春となりましたがまだまだ寒さ厳しい気仙沼です。　先週からほんとうに風が強くて、しかも冷たい。　これからだんだんと春に向かっていくんでしょうけど、もうしばらくは我慢の時が続きそうですね

先週末から今週の前半までは気仙沼魚市場への入港船が全くなくて、この時期はしょうがないとはいえ開店休業状態が続いていましたが、先日は近海まぐろ船の31幸栄丸さんが本鮪100本越えの入港という事で久々に賑わいました。　メカジキは不漁なのか依然として各船ともに本数は少なめ

これからカツオ船の盛漁期までは比較的水揚げが少ない気仙沼なので、旋網船などの誘致にも期待したいところ。　目標としている10万トン、200億円はハードルがかなり高いけど頑張っていきましょう

各海域の勝栄丸の動向や今後の予定、各船の入港状況などについてお昼ご飯を食べながらの打合せ。　強風に小雪が舞うとても寒い日でしたがアンカーコーヒー内湾店の店内はポカポカでした

内湾店で人気のハンバーグドリアや牡蠣チーズドリアもいいなと思ったけれど、今回は私的には珍しくハンバーグサンドを注文。　もちろんコーヒー付きで。　久しぶりに食べたけどすごく美味しかったです

内湾エリアにできた旧エースポート付近の商業エリアにはたくさんの飲食店などが並び、本来ならばすごく賑わうエリアになるんだろうけど、コロナ禍で人の動きが少なくて、観光客もあまり見られない状況なので、もうしばらくは大変な状況が続きそうですが、ほんと頑張ってほしいですね。　応援してますから

アンカーコーヒー内湾店でのランチ、そして今後の予定などの打合せを終えて午後のお仕事に戻って。　お昼時のわずかな時間でしたが、ちょっとしたリゾート気分を味わってのリフレッシュタイムでした

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日本の遠洋まぐろ漁船のなかにも船齢が高く新船への更新時期を迎える船も多くなってきている状況の中、国内3社の造船所にて次々と新造船が誕生してきています。　いわゆる造船ラッシュですね

気仙沼のみらい造船ではいま現在は建造中の遠洋まぐろ船はありませんが、大型さんま船や実習船などの建造や修繕船の工事が進められていて、広大なドックヤードはつねにフル稼働の状況

いま建造されている遠洋まぐろ漁船の新造船には、衛星通信機器のインマルサットFXが搭載されることが多くなってきて、これまでの時間やデータ量での課金システムから、定額制通信へと変わりつつあります。　そのインマルサットFXを搭載した船舶が世界でなんと1万隻を突破したと報道がありました

きょうアップした画像は、世界中の海上を航行する船舶の現在位置データ。　おびただしい数の船舶が海の上で活動していますね。　いったい何隻あるのか、もっと詳細な表示をおこなうと実際にはここで示されてる隻数よりももっともっと多くの船が動いていて。　ちなみにオレンジ色が漁船の表示です

勝栄丸各船では衛星通信のインマルサットFBやイリジウムを搭載して、その時々の通信状態などで切り替えながら日々の陸船間などの通信をおこなっていて、データ量での課金システムなので、常時接続での使い放題という訳ではないにせよ、船内クルーLANで乗組員にもデータ通信を開放しています

最新のインマルサットFXでは、データ量を気にすることなく、電話やLINE、メール、WEB閲覧などが可能になっていますが、ランニングコストが月額約30万円と高額なのがネック。　インマルサットFX搭載船が1万隻を超えたことで、その通信料金も大幅に安くなってくれると、導入を検討できるのですが

陸上では20GBの月額料金が2980円のプランができたり、政府の旗振りで通信料金の値下げがおこなわれています。　インマルサットFX・FBの通信料金の大幅な見直しも今後期待したいと思います

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2月に入ってもまだまだ寒い日が続いている気仙沼です。　先週末からの前線の影響でまるで台風のような強風が吹き荒れて、週明けにいったん風もおさまったと思えばまた風が強くなってきて

今週初めには遠洋まぐろ延縄漁船が5隻続けて出港になって、その様子を勝栄丸ブログでもお伝えしたばかり。　こんどは各海域からの帰航船が相次ぐ予定となっていて、また港内が混み合いそうです

いまこのコロナ禍なので、市内の飲食店や夜のお店、関連の業者さん、そして観光業界など、どこも深刻な状況と聞きます。　飲食業の業界からも支援を求める要望書が出されたようで、私たちも感染防止に日々心掛けて生活する中で、できる限り利用して応援していくこともすごく重要だと思います



首都圏などでの緊急事態宣言が1ヶ月延長となって、そこから遠い気仙沼でもさまざまな事が自粛され、東京以上の緊急事態宣言下にあるような雰囲気。　これが長引いてくるとさらに大変になってくる

飲食を伴う夜の会合などはいまこの状況下で自粛ムードだけど、お昼くらいはさまざまなお店にも協力したいと、手指消毒やマスク着用、ソーシャルディスタンスを意識しながら、まるきさんに出かけてきて

お店のほうでも入店する人数を絞って、席間隔をあけて密にならないように配慮して、入口ではアルコール消毒を義務づけるなどの対策をとっています。　こう寒い日が続くのでお気に入りの辛煮干そばを

聞けば、辛シビ（別皿）っていうものが、メニューに載っていないけれど券売機にはあって、煮干そば以外のラーメンにも辛さをトッピングできるっていうのを初めて知って。　こんどは背脂生姜醤油を半分くらい食べたあとに辛シビ（辛シビ）をトッピングして味変してみようかと。　こういうアイデアはいいと思います！

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先週末から続いた強風もだいぶおさまって、雲ひとつないすごくいい天気となった週明けの気仙沼港です。　青空がきれいなぶん、放射冷却で気温がぐっとさがって、風も冷たくてまだまだ寒さ厳しいですね

今年の気仙沼港は25年連続生鮮かつお水揚げ日本一に挑む年。　昨年は極端なサイズ組成と不漁に苦しんだ一年でしたが、今年は近年にない豊漁との予測もでているので、いまからすごく期待してるところ。　その中で、高知県黒潮町の佐賀明神丸船団が2月に入って次々と出港するとの情報です

高知県や三重県、宮崎などからのカツオ船の出港が続きますので、関係各船の航海安全と大漁を祈念して気仙沼港でお待ちしたいと思います。　各船の乗組員の皆さん、今漁期も頑張ってください！

そしてここ気仙沼港からは1月31日（日）に第5八幡丸と第88海形丸が南太平洋へと、その翌日の2月1日（月）には新造船の第81豊進丸が南太平洋と処女航海に船出し、第58博洋丸と第38漁福丸が東部太平洋・西経漁場へと出港。！　船主さんや船頭さんにご挨拶にと見送りに行ってきました

38漁福丸さんは勝倉漁業の123勝栄丸と同時期に新潟造船で建造された兄弟船のようなもの。　そして新造船の81豊進丸さんも、基本的な設計は38漁福丸と123勝栄丸を引き継いでいるとのこと

気仙沼港からそれぞれの漁場に向けて出港した各船は、運航計画にそってマグロ漁をおこなう事になります。　船頭さんの覚悟、そして乗組員尾意気込みが感じられる出港に立ち会って、これが気仙沼港なんだんあって改めて感じました。　サポートする多くの関係業者のご協力もほんと素晴らしいです

この二日間に出港した5隻の遠洋まぐろ延縄漁船の乗組員の皆さんには、くれぐれも健康管理に気を付けて事故や怪我などのないように、早期満船での大漁されます事をお祈りいたします。　各漁業会社の皆さん、出港おめでとうございます。　コロナ禍でたいへんですが、これからも頑張っていきましょう

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勝倉漁業が運航する遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸4隻は現在、南太平洋・インド洋そして大西洋と漁場を分かれての操業となっていて、それぞれの年間運航計画にそってマグロ漁をおこなっています

厳格な資源管理下におかれるミナミマグロと大西洋クロマグロは、各船ごとの漁獲上限の数量が決められていて、船上で一尾ごとに連番管理のプラスチックタグなどを装着して管理されています

沖の操業現場で漁獲され、一尾ごとに製品処理したうえでタグを装着し、日本の水産庁には毎日その漁獲内容を報告。　本船や冷凍運搬船、コンテナなどで日本に搬入され、その水揚げの際には水産庁の駐在官による数量確認が行われるんです。　こうしたことは遠洋まぐろ漁業界では通常の流れ

もっともっと漁獲できるけれど、決まった数量に漁獲を抑えるのがいまの資源管理の在り方なので、私たち日本のまぐろ漁業者はそのルールに従って毎年のマグロシーズンに臨んでいます。　いまこのコロナ禍で、スムーズにロスのない運航をおこなうことがかなり難しくなっていますが頑張りましょう

今回は第1勝栄丸が北大西洋アイルランド沖で昨年10月から11月にかけて漁獲したクロマグロを、漁業基地のスペイン・ラスパルマス港にて超低温冷凍コンテナに転載して約2か月かけて清水港に運んできての水揚げという事で、気仙沼から今回も車で移動しての値段交渉と水揚げの立会いでした

コロナ禍で飲食店などの営業自粛、時短営業なども多く、大西洋クロマグロなどの高級魚の消費がすすまない現状では、その販売価格も当然厳しくなるのが現実。　東京豊洲市場でのセリ値もかなり落ち込んでいる状況の中で、取引先には誠意をもって買い付けして頂きました。　ありがとうございます

40フィートコンテナに3本分、マイナス60℃近い温度帯で保持されたコンテナ内から大型のクロマグロが手際よく出され荷捌き台へと。　すべてのマグロの品質を見極めるために選別包丁で検品しながら水揚げが進んで予定通りに終了でした。　清水港の関係者の皆さま、今回も本当にお世話さまでした

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【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています
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● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/  

今日から2月、明日は節分と今年度も残すところあと2か月となりました。　新型コロナ禍で迎える年度末なので、どういうふうに締めくくれるか考えることはたくさんあって、なんか落ち着かないです

昨年10月から11月にかけて北大西洋アイルランド沖漁場にて第1勝栄丸が約1ヶ月ほどかけて漁獲したクロマグロを、補給基地のスペイン・カナリア諸島ラスパルマスにて超低温冷凍コンテナに転載

経由地での多少の遅れはあったものの、無事に横浜港に到着したとの連絡をうけて、水揚げをおこなうべく清水港に移動となりました。　気仙沼から片道650㎞、約8時間の移動。　やっぱ遠いですね

新型コロナの感染防止対策として、この一年間は東京への出張はおこなっておらず、勝栄丸の水揚げで清水港に出張する際もすべて車での移動。　新幹線は大丈夫だよっていう方もいますが、不特定多数の人が利用する公共交通機関はできるだけ避けようかと思ってます。　なので今回の出張も車で

今週は同じくラスパルマス港で転載した他船のコンテナの搬入がつづき、来週も毎日のように予定されているから、この時期特有の大西洋クロマグロの水揚げラッシュ。　いろいろと情報が入ってきています

超ロングドライブを経て、無事に清水港に到着早々に、クロマグロの値決めに向けての打ち合わせをおこないました。　コロナ禍で流通がしぼんでいることもあって、かなり厳しいクロマグロの相場付き。　覚悟はしていたものの、実際に交渉の席に着く直前になると、すごく胃が痛くなってきました

それでも日かつ協同の清水事務所には末廣鮨さんのちらしを用意しててくれて、担当者と一緒にお昼を頂きながらいろんなお話しをさせて頂きました。　なんど食べても美味しいと思う末廣のちらし。　コスパも最高で、毎回これでもいいかなって。　ミナミマグロの赤身やほかのネタも最高、ごちそうさまでした

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