2016年06月30日
マグロ丼を準備しての精算日
大西洋でのマグロ漁を終えて先日気仙沼に帰港した第7勝栄丸。 会社のスタッフや乗組員が総出で、長期航海で使用した漁具・資材の後片付けをおこなっています。 これからドック入りする準備ですね
梅雨の晴れ間となって、朝からすごく気持ちのいい清々しいいい天気。 岸壁での作業を連日おこなってるので、こういう天候が続いてくれるといいんだけど、このいい天気も長く続かないみたいです
気仙沼に帰港して約一週間がたったタイミングで、第7勝栄丸の今航海を締めくくる給料精算の日となりました。 岸壁での作業を早めに切り上げて、乗組員が続々と会社に集まってきました
今航海の最終的な水揚げ金額や経費面などをお話ししながら、約9か月の航海を振り返ってのちょっとしたミーティング。 そして事前に準備していた現金の入った紙袋をめいめいに手渡します
この清算金は船頭さんや乗組員の皆さんが命がけで一生懸命にマグロを釣ってきた証。 日々の努力と苦労そして汗の結晶なんだと思います。 だから勝倉漁業では直接現金で手渡すんです
今航海の清算金を手渡した後は、乗組員みんなとの食事会でした。 会社スタッフが気をきかせて、北かつまぐろ屋の一番人気の海鮮丼「親方おまかせ丼」を人数分準備して会議室に運んでくれました
一航海を無事終了し、その努力と苦労の結晶の清算金を受け取って、みんなで一緒に食べるマグロ丼。 こうして食べるマグロ丼はいつもより何か特別に美味しい感じがしますね。 ごちそうさまでした
もう少しすると北かつまぐろ屋で、第7勝栄丸のメバチマグロを使ったマグロ丼が提供されると聞いているので、その時には本船の乗組員たちを引き連れてマグロ丼を食べに行くのも楽しみです
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08:04
2016年06月29日
雨の中での餌積み作業
インド洋に向けての出港を前にして、勝倉漁業の第123勝栄丸が4年目の航海での延縄漁に使用する冷凍餌の積込みが行われました。 朝からあいにくの雨ながらも、開始時にはちょっと小降りとなって
7時半開始での集合ながらも、いつも通り7時過ぎにはスタンバイ完了の雰囲気になってきて、予定時間より少し前にクレーンが始動。 パレットに積まれた冷凍餌が漁艙内に積み込まれていきます
心配された雨も徐々にやんできて、岸壁での作業にはすごくいい感じの気温。 それにしてもご年配の船内荷役の方々は本当に元気ですね。 若い乗組員たちのほうが逆にはっぱをかけられるくらい。 餌の積込作業にあたる皆さんはみな合羽を着用しての雨対策です
こういった積込み時には特に安全面に注意しなければなりませんね。 周囲に神経を張り巡らせて、ちょっとでも危険の予兆があればすぐに声掛けや注意を促したりと、作業が終わるまで気が抜けません
遠洋マグロ漁船が一航海に使用する餌は膨大な量。 イカやアジ、イワシやサバなど、種類も産地も様々で、操業する海域や狙うマグロによって変わってくるんです。 国内で生産された餌だけではなく、いまはどっちかっていうと海外産の餌のほうが多いので、円高傾向の現在の為替水準は、マグロ船のコスト面にはすごく有利に働きますね。 それでも乱高下なく安定した為替相場を期待します
今回はテスト的に秘密兵器・新種の餌を積込んでみました。 サンプルを取り寄せて船頭さんと相談しながら決めた事。 これで思うような釣獲があればいいですね。 それが何かはいまは秘密ですけど
気仙沼での餌の積込みは1時間に3000ケースものハイペース。 準備した大量の餌が3時間ほどですべて漁艙に積込まれました。 本船の餌を手配して頂いたた業者の皆さま、会社スタッフと乗組員の皆さんそして船内荷役の方々もご苦労様でした。 なんとか天候がもってよかったです
漁具・資材の積込み、そして冷凍餌や食料、燃料油や潤滑油の積込作業が終われば、あとは出港を待つばかり。 7月1日(金)午前11時の出港予定なので、関係者の皆さまどうぞ宜しくお願い致します
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08:11
2016年06月28日
気仙沼・福よしさんでのお食事会
いつもお世話になっている遠洋マグロ漁船の船主さん方が気仙沼に来られたとの連絡に、様々な情報交換を兼ねて一杯飲もうかということになって。 美味しい魚が食べたいっていう事だったので、気仙沼の名店・福よしさんを予約していってきました。 当日の予約はなかなか取れない人気店なので、席が空いていてほんとラッキーでした
刺身の盛り合わせを注文してとりあえずのビールで乾杯です。 取引先の担当者もお誘いしての食事会。 福よしが初めてだっていう方もいたから、名物料理の「イカのふみそ焼き」も食べなきゃね
「イカのふみそ焼き」は、あまり火が通り過ぎないくらいがちょうどいい。 福よしさんに来るお客さんのほとんどがオーダーするメニューなんじゃないかと思いますね。 これはほんと絶品です
そして日本一の焼魚。 囲炉裏でじっくりと焼き上げられる福よしさんの焼魚はほんと最高の美味さだと思います。 この日は吉次とカレイとホッケの3種類のなかから、もちろん私達は吉次をチョイス
脂ののった上品な白身魚。 皮がパリパリで香ばしくってすごくいい感じの焼き加減。 地酒との相性もこれまたいいですね。 お刺身で一杯、ふみそ焼きで一杯、吉次で一杯と飲み進むうちに四合びんが空になっていました。 もちろん追加のお酒を注文して、またみんなで乾杯です
そして最後は吉次のアラを入れて飲むスープの登場。 メニューには書いてないけれど、吉次焼きを注文した人だけの特権みたいなものでしょうか。 これは必ずお願いしたほうがいいと思います
ふだんお世話になっている方々との和気あいあいの食事会。 福よしさんのお料理は最高でした
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07:00
2016年06月27日
安市丸さんが気仙沼水揚げ
気仙沼港での今季のカツオの水揚げが始まって約1か月。 巻き網船によるカツオの水揚げが続いています。 一本釣り漁船はビンチョウ主体の漁模様。 乗組員の皆さんお疲れさまです
三重県の安市丸さんが今年2度目の入港となって。 前回入港したときには第7勝栄丸のマグロの水揚げで清水に出張していたので、船頭さんや乗組員の皆さんとお会いできませんでした。 今回久しぶりにお会いした安市丸さんの乗組員は以前と変わらずみなお元気そうで何よりです
水揚げ前日の夕方に気仙沼に到着したので、船頭さんともゆっくりお話しする事ができました。 順調な操業を続けている安市丸の船頭さんでも、皆が感じている通り今年のカツオ漁は何か違うと、漁師としての直感で感じているようですね。 それと巻き網船による大量漁獲の影響も懸念されておられました
まだ夜が明けきらぬ朝4時半すぎ。 魚市場に到着するとすでに水揚げのスタンバイが完了しスタートの合図を待つばかり。 ほんと、乗組員の皆さんの朝は早いです。 カツオの水揚げラインを確認してGOサイン。 小型のメバチマグロやビンチョウなどが、本船の漁艙から次々と水揚げされていきます
小型のマグロでも結構な重量があるので、水揚げをおこなう乗組員と魚市場職員はけっこうな重労働。 それでも乗組員一丸となって一生懸命釣上げたマグロだけにみな笑顔の水揚げですね
今シーズン2度目の入港での水揚げをおこなって頂いた安市丸さん。 これからの漁模様に期待しています。 お昼には出港されるとの事、安航で大漁でありますように。 今年もお世話になります
明日もカツオ船の入港が予定されている勝倉漁業の魚問屋部門。 忙しくなってきました
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08:37
2016年06月26日
123勝栄丸の出漁ミーティング
7月1日に予定されている123勝栄丸の出港を前にして、出漁前に毎回おこなっている乗組員との重要な会議 「出漁ミーティング」 を勝倉漁業の会議室を会場におこないました
新船建造から丸3年が経って今度が4航海目となる本船。 これまでの実証事業での経験をふまえ、ある意味その成果が試される注目の航海となりますね。 まず、従来船と比較しての大幅な省エネ達成、冷凍マグロの海外輸出、気仙沼港でのマグロ販売など。 乗組員の皆さんへ実績報告での振返りです
そして今航海のスケジュール概要の説明や安全な航海に向けての注意事項など、ひとつひとつ確認しながら会議を進めます。 そして東京築地・第一水産の担当者にお越しいただいてのより良い製品づくりに向けた講習会。 乗組員の皆さんとディスカッションしながらの内容の濃いミーティングとなりました
新たな航海が始まる前に必ず行っているこのミーティングですが、毎回新たな発見がありますね。 乗組員や私たち陸上スタッフにとっても、そして築地市場の皆さんにとっても、すごく重要な機会であることは間違いありません。 この会議で確認した事項を実際の操業にぜひ活かして頂きたいと思います
そして会議のあとは恒例の出港宴会です。 今回は上田中の「唐や」さんを会場に、日頃お世話になっている取引先の方々をご招待しての食事会。 今航海も皆さんにはほんとうにお世話になりました
昨年から本船に乗船している新人君が20歳の誕生日を迎え、会社スタッフのサプライズでbirthdayケーキを準備しての誕生会。 出港宴会に参加したみんなで誕生日を共に祝いました
こうした新たな戦力とベテランの乗組員たちが、船頭さんのもと一致団結して、必ずや満足の結果を残してくれると確信しています。 航海ミーティングから出港宴会まで、すごく充実した1日でした
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10:40
2016年06月25日
23佐賀明神丸が気仙沼水揚げ
気仙沼での今シーズンのカツオの水揚げが始まってもうすぐ一か月になろうとしています。 出だしは巻き網船によるカツオの水揚げから、その後カツオ一本釣り漁船によるビンチョウの水揚げと、例年と同じような水揚げの推移かと思われますが、何か今年は例年とちょっと違う感じがします
カツオの水揚げが気仙沼中心に移ってきたものの、その数量は盛漁期と言えるものではなくって、三陸新報の記事でも報じられていた通り、これからの漁模様を心配する各船
そんな中、高知県の佐賀明神丸船団のトップを切って、23佐賀明神丸が気仙沼に入港し水揚げして頂きました。 乗組員の皆さんも変わらずお元気そうな姿に一安心。 今年もどうぞ宜しくお願いします
水揚げの順番を待って早朝5時半から水揚げ開始。 宮城県沖の5~6時間ほどの漁場で釣ったというちょっと小ぶりながらも鮮度抜群のかつおが次々とベルトコンベアーに揚げられます
気仙沼魚市場に今年から導入された重量自動選別機もスムーズに稼働しているみたいで、市場職員の皆さんもすでに新しいシステムに慣れた感じ。 改善点もあると思うけど、まずはいいスタートですかね
今シーズン初の気仙沼港でのカツオの水揚げを終えた23佐賀明神丸さんは、水揚げ作業を終えるとすぐに餌場の大船渡に向けて出港となりました。 俗にいう「揚げ出し」です
23佐賀明神丸さんのこれからの操業が、安航で大漁でありますように。 気仙沼の港にて運航をサポートしていきたいと思います。 関係者の皆さんにおかれましても、どうぞ宜しくお願いします
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16:37
2016年06月24日
第7勝栄丸が気仙沼に帰港!
大西洋漁場でのマグロ漁を終え、約一か月半をかけて日本に戻ってきた第7勝栄丸が、水揚げ基地の清水港から回航し気仙沼に無事到着しました。 雨が降りしきるなか慎重な操船で着岸です
昨年9月からのマグロ漁では、アイルランド沖のクロマグロ操業を皮切りに、アフリカ西岸沖でのメバチマグロ漁と、休みなく操業を続けてきた本船です。 乗組員の皆さんほんとうにご苦労様でした
乗組員のご家族の皆さんも、傘をさしての本船の出迎えです。 遠方からこられたご家族もいて、乗組員のみなさんも久しぶりの再会にほんと嬉しそうでした。 皆さん、おかえりなさい
港内ではインド洋への出漁を間近に控えた勝倉漁業の所有船123勝栄丸が係船中。 その隣のスペースに本船を接岸したので、港町の岸壁には勝栄丸が2隻並んだ格好となりましたね
入港早々に残った餌や食料などの陸揚げ、そして取引先業者の方々の訪船を受けての打合せです。 木戸浦造船に今週末には上架かという予定でしたが、整備の都合で上架が先延ばしになって
お盆前の出港に向けてこれから気仙沼港で船体や機器類の整備をおこなっていく本船なので、関係業者の皆様にはご協力のほどどうぞ宜しくお願い致します。 無事到着してホッとしました
第7勝栄丸の帰港後の作業、そして123勝栄丸の出漁準備など、一気に忙しくなってきた会社内。 事務所スタッフの皆さんには、乗組員の皆さんとの連携を密にして、しっかり対応してほしいと思います
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08:56
2016年06月23日
第7勝栄丸がまもなく気仙沼到着
先週の清水港での値決め・水揚げでは、取引先関係者の皆さまには本当にお世話になりました。 マグロの値決め・水揚げをおこなう時には必ずマグロを食べてからっていうのが私のジンクスなので、東京築地の荷受会社・第一水産の担当者とミナミマグロのちらし寿司を囲んでの食事会でした
以前にも勝栄丸ブログでとりあげたことのある末廣鮨さんのちらし寿司はほんとうにお勧めです。 この内容で出前で1000円(税込)っていうんだから、とってもリーズナブルだと思いませんか
たまにはこういう贅沢もいいですね。 また宜しくお願いしたいと思います
皆さんのご協力のおかげで順調に気仙沼に向けて回航中の第7勝栄丸。 大西洋の漁場から清水港へ、そしてまもなく気仙沼に到着します。 これから岸壁に出向いて本船の入港を出迎えます
このちらし寿司は気仙沼に持ち帰れないけど、第7勝栄丸の厳選したメバチマグロを気仙沼に持ち帰ってきたので、北かつまぐろ屋でマグロ丼として提供していく予定。 期待してて下さい
さあ私ものんびりとはしていられません。 会社のスタッフや関係者とともに、大西洋から帰港した第7勝栄丸を岸壁で出迎えたいと思います。 準備万端整えて港に向かうとしますか
久しぶりに日本に戻った第7勝栄丸なので、いろいろな工事が出てくることが予想されますね。 気仙沼の業者の方々には今回もまたお世話になりますが、ご協力の程どうぞ宜しくお願い致します
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06:56
2016年06月22日
第7勝栄丸が気仙沼に向け回航
大西洋でのマグロ漁から帰港し静岡県清水港で二日間にわたる水揚げをおこなっていた勝倉漁業の第7勝栄丸が、すべての作業を終えて母港・気仙沼に向けて回航となりました
第7勝栄丸の水揚げ一日目は真夏のような暑さ。 そして翌日の二日目は朝から大雨に見舞われながらも、関係者のご協力のおかげでなんとか予定通りの日程で終えることができました
長期航海から帰港した本船の乗組員の皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。 水揚げ終了そうそうに清水を出港して気仙沼までの廻航となりますが、見張り厳守で慎重にお願いしたいと思います
気仙沼からの情報によれば、本船の着岸場所は「気仙沼魚市場南側岸壁」を予定しているそうだけど、船が混み合っているためいったんはプラザ下の岸壁に横付けしての午前中の作業をおこなう模様。 乗組員のご家族の皆さんや取引先関係者の皆さま方など、どうぞ宜しくお願い致します
第7勝栄丸が気仙沼に戻ったあとは、次の航海に向けて船体や機器類の整備などがおこなわれていきますね。 その様子については勝栄丸ブログでも逐次お知らせしていきたいと思っています
取引先の皆さんの中にも第7勝栄丸を初めて見るんだっていう方も多いかもしれません。 それだけ長い年月のあいだ海外を基地に操業してきたっていう事でしょう
本船の気仙沼到着はあす6月23日の朝8時頃の予定です。 私も岸壁で出迎えたいと思います
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08:36
2016年06月21日
第7勝栄丸の清水港水揚げ
大西洋漁場でのマグロ延縄漁から清水港に帰港した第7勝栄丸。 漁場から数えると約一か月半もかけて日本に戻ってきた勝倉漁業の遠洋マグロ漁船です。 大西洋ってほんと遠いんですよね
本船が北大西洋で漁獲したクロマグロやメバチマグロなど、漁艙に満載している漁獲物の陸揚げ作業。 もちろん、日本の水産庁の清水駐在官の立ち会いを受けて確認作業が進みます
本船のクロマグロにはいま水産庁がすすめているトレーサビリティーの確立に向けてのプロジェクトで導入されようとしているICチップを使ったプラスチックTAGが装着されていて、センサーをかざすだけで漁獲した日付や操業位置などが表示される仕組みがテストされているんです。 その確認に専門家の方々も暑いなかでの対応です。 ヘルメットに作業着姿も凛々しいですね
半年以上かけて漁獲したマグロ類も一日の水揚げでほぼ8割がた水揚げが完了。 きょうは残りの水揚げが午前中おこなわれる予定だけど、天候が雨模様なので無事終わってくれることを願うばかり
取引先関係者の皆さんとはすごく良好な関係を築きながら、これまでも商売してきました。 今回の水揚げでもほんとうに協力して頂いて、すごく感謝の気持ちでいっぱいです
あと残りもう少しですので、天候が崩れるまでに終了できるように早めのスタートで、予定通りの時間に作業を終えられるように頑張っていきましょう。 選別包丁と手カギをもって長靴はいて現場に向かいます
水揚げを終えると午後3時頃には清水を出港し気仙沼に向け回航する予定。 昨日もお知らせしましたが6月23日の朝には気仙沼港到着予定の本船なので、みなさまどうぞ宜しくお願い致します
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07:05
2016年06月20日
第7勝栄丸が大西洋から帰港
大西洋でのマグロ漁を終えて日本に向け航行していた第7勝栄丸がようやく清水に到着し、江尻岸壁に着岸となりました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには長期航海本当にお疲れさまでした
スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港を基地に大西洋操業をおこなってきた本船です。 北緯60度線近くのアイルランド沖でのクロマグロ漁、そしてアフリカ西岸沖でのメバチマグロ漁と、ラスパルマス港を出港して日本まで約9か月の遠洋航海。 乗組員の奮闘のおかげでなんとか満船帰途となりました
日本人の幹部船員の皆さん、そしてきのうの勝栄丸ブログでご紹介した新人船員くんも真っ黒く日焼けした健康的な笑顔。 そしてインドネシア船員達も航海を終えてのほっとした表情
本船の着岸時には清水の取引先の方々が手伝ってくださいました。 ほんとありがたいですね。 そして東京・日かつ協同のスタッフや気仙沼の取引先の社長さん、インドネシア・バリ島の御大の姿も
きょうはこれから本船の冷凍マグロの水揚げをおこないますが、スムーズな作業で事故や怪我なく、そして素晴らしい凍結状態の品質の良いマグロがたくさん水揚げされることを期待しています
大西洋から清水に帰港した本船の乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした。 皆さんの奮闘に感謝ですね。 気仙沼港への帰港まではもう少し日数がかかりますがどうぞ宜しくお願いします
いまのところ気仙沼港へは6月23日朝8時頃の到着予定。 まだ着岸する場所は決まっていませんが、追って勝栄丸ブログでもお知らせしたいと思いますので、関係者の皆さんもどうぞよろしくです
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07:29
2016年06月19日
第7勝栄丸の新人船員乗船記
きょう、第7勝栄丸が静岡県清水港に入港します! 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、大西洋での長期航海ほんとうにお疲れまでした。 皆様の奮闘に心から感謝申し上げます
昨年9月にスペインの漁業基地・ラスパルマス港を出港していらい、約9カ月にわたる遠洋マグロ漁をおこなってきました事は、船員さんだけじゃなく、関係者みなさんのご協力があってこそと思います
世界の海でマグロ漁をおこなっていいる日本のマグロ船が活躍できる幸せを噛みしめながら、そしてこれからの決意を胸に第7勝栄丸の入港を出迎えます。 これまでの経緯を顧みると、すごく心にグッとくるものがあって、これは私達じゃないと共有できない感情じゃないかなあって思います
第7勝栄丸の日本帰港を出迎えるタイミングで、なんと、本船の新人船員の今航海の乗船体験記が三陸新報に掲載になって、昨日に引き続き勝栄丸ブログで皆さんにご紹介したいと思います
兵庫県出身の新人君。 大荒れの北大西洋アイルランド沖のクロマグロ漁場でマグロ漁師としての経験を積んできた若者です。 この気合の入った表情は覚悟の現れ。 すごく期待する新人乗組員です
その新人乗組員も無事に一航海をこなして、きょう清水港に帰港するんです。 故郷の兵庫からは親御さんがこられるとの事。 ひと回りもふた回りも成長した姿がほんとうに楽しみですね
全国から勝栄丸に乗船している新人船員。 君達のこれからの活躍を心から期待していますよ。 さらに経験を積んで、勝栄丸の幹部船員としての姿を思い浮かべながら入港を出迎えたいと思います
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07:21
2016年06月18日
第1勝栄丸の新人船員乗船記
気仙沼の船主協会を中心にしてマグロ船の幹部船員の後継者を育てていこうというプロジェクトがおこなわれていて、マグロ漁師を目指して全国からたくさんの若者がここ気仙沼に集まってきています
先日のNHKでは、若者たちが漁船員として巣立つまでの様子や、気仙沼の関係者みんなで応援する姿などが紹介されて、大きな反響がありましたよね。 すごくいい番組だったと思います
そして気仙沼の地元紙・三陸新報さんでは新人漁船員乗船記を連載していて、その「海の男にあこがれて」の第26回に現在勝倉漁業の第一勝栄丸に乗船中の福岡県出身の新人船員の記事が紹介されたのでご紹介します。 いま大西洋で操業中の本船。 新人君はどんな文章を書いたんでしょうか
記事抜粋 : 【 私は福岡県福岡市出身です。 福岡市では「博多どんたく」や「博多山笠」など有名な行事が毎年おこなわれています。 私がマグロ漁船に乗ろうと思ったきっかけは、ブログ「漁船員になろう!」を読んだことです。 転職を考えていた時にインターネットで見つけて、その熱意や出港していく漁師さんの写真を見て「かっこいいな!」と思ったからです。
マグロ漁船の魅力は、外国の港に寄港できることと、毎朝刺し身を食べられることです。 出港の時や入港の時にたくさんの人に見送られたり、迎えられたりすると、それだけで誇らしい気持ちになります。 マグロ漁船の苦労は、携帯電話が常に圏外ということです。 はじめの頃は癖で友達に電話しようとしたり、インターネットを開こうとしたりしましたが、やはり圏外です。 その時は「遠いところに来たな」と実感しました。
しかし、マグロ漁船はこういう不自由があるから、ちょっとしたことに喜びを感じます。 正月には船頭さまが早く起きて、全員に豪華な海鮮料理を作ってくれました。 あの味は陸では味わえないと思います。 そのほかにも、船頭さまをはじめ諸先輩の方々の優しさに支えられて、私は今日も元気に仕事をしています。 私も早く資格をとって、皆さんのような寛大で優しい幹部船員になりたいです。】
すごく素直で気持ちのこもった素晴らしい文章ですね。 もうすぐ今航海を終えて日本に帰国する予定なので、マグロ漁師としてひと回りもふた回りも成長した新人君に再会するのを今からすごく楽しみです
今回掲載された新人船員の他にも、たくさんの若手船員が乗船している勝栄丸各船です。 幹部船員を目指す若者たちが順調に成長し、勝栄丸の中心となって活躍することを大いに期待しています
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:39
2016年06月17日
マグロ輸出事業の記事が一面トップに
3年前に新潟造船で新船建造して以来、インド洋の漁場にてマグロ漁をおこなってきた123勝栄丸が取り組んできた事業があります。 超低温冷凍マグロを海外市場に輸出しようっていうプロジェクトです
水産庁が取り組む事業に参加して、この3年間にわたり冷凍マグロの輸出事業に取り組んできました。 先日、水産経済新聞の記者さんが会社にこられて、輸出事業のお話を聞かせてほしいとの事で、事業の経緯や率直な感想などをお伝えしたら、なんと水産経済新聞の一面トップに掲載されました
これまでごく少量の外地水揚げはあったものの、まとまった数量の海外輸出は日本漁船で初とあって、これからの日本漁船の運航にとってもすごく重要な取り組みだったんじゃないかなあと思います
冷凍まぐろの市場はこれまで日本だけという認識でしたが、この事業を通じて世界的な冷凍マグロの需要や流通も見えてきたり、今後の冷凍マグロの新たな可能性を見いだせたような気もしますし、これまでと違った形での冷凍マグロの販売に道筋をつける事ができたのではと思います
輸出事業を成功させるのには海外のよきパートナーと取り組むことが大前提。 韓国への輸出にあたっては何度も現地に足を運び、お互いの考え方をよく理解したうえで、なおかつ先方の社長さんをはじめ役職員の皆さんとも友好な関係を築いたうえですすめてきました。 このノウハウを日本のマグロ漁業会社の方々にもぜひ利用して頂きたいですね
これまでの一船売りや入札販売に続く第3の販売チャンネルとして、これからこの輸出事業が拡大していく事を希望します。 日本の遠洋まぐろ船の冷凍マグロは最高品質であって、日本のSASHIMIグレードの冷凍マグロが世界から求められてきているんだということをこの事業を通じて強く感じました
マグロ業界関係者の方々のなかにはこの水産経済新聞の記事をご覧になられた方も多いかと思います。 もっと詳しい話を知りたいという方がおられましたら是非お気軽にお問い合わせください
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:14
2016年06月16日
123勝栄丸が岸壁シフト完了
7月1日の出港に向けて、気仙沼港で船体や機器の整備作業をおこなってきた勝倉漁業の123勝栄丸。 木戸浦造船から下架していったんはコの字岸壁に係船していたものの、製氷会社などから岸壁の占有を指摘されたみたいで、まだエンジンを作動できない状態だけれどもやむなく移動する事に
ちょうど富山の豊清丸さんが太平洋の西経漁場に向けて出港だったので、豊清丸さんが岸壁を離れたあとの場所に本船をシフトさせることになって。 勝倉漁業のスタッフや関係者がスタンバイです
まだエンジンを作動させることができない状態なので、取引先の作業艇に曳航されながらの岸壁シフト作業。 前日夕方から風が強まってきていたので、慎重に作業するようにと声がけしていたものの、予想以上の風の強さに本船が流されたけど、乗組員を含むスタッフ一同の連携がうまくいって無事に着岸完了
前日から低気圧を回避するため気仙沼港内はたくさんの船でいっぱいの状態。 大きなマグロ船を横付けできる岸壁スペースも限られるので、ちょうどよいタイミングでシフトできてよかったです
まだまだ残る本船の整備工事が順調に進むように、取引先関係業者の皆さんには宜しくお願いしたいと思います。 また、来週23日には第7勝栄丸も帰港予定なので、こちらのほうも宜しくです
プラザホテル下のカメイ前の岸壁にシフト完了の第123勝栄丸です。 内湾付近を車で走ると一番目立つ場所なので、見かけた方は気軽に声をかけてみてください。 岸壁からの写真撮影もご自由にどうぞ
来週に予定されている試運転までもう少し。 次の航海に向けて順調に作業が進んでいます
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06:54
2016年06月15日
18勝栄丸が補給入港に
三陸沖で操業を行っているカツオ船が気仙沼港を基地に稼働し始めて、今週初めには低気圧の大時化を避けるために安全な気仙沼港にたくさんの船が避難し、港内は船のつけ場所がないほどになって
近海カツオ船はほとんどがFRP製の漁船だけど、遠洋カツオ船ともなると鋼製の400トン以上の大型船が主流。 焼津の水産会社が主有する18勝栄丸さんが補給のために気仙沼に入港しました
三陸沖でカツオやビンチョウを狙っての操業をおこなっている18勝栄丸さんは、勝倉漁業と同じ名前の勝栄丸でも違う会社の持ち船。 でも、気仙沼港では勝倉漁業がすべてのお世話をしているんです
今回は低気圧を避けてと、乗組員の休養などを兼ねての補給入港。 久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員の皆さんも変わらずお元気そうで何よりです。 入港時間はあいにくの夜で、岸壁はすでに真っ暗。 加えて雨が降りしきるなかでの接岸だったので、事故がないように細心の注意を払っての作業でした
それでも入港船が混み合って船をつけるスペースが限られた中においては、船頭さんや乗組員の皆さんにも相当な気苦労をさせてしまったのではないかと思います。 こんどお会いする時には、ぜひとも気仙沼への水揚げも合わせての入港をお願いしたいですね。 それにしても無事に着岸出来てなによりです
そして翌日には補給を終えた本船は漁場に向けて再び出港となりました。 キリバス船員のパワーには脱帽です。 筋肉隆々の船員たちの力で、ビンチョウを大量に釣り上げてほしいですね。 第18勝栄丸の大漁と安航を願いながら出港を見送りました。 船頭さん、乗組員の皆さん、頑張ってきてください
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08:29
2016年06月14日
気仙沼水揚げが一気に800トンに
遠洋マグロ漁船の水揚げ基地・清水港でのマグロの値決めを終えて気仙沼に戻ると、気仙沼魚市場が大変なことになっていました! なんとカツオ船や巻き網船が24隻も入港して、その数量は合計800トン以上にもなって、早朝から魚市場職員や問屋関係者などが大忙し。 広い魚市場が狭く見えてきます
かつお一本釣り船が三陸沖で狙っているのは旬のビンチョウマグロ。 ほとんどが冷凍されてシーチキンなどのツナ缶の原料になります。 それでも800トンものビンチョウの水揚げとあって、水揚げに使用する500㎏タンクが足りなくなるんじゃないかと大騒ぎ。 それでも何とかこなすのが気仙沼魚市場ですね
まとまった数量のビンチョウの水揚げとあって、気仙沼魚市場の入札相場も先週よりちょっと安めかな。 それでも1日に800トンもの魚をさばくんだから、気仙沼の市場関係業者の皆さんはスゴイです
そしてこの日は巻き網船によるクロマグロの水揚げもありました。 100㎏前後の大型クロマグロが約300本ほど。 ひと網で30トンほども巻いてしまうんだから、巻き網船の漁獲能力は相当なもの
他港でも巻き網船によるクロマグロの水揚げが続いているので、価格的にはそれほどの単価ではないのがもったいないと言えばもったいないけれど、でもこれもこの季節の風物詩なんだと思います
早朝から夕方までかかってすべての魚を水揚げして、気仙沼港内の岸壁は泊まりのカツオ船などで一瞬のうちに隙間なくぎっしりとうまって隙しまいました。 久しぶりに気仙沼に入港された乗組員の皆さんは、それぞれの気仙沼を楽しむことでしょう。 関係者の皆さん、1日ほんとうにお疲れさまでした
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08:25
2016年06月13日
マグロの値決めを前にして
東京での会議や打ち合わせを終えて、遠洋マグロ漁船の水揚げ基地・静岡県清水港に移動。 あと1週間後に帰港する勝倉漁業の第7勝栄丸のマグロの値決め。 すでに十分な打ち合わせをおこなったからあとは値決めの席に臨むだけ。 こちらの主張をストレートにぶつけるだけですね
お互いの協力関係でこれまで取引をおこなってきたので、いまさら駆け引きしてもしょうがない。 こちらの考えをしっかりと聞いてもらいましょう。 必ずや着地点が見いだせると思っていますから
そんな思いで清水に乗り込んで、静鉄清水駅近くの金の字さんで食事会。 清水のB級グルメは「もつカレー」が有名で、たまに無性に食べたくなるんです。 金の字さんがその発祥のお店
もつカレーをつまみながらビールや日本酒でのリラックスタイム。 取引先の方々とのこういう時間はすごく重要ですね。 会話の中でいろんな情報やアイデアが得られるだけじゃなく、結束が強くなるっていうんですか。 これからもいろいろとお世話になりますから、本当に宜しくお願いしたいと思います
金の字さんでもつカレーを頂いたてもう少し飲みたいなと、なじみのショットバーにおじゃましました。 以前はハンバーガーなんかもおいてあって、小腹が空いたときなんかもたまに利用させていただいてましたが、久しぶりにおじゃましてみるとメニューが一新されていて。 でも雰囲気やお値段はそのまま、とってもリーズナブルなお店です
清水の夜をなじみのショットバーで締めくくって、勝負の翌日を迎えます。 ゆっくりと体と頭を休めて、値決めに臨みたいと思います。 楽観できる相場状況じゃないけれど、東京からの打ち合わせなどでしっかりと頭の整理ができているから、最後の決断でも適切な判断ができるんじゃないかと
第7勝栄丸の船頭さんや乗組員の顔を思い浮かべながら、しっかりと決めてこようと思います
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08:01
2016年06月12日
築地市場でお寿司ランチ
大西洋のマグロ操業について話し合う会議を終えて築地市場に移動。 あと1週間ほどで日本に帰港する第7勝栄丸の魚艙に満載してあるマグロ類の値決めを前に打ち合わせを行いました
その前に、築地市場に来たからにはやっぱお寿司でしょう!っていうことで、場内のお寿司屋さんに行ってみたところ、どこのお店も観光客で長蛇の列。 外国人が8割くらいいるんじゃないかなあ
今年の11月に豊洲への移転をひかえている築地市場なので、今がラストチャンスって言えばラストチャンス。 世界的に有名な築地市場のグルメを堪能しに皆さん集まってきているんでしょうね
おかげでこちらは築地市場内のお寿司屋さんをあきらめて、市場から道路一本はさんだ東洋冷蔵東京支店からちょっと入った裏通りにある「江戸銀」本店に行ってみることにしました
ラッキーにも待たずには入れた江戸銀さんで、親方おまかせの旬のにぎり寿司を注文。 お寿司を待ちながらも翌日の値決めについての打合せが続きます。 お寿司を食べて気合入れなくちゃね
江戸銀さんお勧めの旬のにぎり寿司。 いまが旬の厳選されたネタが12貫と巻物、そしてお椀がセットになって。 となり席にはやっぱり外国人観光客がいて、マグロ・マグロって店員さんに注文していました
いまやお寿司は日本人だけの食べ物ではなくって、SUSHIなんですよね。 マグロの日本への供給だけじゃなく、世界的な視野で販売を考える時が来たのかもしれません。 もっと勉強しなくちゃ
築地市場前の江戸銀本店で旬のにぎり寿司を堪能してお店を出てみたらとなりは某寿司チェーンでした。 初セリにだけ天然まぐろを法外な値段で競り落とす名物おやじと一緒に記念撮影の担当者。 天然まぐろの美味しさをもっともっと広めていかなくちゃ。 さあ、マグロの値決め頑張りましょう
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08:59
2016年06月11日
カーボベルデのCOFFEE
今年の大西洋におけるマグロ漁業の操業体制について話し合う「大西洋出漁者会議」が東京の日かつ漁協でおこなわれるのに合わせ上京。 時間調整になじみの喫茶店で一息ついて、今日はどんなコーヒーがお勧めなのかなと聞いてみたところ、なんとカーボベルデ共和国のコーヒーは如何ですかっていうことなので迷わず注文です。 カーボベルデのコーヒー。。。きょうの気分にピッタリです
カーボベルデ共和国っていうのは、大西洋のアフリカ沖に浮かぶ島国で、遠洋マグロ漁船の補給基地であって、200カイリ水域の操業ライセンスの発給も受けている重要な国なんです
それも今日は「大西洋出漁者会議」の日っていう事もあって、なにかすごく縁を感じますよね。 カーボベルデがコーヒーの産地だっていう事を初めて知ったし、マグロ業界人でもあまり知らないんじゃないかと
お店の方が丁寧に淹れてくれたストレートコーヒーが運ばれてきて一口。 うまいです
カーボベルデのコーヒーを紹介するプレートには、「蜂蜜のような甘さと厚みのあるボディ、赤ワイン・トロピカルフルーツを想わせるフレーバー」 コーヒー好きのコーヒー【Top of Top COFFEE】の文字
すごく甘みがあって、ほんのり苦みがあって、深みもあって、すごく爽やかで美味しいコーヒーでした。 最近飲んだコーヒーの中ではかなりのレベルだと思いますね。 勧めてくれたお店の方に感謝です
コーヒー業界の方々も、この島国が日本のマグロ漁船とかかわりあるっていう事は知らないでしょうねえ。 いつかは行ってみたいと思いつつ、いまだ実現できていないカーボベルデへの出張ですが、もしカーボベルデに行くことがあったら、この Top of Top COFFEE を島国のCafeで味わってみたいです
日本のまぐろ船と関係の深いカーボベルデの最高の一杯でリフレッシュして午後のマグロ会議です
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08:08
2016年06月10日
気仙沼で補給事業懇談会
日本の遠洋かつお・まぐろ漁船の多くが所属する日本かつお・まぐろ漁業協同組合(通称:にっかつ)、そしてその経済事業をおこなっている日かつ協同株式会社による懇談会が開催されました。 会場となった気仙沼魚市場の会議室には、市内の漁業会社の実務担当者が集合です
今回の懇談会はマグロ船の補給事業関連と国際問題がメインの議題。 現在燃油価格は比較的割安な水準で推移してい入るものの、延縄漁に使用するイカやアジ・イワシなどの餌の生産と供給がタイトになって、単価もすごく使いずらい水準になっているので、世界の産地状況などをしっかりとヒアリング
そして中西部太平洋の島嶼国などで導入されようとしている隻日数制度(VDS)に関する問題点を再確認。 これまでの入漁料と比べて大幅なコストアップにつながる可能性があるだけではなく、島嶼国水域の無害航行への課金や、S30 度からN30度までの間の公海操業の禁止など、到底受け入れられる内容ではないため、業界団体としても対応に苦慮してるのが見えます
インド洋では、ソマリア沖の海賊が現在はほぼ沈静化している状況ではあるけれど、いつなんどきまた活動が再開されるかというリスクもはらみ、国もまだ安全宣言をだすところまで至っていません
サメや海鳥・ウミガメなど、延縄に偶発的にかかる生物の混獲回避対策や、海外200海里水域への入漁交渉、国際漁業管理機関の科学委員会や年次会合への対応、島嶼国との度重なる折衝など、これまでの国際関連予算とは違った形のコスト負担も増えてきて、全体で負担しなければならないのも理解します
それでもその予算の使い道には透明性をもって管理し、コストを抑える努力とともに、しっかりとした説明が必要だと思いますので、日かつ関係者の皆さんには宜しくお願いしたいと思います
長時間にわたる懇談会を終えて、北かつまぐろ屋田中前店に場所を移して懇親会が行われました。 マグロの希少部位をホルモンみたいに焼きながら食べる新メニューは最高に美味かったです
気仙沼の漁業会社各社の実務担当者の皆さん、そして日かつ漁協・協同のみなさん、懇談会と懇親会ほんとうにお疲れさまでした。 またこういう会を気仙沼で定期的に開催してほしいですね
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08:40
2016年06月09日
123佐賀明神丸が気仙沼今季初水揚げ
先週から気仙沼港を賑わせてくれている巻き網船による生鮮かつおの水揚げに続き、かつお一本釣り漁船によるビンチョウの水揚げが今週初めからおこなわれています
勝倉漁業の関係船も早く来ないかなあと待ちに待っていたところに、123佐賀明神丸が入港するっていう情報が入り、会社内が一気に盛り上がって、18時入港の本船を担当スタッフと共に出迎えました
本船から投げられたもやい綱をもってビットに固定する作業。 魚市場職員もすごく動きがいい
まだ朝晩は少し肌寒い岸壁で待機していると、気仙沼湾の入り口から佐賀明神丸の船影が見えてきて、スムーズな操船によって気仙沼魚市場の16番ホームに接岸。 船頭さんや乗組員の方々も今年初めにお会いして以来なので、皆さん元気そうで何よりです。 今年もどうぞ宜しくお願い致します
気仙沼にご家庭を持たれている船員さんもいて、家族や子供さん方も出迎えに来てました。 乗組員の皆さんも久々の気仙沼ですごく嬉しそう。 入港金を受け取って、水揚げ時間までしばしの休養ですね
乗組員それぞれになじみのお店なんかがあるんですよね。 久々の気仙沼ナイトを楽しんで下さい
翌朝5時前。 まだ薄暗い時間から氷水を張ったブルータンクが準備され、ベルトコンベアー横にセッティングが完了すると水揚げ開始の合図。 10㎏前後のビンチョウが次々と水揚げされます
一尾一尾を秤にのせて重量のチェック。 49トンものビンチョウを約1時間半ちょっとで水揚げしてしまうんだから、それもすべて人力の手作業で。 水揚げにあたる乗組員の皆さん、本当にご苦労様です
ビンチョウの入札価格もシーズン当初に比べて徐々に値上がりしていて、まとまった数量を漁獲すれば水揚げ金額もぐんぐん伸びていくから、これからの時期がすごく大事なことはみな分かっています
123佐賀明神丸の船頭さんや乗組員の皆さんには、これから気仙沼を基地にした三陸沖での操業を、事故なく怪我なくそして大漁でありますように。 目標に向かって頑張ってほしいと思います
勝倉漁業にとっての今年のカツオシーズンは123佐賀明神丸さんの入港で幕が開きました。 いま勝浦港などを中心に水揚げしている各船も、はやく気仙沼に水揚げしてくれるといいですね
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09:18
2016年06月08日
三級海技士に見事合格!
気仙沼で漁業会社の総力を挙げて取り組んでいる事業の「幹部船員後継者育成のプロジェクト」。 昨年から海技士資格にチャレンジしていた勝栄丸の若手船員がこのほど三級海技士の国家試験に見事合格して、会社のスタッフたちと東新城地区の「浜の家」さんでささやかなお祝いの宴を催しました
水産高校を卒業して勝栄丸に乗船していらい着々とスキルを身につけ、過去に取得した資格のさらに上のランクの海技資格に挑戦してきて、会社だけではなく関係者みんなが応援している若者です。 先日行われた口述試験合格の報告に本人はもちろんのこと、会社スタッフもみんな喜びでいっぱいです
気仙沼の遠洋マグロ漁船に乗船する若者が年々増えているけれど、3年の乗船履歴をつけて海技資格に合格するのが一つの大きな試練。 これにパスする事で幹部船員としての道が開かれるんです
三級海技士の国家資格に見事合格。 ほんとうにおめでとうございました。 合格したら好きなものをご馳走してあげるよって前から言ってたから、本人希望のすき焼きをご馳走する事になって
浜の家さんでは山形牛のA5ランクの牛肉が比較的リーズナブルなお値段で食べることができて人気。 お祝いの席に便乗して、会社のスタッフも美味しいお料理に満足げ。 脂ののったメバチマグロや初ガツオ、そして気仙沼港で旬を迎えるマンボウのお刺身や生ウニなど。 豪華なお祝い会でした
勝栄丸各船に乗船している若手船員達にも、先輩のあとに続いて海技資格にチャレンジしてほしい。 自分の力で道を切り開けるこのマグロ漁師の世界、若者の乗船者がさらに増えることを願います
今回の海技資格の合格、ほんとうによかった、ホッとしました。 よく頑張りましたね。 これから更に経験を積んで技術や知識を身につけて、勝栄丸の幹部船員として活躍することを大いに期待しています
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12:27
2016年06月07日
かつお一本釣り漁船が今季初入港
先週から始まった気仙沼のカツオ水揚げ。 巻き網船によるまとまった数量が続いていて、価格的にもだいぶこなれてきたかな。 2㎏前後の比較的小型のカツオが中心だけれども、全体的に脂がのっていてすごく美味しそう。 魚市場でカツオを見ていたら取引先の方にカツオを1本いただいちゃいました
今年初の生鮮ガツオなので、ありがたく頂戴したいと思います。 そして昨日はカツオ一本釣り漁船が今季初入港し、びんちょうを60トン水揚げして頂きました。 宮崎県の18清龍丸さんです
朝6時半過ぎには歓迎のセレモニーが行われて、気仙沼市長や漁協の組合長をはじめたくさんの関係者やマスコミの方々が岸壁に。 清龍丸の船頭さんに記念品を贈呈しての感謝の意が伝えられました
今年初めて水揚げされたびんちょうはどんな品質なのか、仲買さんや冷蔵庫・加工業者の方々も興味津々。 昨年水揚げされたびんちょうよりもひと回り大きい10㎏以上のサイズが約7割
昨年の単価とまでは行かなかったものの、それでもすごくいい相場での取引となって、今後の入港受入れに弾みがついたんじゃないかと思いますね。 後続船が続いていく事を願います
水揚げされたびんちょうは鮮度もよく、脂ののりもあって、食べたらたぶん美味しんじゃないかなあ。 勝倉漁業の関係船が入港したら、サンプルをさばいて頂いてみようと思います
18清龍丸さんの水揚げでスタートを切った今年のカツオ一本釣り船の入港。 勝倉漁業の関係船もはやく気仙沼に水揚げしてくれることを期待しています。 ついに本格的にカツオシーズンが始まりましたね
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08:25
2016年06月06日
乗組員と気仙沼かもめ食堂へ
インド洋の漁場から気仙沼に帰港した123勝栄丸が先週木戸浦造船でのドックを終えて下架となって、コの字岸壁に移動して残る工事が順調に進んでいる事を確認しながら乗組員との打合せ
船内各所はまだまだ足の踏み場もないくらい業者の方々の資材などが置かれ、事務所スタッフも参加しての塗装作業が行われています。 作業服をペンキで汚しながら。。。 お疲れさまです
ちょうどお昼時になったので、港にほど近いK-port横にあるかもめ食堂さんでお昼ご飯ということになりました。 かもめ食堂さんは昨年12月にオープンしたお店で、すでに気仙沼市民にもおなじみに
醤油味と塩味の二種類のスープ。 シンプルなラーメンに味玉やワンタンなどのトッピングも選べるのでちょっと悩んだけど、今日の気分は醤油の味玉でしょうっていう事で食券を購入です
魚介のダシが効いたすっきりとした醤油スープ。 サンマの香油がいいアクセントになってますね。 麺は細麺ながらもコシのあるちぢれ麺。 スープとの相性もばっちりですごく美味しいと思います
マグロ船の乗組員と一緒に食べる気仙沼の港のラーメン。 懐かしい味がしますね。 これからもちょくちょく寄らせて頂きますので宜しくです。 お店の方々の笑顔と挨拶がすごく気持ちのいいお店ですね
さあ今週もすごく忙しくなりそうです。 かもめ食堂のラーメンを食べてもう一仕事ですね。 123勝栄丸の整備工事にあたっている業者の方々も、あと2週間ほどの工期に間に合うよう宜しくお願いします
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08:31
2016年06月05日
初ガツオがドーンと200トン
気仙沼の鮮魚仲買組合の平成28年度通常総会がおこなわれ、気仙沼市長さんをはじめたくさんの来賓を迎えての懇親会が盛大に行われている会場に、翌日の巻き網船によるカツオの水揚げが決まったという情報が入って、懇親会の会場中がその話題でもちきりになって、水揚げ当日の朝を迎えました
先日おこなわれた今シーズン初水揚げからこれで2隻目。 それもなんと約200トンもの大量の水揚げとあって、気仙沼の魚市場は早朝から関係者が見守るなか順調に水揚げが進みます
水揚げをおこなったのは青森県八戸市の漁業会社が所有する巻き網運搬船の第26惣宝丸さん。 すべて前日に漁獲した「新口」のカツオとあって、仲買さんも気合入れての入札でした
聞けば漁場は宮城と福島の県境付近。 北緯3750東経143の陸に近い場所だとか。 気仙沼まで約7時間の航行での入港だったそうで、カツオの群れが一気に北上してきたんだなあと思います
惣宝丸さんが漁獲したのは気仙沼の200トンだけじゃなくて、別の運搬船で銚子に130トンそして石巻に40トンと合計で370トンもの漁獲があった模様。 まだまだカツオの群れがたくさん見えるそうです
ビンチョウを漁獲しているカツオ一本釣り船団はさらに北の海域で操業中だそうで、週明けには気仙沼港への入港・水揚げもあるのかもしれませんね。 大いに期待して待ちたいと思います
惣宝丸さんのかつおの大量水揚げで一気に本格化してきた気仙沼のカツオシーズン。 当初の専門家の予想を覆して、各船の漁獲がこれから増えて、気仙沼の水揚げも例年以上になることを願います
さあ、生鮮かつおの水揚げ20年連続日本一を目指す気仙沼の今シーズンが始まりました
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14:10
2016年06月04日
アンカーでの「お疲れさん会」
気仙沼市内で人気のお店「アンカーコーヒー・マザーポート店」を経営するオノデラコーポレーションさん。 そのコーヒー事業部が展開するコーヒーチェーンが気仙沼市内だけではなく、県内各地にたくさんあるのは皆さんもご承知の通り。 でもここがその拠点なのは確かなんだと思います
オノデラコーポレーションさんは、コーヒーだけじゃなくって、実は遠洋マグロ漁船の操業で使用する冷凍餌の輸出入もおこなっているんです。 勝栄丸各船にもいろいろな産地や種類の餌を供給していただいていて、いつもいつも本当にお世話様です
遠洋まぐろ延縄漁船の船頭さんが帰国して、アンカーコーヒー・マザーポート店に集まっての「お疲れさん会」っていう事になって、たまっている仕事に一区切りをつけておじゃましてきました
「夜アンカー」って言っている、アンカーコーヒーの夜営業。 昼のコーヒー中心のメニューとは一転、ステーキやローストビーフを中心にしたスペイン料理などの数々。 世界のワインと共にいただきます
昼のアンカーもいいけれど、夜のアンカーはまた格別ですね。 最近では会社関係などの飲み会や食事会の予約も入っているみたいで、すごくいい雰囲気のお店と美味しい食事で乾杯は最高でした
次々と注文したお料理がテーブルに。 食べきれないほどの量だけど、この方たちにとっては「並盛」なんでしょうね。 すごく美味しいディナー、ほんとうにご馳走さまでした。 ちょっと酔っぱらったかな
また近いうちに夜アンカーで一杯やりによらせていただきたいと思います。 ご一緒した船頭さんも満足されたことでしょう。 今後とも冷凍餌の供給のほうもどうぞ宜しくお願いします
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08:51
2016年06月03日
123勝栄丸がドック終了
インド洋での操業を終え母港気仙沼に帰港し、木戸浦造船に上架して次の航海に向けての船体整備を行っていた勝倉漁業の123勝栄丸が、船名旗を掲げての下架の時を迎えました
潮の干満の状況に合わせ午後1時に造船所に集まった会社スタッフと乗組員。 船底や外板などの最終的な確認作業を行って、下架に向けてのスタンバイ。 木戸浦会長みずから陣頭指揮です
造船所の船台からゆっくりと海へと戻る本船。 機関場船底弁確認のOKサインが出て、作業艇に曳航されて岸壁へのシフトです。 あいにくの強い風に船が流されて悪戦苦闘しながらも、なんとか短時間で安全に接岸作業を終えることができました。 関係者の皆さん本当にご苦労様です
造船所での工事は終わったものの、本船の船内では機関や無線航海計器の整備や塗装工事など、まだまだ結構な作業量が残っているので、出港まで時間があるものの安心できませんね
本船の作業にあたる業者の皆さんには、きっちりとした工事で工期通りに作業が進むよう、最大限のご協力のほどどうかよろしくお願い致します。 とりあえずはひと段落といったところです
船体に塗装された朱色と白いペンキが新船のように美しい。 やっぱりドック明けの船ってすごくきれいです。 しばらくは気仙沼のコの字岸壁で係船中なので、機会があれば皆さんもぜひご覧ください
下架が完了したので乗組員の皆さんもしばらくはゆっくりと過ごせるはず。 できるだけ負担のかからないように、事務所スタッフが中心となってあとの作業を行わないとね。 みんな頼りにしてますよ
123勝栄丸の船体整備では、今回のドックでも木戸浦造船の各セクションの皆さんには何かと大変お世話になり有難うございました。 これからも引き続きどうぞ宜しくお願い致します
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08:30
2016年06月02日
モロッコ政府代表団とのレセプション
日本とモロッコの漁業関係の政府間協議が節目の30周年を迎え、新たな漁業協定の締結に合わせて、関係者が一堂に会してのレセプションが行われ出席してきました。 会場はANAインターコンチネンタル東京の37階。 眼下に国会議事堂や首相官邸が見下ろせる素晴らしいホテルでした
水産庁や外務省の官僚の方々、モロッコ政府代表と幹部の皆さん、そして日かつ漁協をはじめとしたマグロ関係団体、そして漁業者の代表として私と岩手県釜石の欣栄丸さんが出席。 ウェルカムドリンクを手に名刺交換や自己紹介など、フランス語は分からないけれど話をすればなんとなく伝わるものです
モロッコ政府代表団の皆さんを歓迎してのレセプション。 日かつ漁協の組合長と水産庁の審議官が歓迎の意を込めたご挨拶。 モロッコ水域はクロマグロとメバチマグロの好漁場として知られ、30年もの長きに亘り日本漁船を安定的に安全に入漁させていただいて、本当にありがとうございます。 世界の国々の中でこれほど長く漁業協力関係が良好に継続している国はめずらしいと思います
事前に事務局から私に依頼があった乾杯のスピーチ。 こういう席でのスピーチは何を話していいかだいぶ悩んだけど、これまで日本船がお世話になってきたことや、震災後のモロッコ政府からの支援などについて、私なりの言葉で御礼を伝えてきました。 私たちの感謝の心が伝わっていればいいですね
日本とモロッコのマグロ漁業を巡る政府間協議が30周年を迎えられました事は私たちにとっても大きな喜びです。 これから50年60年と両国の協力関係が続ていく事を願います。 終わりにはモロッコ政府の皆さんへのささやかなプレゼントが。 モロッコ政府代表と日かつ漁協組合長ががっちりと握手です
モロッコ政府代表を囲んでの楽しいひと時。 素晴らしい会場で美味しいお料理とお酒を頂いて、モロッコ政府代表団の方々もきっと喜んでいただけたと思います。 日本での滞在を楽しんで下さいね
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08:14
2016年06月01日
冷凍メバチマグロの品質チェック
最近はだいぶいい陽気になってきて、日中などは汗ばむほどの気温になってきた気仙沼です。 先日までは肌寒かったのが急に気温が上昇してきて、衣替えにもちょうどよい感じですかね
ふだんは事務仕事が多いなかで、最近は入港船の対応などで岸壁でのお仕事も多いから、こういう過ごしやすい気候になってくるとだいぶ体が楽ですね。 6月も忙しくなりそうです
そんななか、先日インド洋での長期航海から帰港した第123勝栄丸が、母港気仙沼で水揚げしたメバチマグロの検品作業をおこないました。 入庫先の冷蔵庫で、取引先業者と共に選別包丁を手に品質チェックです。 きれいな赤身の色、そして薄脂のからんだすごくいいマグロでした
インド洋ジャワ沖で123勝栄丸が漁獲したメバチマグロのうちの一部。 気仙沼の超低温冷蔵庫はまだまだ復旧の途上でスペースも限られることから、冷凍マグロの加工施設の再建もまだまだこれから
震災から5年が経ったけれど、震災前の水準まで戻るには相当時間がかかりそうです。 それでも今回も123勝栄丸の冷凍メバチマグロの取引を継続していただいて本当にありがたいです
気仙沼漁協を通じて取引先業者に引き渡されたメバチマグロは、気仙沼市内の工場で加工され、市内に2店舗を展開する北かつまぐろ屋のまぐろ丼を中心としたマグロ料理で提供される予定です
近々にもお店のホームページやfacebookなどで告知されると思うので、その際には123勝栄丸のまぐろ丼を食べにお店におじゃましたいと思います。 皆さんも勝栄丸のまぐろ丼を楽しみにしててください
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14:05