勝栄丸ブログ

… 被災地復興に向けてキックオフ …


今日は、東北楽天ゴールデンイーグルス・ベガルタ仙台のホーム開幕です。

村井知事、奥山仙台市長、ルース駐日大使が激励に訪れました。

青葉城恋歌で有名な さとう宗幸さんと被災地南三陸町の中学生の国家斉唱に続き、東北福祉大ゴルフ部の松山くんの始球式で開幕。

被災地のみなさんの熱い思いを背に、イーグルス・ベガルタともに開幕戦の勝利です

がんばろう 東北　
がんばろう ニッポン　

やればできる

「日本の、東北の力を、信じてる」

復旧・復興に向け、東北地方、日本が一丸となってがんばりましょう!!!  

久しぶりの促進会です。

出席したメンバーに、気仙沼などの被災状況について報告。
復旧の状況や、港機能の再建に向けての動きなどについてお話しました。



会合の中で、被害に遭われた取引先の皆さんや市民の方々になにか恩返し・貢献ができないだろうか・・・との意見が出され、

我々にできること、、美味しいカツオ・マグロをお届けすることか！！
この意見で一致。カツオ丼・マグロ丼の無料配布プロジェクトとおこなうことになりました。

気仙沼での開催時期は、5月中旬予定。日程をつめています。
皆さんに美味しいカツオ・マグロ丼を食べていただけるように、頑張って準備作業をすすめます  

気仙沼市内の仮設住宅が急ピッチで設置されています。
中心部では気仙沼中学校と市民グランドが、すべて仮設住宅用地になりました。

低地はほとんど津波の被害をうけたので、仮設住宅を設置する土地がないんですね

仮設住宅だけではなく、仮設の事務所・店舗・工場などをたてる土地がありません。
市の土地が限られるので、民間の土地利用も考えているようです。

もともと土地が少ない地域なので、この様な災害時はたいへんです  

気仙沼漁港機能再建対策委員会の第4回会合がおこなわれました。

県漁船保険組合から、クレーン船やダイバーの手配状況について報告あり、
気仙沼漁協からは、6月のかつお船の水揚げに向けて準備を進めているとの報告がありました。市場の地盤沈下が激しいので、土盛りをおこなって対応することになりそうだとか



続いて、各業界からの報告では、

造船業界》　
陸上施設については、復旧がすすんでいるものの、水中部の船台の復旧をいかにすすめるかが鍵。水中レールが曲がったり、グチャグチャになってたり、砂利やヘドロ・瓦礫が乗ってたり・・　　復旧するためにはクレーン船が必要との報告があった。

電装業界》
電装協会から支援物資が届き、点検工具や資材の配布が終了。
第２次の支援物資も来週届くので、無線業界に配布する予定との報告。
6月入港するかつお船への対応は十分可能。資材価格が高騰しているので、はやめの手配が必要

燃料業界》
漁船への燃料油供給について、市内各社共同でタンク船を手配中。津波で1隻だけが残ったが、これを2～3隻体制にしたい考え。
タンカーからタンク船に直接供給できるかどうかも検討中。
1基だけ残っている貯蔵タンク。これを修理して使いたいが、修理にかなりの金額が予想される。

仕込業界》
かつお船への食料仕込。関係各社やる気あり。
仕入れが困難な状況はかわらずだが、冷蔵庫・冷凍庫も設置可能のようだ。
これまでは港に近い立地で配送も容易だったが、今後は遠距離からの輸送になりそう。


6月以降の漁船誘致に向け、着々と準備が進められています。
みんなで知恵を出し合いながら、漁港機能再建に向け頑張っていきましょう！！！  

気仙沼市立病院したの桜が満開です。

旧公立気仙沼病院、通称「こうりつ」。　気仙沼では毎年ここの桜が一番最初に咲きます。
市内は震災ですっかり変わってしまいましたが、サクラは例年同様に咲きました。
気仙沼小学校の桜の木は、3分咲きくらい。もう少しです

今年、被害の大きい大川堤の桜並木は咲くんでしょうかねえ？
サクラ祭りも中止だし、お花見で一杯なんて気分でもないし・・

でも、やはり桜はきれいですね。

4月下旬だというのに、気仙沼は10度くらいまでしか気温が上がらず、まだまだ寒いです。
でも、桜が咲くと、気分もウキウキしてきます。
震災後の暗いムードをこの桜が救ってくれるといいですね。  

被災者支援施策説明会が、気仙沼魚市場3階会議室でおこなわれました。

150人以上はいたでしょうか。
主催者側が考えていた人数をはるかに越えたため、急遽パイプ椅子を増やして会議開始。(立ってる人もいたのかも）

菅原 気仙沼市長、臼井 商工会議所会頭、豊国 東北経済産業局長の挨拶に続き、
各担当者から以下の説明がありました。

　・天災融資制度について　東北農政局
　・中小企業施策について　東北経済産業局
　・公的融資制度について　日本政策金融公庫
　・災害関係保証について　宮城県信用保証協会
　・仮設施設事業等について　中小企業基盤整備機構

説明時間がそれぞれ僅か10分程度しかなかったので、詳しい内容を確認できなくて残念です。せっかくこれだけの人数を集めるのですから、もう少し時間をとってもよかったかなと思いました。  

地震でゆがんだ線路

震災後40日になり、ようやく東北新幹線の全線開通が見えてきました。

仙台～福島間が4月25日
一関～仙台間が4月30日の予定だとか。

気仙沼に暮らす我々にとって、東北新幹線がほんとうに重要な交通手段です。
5月になれば、東京方面にも気軽に出張できそうですね

全線開通に向けて安全最優先でお願いしたいですね
JR東日本さん、宜しくお願いします。  

4月14日に東洋冷蔵の壺井社長・藪崎取締役・川口支店長・森鳰課長さまによるお見舞いの記事を勝栄丸ブログに掲載しました。

そのときに三陸新報さんに撮っていただいた写真が届いたのでブログにアップします。

気仙沼の船主はみなさん元気で前向きに頑張ってます。

東洋冷蔵のみなさん、ほんとうに有難うございました　m(__)m  

震災後1ヶ月以上がたち、ようやく、北かつ・宮城県北部鰹鮪漁業組合と北かつ商事株式会社が気仙沼市田中前に仮事務所をかまえ、業務再開しました。



職員は全員無事。
津波で家や車の被害をうけた方もおり、完全復旧にはまだ時間がかかると思いますが、とりあえず拠点ができたことで、日出専務をはじめ職員みんな業務再開を喜んでます。

現在、北かつ・まぐろ屋、販売事業などの再開に向け準備中だそうです。



被害が大きい港町の旧北かつ事務所は、再開の目途がたっていません。  

昨日昼頃、焼津船籍の遠洋かつお1本釣り漁船、第1勝栄丸(499ｔ）がグアム沖で遭難したとの情報がはいりました。

弊社にも同名の第1勝栄丸があることから、一時、海上保安庁やマスコミから問い合わせが殺到しましたが、焼津の(株)勝栄丸所有のかつお漁船であることが判明。

(株)勝栄丸は一本釣りの冷凍かつおの生産に積極的に取り組んでいて、大型船3隻体制で運行中。

関連会社の工場で最終製品化し、漁獲から消費者まで直接お届けするトレーサビリティーを実践されています。

以前当社のかつお船の船頭をしていた方も乗船されているようなので心配しましたが、乗組員は全員無事でパナマ船籍の運搬船に救助されたとの報道でホッとしました。

今回の事故について、心よりお見舞い申し上げます。


写真：　遠洋かつお漁船  

津波で会社の車5台と社員の車が全て廃車です。
残骸も残ってなく、海に流されてしまった車も多いです。

気仙沼だけで何台の車が廃車になっているんでしょうか？
ものすごい台数でしょうね～

幸いにも一番古い車1台だけが残りました。
その車も、市内の道路が悪路なので、振動で窓が故障してしまいました。
埃っぽい空気が入らないよう、ガムテープでおさえてます。  

気仙沼市内の瓦礫の撤去がなかなかすすみません。
沿岸部は軒並み津波の被害をうけたので、範囲が広すぎるんでしょうね。

報道によれば65～75ｃｍくらい地盤沈下しているそうで、
沿岸部は冠水するところが多く、水がなかなか引かない状況にあります。

道路が寸断されて通行できないところも多く、徐々に応急修復しているものの
瓦礫の撤去には相当の時間がかかりそうですね。



写真の400ｔクラスのまぐろ船をはじめとして、市内には40隻以上の大型船が
打ち上げられていて、2次・3次災害も心配されています。



港にあったコーヒーショップも・・
スタバより美味しいと評判だったのに、残念です。  

気仙沼市役所の災害対策本部の入り口でみつけました。

｢まぐろの港町　一緒に頑張ろう!!」～気仙沼市＆三浦市～

各地から多くの支援や激励が届けられています
ほんとうにありがたいですね

我々の生産工場である遠洋まぐろ漁船は健在。
いまこの時も世界中の海で鮪を追って、日本の消費者に届けようとしています。

海があれば、復活できる。
みんなで協力しながら、難局をを乗り越えていきましょう！！！  

今日、東洋冷蔵の壺井社長、藪崎取締役、川口支店長さん方が、お見舞いと激励に気仙沼におこしになりました。



気仙沼市の菅原市長とも会談。
震災直後に、東洋冷蔵から気仙沼市に大型トラック3台分もの大量の支援物資をいただき、御礼を申し上げました。

食料もない、水も無い、一番困っていたときの東洋冷蔵さんからの支援物資。
ほんとうに助かりました。有難うございました。
  

震災後、電話移設工事が大幅に遅れており、皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけしております。

この度、新しいFAX番号導入により、FAXが使用可能となりましたのでお知らせいたします。

新FAX番号　：　050-3737-0645

会社代表電話番号　0226-23-8530　も通話可能となりました。

宜しくお願い申し上げます。


勝倉漁業株式会社  

震災から１ヶ月がたちました。

多くの方が亡くなり、いまだに数多くの行方不明者がおり、気仙沼の町はまだまだ瓦礫の山。

そんななか、これまで皆さんから励ましのお言葉や支援物資を沢山頂きました。

昨日は、鹿児島の上竹さん、早崎さん、清水の奥村さん、寺田さんなどがお見舞いにこられ、励ましのお言葉と支援物資を頂戴しました。ほんとうに有難うございました。  

3月11日の震災によって弊社社屋が被害を受け、長期間にわたり事務所機能が麻痺したことにより、皆様方にはたいへんなご迷惑をおかけしました。

このたび、新事務所に移転し通常業務を再開しましたのでお知らせいたします。



新事務所を開設しましたものの、完全復旧にはまだ相当な時間を要するものと思われます。

皆様方には真にご不便をおかけ致しますが、ご理解とご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

なお、今回の震災にあたり、皆様方からたくさんのお見舞いや支援物資を頂きました。
ほんとうにありがとうございました。

この場をお借りして、衷心より御礼申し上げます。


勝倉漁業株式会社　社長　勝倉宏明




『　新事務所のご案内　』

　＊　住所　：　〒988-0053　宮城県気仙沼市田中前4丁目1-1　小山ビル１F　B

　＊　電話およびFAX　：　電話移転工事が遅れており、しばらくは使用できません

　＊　弊社への連絡は、E-mailもしくは携帯電話にてお願いします