経過観察の再開

家人の長い不調の最初の契機は9年前(2015年10月)、ある部位のがんの発覚。
それ自体は大事にいたらなかったが、それを契機に精神的に不調となり、入院治療となった。

それが、一緒にイタリア旅行に行けるほどに良くなっていたのだが、3年前にまた別の部位のがん。
そして再び精神的に不調となって入院生活。

2カ所のがんで、後からのほうは経過観察をきちんと受けているが、前に罹患したほうは、別の病院で経過観察中に入院したため中断せざるをえなかった。
最後に診察を受けたのは2021年8月だったので、3年以上間があいた。

以前、病気の説明で、再発しやすいので、経過観察を続けようということになっており、自覚症状はないものの3年ものブランクは少々不安である。実際、以前、2度再発があって、すぐに処置してもらったこともある。

それでこちらのほうも経過観察を再開することにして、病院へ行った。
診察予約をキャンセルしたとき、再開するときはどうしたら良いかきいたら、普通に予約しなおしてくださいということだったので、病院へ電話をしたところのだが、3年も間があいているから、予約はできないので、外来診療で来るように言われた。

外来の受付時間は11:00までということだが、予約患者が優先なので、あまり早く行っても待ち時間が長いだけかもしれないと考えて、10:30に病院へ行った。このあとあちこちで待つことになる。その様子を書いておこう。

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10:30病院着。
受付待の番号札をとる(セルフ端末で発券)
10:48受付の順番が来たので、受付で来院趣旨を説明
10:58受付では診療科の対応状況を確認、
その間に問診票記入
11:10診療科の受付。簡単なチェックリスト記入。
看護師が来て医師からの検査指示(エコーと尿)を伝えられる
11:13エコー検査室へ検査箋を提出して待つ
11:35エコー検査
11:47エコー検査終了、ついで尿検査の尿を提出
11:50診療科の待合で診察待ち
12:30診察
12:37診察終了して会計へ
12:45支払い完了して帰路につく

3年開いているから、事務的・会計的には初診と同じ扱いで、また紹介状もないので、選定療養費というもの7,700円が請求された。
大きな病院には大した症状でもないのに行くなという厚労省の指導によるものらしいが、そういう趣旨なら、ずっと診てもらっている患者が別の病気のためにやむなく経過観察を受けられなかったという事情を汲んでもよさそうに思う。
機械的なルール適用というのがどうも不愉快だ。

そして帰り、駐車場を出ようとしたら、100円を請求された。2時間以上病院にいたからのようだが、居たくていたわけじゃないんだけど。

すばらしいことに診察結果は良好。
次回は半年後に受診となったが、その診察で異常がなければ経過観察は終了とのことだった。
増える一方だった家人の病院通い、ようやく一つから解放されそうだ。

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