語り得の世界　Lenovo Tab P12の使用感～4 分割画面

Lenovo Tab P12の使用感～4 分割画面

Lenovo Tab P12はAndroid13で販売されている。Android13は、ナビゲーションにジェスチャーがデフォルトになっていることや、タスクバーが付いているが、どちらも私は使わず、昔から使っているNOVAランチャー今までどおり使っていて、Android13らしいところはあまりない。

そんな状態でも、これは便利だという機能がある。分割画面である。
この機能はAndroid11でもあったものだが、私のスマホはAndroid11だけれど、画面は小さいから、分割画面を使う気にはならなかった。前に使っていたHuaweiのタブレットはAndroid9だったから使えなかった。

Windowsで作業をしている場合、たとえばこの記事を書いているときは、エディタ、ブラウザ、メーラー、ファイル（フォルダ）の４つを開いている。記事を書くことが主だが、調べものをするのにブラウザを、途中で仕事の連絡が入ったらメーラーをというように、ウィンドウを行き来する。
Androidタブレットは、そのようにタブレット上で作業をするわけではなくて、同時に開いておくと便利なものを並べておくという使い方をしている。

具体的には次のとおりである。
楽器の練習時には、チューニングやメトロノーム、伴奏パート再生を行うわけだが、このときチューニングとメトロノーム（一つのアプリ）と、音楽プレイヤーの２つのアプリを並べて表示・作動させる。
２つのアプリは同時に動いているので、伴奏にあわせて演奏しているときに、同時にピッチの確認もできるというわけだ。

分割画面。右で音楽再生中も、左のチューナーは動作する

メトロノームにあわせて練習する場合はプレイヤーはお休みになるわけだが、分割画面の場合、そのたびにアプリ（画面）を切り替えずに、使うほうの画面をタッチすれば済むわけだから、それだけでも操作はラクになる。

なお分割の他に、フローティング画面というのもあるが、これはそれに対応したアプリでないと使えないようだ。

関連記事