エリザベスⅡ女王、逝く
9月8日、英国のエリザベス女王がご逝去された。
メディアは一斉に大きく伝えている。代表してNHKの報道へのリンクをおいておこう。
英国王でエリザベスは2人いる。知らぬ人は稀だろう。
エリザベスⅠとエリザベスⅡの存在について、どちらを早く知っただろう。小学校でもエリザベスⅠのことは社会科で習うが、それまでにも普段の新聞やTVでエリザベスⅡのことは報じられていたから、多分、エリザベスⅡのほうを先に知っていただろう。
いつまでも生きていらっしゃるような気がしていたのだが、やはり寿命というものはあるようだ。
ご逝去のわずか2日前、9月6日には、トラス氏を新首相に任命したところで、その様子も報道されていた。
女王の存在を近くに感じたことが2度ある。
一度目は、1975年の来日のときである。
同じ日本という土地にいるという観念的なことではない。この時、私は学生だったのだが、電車で帰宅するとき、すべての駅に、2~3mぐらいの間隔で、警察官が並んでいたので驚いた。このとき女王は京都を訪れていて、次に伊勢へ向かわれるという日程だった。
京都から近鉄京都線で、あの大和西大寺を通り、伊勢まで旅行されたのだと思う。京都線は当時の私の通学ルートである。ことさら厳しい警備を道中ずっと見ていた。
二度目は、2013年、ドイツ・オーストリア旅行の帰路、ヒースローで飛行機を待つ間、ウィンザー城を見物に行ったとき。
城には女王旗が掲げられていた。これは女王が城に滞在しているときに掲げられるもので、不在のときはそこに英国旗が掲げられるのだそうだ。それを聞いて、広い芝生広場の向こうにある館に、女王がいらっしゃるのだなぁと不思議な感覚をおぼえた。
在位70年である。それだけの存在感があったと思う。
メディアは一斉に大きく伝えている。代表してNHKの報道へのリンクをおいておこう。
英国王でエリザベスは2人いる。知らぬ人は稀だろう。
エリザベスⅠとエリザベスⅡの存在について、どちらを早く知っただろう。小学校でもエリザベスⅠのことは社会科で習うが、それまでにも普段の新聞やTVでエリザベスⅡのことは報じられていたから、多分、エリザベスⅡのほうを先に知っていただろう。
いつまでも生きていらっしゃるような気がしていたのだが、やはり寿命というものはあるようだ。
ご逝去のわずか2日前、9月6日には、トラス氏を新首相に任命したところで、その様子も報道されていた。
女王の存在を近くに感じたことが2度ある。
一度目は、1975年の来日のときである。
同じ日本という土地にいるという観念的なことではない。この時、私は学生だったのだが、電車で帰宅するとき、すべての駅に、2~3mぐらいの間隔で、警察官が並んでいたので驚いた。このとき女王は京都を訪れていて、次に伊勢へ向かわれるという日程だった。
京都から近鉄京都線で、あの大和西大寺を通り、伊勢まで旅行されたのだと思う。京都線は当時の私の通学ルートである。ことさら厳しい警備を道中ずっと見ていた。
近鉄には、天皇が伊勢へゆくときに使う車両があるという。これを使ったのだろうか。
私も写真を撮ったはずなのだが、 紛失したのでネットで拾ったもの |
城には女王旗が掲げられていた。これは女王が城に滞在しているときに掲げられるもので、不在のときはそこに英国旗が掲げられるのだそうだ。それを聞いて、広い芝生広場の向こうにある館に、女王がいらっしゃるのだなぁと不思議な感覚をおぼえた。
在位70年である。それだけの存在感があったと思う。
国王の在位期間の最長は、フランスのルイ14世。子供の頃に即位しているから。