またまたタブレットを衝動買い(その4)
録音アプリの画面 |
チューナーアプリの画面 |
騒音計アプリの画面 |
昨日の記事でALLDOCUBE iPlay 40Hに楽天モバイルのSIMを挿したと書いたが、普通、タブレットに挿すSIMならデータ通信専用にするのが普通だが、楽天UN-LIMITは、音声SIMである。つまり、電話もできる。そしてこの電話が楽天リンクというアプリを使えば、日本国内であればどこでも無料という優れもの。
で、早速、電話をテストしてみた。
いつも使っている自分の携帯へ発信……なんの問題もなく呼び出し音が鳴って、応答すればつながる。
そしてここで問題。タブレットのマイクってどこにあるんだ!?
筐体をじっくりながめても、開口部というのはスピーカーとUSB端子ぐらいなもので、マイクらしきものが見当たらない。
そしてつながっている相手の電話では、まったくタブレット側の音が聞こえない。
ネットで情報を集めるのだが、マイクがどこにあるのか、というかマイクがあるのかどうかもはっきりした情報が見当たらない。一つだけ、このタブレットで電話をするとマイクがスピーカーの音を拾って使いものにならないという評価があった。
おいおい、マイクがスピーカーの音を拾うどころか、まったくマイクがあるように思えないんだが。
それで思いついたのが、通話機能のあるイヤホンを使うこと。このタブレットにはオーディオ用のミニプラグがなくUSB端子しかないので、Bluetoothでヘッドセットにつなぐことを考えた。手元にあってすぐ使えるBluetoothヘッドセットは、ネットワークウォークマンのNW-M505という機械。
今までは音楽再生専用でしか使ってこなかったもの。説明書ではマイク内蔵となっているのだが……
NW-M505にも音を拾うための開口部がみあたらない。
本当に通話もできるのか半信半疑でiPay 40HとBluetooth接続して、電話をかけてみた。やっぱり音を拾わない。SONYが嘘をついているとも思えないのだけれど。
そこで気が付いた。こういう機械にはたいてい録音アプリがプレインストールされているはず。そしてアプリ一覧を出すと、やはり録音アプリがインストールされている。これで録音したらどうなるんだろう。
録音アプリはとくに問題もなく起動。マイクが存在しなければ全く録音などできないはず。そう考えてタブレットのそばでしゃべると、アプリの音量メーターが動くではないか。大きな声を出せば波も大きく、小さい声なら小さい。そして録音したものを再生してみると、かなり小さい音だけれど、録音されている。
また、チューナーアプリを起動したら、ちゃんと音名・周波数を正しく表示する。
こういう状況だから、騒音計アプリだったらどうかなと思ってやってみた。
これも動作はする。ただし、周囲の音をあまり大きいとは判定しないようだ。
マイクがあることは間違いなさそうなので、音声認識もやってみた。そんなに大声を出さず、普通にしゃべってもちゃんと認識する。
楽天リンクを使って無料で電話ができるというのはそれなりに魅力があるが、このタブレットで電話をすることはまずないと思う。
しかし、録音については、今後、楽器練習ーMuseScoreは使えないかもしれないが、普通に使えたほうが良いに決まっている。
やっぱり楽器練習のお伴にはならないのかなぁ。