リトル・オードリーとリコリス
Little Audrey「Butterscotch and Soda」 (1948)
お菓子の食べすぎで、お菓子をとりあげられてしまったオードリー。
そんなオードリーがいつのまにやらお菓子の国に迷い込んで・・・・
オードリーの動きがいいなあ。かわいい。ほんまカートゥーンは動き萌えだわあ。
冒頭でオードリーがキャンディを食べながら言っている「みーに まいにもー」って言ってるのは、アメリカ版「どれにしようかな」ですね。
Eeny, meeny, miny, moe は前に調べた。
さて、マシュマロの雲やら、チョコレートの道路とか、まさにお菓子の国という感じですが、そこで登場するのが
「リコリス」!
これは・・・石炭のイメージなんでしょうかね。
ともあれ、この時代ではリコリスは「黒」。
後半ではお菓子のおばけたちに襲われるオードリー。リコリスおばけも登場。
「LOCORICE DROPS」のおばけたち。
半円球型のドロップということで、形としてはこれに近い。
1948年時点でもリコリスの色は「黒」。
アメリカで「赤いリコリス」が一般化してくるのははたしていつ頃なのだろうか。
ところで、この作品のタイトルはなんで「Butterscotch and Soda」なんだろう?
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コメント
- 柴岡秀一aka漫画居士:
- なんか、google先生によると、scotch and sodaっていう古典マジックがあるみたいです。
スコッチが銅貨、ソーダが白銅貨で、それを背中ですりかえる、みたいなマジッックらしいです。
料理を背中で犬に渡して、同時にキャンディーを食べるというのが、そのマジックに引っかかってるのかな?
よくわかりません。
リコリスって本当に一般的な食べ物なんだなぁ。なんで日本ではこんなにマイナーなんだろう。材料だって手に入るのに。
- シャテン:
- 改名致しました。
ネグロ→シャテン
そしてお久しぶりです。
リコリスの黒色はカーボンブラック(炭素)で色付けされてはるから石炭を運ぶような映像が使われたんちゃいます?
ちなみに、現在アメリカ等で馴染みの赤いリコリスは苺やチェリー等の赤い果物から使われています。
- パリア・プリア:
- リコリスに追いかけられる悪夢・・・・
- スカポン太:
- >柴岡さん
それだーー!
お菓子と関係なさそうな題名だなあと思ってたけど、それなら納得できます。
まあ、リコリスは何度か日本に入ってはきているけど、結局味のせいで定着しなかったということかと
>シャテンさん
ネグロさんお久しぶり。今はシャテンさんですね。
リコリスの色に何が使われているかなんて普通は意識しないだろうから、普通に色が黒いことからの連想なんじゃないですかねえ。
むしろ「黒いお菓子」というのがその当時でも珍しかったようにも思えます。
>パリア・プリアさん
悪夢ですのう^^
- さかえ:
- バタースコッチというと↓↓↓こういうアメちゃんを思い出します。
http://www.faeriesfinest.com/E243.html