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LENORE #14(もしくはLENORE2 #1)

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出版社が変わって新たに再出発したLENORE 2 #1。旧版から通算すると#14。

の前に、LENORE#2
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この回ではレノーアが肺炎で死んでからリビングデットとして蘇るところが描かれている。
そう、今回はこの「レノーアが死体安置所で蘇る」そのお話なのだ。
#2でちょこっと描かれた死体安置所のおっさんも、#14になるとちょこっとリニューアルされてたりしますが。


それは100年前のお話。
Mr.Fledgeのところに肺炎で死んだ10歳の少女の遺体が運ばれてくる。
Mr.Fledgeは遺体に防腐処理(embalming) をするのが仕事のエンバーマー。
※欧米では土葬が基本で、埋葬する際に防腐処理されるのが一般的。キリスト教の教義では「最後の審判」の後、死者は復活するとされているので、火葬せず肉体をとどめておく必要があるため。100年前にしたのは今ではあまり行われていない風習なのかもしれない。

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お腹をひらいて~
内臓をとりだして~
防腐剤を注入!
いつものように仕事をこなし、いつものように仕事をおえる・・・・はずだった!

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「ちょっと なにこれ!?」
彼女が蘇るまでは。



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ショックのあまり硬直するMr.Fledge。しかし、防腐剤はそのままどんどん注ぎ込まれてゆき・・・



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レノーアの左目はこの時のものだったのかー!
(うわあ、後付けっぽい)

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そんな感じで復活したレノーアは「じゃあ帰るわ」って自分の内臓をプレゼントして去って行きましたとさ。
※じゃなくて、レノーアの内臓は自分で持ち帰りしたようです。ushiさんどうもー

Mr.Fledgeはショックのあまり何もできなくなり、離婚され、職も失い、彼の人生はどん底に。


・・・そしてそれから100年後の現在。
いつものようにラガマフィンとくだらない話をしているレノーアたち。
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ででんでんででん
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ででんでんででん

男は生き延びて、自分の人生を狂わせたレノーアに復讐するために、再び姿を現したのであった。ででんでんででん
土は土に。死体は死体に。エンバーミングを完了させて、死体を完全なる死体にするために。

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ゴス幼女を拉致監禁拘束!

話が噛み合ないボケまくりのレノーアとなんだかんだありましたが、
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ついにぶち切れて、レノーア大ピンチ!!!!


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「彼女から離れろ!」
パワーローダーに乗ったラガマフィン登場。な、なにこのナイトっぷりは・・・


とまあ、「The macabre malevolence of mortimer fledge」はそんなお話でした。
この他に短編がいくつかと、ナマケモノ侍の予告(?)やら解説後書きマンガやら。

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このレノーアかわいい!
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スカポン太:
補足:
MY BUGGY HAT と叫ぶ前に、レノーアがそこらへんにあったチューブでバルーンアートの帽子をを作って遊んでいたのです。(Mr.Fledgeの頭にあるのがそれ)
このへん緊張感まるで無いというか、話がかみあってないというか。というやりとりが。
ラガマフィンのことはまったく待っておりませんでした。
助かった後も、ラガ放置
ushi:
>帽子
なるほど、レノーアの頭の上でpopと割れてるのもそれですね。それで叫んでるんですね。

アメリカHBOの「six feet under」という葬儀社一家のドラマでその一家の経営する葬儀社の従業員としてエンバーマーが出てきましたね。他のドラマや映画でも今でも人がはいる大きさの棺桶を埋めるという葬儀風景が描かれるので、土葬はいまでも普通におこなわれてるんじゃないでしょうか。
でないとゾンビ映画が消滅してしまう・・・。
スカポン太:
確かにゾンビは土葬ならではの文化ですからねー

エンバーマーは古い時代の話ではなく、今でも現役かあ。

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