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ゴスっ娘Shareena

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カートゥーンのゴスっ娘紹介コーナーへようこそ。
ワーナーブラザーズ制作の「Detention」(1999年)に登場する、ゴスっ娘Shareena Wickett。


これもまた歴史に埋もれた作品。作品自体はさほど人気は無かったみたいですが、黒目がちで大きな瞳のゴスっ娘Shareenaちゃんはそれなりに人気はあったようです。
声はTara Strong。 ・・・・って、またTara Strongかよ!!この人ほんと何でも出てるな・・・
この時すでにバブルス役もやってたりするんですが、「カワイイ役」にとどまらずけっこうゴスっ娘役も多いのよね。フィルモアのイングリッドやタイタンズのレイヴンやら。


TurboTeenなんかいかにも80年代なサタデーモーニングカートゥーンでしたが、90年代後期になるとTVシリーズのカートゥーンに新しい傾向が生まれてくる。
『非日常の特別な物語』ではなく、等身大の少年少女たちによる日常の物語だ。
それまでのカートゥーンが「特別なキャラクター」すなわち、登場人物がコメディ俳優やスーパーヒーローとして活躍しているところを観客として眺めている構成だったのに対して、視聴者自身が自分を重ねられる少年少女が主役となるものが増えて来てくるのである。

80年代のハチャメチャさの反動もあるかもしれないが、これはニコロデオンの影響が強い。
ニコロデオンというと「スポンジ・ボブ」や「レンとスティンピー」などキテレツな作品の印象が強いが、その一方で、「ダグ」、「ラグラッツ」、「ヘイ・アーノルド!」、など普通の少年少女たちの日常を描くものも多く、そしてこれらは大ヒットしていたのだ。
日本からだと全然ピンとこない話だけれども、ダグもラグラッツもヘイ・アーノルド!も劇場用映画が作られてるほど。

当然ディズニーもこの流れにのり「リセス」などを作ることとなるのだが、ワーナーもまた「日常もの」を作っていた。それがこの「Detention」だ。
ただ、「日常もの」はワーナーにとっては苦手分野のようで、この「Detention」も13話で終了。結局ワーナーはギャクの強いドタバタものや、ヒーローものに特化してゆくこととなる。(かろうじてカートゥーンネットワークの「エドエッドエディ」が成功したくらいか)


90年代の変化としてもう一つ注目したいのが「ゴス」の変化だ。
それまでは「ゴスっぽい世界」という怪奇そのものがゴス的なものとして描かれることが多かったが、90年代に入ると「ゴス」と呼ばれるものたちそのものがキャラクターとして登場してくることとなる。
「ゴスっ娘」の登場だ。
一方、男の子の場合はFanBoy(オタク少年)として登場してくる。いいとしこいてコミックに夢中でスーパーヒーローに憧れるタイプ。これがさらに歳をとるとシンプソンズのコミックブックガイのような痛い存在として描かれるのだが、少年の場合はまだ明るさがある。

オタク少年はお調子者のスラッカー(Slacker)と、よりマニアックなギーク(Geek)に分けられる。スラッカーはギャグ要員として配置され(キム・ポッシブルのロンとか)、ギークはむしろメカやコンピューターに強いテクノギークとして配置されることが多い。
テクノギークはBoy Genius、天才少年ものの現代的な流れをくんでいるので役としては使いやすいようだ。
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コメント

戸帆:
この子可愛い!
なんだかリセスっぽい雰囲気もあってよさそうですね。
他のキャラクターもおもしろい。

>テクノギークはBoy Genius
ジェレミーなんかがまさにこれですね。
スカポン太:
やっぱゴスっ娘はかわいいの!!

リセスはこれより先に放送していたから、意識していたとこはあるかもしれませんね。

リョーコだとユミをゴスだとすれば、ゴスもギークもお調子者も勢揃い!
そしてプリンセス。
二枚目なりそこないのカレのポジションがよくわからん・・・
爾百旧狸:
慌てて画像検索したら、ドルフ・ラングレンがいっぱい湧いてきた・・・。

Shareenaヤバイ!好みすぎます。とろけそう。
話自体はドリフの家族コント見てるようでしたが。先生がいかりや役でw
スカポン太:
ドルフ・ラングレン吹いた。

Shareenaちゃんいいでしょ!いでしょ!
動きはいかにもワーナーぽいので、「日常系」にはイマイチ合わなかったのかなあとか思ってます

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