1,000回目と工程バトン
どうやらblogを始めてから1,000記事目になったみたいです。
2005年7月から始めて、今まで522日。日数で割ると1.9ちょい。だいたい一日2エントリ計算か。
うーん、そんなものか。書きたい事はまだまだ全然足りないんだけど、まあこんなとこですかね。
多いようでいて、実はカテゴリーを意識して、前は一つで済ませたところをあえて分割しているだけなので、分量的にはそんなに変わってないと思う。
まあそれでもキリがいいので、タートルズLOVEの主典さんから回ってきた〈工程バトン〉をやってみようかと。いつもはバトンって後回しにしちゃって、そのまま放置になっちゃうことが多いんですが、なんか巡り合わせみたいな気分になったので。
その前に
>AA職人さんのブログにPPGZ
http://blog.goo.ne.jp/dentsuin/1
AAによる絵というのもセンスが必要ですね。すげえなあ。
〈工程バトン〉
★下絵を公開してください。
ちょうど今描いてるジェニーさん漫画の下絵のひとつ~
そうそう、最近ComicStudioProを買ったのですよ。(ついでにタブレットもインテュオス3に新調)下書きも直接PC上で描いてます。コミスタ使いやすいね。気に入った。
★着色の工程。
これは漫画だからモノクロなので着色はしません。(終わり)
ていうか普段は、主線描いたら、それを上位レイヤーにして、あとは色をぺたぺた塗ってくだけなんで工程もなにも・・・
★苦手な工程。
わかりません。全部苦手といえば苦手。
★得意な工程。
わかりません。
★今後の課題
できるだけ速く描く。
浮かび上がって来たものは早く定着させないと、なかなかこう「なにか」を逃してばかりなので。
やってみたはいいが、答えようのないバトンだなあ。
工程じゃないけど、いつも悩むのは「口の表情」ですかね。
★工程を見せてほしい五人。
たしかコミスタ使ってたと思うので
ねこみそのかんださん
ゆずのきさんはバトンが回る前に自分で工程を公開しちゃってますね(笑)
そのうち、参考にさせてもらいます~
で、ペインター使いの
だいすけさん、zelさん
ペインターってイマイチ使い方がよくわからんので・・・
サイトもってないから答えられないと思うけど、ガしガしさん、JIAさん
これで終わるのもなんなので、ちょうど主典さんとこでステンドグラス絵の話があがっていたので、前のジェニー本のB表紙絵の工程でも載せてみますか。(探してみたら、なんか下絵とか残っていたので)
これが下書き。ノートの落書きです。
がりがり書き込んで(テキトーですが)線を決めてゆく。
この段階ですでにデジタルです。落書きはもともと線を生かすつもりはないので、100dpi程度で取り込んで下絵にしてます。
左上は何描くか全然考えてなかった。
考えながら描いて、描きながら考えてを繰り返して、これで「下絵」が完成。
この時は線をシャープに描きたかったので、主線はイラストレーターで描く事にしました。
イラストレーターで主線描き。
ステンドグラスなので、必ずすべての線がどこかにつながっているよう意識して描いた。
例外はジェニーさんの顔の部分なんですが、まあいいでしょう。
メリハリがもうひとつ欲しかったのと、よりステンドグラスっぽくするために、中心となるキャラの線を太くする。
イラストレーターで色塗りをしてもよかったんだけど、そうせずにPhotoshopで色塗りをすることにしました。
もってきた主線はそのままレイヤーとして残しておいて、色塗り用に線を細くしたレイヤーを制作。
ステンドグラスなので、切り分けられたガラス部分がすべて色が違うように、バケツツールで流し込んで色決定。
主線のレイヤーをのせてやるとこうなって、一応これでOKってことなんだけど、ちょっと軽いので少し加工します。
色レイヤーを複製して、ちょっとぼかす。というかにじませる。
ステンドグラスは塗り絵ではなくて、ガラス工芸なので、フラットなままより、すこし周辺が落ちたほうがそれっぽくなります。
そして、そのボケをいい感じになるように透明度を調整しつつ、合わせたのがこんな感じ。
ものすごい単純なレイヤー構成(笑)
にじみもいいんだけど、ちょっと強調したり、もっとスッキリしたいとことか、調整用に主線の下にレイヤーを作ってそこで調整加工。
そしてキルゴア(手前のゼンマイロボット)と合成して完成。
キルゴアは苦手なペインターで描きました。ステンドグラスを強調したかったので、こっちはアクリルガッシュみたいなテイストにしたかったから。
フローターとかさっぱりわからないので、技法もなにもなく、一枚にがしがしと厚塗りで描いただけです。
どうやったらステンドグラスっぽくなるかは資料をいろいろ探してみたんですが、ネット上ではロクなものがないので、結局本だなにあったアールヌーボーやらなにやらの画集、写真集が一番の参考品でした。
まあ私みたいな素人趣味絵描きにとってはどうでもいい話なんですが、より上を目指す人は画集とか写真集とかは無理してでも買っておいた方がいいと思います。ネット上のものは探すのは楽だけどディティールが甘いというか解像度不足。多分プロの人は実感してると思うけど、技術も大切だけど、「資料」というものはとても重要です。
そして、今描いてる漫画の下書き。下書きもはじめからコミスタで描いてる。
なんつーか、ずっと下書きばかりしててちっともペン入れが進みません。
2005年7月から始めて、今まで522日。日数で割ると1.9ちょい。だいたい一日2エントリ計算か。
うーん、そんなものか。書きたい事はまだまだ全然足りないんだけど、まあこんなとこですかね。
多いようでいて、実はカテゴリーを意識して、前は一つで済ませたところをあえて分割しているだけなので、分量的にはそんなに変わってないと思う。
まあそれでもキリがいいので、タートルズLOVEの主典さんから回ってきた〈工程バトン〉をやってみようかと。いつもはバトンって後回しにしちゃって、そのまま放置になっちゃうことが多いんですが、なんか巡り合わせみたいな気分になったので。
その前に
>AA職人さんのブログにPPGZ
http://blog.goo.ne.jp/dentsuin/1
AAによる絵というのもセンスが必要ですね。すげえなあ。
〈工程バトン〉
★下絵を公開してください。
ちょうど今描いてるジェニーさん漫画の下絵のひとつ~
そうそう、最近ComicStudioProを買ったのですよ。(ついでにタブレットもインテュオス3に新調)下書きも直接PC上で描いてます。コミスタ使いやすいね。気に入った。
★着色の工程。
これは漫画だからモノクロなので着色はしません。(終わり)
ていうか普段は、主線描いたら、それを上位レイヤーにして、あとは色をぺたぺた塗ってくだけなんで工程もなにも・・・
★苦手な工程。
わかりません。全部苦手といえば苦手。
★得意な工程。
わかりません。
★今後の課題
できるだけ速く描く。
浮かび上がって来たものは早く定着させないと、なかなかこう「なにか」を逃してばかりなので。
やってみたはいいが、答えようのないバトンだなあ。
工程じゃないけど、いつも悩むのは「口の表情」ですかね。
★工程を見せてほしい五人。
たしかコミスタ使ってたと思うので
ねこみそのかんださん
ゆずのきさんはバトンが回る前に自分で工程を公開しちゃってますね(笑)
そのうち、参考にさせてもらいます~
で、ペインター使いの
だいすけさん、zelさん
ペインターってイマイチ使い方がよくわからんので・・・
サイトもってないから答えられないと思うけど、ガしガしさん、JIAさん
これで終わるのもなんなので、ちょうど主典さんとこでステンドグラス絵の話があがっていたので、前のジェニー本のB表紙絵の工程でも載せてみますか。(探してみたら、なんか下絵とか残っていたので)
これが下書き。ノートの落書きです。
がりがり書き込んで(テキトーですが)線を決めてゆく。
この段階ですでにデジタルです。落書きはもともと線を生かすつもりはないので、100dpi程度で取り込んで下絵にしてます。
左上は何描くか全然考えてなかった。
考えながら描いて、描きながら考えてを繰り返して、これで「下絵」が完成。
この時は線をシャープに描きたかったので、主線はイラストレーターで描く事にしました。
イラストレーターで主線描き。
ステンドグラスなので、必ずすべての線がどこかにつながっているよう意識して描いた。
例外はジェニーさんの顔の部分なんですが、まあいいでしょう。
メリハリがもうひとつ欲しかったのと、よりステンドグラスっぽくするために、中心となるキャラの線を太くする。
イラストレーターで色塗りをしてもよかったんだけど、そうせずにPhotoshopで色塗りをすることにしました。
もってきた主線はそのままレイヤーとして残しておいて、色塗り用に線を細くしたレイヤーを制作。
ステンドグラスなので、切り分けられたガラス部分がすべて色が違うように、バケツツールで流し込んで色決定。
主線のレイヤーをのせてやるとこうなって、一応これでOKってことなんだけど、ちょっと軽いので少し加工します。
色レイヤーを複製して、ちょっとぼかす。というかにじませる。
ステンドグラスは塗り絵ではなくて、ガラス工芸なので、フラットなままより、すこし周辺が落ちたほうがそれっぽくなります。
そして、そのボケをいい感じになるように透明度を調整しつつ、合わせたのがこんな感じ。
ものすごい単純なレイヤー構成(笑)
にじみもいいんだけど、ちょっと強調したり、もっとスッキリしたいとことか、調整用に主線の下にレイヤーを作ってそこで調整加工。
そしてキルゴア(手前のゼンマイロボット)と合成して完成。
キルゴアは苦手なペインターで描きました。ステンドグラスを強調したかったので、こっちはアクリルガッシュみたいなテイストにしたかったから。
フローターとかさっぱりわからないので、技法もなにもなく、一枚にがしがしと厚塗りで描いただけです。
どうやったらステンドグラスっぽくなるかは資料をいろいろ探してみたんですが、ネット上ではロクなものがないので、結局本だなにあったアールヌーボーやらなにやらの画集、写真集が一番の参考品でした。
まあ私みたいな素人趣味絵描きにとってはどうでもいい話なんですが、より上を目指す人は画集とか写真集とかは無理してでも買っておいた方がいいと思います。ネット上のものは探すのは楽だけどディティールが甘いというか解像度不足。多分プロの人は実感してると思うけど、技術も大切だけど、「資料」というものはとても重要です。
そして、今描いてる漫画の下書き。下書きもはじめからコミスタで描いてる。
なんつーか、ずっと下書きばかりしててちっともペン入れが進みません。
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- 工程バトン
- 続いてスカポン太さんから回ってきた「工程バトン」。 ちょうどdAでリクエストを受...
コメント
- ゆずのきB佳:
- ステンドグラスの工程公開、嬉しいです。やっぱりイラレでしたか!ソフトを使い分けると幅が広がっていいですよね。
私がブログで公開している手順は、「いかにノリを保ちつつ早く描くか」というへなちょこ方法なので、あまり参考にならないかも…。あ、でも、なんだか目指しているところが同じようなのでいいのかな(笑)。
正式に描く場合は、もっと時間がかかります。割合としては、資料探し、設定、構成、下書きに2/3、ペン入れと色塗りに1/3くらいの割合ですかね。スケッチ、デッサンを何枚もとる場合は、ペン入れと色塗りが1/3以下の割合になる時も…。
他のみなさんの工程もぜひ知りたいです。かんださんのコミスタのペンの設定とか興味あります。楽しみだなー。
- 黒イルカ:
- 線の細いバージョンを作って色塗り用にするのですか!!
それは思いつかなかったです。勉強になりました!!
他人のお絵かきの工程はたしかにとっても気になるものです。^^
見られて良かったです。
- OX:
- あ~、ヤパシ、絵を描ける人ってスゲェナァ・・・
>技術も大切だけど、「資料」というものはとても重要です・・・
確かにそうですよね。
技術は、あきらめないで、コツコツやってりゃ、
それなりに身につきますけど、資料無しだと、
絶対に歪んだ形にしかなりませんもんね。
- 主典:
- バトンご回答ありがとうございますv
しかもステンドグラス絵の工程が見られてホントに嬉しい!とても参考になりましたー。
写真や画像を参考にしても、自分の絵で足りない何かをどう表現していいのか分からなかった時に、スカポン太さんの絵を見て、あ!と思ったんですよね。とても分かりやすく質感が表現されていて…!
自分はよい資料を集める以前に、せっかくある資料を観察する力が足りないなと思いました。そういうのは作品を沢山観る事で養われていくのでしょうかね…!手技だけじゃなくて観察力も…奥深いですね。
- スカポン太:
- まあちっとも凄い事はやってないんですが、人の工程って直接的にはそのままとりこめなくても、なにかのヒントになったりするってことで、まあ参考になればなによりでした。
自分もゆずのきさんのように、本腰入れて描く時は下絵が一番時間がかかります。それこそ何枚もスケッチしたり。
だから時間短縮しようと思うと、その下絵をすっとばすのが一番の短縮なんですよね。
blogにのせる落書きとかはたいがいそうで、いきなり描き始めます(笑)