シャングリ・ラの第16話を見ました。
シャングリ・ラ1 限定版
第十六話 狂乱樹獄
「熊谷?誰だったかしら」
「ディグマ1の付き人の一人です。通称ミーコと言われています」
「あぁ、あのニューハーフ」
「罪状は…」
「罪状なんてどうでもいいわ、ディグマ1の顔が孤独に歪むのを見たいだけだから。さぞかしいい顔をしてるでしょうね」
「…!?蛭子様の依代が弱っているようです」
「最近、消費が激しいわね。そうだわ、熊谷テツオにしなさい」
「は?」
「蛭子様の依代よ」
「ですが、清浄なる乙女でなければ…」
「あら、本人は身も心も乙女だと言い張ってるんじゃなかったかしら。依代にニューハーフを与えたって言ったらタルシャンは何て言うかしらね、ウフ」
メタル・エイジとアトラスの戦いに介入した国連の決議に従い、
國子はアトラスを撤退したことでドゥオモに敗戦ムードが漂うが、謎の砲撃が驚異的な進化を遂げた植物、“ダイダロス”の仕業であることを古河から聞かされる。
「発芽してから10日ほどでこのようになります。二ヶ月という驚異的な短期間で花をつけます」
「あのガスは?確かF2世代でも酸素で種を飛ばすんじゃなかったかしら」
「はい、しかし何十世代も重ね、種を飛ばすには窒素酸化物、すなわち高化学オキシ弾頭を使用するように進化したようです」
「面白いわね、植物の成長に必要な窒素と光合成でできる酸素を化合させようなんて」
「通常はただ種を飛ばすだけですが、種自体が窒素酸化物を吐き出すことによってより高い目標まで狙うことができます。その結果、八層に種が到着すると同時に広がりました」
「森林火災を未然に防ぐために作ったのにね…まさか、こんな怪物になるとは。放っておきなさい、こちらが熱を出さない限り攻撃はしてこないんでしょ?被害に遭うのは下の連中だけだわ」
「下の連中といえば、No.13と連絡がつきません。先の戦いで命を落としたのかもしれません」
「そう」
草薙は除隊届を提出したことが
涼子に伝えられる。
「あ、そんなつまらないこと。好きにさせなさい、所詮は3なんだから」
美邦は
ミーコを助けるため、アトラスに攻め上ることにするのだが、そこに
涼子が立ちはだかる。
「美邦様、おいたが過ぎますよ。無駄なことを、死さえも私の前にひれ伏すのですよ」
奪った銃を
涼子は自分の頭に撃とうとするも、弾が詰まってしまうのだった。
「私の運命はそれほど強いのです」
美邦は
涼子に連れられて水蛭子のところへ向かうと、依代にされたはずの
ミーコが水蛭子に抵抗し、涙の再会を果たすのだった。
「美邦様、もう前の私ではありません。どうぞ、お見捨てになって下さい。美邦様が会いに来て下さったというだけでミーコは幸せでございます」
「お前は間違いなくミーコじゃ。たとえどんな姿になっておろうとミーコじゃ」
「感動的な再会ですわね。さぁ、美邦様お遊びの時間はおしまいですよ」
國子と
モモコ達はダイダロスの寄生地へ向かい、焼き払おうとするが、ダイダロスの防衛システムが発動してしまう。
危機に陥る
美邦だったが、
小夜子に助けられ、水蛭子を人質にアトラスを出るようとする。
「蛭子なんてタルシャンのおもちゃ、私は要らないわ。面白いさ、小夜子。どんどん面白い女になっていく、そうやってどんどん不幸になっておいきなさい」
ドゥオモに戻ってきた國子達だが、そこに爆弾雨が降ってくる。
モモコは爆弾雨のせいで、ダイダロスが大量に群生したと話す。
そんな森を見つめる國子の背後から、武彦が銃を突きつけてくるのだった。
次回、「暗夜杭路」
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