黒執事の第15話を見ました。
第15話 その執事、競争
ヴィクトリア女王が見守る中、カレー品評会の幕が上がり、英国王室御用達の証を手に入れようと意気込む参加者達の中には、
アグニと
セバスチャンの姿があった。
鮮やかな手つきで本場のインドカレーを作る
アグニに対抗するため、
セバスチャンはチョコレートをカレーに入れる。
「あなたが英国人だといえ、どこからそのアイデアを!?」
「我が主の命でしたので。主に命じられた以上、それがどんな無茶でも実現してみせますよ。私はあくまで執事ですから」
「モノは言い様だね」
「チッ、厭味のつもりか」
アグニはブルーオマールなど豪華な食材を使ってのカリーが圧勝かと思われたが、最後に
セバスチャンはカリーパンを出す。
カリーパンはフォークもナイフも使わないで、子ども達でも簡単に食せるため女王陛下もこれこそ自分の目指してる世界だと絶賛する。
しかし、
アンジェラから貰ったスパイスを混ぜた料理人のカリーを食べた人達が暴走し出す。
「笑わせるんじゃないわよ。甘い、甘過ぎるわ。平等?未来?こんな豊かな、何の苦労もしてない女王がよく言うわ!!」
そこに駆けつけた
ソーマは
セバスチャンと戦う
ミーナを目撃する。
「アグニ、これは一体…!?」
「分かりません、ミーナや観客達の一部があのカリーを食べたら突然…」
「父上に聞いたことがある。人の心に巣くう闇、欲望と穢れに反応し人を鬼神に落とす禁断のスパイス…。ミーナ、お前はそんな大きな心の傷を抱えていたのか…」
「王子のせいではありません。魔のスパイスに飲まれたのならそれは…」
「分かっている。皆まで言うな、アグニ。俺は今まで孤独もミーナのことも、全て人のせいにしてきたそんなガキを誰も愛してくれるはずもない。でも、こんな俺でもお前はずっと傍にいてくれたんだな、ずっと今まで気づいてやれなくてすまなかった。これからも俺のカーンサマーでいてくれるか?」
「王子…」
感涙した
アグニはパワーアップして、
ミーナ達を止めに入る。
セバスチャンの作ったカリーパンを食べていた人達は暴走していないことに気づいた
シエルの命で次々と口にカリーパンを放り込んでいく
セバスチャンのお陰で次々と暴走していた人達は元に戻っていく。
そして、英国王室御用達はセバスチャンのカリーパンに決定するのだった。
次回、「その執事、孤城」
黒執事 DVDvol.3(初回生産限定)
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