WHITE ALBUMの第3話を見ました。
第三頁 手と手、肩と肩、背中と背中、それから。服の上からだっていいんだ
理奈からかかってきた電話を取った
冬弥。
「理奈さん…?」
『本日の女神はまだ有効?』
「え、いや、有効とかそういうのは…」
『まだ本日よね、幸運は続いてる?』
「どうかな…」
『私が持ち込んだ幸運って何なの?教えて、良かったら』
「由綺を連れてきてくれたこと」
『なんだ、私が見せてって言ったのよ。由綺に彼氏』
「そうだったんだ…」
電話の最中に
はるかがやってきて、大学にコンピューターが導入されて来年度からシステム変更で何かの締め切りが土曜日だと教えに来てくれる。
「代わりに行っといてあげようか?」
「多分、行けると思うよ。悪かったな、わざわざ」
冬弥が電話に戻ると
理奈からマネージャーのヘルプのバイトをしてほしいと頼まれる。
『雑用になっちゃうけどどう?』
「あの、ですね…」
どうしようか迷っている
冬弥だったが、
理奈から
由綺も一緒だと言われ、引き受けることにする。
理奈からの電話を切ると、今度は
由綺から電話がかかってくる。
「ほら、俺が話し中だったから…あ、彰からかかってきて。ん、何?」
『ホントはエコーズで言ってもよかったんだけど、彰くんがいたし、理奈ちゃんがいたし…明日でもよかったんだけど、なるべく早い方がいいと思って。あのね、冬弥くん、今度の土曜日予定ある?』
「土曜日…なんか大学の登録がどうとか」
『え!?まだ行ってなかったの?』
「由綺は?」
『先週行った』
土曜日にお休みをもらえたと
由綺から聞いた
冬弥は、まだ玄関前にいた
はるかに代わりに登録に行ってもらうことにする。
本番だからと電話を切る
由綺だったが、それは電話は五分までと決めて頑張っているのだった。
バイトに向かった
冬弥は
英二から前任者はクビで、ヘルプではなくマネージャーになるように言われる。
三日間だけ頑張ってみようとする
冬弥は
理奈から
由綺と一緒にを叱られるフリをして、二人きりになる時間をもらう。
由綺に背中から抱きつかれる
冬弥。
「また、それ」
「だって…」
「由綺の席だもんな」
「うん」
「ずっとな…。初めて会った時さ、高校の昇降口で…思った?こうなるって」
「思った」
「嘘だよ」
「ホント。冬弥くんは?」
「ビビッときた」
「嘘」
「嘘じゃない。由綺、昨日の電話で秘密って…」
「ダメ、直接顔見て言わなきゃ」
「じゃあ、言えよ」
「土曜日に会った時に半分だけ教えてあげる。後の半分は冬弥くんを驚かせる用」
由綺が浮ついていると感じ取っていた
英二に
由綺は土曜日にレッスンを入れられ、
冬弥はマネージャーをクビだと言い渡されてしまう。
家庭教師のバイトの登録も断ってしまっていた
冬弥は収入源がなくなってしまったために親父に頭下げに向かう。
一度は断ったものの、
冬弥を指名していた家庭教師先の人がお給料を倍出すと言ってくれたことで、
冬弥は家庭教師を引き受けることにするのだが、初日は『今日は帰って』と書かれた紙飛行機を飛ばされてしまう。
次回、「想像を超えてわかり合えてるって、感じる時がある。逆の時も多いけどね」
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