鉄のラインバレルの第3話を見ました。
#03 蒼の戦慄
「それでのこのこ手ぶらで帰って来た、と?」
「そうだけど」
「ごめんね、レイチェル」
「ハインドとテインキラーを出してラインバレルを捕獲できないなんて…素人ファクター相手に何やってんのよ!?」
「
あの時、社長が止めなかったら捕まえてたさ」
「
へっ、どうだか」
レイチェルはラインバレルの捕獲が出来なかったことに怒っていたが、牧が
森次が帰ってくるから平気だと3人に告げる。
緒川は
石神に被害状況などを報告していた。
「仕方がない、森次くんが帰り次第助けてもらうか。早瀬くんには可哀想なことになるかもしれないね…」
浩一が目を覚ますと、
絵美が朝食を作っていれていたが、
絵美は料理が上手ではなかった。
加藤は次こそはラインバレルを落とそうと手持ちの強いカードを出すことにする。
すっかり
浩一が変わってしまったことを心配する
理沙子は
矢島のアドバイスでカップケーキを作る。
「力の使い方が分かっていないな…」
森次は飛行機の中でラインバレルの戦闘データを見ていた。
矢島は墓のことを
浩一に聞いてみるのだった。
「無力だった俺は死んで生まれ変わったんだ。正義の力を持つ選ばれた存在としてな」
「馬鹿じゃないのか?」
「馬鹿って言うな!!」
「まだあんな真似続ける気か?ニュース見てないのか?」
「見てるさ、ふざけてるよな、俺の活躍全部カットしやがって」
「そんなことじゃない!!街の被害のことを言ってんだ。お前の勝手な行動でたくさんの人が迷惑してるんだぞ!?」
「お説教なら聞かないぜ」
「理沙子が…心配してるんだ。お前が分からなくなったって。俺だってそうだ、お前が急に変わっちまって正直…」
「それが本音か。ガキの頃から自分が守って面倒見てきた奴が急に強くなっちゃったからさ、それで面白くないんだろ?」
「…っ本気で言ってんのか?」
「やめとけよ、今のお前は俺に勝てない」
「俺のことは何を言ったっていい。けどな、理沙子の気持ちだけは踏み躙るな!!」
「俺はもう行くぜ、正義の味方は忙しいんだ」
「お前、最低だな…」
理沙子は
浩一の自宅にカップケーキを持って行くと、そこには
絵美がいて、
絵美に敵対心むき出ししているとそこに
浩一が帰ってくる。
「ちょっと浩一、何なの、あの子!?あんたとどういう関係なの!?」
「別に理沙子に関係ないだろ。昔のことなんて捨てたよ」
「負けないもん、私だってここいらで一発ドカーンっと」
そんな中、加藤機関がラインバレル捕獲に攻めてきて、
浩一は
絵美の胸を触り、ラインバレルを呼ぶのだった。
デミトリーは1体だけではなく、海から仲間が現れ、ピンチに陥るラインバレル。
「浩一、もう止めろ!!お前が戦う必要なんてないだろ!!偶然拾っただけの力じゃないか、早くそのアルマを捨てて逃げろ!!」
「アルマじゃない、マキナだ!!ラインバレルは強いんだぁぁ!!」
「浩一、いい加減にしろ!!」
「うるさい!!お前に…お前なんかに分かるか、俺の気持ちが!!力がなくて何もできない奴の気持ちが!!好きな子を守ることもできなかった悔しさが!!好きな子を他の誰かが守ってるのを見ているしかなかった悲しさが!!その誰かに自分までもが守られていた惨めさが!!」
「俺の…俺のせい…なのか?浩一…」
「俺は生まれ変わったんだ、力を手に入れたんだぁぁ!!」
ピンチに陥っているラインバレルを
森次がヴァーダントで助けに入ってくれたことでデミトリーらは撤退するのだった。
「そのマキナ、ラインバレルは我々ジュダに渡してもらう」
「あんた、誰だよ!?」
「ジュダ特務室室長・森次玲二。もう十分遊んだだろ?正義の味方ごっこは終わりだ」
「な、何だと!?」
攻撃してくるヴァーダントの圧倒的な力にボロボロにされてしまうラインバレル。
浩一自分が正義の味方なんだ、何で認めようとしないんだと駄々をこねるように街を破壊し始めてしまい、
絵美が
石神に連れられやって来て、ラインバレルを停止させるのだった。
「五月蝿い、口出しするな!!お前は黙って俺に守られてりゃいいんだよ!!」
「あなた、最低です!!」
次回、「正義の代償」
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