我が家のお稲荷さま。の第20話を見ました。
第20話 お稲荷さま。再び旅行する
「11月に抽選なんてなんか中途半端だね」
「鈴ノ瀬商工会のやりそうなことだ」
「で、賞品は何だ?」
「3等は自転車、2等は焼肉屋の食事券、1等は温泉旅行!?」
「また温泉かよ」
「俺が引く!!2等焼肉当たれぇぇぇぇ!!」
鈴ノ瀬商工会のくじ引きで、
クーはまたまた温泉旅行を引き当てた。
諸々の事情により、
クーと2人だけで旅行に行くことになった
昇は、今度こそゆっくりと温泉でくつろぎたいと願うのだった。
「温泉、湯けむり、旅館とくれば殺人事件だ!!」
「もしかしてお前、家にいる時、2時間サスペンスの再放送ばかり見てない?」
「名推理だ、高上警部!!しかし、警部、お前には動機があるはずだ。高校生カップルの怪しい旅に見えるのを構わず俺に男ではなく女の格好をさせたのは…」
「女性にはウェルカムドリンクとスイーツのサービスがあるんだよ。ま、俺は家事から解放されて美味しいもん食えてのんびりできればいいや」
旅館しらかばに到着すると、
クーは、幸薄そうな若女将や不倫カップルなどの訳ありな客達を登場人物だと思い、地元に忌まわしい伝説を欲しがり、仲居の智美から“蛇の穴”のことを聞くのだった。
突然、停電になり、悲鳴が聞こえ、予想通りの展開だと
クーは悲鳴の聞こえた部屋へと向かう。
大学生の倉田と岸田の2階の部屋の窓の外に、女がいたというので、
クーと
昇は裏庭に行く。
再び旅館の中に戻ると、今度は有島の財布とデジカメが無くなっており、不倫カップルの志賀と木下が犯人だと決め付けられていた。
そこに番頭の柳が戻ってきて、地滑りがあり通行止めになったと言う。
「つまり、此処からは誰も出られない、誰も来ることができないってことか。大丈夫だ、俺が必ず解決してやる。じっちゃんの名にかけて!!」
2時間サスペンスの神が降りてきたと喜ぶ
クーは柳から話を聞き、智美の話との食い違いに気付き、聞き込みを開始し、作家の武者小路から、色気を使って聞き出そうとする。
温泉から戻ると、
クーはくつろいていて、
昇からした旅館の備え付けのシャンプーのフルーティーの香りは柳からもしたと思い出す。
昇が有島の財布を見つけ、中には蛇の穴の石だらけで、デジカメも見つかるも写したはずの写真が1枚も残っていなかった。
翌朝、
クーの姿が既に無く、調理人である源を崖上に追い詰めていた。
「観念しろ、逃げ場はない!!全員集めろ、全ての謎は解けた!!」
帰ったはずの調理人が地滑りのせいで来られないはずなのに調理場で朝食の用意をしていたことを柳を問い詰めると、旅館を心霊スポットとして有名にしようとしていたのだった。
「実行犯の告白。だが、真犯人は他にいる!!それが2時間サスペンスの掟!!、最後の最後に真犯人が暴かれるのがパターン。そして、その真犯人とは…お前だ!!」
クーは若女将である綾を指差し、計画を立てたのは彼女だった。
そして、武者小路が「オヤエの祟り殺人事件」として本を発売するのだった。
次回、「お稲荷さま。治療する」
我が家のお稲荷さま。 天狐盛りパック 第参巻
我が家のお稲荷さま。 天狐盛りパック 第四巻
我が家のお稲荷さま。 天狐盛りパック 第五巻
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