あまつきの第2話を見ました。
第二夜 狗をよぶ聲
「着いたぞ。沙門様がお待ちだ」
鵺に襲われていたところを
朽葉達に救われた
鴇時は彼女の育ての親である
沙門のもとでしばらく暮らすことにした。
沙門は坊主でありながら酒が大好きでようで、酒臭かった。
元の世界に戻る方法は二年前に飛ばされた
紺も戻れていないので
沙門には分からないらしいが、飛ばされた時に襲われた鵺と夜行が何らかの鍵を握っているだろうということだった。
干していた洗濯物で行く手が阻まれていると因縁をかけられた
朽葉は土下座して誤っていると、
鴇時が助けようと飛び込んできてしまう。
「寺の敷地内に勝手に入ったのはそっちだろ!!」
無礼者だと研いだばかりの刀の切れ味を試されようとしてしまうが、
朽葉の目が妖しく光る。
「肝の据わった御人ばかりのようだ。斬れるものなら斬ってみるがいい。そんなに私の血を浴びたいのなら。犬神憑きの血をな!!」
呪われると逃げ出してしまうお侍達。
「朽葉、大丈夫?怪我は?」
「目が合った時、私が知らぬフリをした事に気づいたか?私を助けようなど十年早い!!何故言う通り逃げなかった!?」
「でも、女の子が危ない目に遭ってたら放っとけないよ」
「怪我をされてはこちらが迷惑だ。それに私はこんなことは慣れっこだ」
犬神憑きは他人に知られてしまうと、三日後には住処を追われてもおかしくはないくらい人に疎まれている存在だと
紺に教えてもらう
鴇時。
「篠ノ女、此処にも流石に妖怪を取り締まる法はないだろ?」
「ねえだろうな」
「俺にも出来ること、一つ見つけたよ。さぁ、祟ってやりに行こう」
紺の知り合いの平八に必要な物を取り揃えてもらうことにして、
鴇時は
紺の長屋で蒸留器の使い方を教えてもらう。
犬神憑きに会ったとツケを貯めていた屋台の店主に話して聞かせていると、変装した
鴇時と
紺が現れる。
「あなたの愚行を恥じて下さい。あなた方が力で他人を従わせるなら同じようにするまでです。自分が他人にしていたことです、あなたも仲間。次は脅しでは済まないですよ、お覚悟を」
ただ飯を食われていた屋台の店主も協力者のようだった。
寺に、昨晩妖に襲われたという輩が押しかけてきていた。
「沙門様にまで迷惑をかけて満足か?馬鹿なことをして!!」
「ごめん…でも、馬鹿にされて傷つくことに慣れることってないと思ったから。慣れたつもりでも、絶対どこか心が痛いって思うから」
「馬鹿者め。お前の行動は感情的過ぎて周りに迷惑がかかる。もう勝手な真似は止せ、反省しろ。それと、ありがとう。少しスッキリした」
次回、「化物道中」