俗・さよなら絶望先生の第12話を見ました。


第12話 着陸の栄え/或る女 役/波に乗ってくるポロロッカ
「えー、夏休みまで残すところ早一ヶ月となりました」
「は?」
「そろそろ、休む準備をしておかないと間に合いません」
「まだ一ヶ月ありますが?」
「何言ってるんですか、急に休んだら身体がビックリしちゃうじゃないですか!!」
急ブレーキ、急カーブなど何事も急にはいけないと、夏休みまで少しずつ休みを増やそうと思いつく
望。
「それは面白い試みですね、いいと思いますよ。少しずつ休み増やしていくの。何事も急なのは良くないわ」
「さすが、智恵先生。話がお解りになる」
「その案、校長に掛け合ってきますね」
急に別れを切り出したために相手がストーカーになったり、急に激しいダイエットをしたばっかりにリバウンドしてしまったり、定年退職して急にやることがなくなってしまい用もないのに会社の前に来てしまったりと、ハードランディングをしてはいけないと言う
望。
「絶望した、ハードランディング社会に絶望した!!会社をリストラになる時だって、何となく軟着陸させようとするじゃないですか」
「クビには変わんないけどね」
「何事もこう、スムーズな着陸を心がけたいものです。そこで、あそこに着地シミュレーターを用意してあります」
何でもソフトランディングするシミュレーターを体験する
望の生徒達。
可符香が体験すると何時の間にか宇宙人の緩やかな人類家畜化計画になっていた。
クラスメイトの水着もいきなりだとハードなので、徐々に薄着にして欲しいと言い出す臼井。
校長の許可が出て夏休みまでに徐々に休みも増えるものの、新学期に向けての登校も徐々に増えていくことになり、
望のせいだと、
千里に徐々に処刑されることになるのだった…。
人は時として他人のドラマに巻き込まれる時がある。
偶然乗ったタクシーの運転手が今日で定年退職するのだというのにバッタリ巻き込まれ、最後のお客になってしまう
望は遠くの海までと目的地を言ってしまい、十万以上のタクシー代を払うのだった…。
「でも、あんなこと言われたら駅までワンメーターなんて言えません…」
そう、人は時として他人のドラマに巻き込まれる時がある。
レストランで誕生日を祝らせられたり、ホテルのライトアップショーに灯りを消させられたり、カップルの喧嘩している所を通りがかってしまったために因縁をつけられたりする。
しかもカップルの中では不良Aでしかない
望。
新居が見つかり、引越し先が死んだ歌手の家で、勝手にファンの聖地になってしまっていた
望は僻地に逃げるのだが、そこでもペンションオーナーのドラマに付き合わされ、山荘では定番の殺人事件に巻き込まれる。
飛び出した
望は、心中カップルの飛びおりに巻き込まれてしまうのだった。
「日本は雨季ですね。雨季には世界各地で川の大きな逆流現状が起きるんです。その一つがポロロッカ」
ポロロッカ(pororoca)
『南米アマゾン川を逆流する潮流のこと。
満月と新月の時に海で大潮が発生し、その波が川の流れを飲み込んで、逆流する。
雨季には水量の多さにより規模が大きくなる。
現地住民の言葉でポロロッカは「大きな騒音」という意味』
「そう、今日本では川だけにとどまらず、ポロロッカ逆流現象が起こっているのです」
甚六先生はパチンコにハマったのでその漫画を読み始めていた。
本当は漫画からパチンコなのに、パチンコから入って漫画へと逆流する人がいるのだと言う
望。
「嬉しい誤算じゃないですか」
「パチンコになってる漫画家にとってはね。余談ですが、某パチンコ好きのK談社の社員は『これ、漫画化したら売れるんじゃねえか』とのたまわったそうです」
『どう見ても似つかわしくない人がキャラクターストラップとか持っているのはそれか』
ゲームからスポーツ選手を知ったり、車の名前を覚えたりとゲームから入る人が多い。
一旧さんの名前も一休さんに似ており、真似をしていた。
「そんなな目で、そんなキャラ付けだったんですか…?」
「後からキャラが決まる、よくある逆流ですよ。ていうか、後付け」
男は逆流から入ると、皆逆流していくのだが、逆流する必要のない逆流ばかりしていた。



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