機動戦士ガンダム00の第22話を見ました。
第22話 トランザム
ラッセの搭乗するGNアームズがプトレマイオスの教習用コンテナにドッキングする。
スメラギは傷ついた
ロックオンを傷が治るまで開くことが出来ないカプセルに入れようとするのだが、
ロックオンは断る。
「しかし、その怪我では精密射撃は無理だよ」
「俺とハロのコンビを甘く見るなよ。それにな、俺が寝てると気にする奴がいる。いくら強がっていてもアイツは脆いかんな」
《僕がヴェーダに固執したばかりに彼に傷を負わせてしまった…。僕の、せいで…》
世界は今、ガンダムを捕獲対象ではなく殲滅すべき相手として見ており、ガンダムに対向し得るGN-Xを開発したと公表され、部隊の名前も発表される。
「遂に公表したか」
「まるで自分達が作ったかのような口ぶりだね」
「フラッグの状況は?」
「見ての通りだよ、吶喊作業でやっている。もう少し待って欲しいな」
「私は我慢弱い」
「分かってるよ」
プトレマイオスでガンダムの整備はヴァーチェの損傷は何とかなりそうだが、デュナメスはコクピットの損傷が酷く、ドックに戻ってユニットごと取り替える必要があった。
フェルトは
ロックオンが気になり、
ロックオンの元に向かうのだが、マイスターに相応しくないと考えていた
ティエリアに優しい姿を見て、誰にでも優しいのだと思うのだった。
世界統合軍のGN-X部隊の圧倒的な攻撃の前に、トリニティすら防戦一方に追いやられていた。
ソレスタルビーイングに圧倒的に不利な状況だった。
「遂に国連軍がトリニティに攻撃を行ったか」
「ガンダムを倒すことで世界がまとまっていく」
「やはり、僕達は滅び行く為の存在」
「これもイオリア・シュヘンブルグの計画…」
「だとしたら、何のためにガンダムはある?戦争を根絶する機体がガンダムのはずだ。なのに、トリニティは戦火を拡大させ、国連軍まで…。これがガンダムのすることなのか…?」
「刹那、国連軍によるトリニティへの攻撃は紛争だ。武力介入を行う必要がある」
「無茶だよ。僕達は疲弊してるし、軌道エレベータも押さえられてる。この前、襲撃を受けたのもエクシアとデュナメスが敵にトレースされたから…」
「ソレスタルビーイングに沈黙は許されない。そうだろ?刹那」
「あぁ」
「二度と宇宙に戻れないかもしれない」
刹那の瞳は、まだ輝きを失ってはおらず、教習用コンテナには大気圏離脱能力があるため、ラッセがGNアームズの性能実験もついでにしてくると
刹那と共に地球へ向かう。
「ミッションプランよ。不確定要素が多すぎてあまり役に立たないかもしれないけど。ちゃんと帰ってくるのよ」
トリニティの元に
サーシェスの搭乗するイナクトがやって来る。
攻撃の意思はないとする
サーシェスだったが、
ミハエルを撃ち殺してしまう。
そして、
ヨハンも攻撃されてしまう。
「逃げろ…ネーナ!!」
「でも…」
「行け!!」
「美しい兄弟愛だ、早く機体に乗ったらどうだ?これじゃ戦い甲斐がない」
スローネアインに乗った
ヨハンは
ミハエルの仇を討とうとするのだが、ヴェーダを使ってデータが書き換えられ、ツヴァイに乗れてしまう
サーシェスに敗れてしまう。
「馬鹿な…私達はマイスターになるために生み出され、そのために生きて…」
「…!?」
「綺麗なもんだな、GN粒子ってのは!!」
サーシェスに叩きつけられる
ネーナだったが、
刹那の乗ったエクシアが助けに入る。
「邪魔すんなよ、クルジスの小僧が!!」
「アリー・アル・サーシェス!?何故だ、何故貴様がガンダムに…!?」
ヴェーダを完全掌握した
リボンズのお陰で、ヴェーダでコールドスリープで眠っていたイオリア・シュヘンベルグと対面したアレハンドロは世界を変えるのは私だと銃でコールドスリープしているイオリアを撃ってしまう。
すると、トラップが発動し、イオリア・シュヘンブルグのメッセージが映し出される。
『この場所に悪意を持って現れたということは残念ながら私の求めていた世界にならなかったようだ。人間はいまだ愚かで戦いを好み、世界を破滅に導こうとしている。だが、私はまだ人類を信じ、力を託してみようと思う。世界は…人類は…変わらなければならないのだから。GNドライブを有する者達よ、君たちが私の意思を継ぐ者なのか分からない。だが、私は最後の希望を、GNドライブの全能力を君達に託したいと思う。君達が真の平和を勝ち取るため、戦争根絶のために戦い続けることを祈る。ソレスタルビーイングのためではなく、君達の意思で』
赤くなったエクシアで
サーシェスが搭乗するスローネツヴァイと戦う
刹那は、
サーシェスを追い詰める。
「何だ、何なんだ、ありゃ!?」
「トランザムシステム…これが、トランザム」
次回、「世界を止めて」
機動先生ガンダム00 vol.5