破天荒遊戯の第6話を見ました。




第6話 てのひらのたいよう・後編
『鳥葬の森の中、死んだはずの奥さんから生まれたという女の子。それ以来たびたび宿泊客が不審な死を遂げるようになったジェンフープさんの宿で。村の人は言う、殺された人々はララウェルを蘇らせる為の生贄にされたのだと。ジェンフープは悪魔に魂を売ったのだと。そして次に殺されるのは…』
朝御飯を食べに出かけた
ラゼルは、料理の不味さに旅人がいなくなったのは噂のせいではなく、まずい料理のせいではないかと思うのだった。
「必要なのは警察じゃなくてまともな料理人みたいね」
「朝起きたらララウェルもジェンフープさんもどっか行っちゃってたのよね。こんな料理ばかり出てくるって分かってたらキッチン借りて私が作ったんだけどね、朝食。でも宿の主人に無断で使わせてもらうわけにはいかないかな…」
「二人とも宿空けちゃうって無用心すぎるよね、いくら俺達以外に客がいないからってさ」
「ねぇ」
アルゼイドは料理の不味さに顔を顰めていた。
村長の息子が謎の死を遂げ、犯人と疑われるジェンフープ。
彼の宿屋に村長を筆頭に村民達が血相を変え押し掛けてくる。
ジェンフープを殺せと騒ぎ立てる村民。
ララウェルとジェンフープの親子を守る為、手を貸す
ラゼル達だが暴動に巻き込まれてしまう。
ジェンフープは浮気した妻を殺し、その妻の墓でララウェルを拾い、育て続けてきた。
ジェンフープは黒魔術の祭壇で人殺しの罪を認め自殺してしまう。
だが、
ラゼルは町の噂を逆手にとって、ジェンフープが派手なことをやって自分に目を向けさせたのではないかと考える。
宿に戻ってきた
ラゼルは銃声を聞き、慌てて駆けつけるとララウェルが村長を撃ち殺していた。
「そんな目で見ないで下さい、正当防衛ですよ。この人、死んだ息子の仇だとか言って私を殺そうとしたんです。昨晩質問しましたね、答えて下さい。私は人殺しです、私のことが気持ち悪くないんですか?」
「気持ち悪くはない、でも理解は出来ない。分からないよ、ララウェル!!」
「私が初めて人を殺したのは四歳の時です」
ララウェルは廊下を歩いている時にすれ違いにお客の持っていた煙草が顔が当たったことにより、そのお客を殺してしまったのだった。
遺体はいつもジェンフープが始末してくれるのだが、パパの為にもう人は殺さないでおこうと思うのだがまた殺してしまうのだという。
ララウェルに
ラゼルも人を殺したことが見抜かれていた。
ララウェルは火を放つ。
死から逃れなれない病に罹った母は壊れていき。父はそんな母から離れてしまった為には母は更におかしくなってしまう。
そして、殺されかけた
ラゼルは母を殺してしまったらしい。
ようやく戻ってきた父は
ラゼルを森へ置いてきたようだ。
「どんな回答をしてもあなたを納得させることは出来ないと思う。でも私はあなたの手を離したくない!!」
「そうやって簡単に手を差し伸べてくださるから私が勘違いするんです。こんな私でも許されるんじゃないかって…まともに生きられる日が来るんじゃないかって…。そんなはずないのに…バカですよね、私…」
ララウェルは灯油缶を拳銃で撃ち、火の勢いを強くするのだった。
「宿題覚えていますか…?答え合わせして下さい。差し伸べてくれた手がお日さまみたいに温かかったから…」
こめかみに拳銃を向けるララウェル。
火の勢いが強くなり、宿から
ラゼルを連れ出す
アルゼイドと
バロックヒート。
次回、「花が咲いたら」
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