|
カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の第7話を見ました。
機動戦士ガンダム00 DVDvol.1 第7話 報われぬ魂 S.D.2299 クルジス帝国 「…この聖戦に参加するためにやらなくてはならないことがある。それは…」 銃声が響き渡り、子ども達がアリーの元に集まってくる。 「おめでとう。これで君達は神に認められ、聖戦に参加することを許された戦士となった――」 刹那はモラリアの戦場で、すご腕のMS搭乗者と遭遇する。 「機体は良くてもパイロットはイマイチのようだな」 《あの声――》 「商売の邪魔ばっかしやがって」 《まさか――!?》 「こちとらボーナスがかかってんだ!!」 《そんな…》 「頂くぜ、ガンダム」 『西暦2307年、3本の巨大な軌道エレベーターを中心とする太陽光発電システムの完成によって、人類は半永久的なエネルギー供給を手に入れた。それでも人類は争いを止めることはなく、各国家軍は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続けていた。そんな世界に対して、戦争根絶を目的とする私設武装組織“ソレスタルビーイング”が行動を開始する。モラリア共和国への武力介入を行った4機のガンダム。その戦場で刹那・F・セイエイは運命の男と対峙する。男の名はサージェス、アリー・アル・サーシェス』 かつて刹那に戦闘技術を教えた傭兵、アリー・アル・サーシェスと対峙していた。 「別に無傷で手に入れようなんて思っちゃいねえ。リニアが利かねえなら、切り刻むまでよ!!」 刹那は幼い頃、銃で無抵抗な人を撃ったことを思い出すと情緒が不安定になり、MSの武器を斬り落とす。 「なんて切れ味だ、これがガンダムの性能ってワケだ」 光通信でコクピットから出るように指示した刹那は自らもコクピットハッチを開け、アリーの顔を確認するのだった。 「素手でやり合うのか、ガンダムのパイロットさんよ!!」 相打ち覚悟で射殺しようとする刹那だったが、ロックオンが間に割り込む。 エクシアから離れたMSを狙い撃とうとするロックオンだが、避けられてしまう。 『刹那、おま…』 『事情は後で聞かせてもらうわ。ミッション、続けられるわね?フェイズ5まですっ飛ばして、6から続行。デュナメス、エクシアのサポートをお願い。キュリオスとヴァーチェにも同様の指示を』 「了解しました」 「もう、あの子のせいでミッションプランがグチャグチャよ」 「戦闘中にコックピットハッチを開けるだなんて」 「何故、あんなことを」 2時間も経たないうちに半数以上の機体を失ったモラリア。 ユニオン アメリカ MAWAD基地 「まさか、これほどとはね」 「圧倒的だな、ガンダム」 人革連 低軌道ステーション 「これ以上、兵を犠牲にするな。降伏しろ」 AEU イギリス 外務省官邸 「ぷらんの中でも最悪の結果になりそうだな」 PMC本部 作戦会議室 ガンダムを全機ロストしたが、次のミッションに入ったと考えるのが妥当だとなる。 「ガンダム全機、予定ポイントに到着しました」 「フェイズ6開始」 「さぁ、カタをつけるわよ」 4機のガンダムは狭隘な渓谷を抜け、一気にモラリアの本部へ向かう。 「全く、こんなルートを通らせるなんて」 「ぼやくなよ。敵さんは電波障害が起こっているポイントを重点的に狙ってる。隠密行動で一気に頭を叩くのさ。頼んだぜ、水先案内人」 『刹那・F・セイエイ、今度また愚かな独断行動を取るようなら君を後ろから撃つ』 「太陽炉を捨てる気か?」 『ガンダムの秘密を守るためだ』 フェイズ6が終了し、ラストフェイズが開始される。 ガンダム4機で司令部のあるポイントのMS部隊を5分もかからずに全滅させるのだった。 これにより、モラリアは無条件降伏を認め、わずか5時間で戦闘は終了する。 イレギュラーはあっても、全てはベーダの推測通りの推移だった。 しかし出した相手の犠牲にスメラギは喜べずにいた。 「終わったようだな」 「どうやらAEUは賭けに負けたようです」 「それはどうかな?確かに20機以上のMSを失ったのは痛いけど、AEUは国民感情に後押しされて軍備増強路線を邁進することになると思うよ。モラリアに貸しを作ったことで、PMCとの連携もより密接になるだろうしね」 「悲しいな。どんな華やかな勝利を得ようと、ソレスタルビーイングは世界から除外される運命にある」 「プロフェッサーは彼らが滅びの道を歩んでいるとお考えですか?」 「まるでそれを求めているような行いじゃ。少なくともわしにはそう見える」 刹那を一発殴るロックオン。 「殴られた理由は分かるだろ?ガンダムマイスターの正体は太陽炉と同じSレベルでの秘匿義務がある。何故敵に姿をさらした?理由くらい言えって」 「……」 「強情だな、お仕置きが足りないか?」 答えない刹那に銃を向けるティエリア。 「言いたくないなら言わなくていい。君は危険な存在だ」 「止めろ、ティエリア」 「彼の愚かな振る舞いを許せば、我々にも危険が及ぶ可能性がある。まだ計画は始まったばかりだ。こんなことで躓いて…」 「俺は降りない。エクシアからは降りない、俺はガンダムマイスターだ」 「命令違反した僕が言うのもなんだけど、僕達はベーダによって選ばれた存在だ。刹那がガンダムマイスターに選ばれた理由はある」 「ならば見せてもらいたいな。君がマイスターである理由が」 「俺の存在そのものが理由だ」 「何?」 「俺は生きている、生きているんだ…」 「やはり起きてしまうのね。これが悪意に満ちた世界…」 ベーダの予測に嘆くスメラギ。 世界の主要都7ヵ所で同時に無差別多発テロが起き、犯行声明した組織はソレスタルビーイングに武装解除するまでテロを続けると告げる。 「やはり目的は我々か」 「この声明を出した組織は?」 『不明です。エージェントからの調査報告があるまでマイスターは現地で待機して下さい』 「どこのどいつが分からねえが、やってくれるじゃねえか」 「無差別殺人による脅迫…」 「そんなことで我々が武力を介入を辞めると思っているのか」 「何だと!?ティエリア」 「一般人が犠牲になっとるのに何とも思わないのか!?」 「思いません。このような事態が起こることも計画の中には予測されているはずだ」 「貴様…」 「どうしたんですか?いつも飄々としているあなたらしくない態度ですね」 「うぜえぞ、この野郎」 「そんなにテロが憎いのですか?」 「悪いか?」 「世界から見れば我々も立派なテロリストだ」 「テロが憎くて悪いか!?」 「その組織はテロという紛争を起こした。ならば、その紛争に武力で介入するのがソレスタルビーイング。行動するのは、俺達ガンダムマイスターだ」 次回、「無差別報復」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 17, 2007 08:23:03 PM
[機動戦士ガンダム00] カテゴリの最新記事
|