2009/08/12
■開業つれづれ:パンドラの匣・ヴィヨンの妻 まんがで読破 太宰 治 ★★★★
最近、生誕100周年で大いに取り上げられてます
太宰治の作品です。
”太宰治は青春時代にかかるはしかのようなもの”
とは言い古された
言葉ではありますが、
とても太宰治の
雰囲気が出ている作品になっています。
これはお勧め。
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パンドラの匣・ヴィヨンの妻 (まんがで読破) (2009/07/30) 太宰 治バラエティアートワークス 商品詳細を見る |
内容は
・パンドラの匣
・ヴィヨンの妻
・桜桃
・グッド・バイ
となってますので
なかなかお得です。
つらさの中の明るさ、
明るさのなかのつらさ
という感じの”パンドラの匣”。
私は学生時代に結構好きだった作品です。
未完のグッド・バイを
まんがにして載せるというのは
なかなか勇気がいると思いますが、
本当に雰囲気が出ていて
いい作品になっています。
ヴィヨンの妻は映画化されるようです(1)。
下準備としても要チェックですね。
サブタイトルに”桜桃”が入っているので
そちらも絡んでくるのかな?
太宰治は、あと
”お伽草紙”が隠れた名作ですが
人間失格とは違った才能を見つけられるはずです。
ここまで読んだ方には
ぜひおすすめ。
お伽草紙 (新潮文庫) (2000) 太宰 治 商品詳細を見る |
まんがもなかなか
奥が深いですね。
(1)
ヴィヨンの妻:浅野忠信・松たか子で太宰治の愛の物語映画化 モントリオール映画祭出品
毎日新聞 2009年8月11日
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20090811mog00m200027000c.html
09年に生誕100年を迎えた太宰治原作の映画「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(根岸吉太郎監督)が第33回モントリオール国際映画祭(カナダ)のワールド・コンペティション部門へ正式出品される。9月6日(現地時間)の公式上映には、主演の浅野忠信さん(35)や根岸吉太郎監督(58)が出席する予定。
「ヴィヨンの妻」は、日本の戦後の混乱期、酒飲みで浮気を繰り返す小説家の大谷(浅野さん)が飲み屋の酒代を踏み倒した上、大金を盗み出し、妻の佐知(松たか子さん)が借金を肩代わりするため、その飲み屋で働くことになる。美しい佐知は人気者となり、まじめな工員(妻夫木聡さん)が好意を持ち、かつて佐知が思いを寄せていた弁護士(堤真一さん)も現れ、佐知の心は揺れるが、夫はバーの女(広末涼子さん)と姿を消してしまう……という道楽者だが繊細な夫としなやかに生きる妻の愛の物語。
松たか子さん(32)は「『ヴィヨンの妻』が海を渡ることに、とても大きな喜びを感じております。この光栄な出来事を、かかわったすべての人と共に誇りにしたいと思います。この作品が、見てくださった方に愛されることを祈っています」とコメントを発表。浅野さんも「『ヴィヨンの妻』が海外の方にも受け入れられたことがとてもうれしいです!」とコメントを発表している。
モントリオール世界映画祭は77年から行われている市民参加型の映画祭。08年に「おくりびと」(滝田洋二郎監督)がグランプリを獲得した。09年は「ディア・ドクター」(西川美和監督)も出品される。「ヴィヨンの妻」は10月10日からロードショー。【服部美央】
■開業つれづれ:「まんがで読破」シリーズ 全巻読破への道
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-974.html
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