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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

海外競馬の季節。 

という訳で、クラシックの足音も近づき、ケルンでは伝統のゲルリンク賞。
一応ブレーメンからの折返し組が目に付くが、上位では勝ち馬のOlasoのみということで、やはり今回もちょっと抜けているかというと、Storm Trooperが休養明けで打倒を狙ってるので一筋縄では。Royal Fantasyも手強いが、牡馬相手にセントレジャーを取りに行ってしまってる分で斤量がやや課題。ここであっさりならば牝馬ながらちょっと注目だが。
5月2日ケルン7R 17:10発走 芝2400m
第69回ゲルリンク賞(G2)
総賞金65000EUR 4歳上 別定(56kg、前年G2勝馬1.5kg、同G1勝馬3kg増、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手    近走成績  厩舎     父
12Foreign Affairs  牡6 56 ヨハンソン  5休134 Sir.プレスコGB Hernando
26King of Boxmeer  牡5 56 ファーガソン 落64休6 バルトロマイ  PLATINI
31Levirat      牡5 56 ヘルフェンバ 353休8 ホファー    LOMITAS
410Olaso       牡5 56 シュタルケ  634休1 フォフチェンコ Law Society
57Palmridge     牡4 56 ハンマーハン 1810休152 リチャードソン Law Society
65Senex       牡4 56 デフリース  226休3 ブルーメ    Pelder
78Storm Trooper   牡4 56 スボリクス  6327休 シュッツ    MONSUN
83Well Made     牡7 56 モンギル   635休11 ブルーメ    MONDRIAN
99Royal Fantasy   牝4 555パリク    1111休 シュタインメツ MONSUN
104Anzasca      牝4 54 スミス    11614休 フィッツジェ卿 Green Tune
ついでと言ってはなんだけど、クラシック。まずは土曜日の2000ギニー。
ペースメイカーを従えて必勝体制のオブライエンだが、敵はアイリッシュにあり、という雰囲気でアガ・カーンとウェルドの無敗馬が受けて立つ図式。Daylamiは好きなのでGrey Swallow応援だが、一方馬場貸しだけとは言わせない地元勢でもHaafhdはなかなか手強そう。
5月1日ニューマーケット3R 14:55発走 芝8F
2000ギニーS(G1)
1着賞金174000£ 3歳牡牝 定量(9st)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
111Azamour      牡3 126キネーン  22 --11休 オックスIRE   Night Shift
29Bachelor Duke   牡3 126サンダース 30 -334休 トーラー    Miswaki
310Barbajuan     牡3 126ロビンソン 83 143休5 キャラハン   Danehill Dancer
412Glaramara     牡3 126ダンカン  51 13休112 ベイリー    Nicolotte
55Golden Sahara   牡3 126キャロル  31 -122休 サイードUAE   Green Desert
63Grey Swallow   牡3 126スマレン  33 -11休1 ウェルドIRE   Daylami
74Haafhd      牡3 126R.ヒルズ  53 133休1 B.W.ヒルズ   Alhaarth
81Milk it Mick   牡3 126ホランド  145 11休25 オズボーン   Millkom
913One Cool Cat   牡3 126スペンサー 54 1111休 オブライエンIR Storm Cat
106Salford City   牡3 126ムルタ   22 --1休1 エルズワース  Desert Sun
1114Snow Ridge    牡3 126デットーリ 32 -119休 サイードUAE   Indian Ridge
122Three Valleys   牡3 126ファロン  62 3失2休2 チャールトン  Diesis
137Tumblebrutus   牡3 126コスグレーヴ51 2126休 オブライエンIR Storm Cat
148Whipper      牡3 126スミヨン  84 141休1 コレFR     Miesque's Son
因みに今日はケンタッキー・オークスの日でもある。やや馬脚現し気味のHalfbridledの巻き返しがポイントか。人気はどうやらMadcapの方だが、ヘネシーか……。あと、牡馬も牝馬もワイルドラッシュが目立ちますね。
4月30日チャーチルダウンズ10R 17:45発走 芝9F
ケンタッキー・オークス(G1)
総賞金$500000 3歳牝 定量(121lb)
枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
1Ashado      牝3 121ヴェラスケス85 21休12 プレッチャー  Saint Ballado
2Hollywood Story  牝3 121エスピノーザ71 41休24 シェリフズ   ワイルドラッシュ
3Island Sand    牝3 121トンプソン 63 111転2 ジョーンズ   タバスコキャット
4Halfbridled    牝3 121ソリス   64 11休22 マンデラ    Unbridled
5House of Fortune 牝3 121セラーズ  85 13211 マッカナリー  Free House
6Madcap Escapade  牝3 121ベイリー  44 -1111 ブラザーズ   ヘネシー
7Silent Sighs   牝3 121フローレス 54 12111 カナーニ    Benchmark
8Victory U.S.A.  牝3 121デイ    83 14休21 バファート   Victory Gallop
9A.P.Adventure   牝3 121スミス   43 1休113 ドラーズ    A.P.Indy
10Last Song     牝3 121プラド   83 11413 ナフツガー   Unbridled's Song
11Class Above    牝3 121ナカタニ  53 17休71 バファート   Quiet American
12Stellar Jayne   牝3 121アルバラード103 46453 ルーカス    ワイルドラッシュ


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お前ら空気読みすぎ(笑) 

Rumaenien-Deutschland 5:1(4:0)

わ~い、カーンプリキュア
時代はヒルデブラント。



ていうか、イェレミースのCBはやっぱりやめといた方がいいんだろう。
それにしても本当にスタメンが固まらんのだよなぁ。ベストメンバーで負けたって訳ではあんまりない分でショックは少ないんだけど、それにしてもトルシエ以上の実験室状態という雰囲気はあって、よく分からん代表になってしまっているというか。
何か結局、色々新しく入れたメンバーはほとんど機能しないまま、気がついたら本番では3バックになっててほとんど2002のメンバーのCBがメッツェをヴェアンスに替えただけみたいなメンバーになってるような気がしてきたぞ。
それはそれで萌えるが。

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めでたい。 

どうやらEUROのグルッペDは通過できそうだ >ドイツ
ああいうバランスの良かったチームが一旦崩れると、結構ズルズルいくもんなんだよねぇ。選手個々が調子を落とし込むようなフェーズでもなかったし、ここでチェコが勝てないってのは割とチーム全体のバランスというかモメンタムが下降線を辿っているということではないか。実際、前半見ててもプレーが簡単な方向に流れるという面は非常にあったと思う。
その上で、一定のベストの形はあるから、なかなかチーム変えられないと来れば、恐らくこの流れを止めるのは相当に難しいのかも。強いていえば、サイドの守備をもうちょっと真っ当に出来るくらいのコンディションに回復したら、ここまで酷い状況が続くとはあんまり思われないけど、少なくとも
「去年のチェコ」
とは違うチームになってるというのはほぼ間違いないんじゃないかな。日本が少々強かろうと、やはりせいぜい欧州中堅-αくらいのメンバーなチームに負けているとも言えるわけで、やはりちょっと言い訳のつけづらい状況にはなったと言うことでしょう。
オランダとチェコ、どっちかの自滅を期待していたドイツとしては願ったりというところで、GLさえ突破すれば、あとはジリジリとベスト4か準優勝くらいはいくんではないだろうかと。
ドイツ代表ファソとしては、めでたいニュース、でしょう。
でもロジツキーの怪我は、ちょっと心配事ですね……。
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【ブログ】ブログってウザクないか?【blog】 

もう一回、ぶかに釣られてみる。標題スレなどを読んでの感想含めて。

最近、googleでネットを検索してもやたらブログ系ばかり釣れてウザイ
という指摘をみて気づいたのだけど、BLOGというインフラは、厨房を特定のインフラに集める2chと違って、厨房を分散させるメディアであるのかな、と。厨がある意味引き寄せられて隔離されるという点では、2chはより
「ネットに優しいメディア」
なのかも知れない、なんてことを考えたりした。
ところで、昔ってまだ有芝まはる殿下。が新入社員であり、まだDSMLすらなかった頃、fj界隈のスレでは厨房が楽しげに暴れまわっているのをワチしてたものですが、その頃その手の厨房が言われてたのは
「お前はそんなに言いたいことがあるなら、WWWにでも書き散らしとけ。わざわざfjに来てゴミ撒いてオナニーしてんじゃねぇ」
という旨のことだったかと記憶しております。嘗てはそういう時代があったのだ……懐かしいなぁ、なんてことも、ちょっとだけ思った。だからどーという訳ではないけど、何となく。

ところで、BLOGの多くはこのサイトも含めて情報価値が低いと世間一般からは見なされてますし、実際に書いてる側も情報価値が高いと思って書いてない、というのはありますが、面白いのはネットにおけるS/N比を下げる、情報価値の低い記事を最も多く垂れ流すのは、確信犯的に悪事を働く厨房ではなく、むしろ
「何でもない生活を送っている平和で暇な人」
という図式はあろうかと思われ、要するにネットの最大の敵というのはそういう「オーディナリー・マジョリティ」なのかも知れない。つまり、ネットというのは本質的にツッパリ的空間であり、「変わった人」が「変わった目線」を提供するというのが魅力なのかもと。そう言えば、昨夜もぶかが「ネットではニッチたるべき」という話をしてたな。
ただ、2ちゃんの生活系な板なんかを見てると、そういう「オーディナリー・マジョリティ」の視点からも結構面白い話が出てくることもあるわけで、その辺の引っ張り方の問題、ってのもあるのかも知れない。やはりBLOGのつまんなさって、個人レベルで出来ることの限界、ってことなんかな。で、まだトラックバックが交流手段として小慣れてない分、掲示板とかと比較してBLOGだけでシナジーが出来にくい、と。

脈絡が無いが、所詮めたぶろぐ。

◆この記事の直リン経由で来られた方向けの追記。
この記事への自己フォロはこちら。
http://sports.2log.net/mdenka/archives/blog188.html
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ひたすら雑。 

RSSのDescriptionに記述する内容、勝手に本文の先頭何バイトか取得して作られるのって、微妙にウザい。
最初から本題なんか入んねーんだよ、俺は。

ぱさぱさに。
(物理的な意味ではなく)普通に暮らしてたら絶対に知り合うことがない人と繋がることができる。だから漏れはネットは偉大だと感じたんですよ。

しかし、昔のDSMLのコミュニティとか見てて思ったことがあるのは、「普通に暮らしてたら絶対に知り合うことがなかった」と同時に「でも、基本的には類友的に似たような立ち位置の人たちが選抜された集まりでもあるのかも知れない」ということだったりもします。その上で、違いの大きい人とのつきあいを維持するのは、割と大変なのかもなとか。
Blogが内向きかは知らないけど、人が付き合いに割けるリソースの問題かもな、と。

ちょっと話は違うけど、何かBLOG周りでのイラク話、したり見たりしてて思ったのは
「俺たちはこうして2次情報の回しあいしながら遊んでて、それでいて1次情報の提供者を馬鹿にしてるなんて、ある意味いい身分というか、ひょっとして傍から見たら相当コミカルなことをやってるのかも知れない」
ってことだったり。
まぁネットにおける「祭り」ってのがそういう性質だと言えばそれまでですが。

◆青葉賞
シェルゲームを応援したいのはヤマヤマだが、ここで勝たれると将来春天で2着するような希ガス。
そもそも藤澤和センセが出すかどうかという話は依然残るが。

百合姉妹
ゲト。
マウスの単性生殖もでてきたり、百合バブルですな。そろそろガルフォースの特集でもやっていただきたかったり(を。ところで、一部に激しくプリキュアな作品があった気がしたけど、あれも時代の蓉聖……じゃなくて要請か。ちょっと百合→ガチレズな部分をより多めに取り上げる傾向がありはしないかとは思いつつ、漫画の方はむしろソフト化してる気が……なのは多分蔵王センセのアレなネタがなかったからなのかもとか。
うちでの会話(▲麻智、△殿下)。
「相変わらず、紺野センセの描く学校は美麗だよね」
「うむ。祥華女学院の制服変わっただけみたいだ」
「そういや、紺野センセの話って前回どんなだっけ~」
「う~ん、重い打線。1号の母違いの姉妹話は覚えてるのだが」
「あれは印象強いからね~。何かあの人、ああいう複雑な家族が好きというか」
というあの1号の話、姉の方の名前が「桂」だったのだけど、どうも桂って名前はサディスティック・19の桂子辺りのイメージから、怪しいお嬢様的なイメージが強い。何でマリみての桂はあんなに普通の子なんだろうか。ある意味スクランの隣子みたいだ。名字も出ねぇし。

マリみて聖地巡礼
カトゆーに晒されてたほうじゃないやつで。
異国の地でコバルト広げてデジカメ撮影する勇者ぶりに萌えました。
ところで、マリみて世界の1クラスは確かに30人強だと思われますが、黄薔薇革命では令ちゃんの出席番号が「35番」になってるというミスがあります(トリビア)。高校の頃、自分が「支倉」と同じ行の名字で34番だったけど、クラスの人数50人超えてたぞ。

バッシングを考える
例の事件話。
日本人の多数がFreelanceに対して冷淡であるというのは今回の事件から見えてくるものの一つだとは思いますが、パンピーがFreelanceを羨望してる/に嫉妬してるって考えについては、「正直おまいら、夢見すぎです」と言っておこう(^^;;。
単に、理解してないだけ。

100万行のソフトの作り方(2)
備忘がてらに。
プロジェクトの細分化によるリスク回避とか、テストエンジニアのリソース割り当てとかは、それなりに「へぇ」と思う。
恐らく今の仕事の中で「設計のドキュメントを作らない」というのは無理だろうと思うがw
#結局、積んだ紙の枚数で「仕事した」と判断される部分はどーしてもあり……orz

悦ちゃんレポート
「稲本、川口ら7人にシュート練習」という見出しは微妙にミスリードではないかと思われ。一瞬、川口がシュート打ってたのかと思ったよ(^^;;。いや、シュート練習の受け側の練習をどういうのかは知らんけど。
この先の逆ギレインタビューは……まあいいや。
個人的には、今こういうのが出ることは、ジーコ自身もう自分をレームダックと意識しているという証左であり、悪いニュースではない。ていうか、そろそろ自分をクビにしてくれるのを心待ちにしてるんじゃないかって気がするんですよねぇ。
あとは、もう切る側の問題だと思うよ。
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Football Clubの名前 

発汗さまのBLOGより、フランスにおけるRacingとOlympiqueについて。

「どうしてフランスのチームはこんなにオランピックを付けてるんだ?」(私)
「んー…フランス人にとってオリンピックはスポーツの象徴だからかなぁ~」(やや自信なさげな彼)
ちなみにもう一つ良く使われるラシンはRacing(レーシング)でこれもスポーツの象徴的名称
Racingも「スポーツ総合」という意味合いなのですね。
自分は自転車かドライバーか何かのクラブがそのままサッカーに転化してそっちの方で有名になったのかな、というイメージがありますた。ブンデスの下部リーグにはTebeこと「テニス・ボルシア・ベルリン」というクラブがあり、それと似たような感じで
「違うジャンルが本職だったスポーツクラブ」
みたいな。関係ないけど、先日スイミングスクールの生徒がサッカーの練習試合に遠征した帰りに、コーチの運転したマイクロバスが事故起こして怪我したとかいうニュースがありましたが、そういうのを見て、未来のJ下部リーグとかに「○×スイミングスクールFC」みたいなのが出てきたりするなんてのを想像したりしてました。
Jのクラブ名も、単純に愛称とかじゃなくて、もうちょっと立脚点に根ざしたような名前の方が愛着が起きるのかもというのはあり。例えばヴェルディなんかは元々「日本」を冠したクラブで、他にクラブとして日本を代表するつもりでそういう名前を冠した志の高いクラブが無い以上は、「FC日本」を名乗ってもいいとは思われます。勿論最近の実績では必ずしも日本を代表するクラブではないですけど、過去には明らかにそういう歴史もあったのですし。で、勿論そうなっても、ガスサポは「♪ラララ、ヴェルディか~わさ~き~」と歌い続けてればよい、と(^^;。あとは、ジェフはJRと古河の連合と言うのは、ユナイテッドというよりはどちらかというと土建のJVみたいなのを連想するので、もし千葉と市原で折り合いがつかないのならば、「JV千葉市原」くらいを愛称とすれば実態により即すのではと(勝手なこと言ってすまん >ジェフサポの皆様)。あと名前の改称があるとすれば、親会社がアレゲなさいたまの赤いチームですけど、こちらも変に愛嬌のある名前よりは無骨な名前を希望。自工系という出自を考えれば、浦和レッド・エンジンまたは浦和レッド・マシーン辺りか。エンブレムも、装甲車みたいなのあしらって殺伐といこう。個人的にはロコモティフ・モスクワの古臭い機関車エンブレムとか大好きなので(笑)。
#そーいや、NHLではレッドウィングスか >自動車系

◆Postの名前。
そろそろ、統一する方向で。
でも、須田掲とか高和板は魔春、ガミ掲は電化。でいいや。

uefa.comにて
CLとかUefaCupのチェックしかしないので全然知らなかったのですけど、ここで欧州各リーグのStandingが網羅されてるのね。アンドラがスイス方式で降格リーグありって、アンドラに2部リーグがあったという方に驚いた。

◆散々ガイシュツなれど。
東松山市のリアル姉妹制度
これを読んで麻智さん曰く
「役所ってのは、今までOJTもやっとらんかったのか」。
cf)中国のリアル姉妹制度
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今更ながらマリみてドラマCD 

を、購入。実はアニメ版の間に慣れてしまってるので、小説の朗読みたいになってるというか結構中身が詰まりすぎている印象もあったり。結構読み返すと緻密なんだけど、そのリズムってのはむしろ自分でページをめくって操作している方が味わいやすいんじゃないかなぁという気もしてます。
ただ、原作の雰囲気の再現ということでいえば、流石に尺もちゃんと取れてるのでGJ(ていうかアニメが特にこの件については尺短すぎたし)。今後は気に入ってる話数のもので面白そうと評判なのを購入くらいで良いかもとは思います。
あと、このオマケが魅力的だよなと……。

付属のしまよしミニポップ

何となく、由乃さんがお仕置きしてるみたいな構図にしてみましたとさ。
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国際春季4歳賞 

という表現が懐かしい。
ひとまず馬柱をば……って距離間違ってたよ_| ̄|○
4月18日フランクフルト7R 17:00発走 芝2000m
春季賞(G3)
総賞金80000EUR 3歳 定量(57kg)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Apeiron      牡3 57 カルバーリョ22 --11休 ホファー    Devil River Peek
27Armand      牡3 57 ヘリアー  21 --3休1 シールゲン   Winged Love
33Egerton      牡3 57 ヘルフェンバ30 -224休 ラウ      グルームダンサー
46Eleazar      牡3 57 モンギル  21 --16休 ブルーメ    ALKALDE
51Genios      牡3 57 ハンマーハン31 -33休1 ボルテ博士   OXALAGU
65Mensatiger    牡3 57 シュタルケ 31 -3休21 ハンセン    Tiger Hill
72Siberion     牡3 57 モンガン  21 --1休2 ホファー    ACAMBARO

2連勝馬は敬意を払わんといかんのでしょうけど、今回はシュタルケの番か。あとはSiberionはここも有力ってことで。配合的にはレットゲンのEleazar辺りも面白いのでチェック。
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年度代表繁殖牝馬 

激しく旧聞だが、これ以上引き伸ばすのもナニなので書こう。
Prospector's Delite(Mineshaftの母)が結局なりましたとね。
SightseekとTates Creekの合わせ技でVivianaとか、Banks HillとHeat HazeのHasiliって辺りがまだ取ってないことを考えると、今季はなかなかハイレベルの争いを制した、という印象です。まぁ自身が死んでる分、あとがないDeliteってのは順当か。

Prospector's Deliteはエイコーンとアシュランド勝ってて、ミスプロ産駒競走牝馬としては、恐らく初年度のIt's in the Air(2歳牝馬チャンプ&ヴァニティ・アラバマ・ラフィアン・デラウェア)と並んで最強というべき存在でしょう。母父がHoist the Flagってのはちょっとしたポイントで、Personal Ensignなんかもこれが母父でしたが、Allegedなどを生むなど底力バリバリな種牡馬ですな。Tourbillonのようなフランス血脈を結構近い代に入れてますが、この手のフランス血脈の隠し味というのは現代アメリカ血統で密かに重要なファクターであり。
で、Hoist the Flagだけでもミスプロの好物という印象はありますが、さらに母系にSo Chicとか入ってるのがなかなかエゲツく「走るミスプロ」らしい所を感じさせます。今は亡き(涙)「海外競馬」でも書きましたけど、この牝馬とA.P.Indyの配合というのは嵌り過ぎというくらい嵌っていて、血統のベタさという点ではサンデー×ダンシングキイに匹敵するでしょう。早死にしてなければ、結構これの全きょうだいが色々出来て、遠い将来の全きょうだいクロス候補になりそうなパターンだったかな。
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At your own risk 

id:guideさまに、自己責任と標題の件についてトラバ。

まぁ、端的に説明されてるのは、Cheeky's Gardenさまの「UK雑記帳」あたりでしょうか。引用ちょっちめんどくさそうなので、リンクから辿ってくださればと。ないしは日本語でぐぐれ。
もうちょっと分かり易いところで、こんな看板をリンクしてみる。
(情報元:とさまる研究学園都市さま)。
要するに、「危険」という看板を日本政府がイラクとかその他の危険地に立てられないから、渡航安全情報を出しており、その意味では下記の3人に対して、イラクへの渡航は「at your own risk」である、と通知していると言えるのでしょう。その上で、リスクを冒して渡っちゃった人は、それに伴う損害や苦痛は自分が負う必要があります。一方で、渡った人が背負ったリスクと言うのは、自分の損害に関してですし、また免責されるべき国家は本来自身でリスクを払うと意思表示した人を助ける筋合いは本来ありません。
で、ここからちょっと議論が分かれるかも知れないのですが、
「何故、政府は助けるか」
というと、それは「他の国民に示しをつける」という意味合いはあろうかと思います。いや、勿論政治的な意図もあるだろうけど、別にあんな犯行声明出されなくても放置は流石になかったろうし。つまり、少々の馬鹿をした人間でも助けてやらんでもないという「自国民の保護」という原則を内外に周知する、というのが最大の目的であるのでしょう。
助けてるのは「被害者たちに責任がないから」ではないし、逆に「国に責任がないから」助けることをしない、ってものでもない、と。また、被害者の責任とは自分の負ったリスクで自分にキズになる範囲であり、国の救援活動というのはその「本人たちの責任」とは独立したもの、つまり国が国と国民のために支払って行うものなのだから、他の国民が救援費用を弁償しろみたいなことを言うのも筋違いなんじゃないでしょうか。その辺が、自己責任議論の中で微妙に置いてけぼりになってる部分ではないかと思われますね。

◆と、ここまで書いた後に。
滅・こぉる@たそがれSpringPointさまのエントリで、「自業自得」と「自己責任」についての考察が。ちょっとこれを援用してみると、「At your own risk」っていうことばは、予測可能な自業自得についての提示を含む、という性質のものなんだろうな。あんまり「規範的概念」は含んでないと思う。

◆さらに追記(翌日)。
charlie@Soul for Saleさまのエントリにおいても、この件が本質的にTake Riskであること、一方でRiskの意味合いについては操作可能であるという指摘および、「責任を負わせる」議論は「別の誰かの責任を無責任化する」ことと表裏一体であることに関しての示唆が記されています。
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偏向しないメディアはない 

個人的に、イラク人質事件というのはメディアの偏向性に対する不信感がかなりあからさまにネット側から噴出して、しかもそれにメディア自体が押された(って言い方が適切でないなら、尻車に乗った)という点で興味深い事件というのは思うのですけど、それをネット側が論いすぎる部分ってのが、ちょっと気に掛かったりする。
その上で、
「自分と同感なもの」
だけを過剰に信頼してる傾向ってのが、ネットの一部に今回見られたような気がするんですよね。どっち方向のイデオロギーを支持してる・ないしはどっちでも無い人も含めて、朝日とサンケイに対して
「等価に眉にツバつける」
ような態度を持つことをせずに、自分の言いたいことを書いてくれたという理由だけで朝日マンセーだのサンケイは神だの言ってるような……まではいかないにしても、あたかもそう言わんばかりにURLコピペしてたりBLOGに引用貼ったりしてるような向きな人がいた(それが全員というわけではない)のは、何か自分的にはダラダラ感があったなぁというか。
マスメディアに関しては、本質的には「偏向上等」だと思うです。その偏向をちゃんと理解することが大切な訳で。これは日本だけの話ではなく、例えばNYタイムズとWSJなんかでも、それぞれのバイアスを理解して読むべきではないかなと。

要するに、偏向しないメディアを求めるのって
「完全に安全な自動回転ドアを求める」
のと似たようなものであり、「完全に安全な自動回転ドアを作る」ことに血道を挙げるよりは、自動回転ドアの脇に警備員が常駐するとか、子どもは脇の扉から入れるよう親が周知するとか、そういう「運用でカバーの精神」が大事なんでは。
自分で書いててもありきたりな意見ではあるが、今回の件の備忘として書き残しておく。

◆以下余談。
よく今回の件で
「アディダスの靴を履いた犯行グループ」
みたいなネタが取り沙汰されるが、アジア方面でのパチユニの隆盛振りを知る者からすると、「それってパチじゃないの?」ってのが素朴な疑問だったりしますたw
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蓉聖のズレについて 

たまには、2ちゃんの今野緒雪スレなども読んでみる。

734 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:04/04/19(月) 02:45 ID:+Wu/BUpo
>>708>>728
スールにも、様々な形がある。誰の台詞かは忘れたけど。
スールシステムと上手く折り合いを付ければ良かったのに、それができなかった。
聖は家庭環境があまり良くなかったようだから、システムから離れたところで栞を独り占めにしたかったんだろう。「一つに融け合いたい…」という独白は象徴的。(このあたりは、想像でしかないが)
聖がやっていたことは、スールシステムの批判ではなく、ただの反抗。青春特有の逃避と言ってもいい。ガキだから仕方ないと言えば仕方ないけど。
栞にとってみれば、自分の抱いている感情が教えに反していることが分かっているから、スールになれるわけないだろう。実際、聖のそばにいることすら最後には拒否した。

どこをどう読めば、スールシステムへの批判とか、蓉子のおせっかいとかいう視点が出てくるんだ?
家庭環境に関して納得がいかない育ち方をした場合には、割とシステムから外れる方向で独り占めするような志向が出やすいという辺りの指摘が、なかなか鋭い。
一方で、蓉子さまは確かにシステムに則った付き合い方を押し付けてるんだけど、それはそういうシステム(ぶっちゃけその源流は家族なんだろうか)みたいなのに対して暗黙に信頼できてるから、ってのはあるんだろうなと。
#「最良」でも、教育方針について両親に感謝してるって下りがあったな。
逆に、聖さまの側から見ればそういう信頼の後ろにあるものってのが見えないから、姉妹システムに乗っかって付き合うように勧める蓉子さまの態度ってのは意味不明にしか見えないんだろうなと。
マリみてのSS書くときとかは、割とそういう家族との距離感とかをそれぞれのキャラについて想定して書いた方が面白そう。

一方、
919 :イラストに騙された名無しさん :04/04/19 23:11 ID:/wsZzqwS
>>913
なるほど。ただその例でいうと、常に太陽があることに慣れられても問題だなぁとか。
なんとも言えないというか…視点変えれば変えたなりに、どうとでも言えちゃうかもw

まあ、友情のつもりだったとしたら、ウザイと思われても仕方ないかもしれないですね。
私は友情は…まあ半分くらいはあったのかな…程度に思ってますけれど。
割と、蓉子さまが聖さまのことを好きならば、少々ウザくても説明はつく、みたいな観点で蓉聖に入ってく人はいるんだろうか。逆に言えば、そこまで個別のキャラを「悪役」にさせない辺りは結構この物語の奥のある部分かなと思ったり(もっとも瞳子や可南子のような山百合会外部の人間だと、その辺は微妙になる)。

◆やっぱり
消す。
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中山グラジャン 

なかなか英国からの参戦が見込めないのが残念なところではありますが、逆に南半球にここまで認知されてるならばそれはそれで今のところ成功であるというべきか。しかしそれだけに、セントスティーブンが出られなかったのは残念。
外国馬では、年齢が低すぎるネリエットはやや難しいだろう。
ミスティーウェザーは「タスマニアの星」なんて怪しいフレコミが面白げだったが、前走は休み明けにしても負け過ぎで、ちょっとこれも無理か。単勝しか買わない派としては、結局無難にオリヴァーダンスに1票投じるというくらいなのかな。
ともかく今年に関しては、日本側に2頭の大障害馬がいるという点では、外国馬に厳しいレースになっているに違いないでしょう。やはりこのレースの実績があるとないでは大きく違うし、かつてのように勝ちを重ねるごとに過酷な斤量増が待ってるわけではないのだから、ブランディスとギルデッドエージには敬意を払わざるを得ない、というのが偽らざるところ。このどっちかの単勝が勝負馬券になるわけですが、そのうちでは早い芝の流れにより適性の高そうで、中山への馴れも大きいとみるブランディスが休養あけながら優位と見ています。
◎ブランディス
○オリヴァーダンス
そう面白い馬券ではないけど、まぁ観戦料。
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人生の墓場にようこそ 

ちょっと気が付かなかったので、旧聞ですが。
拾ってきたサイトはMilkyじゃなくてこちら

どーやら、結婚なさったようで。
ところで最近ハムダン殿下がアジア歴訪してたが、披露宴ブッチ?
ひょっとしておまいら仲悪くないですか、などと余計な心配。

しかしまた、随分な歳の差結婚やねぇ……。
ま、ハーシム家は権威あるし、よいのではと思われ。
因みに、この話題見てたら↓こんなサイトあるのを発見。
http://www.sheikhmohammed.co.ae/japanese/

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いかにも、ドイツの京成杯 

Direktoriumのサイトが見えん……(挨拶)。
どうも秋口にPepperに完敗したメンツ同士という感もありますけど、その中では負け幅の少ないOmikron辺りが本命になるんでしょうか。アメリカ生まれのGermanyとはまた懐かしい。あとはシュレンダーハンの馬は強いのかわからんところもありますけど、微妙に血統的には買ってみたい部分もありますね。
4月18日クレフェルト7R 16:45発走 芝1700m
ドクトル・ブッシュ記念(G3)
総賞金50000EUR 3歳上 定量(58kg)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Assiun      牡3 58 スボリクス 21 --6休1 シールゲン   MONSUN
21Bischoff's Boy  牡3 58 シルベリオ 21 --111休 ザウアー    ALKALDE
33Delsun      牡3 58 ヘリアー  31 -3111休 ホファー    MONSUN
45Maguire      牡3 58 モンギル  31 -621休 フィッツジェ卿 Medaaly
56Omikron      牡3 58 カルバーリョ21 --15休 ホファー    Germany
67Salo       牡3 58 ハンマーハン50 5210休3 リチャードソン Java Gold
78Salonhonor    牡3 58 パリク   21 --31休 レーヴェ    Highest Honor
84Tarlac      牡3 58 シュタルケ 21 --112休 シュッツ    Dashing Blade

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マリみてにおいて令ちゃんが不人気である件 

前に書いた人気投票ネタではちょっと取り上げ損ねたのだけど、ほぼ続きという感じで、何故か15位という不人気ぶりだった令ちゃんについて。

取り上げたのは、ちょうどこの辺でちょっと語られていたからなのですが、確かに、読み手の側で1番人気にはなりにくいキャラではあるし、男子の投票率が上がっているってのはあるのでしょうけど、しかし仮にも山百合会幹部であろう令さまが柏木さんよりも低い(つまり腐女子票に負ける)ってのはどうよ、というのはありますね。その辺は、確かに件のスレ主の方が指摘するように、キャラの成長という面で割を食ってるかも知れない、ってのはあるかもと。
お嬢様系女子高モノというと、「ひみつの階段」や「笑う大天使」という名作がありますが(余談ながら「バラエティギフト」の短編集って「降誕祭」はひみつの階段へのオマージュ、「羊が一匹」は笑う大天使へのオマージュになってると思います。まぁ元々乃梨子を主役としてる段階では、笑う大天使的なプロットを構想してたのではと推測しますが)、あの辺とマリみてが異なるのって、
「キャラ同士の擬似恋愛的関係」と「個々のキャラの成長小説」
という側面を意識している、という点なのですよね。で、後者の面で言えば、それを主人公だけじゃなくて祥子さまのようなヒロインキャラや、志摩子さんや聖さまという脇キャラにまで適用してる、と。この辺は、「永遠の青春」というひみつの階段的世界観と異なるところで、ゆえに「お嬢様ワールド」にしては微妙に世知辛くもあるけど、その一方でスール制度や山百合会というシステムを創設することで、ファンタジー的枠組を補完しているわけですな。

ともあれ、そういうシステムの中でスール制度的には令ちゃんの場合
「江利子さまのよく出来た弟」としての役割と
「由乃さんのダメな亭主」としての役割が嵌り過ぎてるという印象もあり。
どちらも、関係をそれ以上のレベルに引き上げることが難しいのですよね。ダメな亭主ってのは割と女の子視点から見れば居心地のよい状態だろうし、濃い兄貴たちに囲まれた江利子みたいなタイプのキャラにとっては、弟ってのは適度に従順にしてくれたらよかったわけだし、そうなると令ちゃんとしても「変わる機会」が少なすぎるんだろうなぁと。そういう点では、山百合会の中では「ドラマを作りにくい」キャラなのかも知れないですね。ただ、祥子さまとかとガチガチやり合う機会とかあれば、黄薔薇テコ入れとしては面白いんじゃないかなぁとは思いますし、今後の流れの中でそういう場面もあるかなとも思いつつ。ただ、癖のある脇キャラを同級生に持って、いつでもそのうち活躍機会のありそうな乃梨子辺りと比べて、やっぱり同級生との関係でも不利な部分はあるよなぁと思ったりはしますが。
ともあれ、令ちゃんは何処か俺的オタクなオトコノコ視点から「あまり他人とは思われない」的部分もありますので(そう、彼女の「女らしさ」は実は、「女らしさ」というよりある種の「オトコノコ」的弱さにつながってるのかも)、がんがってキャラなのではあります。ん?ひょっとして「オトコノコ」的部分を背負ってるから、オタクには萌えられない、のか?

◆ところで。
今週の「スクールランブル」って、何か妙に
「レディ・GO!」
なノリに見えるのは気のせいか。
オチでマッケンジーが播磨にツーショット写真をせがんだりするんかと。
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自作自演説の背景 

Soul for Saleさま、最近アンテナで引っ掛からなくなったからどうなったのかなぁと思ったら、H5師匠のエントリで移転されていたことに気が付く。で、早速同じ記事に対してトラバ。
#いや、このWeblogにトラバ打つのは初めてか……。
ミシュランに掲載されている情報が多くなるほど、ミシュランに載らないレストランの存在が見えなくなっていくのと同じで、カメラがある方向から何かを映し出す時、その死角で起こっていることに対する想像力を、僕たちは失う。
これは確かに同意。今回の事件も、
「ある時点において、日本における状況だけから判断すると」
という条件で、「自作自演が一番説明がつく」という面があったのですよね。
ちょっと前に某板で書いたことと通じますが、そういう条件(=未解決の状況)の中で「筋が通り過ぎる」意見って案外脆いから喰い付きたくナイナーってのはありました。個人的にはイタリア人誘拐を納得いく文脈で説明できる狂言説とかももうちょっと待ってみたい気はしますが(悪)。
一方、
翻って一般のマスメディアでは、自衛隊の即時撤退か、もしくは小泉政権批判が中心的な関心となっている。こうしたメディアの流す、ある種「お約束」的な反対図式に対する認知的な不協和が、マスコミ情報の「裏をかく」ような狂言説や陰謀論によって埋め合わされているのではないか、と考えることが出来る。
認知的不協和という点では、今回に関してはこういうアンチメディア的図式もなくはないのですが、それ以上に何と言っても
「被害者およびその家族の政治的信念と、加害者のそれが相当に一致してる」
というのが最大の認知的不協和なのですよね。
要するに、(本来事件の長期化に伴って発生するべき)ストックホルム症候群が初めから出てるみたいな、ある意味異常な状況の事件である、と。正直、2ちゃんねらーでもブロガーでもなく、思想的にはリベラル寄りな麻智さんのような人ですら、反射的に「自作自演説を疑った」そうで、結局のところ「自身の(ややラディカルな)政治的信念を初期の段階でこれでもかというばかりに『マスメディアを使って』晒してしまった」というのが、今回の被害者家族の戦術的な大失策だった、というのが今回の件の特徴だと思われます。
せめてそのジェンダーフリーカットは怪しすぎるからカツラぐらい被っとけとか。
#いや、流石にそこまで考える余裕はないか……。
で、事件初期でのネット界における「ヒミツの大計画」怪文書なんかの流通振りなんかは、別に目新しい事例というよりは、一昨年の正月だかに2ちゃんねるで起きた「浜崎祭り」で、「あゆが罵倒した相手は車椅子席の少女」というデマが飛んだみたいなのとよく似た動きであり、要するにデマの媒体としてネットが使われた事例の一つなのかなと。一方で、そういうデマとは別に週明け辺りから「自作自演説」が勢いを増してるのって、保守系のメディアの側がある程度論調をアジャストした結果、マスコミとネットの間である種のシナジーが生じたようにみえ、この辺のマスコミとネットの愛憎というか共犯関係みたいなのはちょっと興味深いものはあるのかなと。お互い、倫理面の兼ね合いである程度ひよってたのが、ちょっとくらい書いていいかも……みたいな感じでぶっちゃけちゃうという感じに見えます。
要するに、
「何が真実か」
というよりは、
「どこまで言っていいか」
みたいな空気で論調の多寡が動いてるのかな。

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ふたなりはプリ(違ry 

いや、今日の帰りにちょっと新○書店寄ってたら、何か目立つところに祥子さまと祐巳らしき表紙の18禁風の本があったんだけど、タイトルが
「ふたなりっ娘M」
……って。
をひをひ、マリみては一応百合だぞ。
変なところで男根思想を持ち込まんでくれよ、とは思った。
いや、そーゆーのが好きな人もいるにはいるだろうし、今までもひょっとしたらコソーリとそういう妄想に萌えてた人はいたのかも知れないけど、個人的にはこの領域は微妙にファールかなぁ。別に健全オンリーの原理主義では必ずしもないし、ある程度今くらい認知度が上がってきたらエロ作りたがる人がいるのはむしろ当然ではありますが。
まぁ以前話したオタクに対するペドみたいなもんで、本来そのジャンルにはいなかったが隣接したジャンルから来る人はいて、それはある意味招かれざる客、みたいな感じのところではあるのでしょうか。まぁ俺自身、一般的なコバルトヲタな腐女子辺りからすれば、隣接ジャンルの招かれざる客みたいなところはあろうが。

因みに、ア○メイトではマリみてのコーナーにすぐ隣接してショタ系「やらないか」ものが置いてあって(最近エロ漫画のコーナーでも密かに勢いを高めてるような気がする>ショタホモ)、それはそれで
「間違った隣接ジャンル」
的な雰囲気をぷんぷん醸し出してたりしますな。

◆全く脈絡も無く
猫は割と足の臭いフェチだと思う。

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サカ実況、究極の楽観論 

発汗さまが、ラジオ実況の質に関して感銘を受けられている。
確かに、ラジオつーのはなかなかに侮れない媒体なのだ。
で、こと日本のサッカー実況の質ということについていえば、

地上波の放送を全てやめれば


正直100年どころか今すぐでもマトモな水準になるんでは、と思われ。
#因みに、ダバ爺両氏の議論は、もうちょっと幅の広い話ではある。
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イラク人質事件~もう飽きが来る頃? 

はてなダイアリー - workshop PCエンジンおしゃれ計画:"日本人"と"日本の事情"と"日本文化"
イラク人もPCくらい持ってるしネットくらい使うだろうから、日本の事情に少々詳しかろうが驚いたり自作自演を疑うのはどうよ、という示唆。
前段の部分は間違いではなかろうと思いますが、しかし。
個人的には、「日本の事情」については、むしろ今のようなご時世にイラクなどに出向く日本の民間人なんてのは、イラクの平和のためとかそーゆー使命感に燃えてる人であり、そういう中にはいかんせん世上言われるところの「プロ市民」的思考の影響力が強く、基本的にはイラク人の側から見ると、そういう思考回路のフィルタが掛かってるというのは確かにあるな、と思います。そういう理由で「あんな声明」が出ちゃった可能性はあるかもなとは思いますが(その場合、そのイラク人が何故日本人を拉致ったかの説明がつきづらいとは思われますが……)、話がネットとなると、結構日本のもうちょっと違う実情および、アンチメディア的性向が伝わってきちゃう訳で、
「あぁ日本ってのは俺たちが思う以上に右よりな国だ」
って思ってるのは、むしろネット使いなイラク人の方ではないかと。

◆昨日のEZ!TV
自作自演説を仄めかしたかどうかってのよりは、興味深い点は2つで
・宗教指導者との接点は薄い(本人たちも役立たんと思ってた)
・1度目の声明と2度目の声明は別人物が作り、後者の方が稚拙
という辺りかなと。
案外、リーダー級はどっかの戦闘か何かで既に命を落としてるのかも知れず、それで泡食った層が解放声明出したりとか、逆に復讐心に燃えた層が人質の解放を拒否してたりとか、内部で既に混乱が生じてる可能性はあると見ていいのかもと。少なくとも「宗教」というタガで結ばれてない分は「烏合の衆」である可能性は捨て切れませんし、仮にリーダーがイラク人だとしても実行犯には外国からの自称義勇軍という名のただの無頼漢みたいなのを結構雇ってて、その辺で結束が緩いという想像もしてみるテスト。

◆今のフェーズ
取り敢えず、10日の段階に戻った、という話。
人の親なら「何でもとにかく助けろ」と思うだろうし、まぁその割にはあの親たちは余計なことを言い過ぎてるように見えるし、一方国家という共同体は、仮に中洲でバーベキューやってて取り残されたとかいう人でも助ける責務があるのと同様に、渡航危険区域に行った人も助ける責務はあるけど、だからといって国益まで損なっては国家という共同体の意味がない、と。
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ウイルス駆除 

ソフト買っとけよ >俺

で、引っ掛かったのはどうやらAdware.Findemnowの亜種くさい香具師。CLSIDが微妙に違うもんだから、ちょっと見つけるのに苦労した。DLLファイルの名前がmsxslab.dllってファイルだったんだけど、この名前でぐぐっても何も見つからなかった辺り、比較的新しいタイプだったのかな?
まぁひとまずトップ改竄もなくなったし、平和に戻る。
麻智さんが戻ってきたら、錦糸町に遊びに行くついでにヨドバシ逝こう。
#桜花賞は、◎ムーヴ○アズマ▲シュクル△ムードくらいで遊び。
#本当はシュクルの頑張りを期待したいんだけど、どうかな?

---
Added April 23, 2004:
I found a couple of access to this page through Google search for "msxslab", so let me inform you about it.
Maybe it's a variation of "Adware.Findemnow" worm but using different registry key. Removing this worm is similar to removing Adware.Findemnow (see Symantec's website).
Notice that registry key to remove is
{63B95204-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}
and file to delete in safe mode is
"MSXSLAB.DLL".
I followed this procedure and was able to remove worms, but this does NOT assure to solve your problems. If your machine is affected by this worm and you want to remove it, try the removing procedure at your own risk.
Take care.
---


で、平和といえば、切込BLOGのコメントで、面白いのをハケーン。
31 名前: ななしさん :2004年04月11日 06:46 [RES]
日本ってマジすごいと思う。
今イラクではイスラム勢力と、アメリカ側の勢力が、やるかやられるかの状況で殺伐としてるのに
日本だけだよ。こんなあほな茶番を戦地で堂々とやる奴は。
何人も殺されて、アメリカ人なんかズルズルになった死体を見世物にされたりしてるのに、
「この3人は日本に変わって我々が守る」なんて言わせてるんだぜ。プッだよな。
多分アルジャジーラの放送見てブッシュは笑ってるよ。フセインも笑ってる。
ビンラディンも笑ってる。イスラムの過激派指導者も笑ってるよ。
みんな部下とかいっぱい死んで、笑ってる場合じゃないんだろうけど、ここまでやられたら笑っちゃうよ。
日本ってすごいと思う。マジかなわないって思われてるよ。
日本以外の国が世界の覇権を握って、経済で圧倒しても、強大な軍事力を誇っても、
日本にはかなわないって思ったんじゃないの?日本が世界の派遣を握ったりはしないだろうけど、
なんつーか、馬鹿さ加減って言うか、面白さって言うか。ここまで体はって笑いとるってのは他の国には出来ないよ。
みんないがみ合って殺しあってる最中、日本だけは笑いという一輪の花を咲かせる。
ああ、こいつらすげぇな。でもこうはなりたくないなって思われてる。
そういう唯一絶対の高みに登っちゃったと思うんだ、日本って。
でも、3年前の10月に、「凱旋門のxx年の勝ち馬って何でしたっけ?」ってメールが某国×軍の人から来たときに、俺が「あぁ、この国には一生かなわねぇ」と思ったことは内緒なのだ。


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マリみて人気投票 

7倍してません!(挨拶)

チャオ・ソレッラの後書きにて作者逆公認サイトとして認められた(嘘)、マリみてDBさまの妹アンケート、キャラ人気投票結果出てましたね。
まぁ予想通り聖さま、志摩子さんといった白薔薇勢は人気だったわけですが(ところで能登麻美子さんは「キャラ人気投票でキャラの作中の重みに比して人気の高いキャラのCV」が似合うタイプだと思う。その点ではネギまの本屋とかは適役なんだろうな)、それに対してこの2人。

佐藤聖様のお姉さま……4
久保栞……1


人気ねぇなぁ、白き花びら組!
あれがなければ、白人気がここまでなったとは思われんのに……。
前白さま、キャラ的魅力考えたら、加東景ごとき(失礼)と同票数ってちょいありえねぇだろうがよという感じでもあり。やっぱ、髪型が不評だったのか?(俺は嫌いじゃなかったが)
でも一方で、栞さんは共感されにくいキャラかもね。
確かに前に「斉藤由貴的魔性系」みたいなエントリを書いた記憶がありますけど、同人では割と栞視点的なものも見掛けただけに、共感しづらいと思ってるのは自分だけなんかな、とは思ってたのですが。

あとは、妹アンケの前哨戦。
松平瞳子……64
細川可南子……24

2ちゃんでは結構可南子派が多いように見掛けたが、やはりその辺微妙に当てにならんのかなってことで。関係ないけど、最近の作品でレディゴの評価が高いのって、この2人がちゃんと要所要所で可愛らしく書かれてたってのが大きいのかも。そういう点では、文化祭編辺りでは否応なく彼女たちの機微がもっと細かく描かれることになるだろうから、楽しみではあります。


因みに有芝が押しメンとして挙げるのは蟹さま、凸さま、克美さん辺りで、今回の投票ではネタ優先で克美さん。基本的には先代贔屓ではあるのだけど、その辺で「先代に片想いしてたネタ」を美味しく感じた、ってのはあったのかも知れません。そーいえば、蓉子さまに片想いしてた学園内キャラってのは出てこなかったけど、そのうちどっかで短編でも書いてくれんものか(今更)。

◆既にあちこちで取り上げられてるようだが。
このサイトに「女の子 胸の大きさ比べ」とかで来る人は時々いるので、一応そういう人の役に立つように貼っておこう。むぎページさまのイラストギャラリーより、2年生トリオ
割と由乃さんとかは上下同じ柄のものに拘ってそうで、祐巳はざっくりしてるという印象はありますが……。まぁこういうのを楽しむのは、ある意味女の子の特権なんだろう。
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爺ダバ話、つづき 

あっちこっちで色々盛り上がってるようなので、ちょっと追加しとこう。

基本的には、俺は爺氏の言いたいことってのは
「バカの壁」
なんだろうな、と思います。
所詮タブロイドはタブロイドなんだから、アレの病気が治る訳ない、みたいな。要するに、イギリスなら100年経っても、恐らくタブロイドは100年後のベッカムのスキャンダルや100年後のエリクションのコラを載せてるでしょうし、日本のスポーツ新聞もそれと変わらんだろうみたいな感覚じゃないんですかね。反面、「少数の」長くスポーツと付き合い続ける層は、自分で勝手に知恵を付けてくのだから、最終的にはコア向けの情報を求めて勝手に離れてくだろうぐらいまでは、あのおっさんには見えてるんだとは思う。だから、現状腐ってるところは腐ってるとして、それを放置してても相応のスポーツ文化は保持されるだろうという(逆説的な)楽観論でもあるのかな、と。
要するにあの元の議論として、ダバディ氏が「日本のファンはメディアに煽られてる。メディアを革命せねば!」みたいな、若干ファンを侮るエントリを書いてた訳ですが、それに対して「日本のファン」に関する楽観論って文脈で書かれてるようにも見えるんで。

ただ、その上で自分が爺氏に異論を挟むとすれば、
「あるジャンルでヲタ化するのはいいとして、日本の現在のメディア環境において、『スポーツを見る基礎力』を鍛える場がないってのはよろしくんじゃないかしらん」
という部分ですね。
タブロイドがヘンにでしゃばって入口を塞いでくれてるお陰で、結構ベースの部分でスポーツの見方が芸能的になりがちな面はあろうかと。まぁ、そういう意味では前回のエントリでは貶しましたけど、一般紙とかが頑張ってくれるってのは確かに望ましい姿ではないかと思うです。
基本的に道楽者は多いので、ポテンシャルがあるのは事実でしょうし。
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ヨーロッパとイタリア 

ま、ありがちなエスニックジョークの集積。
注)FLASHです。

しかし、これ作ってるのは多分イタリア人だと思うんだけど、結局のところヨーロッパ統合といっても、自分たちの個性は主張したいという思いは強いんだろうな、というのが素朴な感想。
長い目で見れば、
「自分たちは個性的だ」
と思いながら、実は徐々に没個性化してく流れにはあるのかも知れんけど。
「俺はいい加減だよ、だってイタリアーノだもん」というイタリア人のメンタリティと、「俺はフランスなんか知らんね、個人主義だから」というフランス人のメンタリティ、真逆なようで表裏で繋がってるようにも見えなくはない、面白い関係ではあるなぁとか。
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爺氏、久しぶりに飛ばす 

爺といえば岩佐徹。
翁といえば金子勝彦。
と、宣ったのはA.F.師だったと思いますが、なかなか言いえて妙かも。

「アンチ」もいることを自覚してか、掲示板は置いていませんが。頭のいいやつです。ハハハ。
爺氏のサイトも、Trackback Ping受け付けられるように改良きぼんぬ(挨拶)。

……はサテオキ、恐らくこの人、ある意味フジ全盛期を見てるだけに、結構今のかの局のあり方に疑義を呈していて、それで「メディア批判する割には暢気にフジの現場をマンセーするダバディ」に対して、
「キミさぁ、そりゃ自分が世界の大きさを知ってないんじゃないの」
くらい言いたくなったのだろうと想像。
しかし、恐らくスポーツに関して「一般紙」をより評価するスタンスの人って結構多い気がしますが、個人的には「着眼点がやや違う新鮮さ」は一定度あるものの、どうも一般紙の記者って「自分は鋭く斬ったつもりで、意外と真っ二つには切れてない」ようなものを書く傾向が強いかなぁとも思ったりして。いや、真面目だなとは思うのですが。
#競馬における野元氏もその一人ではありますな。

◆以下余談。
背景を描けない"絵描き"
恐らくジーコなんかも、自分の仕事が「顔を描く」ことだけなんじゃないかと思い込んでるような節はあるんだろうな、などということを考えました。武藤さんが「あいつはやる気がない」と書かれてますが、自分から見れば、ジーコ自身はやることを全身全霊でやってると思い込んでて、ただ「やること」のリストに書き込まれてる内容が実際に必要なことの1割にも満たないだけなんじゃないかと。
それを理解できないから、クビにしなきゃいかんのだけど。
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レート更新など 

遅ればせながら、3月の講評つけますた。
意外とこれ、しんどいよなぁ。

3月レーティング

◆今日のキーワード
執務室面積
 ……他の自称殿下および脳内殿下の皆さんは知りませんが、うちは狭いっす。
つだみきよ 百合
百合姉妹の3号には執筆されてないという噂ですが……、結構あの雑誌では蔵王さんの作品はウェイト大きいようにも思います(漏れは紺野キタ目当てでしたが)。
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マリア様がみてる チャオ・ソレッラ! 

読了……はとっくにしてたが、あんますぐに書くのもナニだったので。

基本的には、この作品、引き伸ばしモードに入ってるのは事実なんだろう。
とはいえ、磯野時空を使ってるわけではないので、今回が最後の一休みという感じで、まぁ今野センセにとっても作品としても「休暇」という雰囲気が強いですね。そうでも思わなければ、やっぱり淡白な作品ではありますが。
到着当日の由乃さんを看病する祐巳のシーン的な同級生ラブラブ系のノリが最後まで続けば、結構神がかった作品ではあったろうなと思いますた。そんな雰囲気で、出来れば志摩子さんのシスターになろうとする思いみたいなのをもうちょっと友人の前で語るような友情シーンとかを付けたりなんかすれば彩りが増した気もするけど、何か最近の影薄い気味な志摩子さんをそのまま引っ張ってしまいましたね。
降誕祭やチョココなど、近頃の短編は百合作品としてパワーアップしてる感はありますが、反面作品自体に「百合系」というレーベル付けが強くなった現状では、友情ものを書くのに微妙な制約が出てきてるのかな、などと去年のウァレンティーヌスなどと比較して思ったりもしてみる。

・挿絵の可南子。
アップなんじゃなくて、スケールが違ってる罠。
てーか、今の人物紹介挿絵、ひびきセンセの作画が崩れてる時期なので、さっさと全部入れ替えて欲しかったんですが。
しかしそれ差し引いてもこの子だけ目の描き方が違うんだけど、要するに定義としてはブサカワイイ系、という扱いになってるんでしょうか?しかし、可南子にしても瞳子にしても、涼風なりレイニーなりで「敵役」を演じているだけに、この両方とも「ヒロイン=妹」への昇格に制約があるように見えているのは、確信犯的ではあるけど、どうやって収めつけるんだろうなぁ。おそらく半端な形で祐巳に選ばせちゃうと、どっちのファンからも叩かれそうだが。
何となく今野センセは「一旦祐巳が両方にフラれる」ってプロットを書いてそうだ。

・祥子さま視点
祥子さま脳内では、蓉子さまと祐巳以外、全員フルネーム呼ばわりなのかも。
性格的に意外とガードが緩いところがある割には、かっちりした語り口なんだね。

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新パソ到着 

色々と再インスコ中。
現在のところの感想。
・やたら静かだ。HDDにしてもファンにしても。
・しかしコンボドライブだけが異常に煩い。CD回すと凄いことになる。
・使ってみてやっぱりスペースキーが狭かった(涙
 狭そうだなぁとは思ってたが。
・競馬見逃した。ま、バラゲ本線だったんで、いいや。
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今年はなるべく馬柱出し続けるぞ 

ドイツ重賞もいよいよ開幕。
まずは中距離でフルゲート揃って悪くはないメンバー。
Epaloは去年バーデン大賞をヘタレて回避したボスフォラスを敗れたものの、地力は上位でまずは58kgを克服し、今年は一線級の活躍を期待したい。ピークが早過ぎないことを祈りつつ、まずまず頑張れと。余り冴えずに頑張るLeviratとかWell Madeのような萌え系も気にはなるが、ほかだとクラシック棒に振った実力派Soldier Hollowも気になる。
4月4日ブレーメン6R 16:35発走 芝2100m
彷徨えるブレーメン経済大賞(G3)
総賞金55000EUR 4歳上 別定
(56kg、前年G3勝馬1kg、同G2勝馬2kg、同G1勝馬3kg増、前年重賞未入着馬1kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15Epalo       牡5 58 シュタルケ 166 1222休 シュッツ    LANDO
215Flambo      牡4 57 オライリー 62 1108休5 シールゲン   PLATINI
316Olaso       牡5 57 ウルビナ  124 163休4 フォフチェンコ Law Society
46Soldier Hollow  牡4 57 ミナリク  53 4休14休 シールゲン   In the Wings
58Levirat      牡5 56 パノフ   131 2353休 ホファー    LOMITAS
610Palmridge     牡4 56 ハンマーハン50 231810休 リチャードソン Law Society
77Rajpute      牡4 56 スボリクス 92 2768休 ボルテ博士   Deploy
83Well Made     牡7 56 モンギル  266 4635休 ブルーメ    MONDRIAN
99Winning Dash   牡4 56 ヘルフェンバ112 6325休 クヤート    Dashing Blade
1012King of Boxmeer  牡5 55 ファーガソン175 1止64休 バルトロマイ  PLATINI
112Liquido      牡5 55 銭健明   186 1519休 シュタインメツ LOMITAS
1214Near Honor    牡6 55 ベスト   213 8649休 ギブソン    Highest Honor
134Orfisio      牡5 55 ケリー   102 688休4 レーヴェ    Efisio
1411Syracruz     牡4 55 ヤドヴィシュ113 9493休 トリンカー   Law Society
1513Fleurie Domaine  牝5 54 カルバーリョ194 259休6 ホファー    Unfuwain
161Russian Samba   牝5 53 スミス   156 1151休 フィッツジェラ LAROCHE

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障害競馬と斤量 

竹本騎手の事故死について、ちょっとばかり。
障害で若い騎手の事故が起きる要因としては、経験が少ない(平たく言えば飛越の技巧が期待できない)騎手が能力の低い(スピード面もさりながら、飛越能力が低いためと推測できる)障害馬に乗るから、というのは確かにありますが、それに加えられる要素として個人的に疑ってるのは、
「減量による斤量減」
ではなかろうかと。件の競走では斤量は60kgで、竹本騎手は▲3kg減の57kgでの騎乗。斤量が軽ければ当然スピードは出しやすいが、スピードが出やすいということは、飛越が難しくなる、ということと表裏一体ではないでしょうか。当然ながら、スピードがあって飛ぶのが巧ければ、そんな馬はアンちゃんには回らないんですし。
にしても、日本の障害は全体的に斤量が軽い。
恐らくハンデ戦以外で障害馬が最も重い斤量を背負うのは中山グランドジャンプの63.5kgだと思いますが、それをポンド系に換算すれば140ポンド=10ストーン。イギリスなんかではこの辺が逆に「一番軽い斤量」ですよね。ハンデ戦とかだと70kgを越すくらいの斤量がしょっちゅうで。そういう中で、日本の障害はどうしても「スピード重視」ですが、個人的には現在の仕組みで「スピード重視の障害競馬」を運営する危険性は認識されるべきかな、と思います。そもそも、障害なんて騎手は65kgくらいで天神乗りで、でも障害は綺麗に飛ぶ、というのがより良い姿なんじゃないのかな、と。元々馬場は軽いのだから、それでも最終的にはスピードがものを言うという点は揺るがない訳ですし。逆に障害を現行のスピードでやるならば、馬術でライセンス持ってるようなアマチュアからスピード競馬に対応できるような人材を育てて障害レースで起用するような制度なりを作って、障害騎手の層を厚くするとかそういう対応を考えなければいけないのかなとか思います。
ただそれはおいといても、折角中山グラジャンとか作って障害を振興してるんだから、
「美しく飛ぶ」
という、障害ならではの良さを引き立てるのがあるべき姿なんじゃないかな。正直、競馬自体が死と隣り合わせであり、どう策を立てたところでいずれまた誰かの悲報を聞くことはあると思うのですが、ちょっと障害のあり方を含めて色々考えることが、故人の遺志に適うと思い。
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