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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

年度代表繁殖牝馬 

激しく旧聞だが、これ以上引き伸ばすのもナニなので書こう。
Prospector's Delite(Mineshaftの母)が結局なりましたとね。
SightseekとTates Creekの合わせ技でVivianaとか、Banks HillとHeat HazeのHasiliって辺りがまだ取ってないことを考えると、今季はなかなかハイレベルの争いを制した、という印象です。まぁ自身が死んでる分、あとがないDeliteってのは順当か。

Prospector's Deliteはエイコーンとアシュランド勝ってて、ミスプロ産駒競走牝馬としては、恐らく初年度のIt's in the Air(2歳牝馬チャンプ&ヴァニティ・アラバマ・ラフィアン・デラウェア)と並んで最強というべき存在でしょう。母父がHoist the Flagってのはちょっとしたポイントで、Personal Ensignなんかもこれが母父でしたが、Allegedなどを生むなど底力バリバリな種牡馬ですな。Tourbillonのようなフランス血脈を結構近い代に入れてますが、この手のフランス血脈の隠し味というのは現代アメリカ血統で密かに重要なファクターであり。
で、Hoist the Flagだけでもミスプロの好物という印象はありますが、さらに母系にSo Chicとか入ってるのがなかなかエゲツく「走るミスプロ」らしい所を感じさせます。今は亡き(涙)「海外競馬」でも書きましたけど、この牝馬とA.P.Indyの配合というのは嵌り過ぎというくらい嵌っていて、血統のベタさという点ではサンデー×ダンシングキイに匹敵するでしょう。早死にしてなければ、結構これの全きょうだいが色々出来て、遠い将来の全きょうだいクロス候補になりそうなパターンだったかな。
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