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また、学生たちの留学ビザの入国予定日に1日遅れたため、Seattleの空港では1時間くらい入国審査に手間取った。私は待つだけだったが。
テロ直後のピリピリ感も関係あったのだろう。
留学先の東ワシントン大学では１週間ほど様子を見て帰国するということで、暇だったので近くにロースクールがあったら見学しようと思い、見つけたのがスポケンのゴンザガ大学。

そこでロースクール教育研究所というのをやっていたJerry Hess教授に出会い、ロースクールの教え方を日本に紹介することに。

日本では、ちょうどロースクールが構想から具体化される時期だったので、いわゆるソクラティック・メソッドばかりではないぞということを紹介した。それはローに限らず、法学部教育にも、様々なアクティブラーニングメソッドとなって関係するもので、少なくとも個人的には大教室での一方通行講義を変えた。なかなかうまくは行かなかったが、グループディスカッションを若干取り入れたり、共同でのレポートづくりを試みたりと言うことをしている。

オンラインツールを使うのが学生も教員も当たり前となった現在は、さらにそれを活用できるようになった。

ということで、同時多発テロというと、法学教育に与えたGonzaga訪問というのを思い出すのだ。