mail:「前回の学会でお目にかかった石川と申します」
秋の学会シーズンも、最終盤に近くなり、いくつかの学会に出席して頂いた名刺が結構多くなってきた。
本当は、名刺交換の際に写真撮影などさせていただければ、顔と名前が一致していいのだが、ちょっと挨拶を交わしただけでは、記憶が曖昧になってしまう。そんなときに後からメールのやり取りとかFBでの関係ができると、実質的な知り合いになれてよい。
ところが、こんな記事が。
標的型メール、他大教授にも 富山大サイバー攻撃被害
大学研究者を狙った今回の「標的型メール」は、学生が研究の助言を求める内容で、送り先の教授の名前を「○○先生」と表題に書くなど、周到な準備がうかがえる。「詳細な質問は添付いたします」と、ウイルス入りの添付ファイルを開くよう誘導していた。
おいおいおいおい、勘弁してくれーというのが本音だ。
子供の頃、吉展ちゃん誘拐殺人事件というのが起こって、知らない人について行ったらダメですよと言われたものだが、知らない人のメールの添付ファイルを開いてはダメですよ、というわけだ。
大学の上層部からくるメールとかなら喜んで無視するのだが、学生だっていう人からのメールだと、対応するかどうかはともかく見てしまうという感じなのだが。たしかに記事の中に出てくる教授のいうように、中学人学生からの日本語での留学打診メールは頻繁に来るし、日本人学生からは珍しい、というか全然ない。ただし、学会で紹介された学生さんからのメールというのはないわけではない。
また学生さんなら、名刺を渡してもらわなかったとしても不思議ではない。ということで、興味を惹かれて開いてしまうことは十分考えられる。
よく考えると、中国人の留学うかがいメールなら、日本語がたどたどしくても怪しくないので、うかうかと開くのは止めた方が良いかもしれない。
今後は事務方を経由してもらうことにしよう。
ところで、FBのメッセージ機能を通じてくる添付ファイルは、ウィルスの心配はないのかな?
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