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2015/04/06

France債務法の改正案

フランス民法も財産法部分の大幅な改正が進行中で、先日、オルドナンスによる立法を行政府に委任するという法律が成立したので、行政府が民法典改正のための成案作りに励んでいる。

その条文案の仮案が法務省サイトに公開されているのを、FB友達の馬場先生に教えてもらった。

Projet d'ordonnance (PDF)
まだ日付も番号も空欄のオルドナンス案だが、portant réforme du droit des contrats, du régime général et de la preuve des obligationsということで、契約法、債務法、証拠法が改正の対象となっている。

I. Des dispositions générales, comportant les articles 711 à 717.
II. Un titre I intitulé : « Des successions », comportant les articles 720 à 892.
III. Un titre II intitulé : « Des libéralités », comportant les articles 893 à 1100.
IV. Un titre III intitulé : « Des sources d’obligations », comportant les articles 1101 à 1303-4.
V. Un titre IV intitulé : « Du régime général des obligations », comportant les articles 1304 à 1353-8.
VI. Un titre IV bis intitulé : « De la preuve des obligations », comportant les articles 1354 à 1386-1.

上記のPDFにあるのは、IV以降、すなわち1101条から1386条までのようで、それ以前の規定は、この後に続くということであろうか。

と思ったら、上記のI,II,IIIは今回の改正対象ではないとのこと。
奇妙な規定である。

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