Palais de justice:マコン裁判所の一般公開
Macön裁判所の一般公開が、大審裁判所所長と共和国検事(日本の地裁所長と検事正)のガイド付きで行われている。
Le palais de justice de Mâcon ouvre ses portes
この裁判所の特徴は、18世紀以前はホテルだった建物を1810年に県が購入し、大審裁判所にしたという歴史にある。
裁判所の建物や刑務所をホテルに転用した例は知っているが、ホテルを買収して裁判所にしたという例は聞いたことがない。
大審裁判所は地裁に相当するので、刑事裁判は重罪にカテゴライズされるもの以外を管轄するし、民事裁判も一般的管轄がある。
法廷のみならず、被告人の留置施設も必要である。
どのようになっているのか、一見の価値があるが、残念ながらボルドーにいると、ブルゴーニュのマコンは遠すぎた。
このマコン裁判所の公開は歴史的建造物の一般公開とは別口のようだが、司法省傘下の歴史的建造物の一般公開は司法省の頁に一覧がある。司法省自体も公開対象となっていた。
日本でも、公的機関の内部公開を年一度は行うという慣習は、国民に対する情報公開の一つのあり方として役に立つ。
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