tribunal:東京地裁立川支部の本庁化(の動き)
東京地裁立川支部が、独立した立川地方裁判所になるらしい。
そうなると、地方裁判所ごとに存在する弁護士会も新たに作るということのようだ。
cf.なると断定するのは時期尚早のようだ。この点誤解を招いたら、ごめんなさい。
地方裁判所のレベルで裁判所の数が増減するのは、現行裁判所法の下、すなわち戦後では沖縄の本土復帰に伴う那覇地裁創設以来、二度目のことであろう。東京以外で巨大支部があるといえば、小倉支部が思い浮かぶ。いつのことかは分からないが、東京はアリの一穴となるかもしれない。
地裁ごとにあるといえば、地検もそうだし、家裁もそうだ。同様に増えるのだろう。
立川地裁ができると、今までは47都道府県に北海道だけ広いから他に3箇所、合計50箇所と教えてきたのを、北海道は広いから他に3箇所、東京は人が多いから1箇所多く、合計51箇所と教えなければならない。
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