« 民訴学会2010初日 | トップページ | 神戸空港lounge »

2010/05/16

bankruptcy:プロバスケチーム運営会社の破産

毎日jp:男子バスケ:bjリーグの高松が破産 負債5000万円

残念ながら、公式ページは既に消えてしまっている。

wikipediaより

高松ファイブアローズは、穴吹工務店がメインスポンサーとなった四国初のプロバスケチームで、現東京アパッチのラシード・スパークスやジュリアス・オイラー・アシュビーなどが在籍していた。

ところが、穴吹工務店が民事再生に陥ってしまったものだから、代替のスポンサーが見つからず、今日に至った。

今回のことは選手にとって突然のことらしく、主将は「今年1、2月ごろ厳しい状態だと聞かされていたが、まさか破産してから言われるとは。相談されなかったのが悔しい。こんなふうに終わってしまって、応援してくれた人に申し訳ない」とコメントしている。

 プロスポーツチームの破産ということで、リーグとの契約関係などかなり特殊な問題もあろうが、一般企業の倒産になぞらえていえば、選手を中心とするチーム自体は一つの事業体みたいなものだ。その活動により収益を産むものである限り、まとめて売却するのが最も効率がよいし、事業体を構成する従業員の雇用面でも、また事業体の取引先の経営という面でも、あるいは一般ユーザー(この場合はファンに相当するか)にとっても、事業体のまま売却して経営を継続させるのが望ましい。
 特に高松ファイブアローズは、香川県や高松市がバックアップしており、いわゆる第三セクターとも共通する構図があるのだから、事情が許せばM&Aにかけてみるというのが望ましい。

 もっとも、Wikipediaの記載によれば、破産手続開始申立ての時点で全従業員・選手を解雇したというのだから、もう遅いのかもしれないが。

|

« 民訴学会2010初日 | トップページ | 神戸空港lounge »

法律・裁判」カテゴリの記事

コメント

bjリーグは個人的に注目しているだけに残念です。

今後も波及していくかも知れませんね・・

投稿: プロ家庭教師 | 2010/05/16 18:04

>香川県や高松市がバックアップ
特に高松市は直接スポンサーになったり、施設を廉価で貸したりと、かなり積極的に関わっていたので、出来れば高松市内に残って欲しいという思いが強いでしょうね・・・。

地元紙では「追跡」というシリーズ内で特集が組まれました。

bj高松が消えた 2010/05/16
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/510/index.htm

投稿: 四国の法学徒 | 2010/05/17 19:09

いくつかのページは残っているみたいですね...

http://topics.takamatsu-fivearrows.com/

投稿: 故元助手A.T.@中川和之は好きです | 2010/05/18 07:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: bankruptcy:プロバスケチーム運営会社の破産:

« 民訴学会2010初日 | トップページ | 神戸空港lounge »