gender:旧姓使用すらできない職場
今どき、そんなバカなと思ったが、旧姓を使用してきた女性が最高裁判事に就任し、戸籍名使用を始めたことで表面化した。
その理由は上記のネタもとブログをご覧いただくとして、桜井龍子さんが最高裁判事に就任するというニュースが出ても、それ以外のニュースはほとんどグーグルに引っかからない。
官房長官の記者会見では、下記のように、旧姓も紹介されていたが、それ以外では、藤から桜への一字の違いで、もう行方不明である。
最高裁の判事の人事でございますけれども、最高裁から内閣に対しまして、横尾和子判事の依願退官の手続きについて進達がありましたので、今日の閣議で、9月11日付で横尾氏について最高裁判事を免ずるとともに、その後任として、櫻井龍子、通称、藤井龍子さんでございますけれども、この方を任命することを今日の閣議で決定をいたしました。藤井さんの略歴についてはお手元の資料が配られておりますが、昭和45年に労働省に入省され、女性局長ですかな、労働省女性局長を最後に退官をされ、その後、大学の教授等をなさっておられ、豊富な行政経験とともに人格、識見ともに大変優れた方であるということで、最高裁判事として適任であると考えているところであります。なお、女性の最高裁判事というのは、高橋久子さん、横尾和子さんに次いで3人目ということでございます。
| 固定リンク
「法律・裁判」カテゴリの記事
- Arret:欧州人権裁判所がフランスに対し、破毀院判事3名の利益相反で公正な裁判を受ける権利を侵害したと有責判決(2024.01.17)
- 民事裁判IT化:“ウェブ上でやり取り” 民事裁判デジタル化への取り組み公開(2023.11.09)
- BOOK:弁論の世紀〜古代ギリシアのもう一つの戦場(2023.02.11)
- court:裁判官弾劾裁判の傍聴(2023.02.10)
- Book:平成司法制度改革の研究:理論なき改革はいかに挫折したのか(2023.02.02)
コメント