オリジナル手組ホイール感想(XR-200,CX-RAY,2to1ハブ)
友人用の手組ホイール組みあがりました。
このホイールの特徴は
・軽量リム使用(XR-200,380g)
・軽量オリジナルハブ使用F20h,R24h(2to1)
・高級エアロスポークであるCX-RAY使用
の三点です。
特に2to1ハブ(駆動側16h、非駆動側8h)を手組で使用しているのはなかなかありません。
そしてキンリンのXR系のリムはスポークを通す穴が他のリムと違ってほぼ中央に配置されており、2to1での使用が可能となります。
ただし、ロットによっては穴が左右に振ってあるのかもしれないのでその時は気をつけてください。
スポークはCX-RAYを使用しており、その高い靭性を活かし高テンションでホイールを組むことができました。
CX-RAYは今回のような少スポークの時に真価を発揮します。
完成した重量は
フロント530g
リア710g
合計1240g
アルミリムでこの重量です。
重量で勝負したら高級ホイールなんて目じゃないです。
そしてこれだけいいものを使っておりながらホイールの値段はなんと、
3.5万以内で組めてしまう
TLにこだわらなければWH-6700よりも良いと思います。
TLにこだわるならCX-RAYをLaserなどに変えてリムをTL対応のものにすれば同じ値段でTL対応の手組ホイールも使えますよ。
今回初めてCX-RAYを手組で使用しましたが、やはりスポークのねじれが一目でわかるので便利です。
丸スポークはわかりづらいですからね。
実際に走ってみての感想ですが、2to1の恩恵か入力に対しての反応が素直です。
これはキンキンに張ったスポークの恩恵もあると思います。
少なくともあの手組でたまにあるもっさりとした印象はありませんでした。
しかし、重量のおかげで漕ぎ出しのよっこいしょという感覚もなく、非常に疲れにくい、乗ってて楽しいホイールとなりました。
コスパはかなり高いです。
今回のは自信を持って人に勧められます(笑)
次に組んでみたいのはストレートスポーク用のオリジナルハブを使用したホイールあたり。
メリットはさらなる軽量化とベンドスポークと違いテンションを高くすることができることですかね。
現在ホイールの部品代+必要な工具代のみで注文受けてます(プロじゃないしそりゃそうだ(笑))
ストレートスポークを使用したオリジナルホイールに興味のある方、今回のようなホイールに興味のある方是非どうぞ。