カーボン抵抗と金属皮膜抵抗の聴き比べ
ワタシが普段、自作PHPAに使っている抵抗は、参号機以降は秋月電子のカーボン抵抗で、壱、弐号機の頃は、千石電商売で扱っているKOAの金属皮膜抵抗を使っていました。
どちらも音響用でもなんでもない安価なモノですが、某所で「秋月のカーボンが良い」と聞いて以来、漠然と使っていて、直接音の違いをちゃんと検証していなかったので、テストベットとして組んでみたのが↓。
手馴れたクワッド仕様のA47&デュアルOP-AMP分圧によるPHPA。
向かって左が金属皮膜抵抗で、右がカーボン抵抗を使っている以外は、まったく同じ構成で組んでいます。
抵抗の聴き比べをするだけなら、その部分だけICソケットにしておいて差し替えにするなり、ブレッドボードをつかうなり、電源部だけでも別ユニットにして使い回すなり工夫のしようがありそうなモノですが、なんとなく単体で使えないモノは未完成品のような気がして…、効率悪いですね。
まあ、聴き比べをするのに、極力時間を掛けずに切り替えたかったのもありますが。
ちなみに、秋月のカーボンが100本買いで、1本あたり1円。
千石の金皮が100本買いで、1本あたり3円ですから、価格差としては3倍ですが、A47を組むのに30円程度の差しかでないので、実質的には微差ですね。
本題の音の差にかんしては、また次回。
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