R-SIM7+(Ver. 6.8)とdocomo Xi回線を用いたiPhone5(iOS 6.1.4)使用方法
iPhone5でのdocomo Xi回線使用方法です。
結論から書くとiPhone5のSIMアンロックをしてもモバイルデータ通信OFFにした場合、iPhone4Sと違い着信ができません。
docomoユーザーでしたらご存知の方もいると思いますが、プラスXi割という割引を使えばXi音声回線+Xiデータ回線で料金が非常に安く抑えられます。
通常主回線(音声回線)はAndroid(docomo)で使用しデータ通信をOFFにして通信はタブレット(docomo)で行う&テザリングを行うはずですが、GEVEY Ultra Sなどを使用してiPhone4SのSIMアンロック化を行い、主回線をiPhone4Sで行う人もいると思います。
電話ができるiPod touchですので非常に便利なのが特徴です。
今回新たにiPhone5(au)を購入し、iPhone4S同様SIMアンロック化を行おうとしたところ問題が多々発生したのでこちらにまとめておきます。
【導入編】
まずiPhone5のSIMアンロック化を行うために、必要な環境をそろえます。
・iPhone5の購入(au又はSoftbank)
・アクティベーション用SIMをなくさないようにする(要するにiPhone購入時についてきたau又はSoftbankのnanoSIM。なくすと大変。)
・docomoショップにてnanoSIMを発行(カットは非常にシビアなのとカットしたSIMが問題なのかR-SIM7+が問題なのかわかりにくくなるためオススメしません。手数料2100円翌月請求。nanoSIM再発行時にiPhone5に技適マークがついているか確認されますのでちゃんとiPhone5を持って行きましょう。ただ、iPhone5を持ってなくても発行できると思います。)
・R-SIM7+の購入(リンク←偽物もあるみたいで注意してください。自分のは本物でした。nano⇒microSIMアダプタ、SIM取り出し用のピンは同梱)
あるといいもの
・docomoのスマホとかimodeケータイ(自分はiPhone4Sを使用、購入したnanoSIMの通信が行えているか確認用)
R-SIM7+ですが、Verが少しずつ新しくなっています。今は7.3みたいです。
【準備編】
iPhone5にR-SIM7+を挿入する前にやることです。これをやることで正しくR-SIM7+が認識するようになります。
・iPhoneをDFUモードにて復元
DFUモード入る前にちゃんとバックアップをとること。
iTunesにiPhone5接続後電源をOFF。電源ボタンを押して電源を入れた瞬間に電源ボタンをはなして電源ボタンとホームボタンを10秒程度同時押し、その後電源ボタンをはなすとDFUモード突入。
これによりiPhone5のiOSが6.1.4になります。バーションを上げるのが嫌な人はこの先には進めません。
バージョンアップ後バックアップの復元。
工場出荷状態にするとかどこかのサイトで書いてありましたが、復元して大丈夫です。というかこの時点で復元してください。
もしiPhone5が初めてのiPhoneなら工場出荷状態で大丈夫です。
DFUモードから復帰する際アクティベーションが必要なのでこの時点では購入時のSIMを入れておくこと。
・設定のメッセージとFaceTImeのバーを全てOFF
・設定⇒一般⇒モバイルデータ通信はONの方がR-SIM7+使用時に電波を掴みやすくなるので推奨。ただじLTEは絶対にOFF(検索中のループに陥る可能性大)ローミングは音声通話のみON。
・設定⇒一般⇒自動ロックはOFF
・Wi-FiはON、そして繋げておく
・設定⇒一般⇒プロファイルからGevey APNの設定
http://www.gevey.com/apn/
APN欄はmopera.net
それ以外は未記入でSubmitを押すとインストール画面へ。
【アンロック編】
・iPhone5よりアクティベーション用SIMを抜く。
・R-SIM7+にdocomo nanoSIMを載せてiPhone5に挿入。R-SIM7+の基盤が脆いので無理に入れないこと。
・設定⇒電話⇒SIM App⇒Select Carrierをタッチ。SIM Appがない又はSelect Carrierが出ない場合は設定にキャリアが表示、または左上がSIMなしから圏外になるまで待つ。これが出ない場合はどこかが悪い可能性があります。R-SIM7+を抜いてもう一度入れるとかで認識されるかもしれませんが、この時点でうまくいかないなら最初からやり直しかも。他サイトを参考にしたり、掲示板を読み返して類似の症状を探すこと。
・Select Carrierをタッチ後キャリアを選択。auならJP au、SoftbankならJP SB。
・次に出てくる画面(Select Mode)ではMODE2 FOR ios6 iPhone5を選択。MODE3 FOR ios6 iPhone5が場合によっては出てくるらしいのでその場合はそちらを選択。
・Setup OK! Restart your iphone now! If want to show mode table again, please change a sim.get help in www.rsim5.comと出てくるのでAcceptを選択後すぐに電源を切ります。
・iPhone5を再起動。
・再起動後は左上にNTT DOCOMOと表示されるまで待つ。
・表示された場合、docomo回線を使用可能。
※検索中の文字が左上にずっと出ている場合は失敗と思って良いです。
長々と書きましたが、ここまでは他サイトを見てもわかると思います。
問題は発信と着信ができるかです。
モバイルデータ通信をOFFにしている場合、着信ができません。
着信があった場合しばらくしてからメッセージに通知が来ます。つまり発信専用機となります。
モバイルデータ通信をONにしていれば着信が可能です。しかし、そのONにしている間パケットが発生します。
これでは主回線をダブル定額にしている意味がありません。
なぜ、iPhone4Sではモバイルデータ通信をOFFにしていても着信が可能なのか。
なぜ、iPhone5ではモバイルデータ通信をOFFにしている間着信が不可能なのか。
ちょっと理由がわかりません。
解決作(モバイルデータ通信をOFFにしたまま着信を受ける方法)を探していこうと思います。
はやくiPhone4Sを手放したいです。
※追記
APNの設定を初期化(docomo回線では通信できなくなる)してモバイルデータ通信をONにしても着信はできませんでした。
着信の通知は15分程度遅れてやってきます。