まともな経済の未来へ向けて
★2024/09/20に投稿された、キショル・マブバニ氏のセッションに於ける説明の抄訳。中国は米国よりも遙かに健全で平和的で建設的な方法で米国に対抗しようとしている。
中国が米国に対抗する戦略を、キショル・マブバニが説明(抄訳)
2022/12/15、マイケル・ハドソン教授のインタビュー。まぁ西洋(the West)の新自由主義経済は自滅し、それ以外(the Rest)のユーラシアを中心とする産業資本主義は発展する。軌道修正のチャンスは何度も有ったのに、結局駄目だった。この二極化がこの先一寸やそっとで変わる様には思われない。日本はまぁ欧州とは条件が色々違うが、基本的に間違った船に乗り込んでしまった側だ。折角地理的にASEAN諸国に近いと云う好条件に恵まれていながら、舵取りをやっているのは目先の自分達の利益しか考えない売国奴共で、国民の方も全く頭のアップデートが出来ていない。高度経済成長期(社会主義的修正を施した産業資本主義期)の遺産の食い潰しも、この先何処まで保つやら………。
German Interview
No. 1662 マイケル・ハドソン インタビュー
1980年に暗殺されたガイアナの政治活動家・教師のウォルター・ロドニーの本の再販記念会でのディスカッションでの、1970年代の第三世界では、マルクス主義・社会主義があちこちで勝利を収めつつあった、人々は希望に満ちていた、とするコメントが興味深い。だからこそIMFと世界銀行がニクソン・ショックによって可能になったデタラメで卑劣な債務の罠を第三世界に仕掛け、新自由主義的「ショック療法」を導入して開発志向の経済を停滞させたのだ。経済戦争を理解するには先進諸国での動きも重要だが、グローバル・サウスで本当は何が起こったかを理解しないと、全体像を見失うことになる。
Walter Rodney’s Russian Revolution
★マイケル・ハドソン氏のインタビュー。経済の未来は西洋には無い。ロシアや中国等、西洋以外の国々はまともな経済に向かっているが、西洋の金融経済は人々の生活向上に何等寄与しない。
マイケル・ハドソン氏のインタビュー:『文明の運命』(抜粋)
シンシア・チャン氏の記事。世界にはふたつの潮流が存在し、ひとつは奴隷制を利用する様な一極覇権を志向する帝国主義、もうひとつは人民の解放と主権国家の創設に基付く、建設的な経済発展志向(この代表は旧植民地諸国が憧れたアメリカン・システム)。これらのふたつの相剋が米独立戦争を生み、更にはふたつの大戦と冷戦の起源だとする説を展開している。アメリカ合衆国は大英帝国から完全に独立したことは無く、所謂ディープ・ステートと一般に呼称される様な仕組みが、英=米帝国の系譜に連続性を持たせた。大多数の人民にとってより望ましいのは無論後者の多極的システム。画像は多極的世界観に基付いた経済発展を志向し、暗殺されたり追放されたりした世界の指導者のリスト。
‘The Special Relationship’: How the British Reconquered the United States and Established an Anglo-American Empire
Rogue News with Cynthia Chung: How the British Reconquered the United States
非常に興味深い組み合わせ。ロシアの第一級の経済学者セルゲイ・グラジエフは、異端の経済学者にして「陰謀論者」と言うラベルで言論を封じ込められた故リンドン・ラルーシュ(1922〜2019年)の「友人であり同盟者」だったそうだ。2022/09/08の彼の誕生日記念講演で、30年以上も前に現在の「邪悪」なグローバル金融システムの崩壊を予測し、健全な経済の再建によってその崩壊を防ぐことが出来ると提唱していたラルーシュの先見性について賞賛すると共に、現在の状況が正に彼の予測通りの破滅に向かっていることを指摘している。
Sergey Glazyev On the 100th Anniversary of Lyndon LaRouche’s Birth(英語吹替)
Why Sergey Glazyev’s Memorial to the Legacy of Lyndon LaRouche Matters
★現在の腐り切ったグローバル金融資本主義からどうやったら抜け出せるのか、その具体的なヴィジョンを提唱している人の一人はカナダの歴史家マシュー・エレット氏。
共存共栄の多極化世界へ向けた心構えの指南署
中国が米国に対抗する戦略を、キショル・マブバニが説明(抄訳)
2022/12/15、マイケル・ハドソン教授のインタビュー。まぁ西洋(the West)の新自由主義経済は自滅し、それ以外(the Rest)のユーラシアを中心とする産業資本主義は発展する。軌道修正のチャンスは何度も有ったのに、結局駄目だった。この二極化がこの先一寸やそっとで変わる様には思われない。日本はまぁ欧州とは条件が色々違うが、基本的に間違った船に乗り込んでしまった側だ。折角地理的にASEAN諸国に近いと云う好条件に恵まれていながら、舵取りをやっているのは目先の自分達の利益しか考えない売国奴共で、国民の方も全く頭のアップデートが出来ていない。高度経済成長期(社会主義的修正を施した産業資本主義期)の遺産の食い潰しも、この先何処まで保つやら………。
German Interview
No. 1662 マイケル・ハドソン インタビュー
1980年に暗殺されたガイアナの政治活動家・教師のウォルター・ロドニーの本の再販記念会でのディスカッションでの、1970年代の第三世界では、マルクス主義・社会主義があちこちで勝利を収めつつあった、人々は希望に満ちていた、とするコメントが興味深い。だからこそIMFと世界銀行がニクソン・ショックによって可能になったデタラメで卑劣な債務の罠を第三世界に仕掛け、新自由主義的「ショック療法」を導入して開発志向の経済を停滞させたのだ。経済戦争を理解するには先進諸国での動きも重要だが、グローバル・サウスで本当は何が起こったかを理解しないと、全体像を見失うことになる。
Walter Rodney’s Russian Revolution
★マイケル・ハドソン氏のインタビュー。経済の未来は西洋には無い。ロシアや中国等、西洋以外の国々はまともな経済に向かっているが、西洋の金融経済は人々の生活向上に何等寄与しない。
マイケル・ハドソン氏のインタビュー:『文明の運命』(抜粋)
シンシア・チャン氏の記事。世界にはふたつの潮流が存在し、ひとつは奴隷制を利用する様な一極覇権を志向する帝国主義、もうひとつは人民の解放と主権国家の創設に基付く、建設的な経済発展志向(この代表は旧植民地諸国が憧れたアメリカン・システム)。これらのふたつの相剋が米独立戦争を生み、更にはふたつの大戦と冷戦の起源だとする説を展開している。アメリカ合衆国は大英帝国から完全に独立したことは無く、所謂ディープ・ステートと一般に呼称される様な仕組みが、英=米帝国の系譜に連続性を持たせた。大多数の人民にとってより望ましいのは無論後者の多極的システム。画像は多極的世界観に基付いた経済発展を志向し、暗殺されたり追放されたりした世界の指導者のリスト。
‘The Special Relationship’: How the British Reconquered the United States and Established an Anglo-American Empire
Rogue News with Cynthia Chung: How the British Reconquered the United States
非常に興味深い組み合わせ。ロシアの第一級の経済学者セルゲイ・グラジエフは、異端の経済学者にして「陰謀論者」と言うラベルで言論を封じ込められた故リンドン・ラルーシュ(1922〜2019年)の「友人であり同盟者」だったそうだ。2022/09/08の彼の誕生日記念講演で、30年以上も前に現在の「邪悪」なグローバル金融システムの崩壊を予測し、健全な経済の再建によってその崩壊を防ぐことが出来ると提唱していたラルーシュの先見性について賞賛すると共に、現在の状況が正に彼の予測通りの破滅に向かっていることを指摘している。
Sergey Glazyev On the 100th Anniversary of Lyndon LaRouche’s Birth(英語吹替)
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