結局ナナリーも「悪をダモクレス=自分に集める」というルルーシュと同じ考えを持っていたわけで。
ルルのあの「もう大人の考えが出来るんだね」的な笑顔が癇に障りましたが、悪を一身に受けるのはゼロだけでいいと、ナナリーにギアスをかけて鍵を奪います。
世界を支配し、悪の象徴となった皇帝ルルはスザクにゼロを託して、自分を殺させることで悪の連鎖を断ち切り、民を支配から解放し自由と平和をつかませた。
世界は平和にひとつになりはしたが、まさかの主人公死亡という結末で幕を下ろした作品。まさにまさかの展開。
最後の最後でかっこよくなりすぎていたジェレミアはアーニャと共にオレンジ畑で暮らすという展開。
スザクは「スザク」を殺しゼロとして生きることで罪を背負い続けるとは。考えましたな。
C.C.は不老不死じゃなくなってるし目的は果たせてる。自由を手に入れてどこへ行くのか。それよりも本名が最後まででませんでしたね。何らかの形で名乗ると思ったのに残念。
カレンは復学、ストーリーテラー。特にパッとしない。
扇は日本代表(総理大臣でいいのか?)としてブリタニアと共に世界再建に勤める。そしてヴィレッタと結婚したから
死ね!総評
超展開の連続で毎回楽しみでたまらなかった作品。ラストも今までにあまりなかった「主人公が死んで平和になる」という予想外の展開にもかかわらずすべてうまく纏まって終わりを迎えたと思います。
「見ていてよかった」と心から思える作品になったと思いますよ。
★★★★☆ 95点
天子さまの活躍の場がまったくなかったので-5点。