田牧（元）校長の日常（仮）　　　

先日亡くなったクロスビーも参加してた３年ほど前にその存在をyoutubeで見つけ、その時ですら「気づくの遅かった」と思ってたんですが、ブログでの記事にしそびれていた、ワールドワイドな音楽プロジェクト「Playing for Change」２００２年に始まったプロジェクトで、世界中の有名・無名のミュージシャンによるスタンダードナンバーの演奏で、ベーストラックを作成し、それに世界各地で演奏されたパートをミックスするという手法...

そのハーモニーと個性的な自作曲は永遠に残るここんとこyoutubeの「おススメ動画」に、ＣＳＮ＆Ｙの「Almost Cut My Hair」が上がってくるなぁとは思ってたんですが、ヤフーニュースに方には何も上がってこずに、先週２０日にデビット・クロスビーが亡くなっていたと知らず、本日ようやく人から教えられてショックを受けた。とはいえ、１９８０年代に重度の薬物中毒で死にかけた人なんで、８１歳まで寿命を保ったというのは、どち...

そのサウンドは半世紀以上聴き継がれ、さらにこの後も永遠に残る６０年代末から７０年代にかけて数々の名作を残したイギリスのロックバンド、プロコル・ハルムその創設者であり再結成後もフロントマンであり続けたゲイリー・ブルッカー今月１９日にガンにより死去。享年７６歳。昨年に新作を発売するなど、最後まで現役で音楽活動を続けていました。私にとってはプロコル・ハルムと言えば、「青い影」よりもアルバム「ソルティー・...

つボイさんの「名古屋はええよ、やっとかめ」にかわる新しい名古屋ソング今回は厳密に言えばご当地PRソングではないんですが、強烈なご当地ネタであることには間違いない。２０１３年公開のMC TETSUによる「名古屋のオカン」MC　TETSUの正体は中京圏で活躍するローカルタレント鉄崎幹人さん。私の一個年上で芸歴はかなり長い。コテコテの名古屋人ですが、ラップでここまで自在に名古屋弁を操れるのは凄い方言ラップのハシリである...

町民も多数エキストラ参加大阪府南部、関西国際空港に向かう路線が分岐する日根野駅の手前が熊取駅。日根野駅および関空は泉佐野市に属しますが、熊取駅はその泉佐野市と貝塚市に挟まれた、大阪府では数少ない町制である泉南郡熊取町にあります。面積約１７平方キロメートル、正方形にすれば４キロ四方ちょいしかない狭い町ですが、人口は約４万３千人と人口密度はそこそこ高い。そんな大阪府の小さな町の「地元ソング」は、タイト...

生坂村、３６０度ぜんぶ山長野県と言えば、誰が何と言おうと「信濃の国」ですが、県職員からなるヒップホップユニットが人口２千足らずの小さな村とタッグを組んで、村の魅力をラップでアピール。長野市と安曇野市に挟まれた東筑摩郡生坂村軽快なラップで生坂村の魅力を余すことなく伝えるのは、WRNという名で２０１５年から活動する県職員のグループ。これまでも多数の曲を製作し、長野県各地の魅力を発信し続けています。ラップ...

切れ味抜群、薩摩兵児地方自治体の観光PRには地元出身の有名人を起用するというのが、観光大使やらポスターでは当たり前になってきているわけですが、PRソングでも起用されるケースがもちろんある。今回はまずは愛媛県の２０１９年のPRソング「疲れたら、愛媛。」水田くんが松山市のお隣、伊予市の出身ということで、人気漫才コンビ和牛をキャスティング。いわゆる昭和ムード歌謡のデュエットのパターンを完璧に踏襲しています。昨...

二県とも内容は結構似ている以前、カラオケ（ジョイサウンド）のデンモクを何とはなしにいじっていると、公益社団法人和歌山県トラック協会「さぁいこう」というのが出てきて、とりえず聴いてみたら、わかりやすいメロディーで、ホンモノを聴いたことないけど、一発で歌えてしまい、しかも、これが結構爽やかな曲で、サビのところの、さぁいこう、和歌山県トラック協会～♪にツボって愛唱歌になっています。ここで聴けます。で、先...

一度でいいから生で聴きたかった先週の「悲しいお知らせ」その２今月１７日、沖縄民謡界の大ベテラン、大城美佐子さんが急性心筋梗塞で死去、享年８４歳。訃報に接した時に、すぐにヤフコメの方に投稿したんで、そちらをそのまま転載します。２５年ほど前、北谷の露店で偶然同じテーブルにご一緒させていただきました。そのときは洋装だったこともありしばらくは確信もてず、思い切って「あの・・大城美佐子さんですよね？」と声を...

「ロックの創始者」の一人であることは間違いない５０年代半ば、その強烈なシャウトでロックンロールの表現の新しい扉を開いた、リトル・リチャードが９日に癌で死去、享年８７歳。後世に名を残す名曲を世に出したのは、１９５５年から３年間と意外と短い。しかし、それらの楽曲群はロックが現在に至るまで内包し続ける狂気を最初に示したものでした。※そのへんのところは以前に書きました→こちらこのときにリトル・リチャードのこ...

晩年までかっこいいままだったね９月１５日、７０年代後半から８０年代に世界的に人気を博した、ボストン出身のロックバンド、カーズの中心メンバーであった、リック・オケイセックが亡くなりました。享年７５歳。念のために言っておきますが、こちらではありません。ネーミングの元ではありますね。８０年代にロックを聴き始めた私ですが、すぐにリアルタイムのものよりは５０年代から７０年代初頭のサウンドを主に聴くようになっ...

この世に音楽がある限りそのボーカルは不滅１６日、１９５０年代から教会のゴスペル歌手として活動を始め、６０年代から現在まで、ポピュラー音楽の第一線で活躍を続け、クイーン・オブ・ソウルの称号を得ていた、アレサ・フランクリンがすい臓がんで死去。享年７６歳。私のとっても最重要な女性シンガー。好きな女性シンガーということなら古今東西色んな名前を上げることが出来ますが、圧倒的な迫力を持って耳に迫ってくると言え...

４人組になりました・・・って誰も知らないかカザフスタンのお気に入りガールズグループ（・・というべきか？）Kesh YOU（キリル文字だとКешYou）２００４年結成後何度もメンバーチェンジをしていて、既にオリジナルメンバーはいないグループなんですが、今年に入って２人抜けて、新メンバーが３人加入。グループ史上初めて４人体制となりました。私としては最初に衝撃を受けた結成当時メンバーと、Zhanar Dugalova在籍時の２０１...

ロックギターの歴史は彼から始まったロックロンロールの偉大なるオリジネイターの1人、チャック・ベリーが18日に死去。享年90歳。50年代のロックンロール世代はもとより、60年代後半、70年代初頭のロック第一世代のミュージシャンの訃報が相次ぐ中、齢90歳にて未だ現役でギター一本で世界を飛び回っていて、今年約40年ぶりのニューアルバム（！）をリリースする計画もあった彼でしたが、ついに天に召されてしまいました。以前の記...

エマーソン・レイク＆「パウエル」のほうは天国で再結成できてしまう７日にキングクリムゾン、エマーソン・レイク＆パーマーなどに在籍した、ロック界を代表するベーシスト＆ボーカルの一人、グレッグ・レイクが逝去。享年６９歳でした。今年の３月にキース・エマーソンがあの世に旅立ったばかりだというのに、今度はグレッグ・レイクですかい・・ELPのサウンドの骨格はもちろんキース・エマーソンのサウンドメイキングと演奏に支...