鐵假面剣士・影胡摩の話。前期で輝子が朗読した漫画が鐵假面剣士じゃなかったっけ?
このヒトは戦国時代でデスサタンという思い切り横文字(笑)の悪の組織と戦ってきたわけだが、しかし敵の一員の一人と互いに惹かれるようになったり、それでも倒さねばならぬ葛藤に苦しめられリたりしたが、それでも想いを押し込めて敵の首魁を封印したのだった。だがその果てにも戦が終わらぬ現実を目の当たりにしていた。それが彼女をして日本を飛び出させたのだろう。
その戦いは信念に基づき、自らが信じた正義を掲げたものだったが、それでも終わってみれば虚しさしか残らなかったのだ。
ここにも正義なるものへの疑念が現れている。そもそも戦いに、殊に戦争に正義などあるのか? 彼の超大国が掲げた正義の戦争は終わりなき憎しみの連鎖を生み出し、泥沼の戦いの日々を招いている。
戦いに生き、敵の殲滅を是と信じて突き進んだ影胡摩だが、その果てに現れた虚無を知ったのである。
それでも、かつて想いを寄せた人(怪人か)にもう一度会いたいと封印を解こうとしたのが今回の話。いや、止めを刺そうとしたのだったか。それもまた想いを寄せるが故。正義なるお題目よりも、自身の想いこそが価値を持ったわけだ。
で、最後に流れた曲だが、これは『東へ西へ』という歌だ。
これは1972年12月に井上陽水がリリースした二枚目のオリジナル・アルバム「陽水Ⅱ センチメンタル」に収録された曲。
当時は高度成長期の最中だったが、確かオイルショックがそろそろ訪れる時期で曲がり角にあった頃だったか。
人々は毎日すし詰めの満員電車に揺られて毎日会社に出勤する日々を送っていたのだ。そうやって一生懸命働いていたわけだが、それでいいのかという問いをかける内容の歌だ。陽水は反体制フォーク歌手の一人で、そんなモーレツ会社員の価値観に疑念を抱いていたようだ。そんなのは社会に受け入れられるものではないが、だが戦争でもするように労働に塗れて毎日を走り続ける日々にどうしても疑問を感じざるを得なかった……などと思ったが、陽水の本心は分からない。コレ、勝手な解釈。
この曲が今回使われたの理由は、戦い続けた影胡摩の人生に重ね合わせたかったのかもしれない。
鐵假面なんだが、これは怪傑ライオン丸(或いは風雲ライオン丸)だろうな。予告で見た時はシルバー仮面をやるのかなと思ったが、これはライオン丸だ。
剣士ビームとか、思い切り横文字じゃねーかw 幾ら宣教師などが渡来していて外国の言葉が入っていたからって、これはないだろw
ジャガーの助w
そうか、もしかしたらジャガーさんがネーミングしてくれたかもしれんな。
ジャガーさんは未来人だということが思い切りばらされていた。輝子ちゃん、天然でポンコツっぽいが、あまりにもアレだったので、もしかしたらワザとかと疑いたくなる。全部 計算か?
大人な輝子ちゃんは色々と計算するのかもな。治癒魔法がありながらも、爾郎とスキンシップしたくてワザと赤チンを塗ろうとしていたし。でも上手くいかないことが多いようで。
本質を忘れた星の子はもはや女王候補とはなりえない。あとは人として老いていくだけだ。
サラッと重要なことを言ってたな。人に身になったとするのなら、もう魔法は使えなくなるのではないのか、と思うが、それまでには猶予があるのかもしれないな。
ようやく抱っこしてもらえた。エクウスの腕だったけど一歩前進。あと少しだ!
今回のエピソードは時系列的に風郎太とカムぺの再会の後になる。だから風郎太がいない、なんて話になっている。
こんな感じでさりげなく重要な要素が散りばめられている。ここら辺はラストに収束していく上で重要なものになるのだろうな。
みんな仲良くなっているしw
いよいよ爾郎組と超人課の大同団結か?
テーマ : 2016年新作アニメ ジャンル : アニメ・コミック