量子物理学をNewtonとかでちょっとかじった人なら言いたくなるであろう台詞。
人間って量子みたいなもんだと思うんです。
観測したとたんに状態が変わります。
同じ話を振っても、人によって全然かえってくる答えが違います。
「私は傍観者でいたい」
目に入ってきたのがスーツとメガネの似合う男なら必ず妄想の材料にしてしまう、とある少女はそう言うのですが、ほら君、じろじろ見てるからあそこのスーツのおにいさん怖がってるよ。
人間は世界の中で能動的なオブジェクトだから、非観察者であると同時にかならず観察者でもあるんです。
そんなこと、言わなくたってわかってると思うんですが、それでも傍観者でありたいと願う小さな女の子。
腐ってるからこその儚さといいますか、彼女が「傍観者でありたい」と言う度になんだか胸が熱くなります。
私からひとつアドヴァイスをするとなると、少女が選ぶべき手段は「観測しない」ことです。
観測しなければ、状態なんて確率でしか表せないから、「猫は死んでいない」、「A君はH先輩に掘られている」と勝手な希望を持ち続けることができます。
予言できる、わけではないけれど。
ところで、こんなサービス見つけました。
http://nakanohito.jp/
○天堂やコ○ミの中の人で妄想を繰り広げるうちの姫向けのサービスですね。
- 2008/07/17(木) 01:59:08|
- 玖渚クオリティ
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