DUKE FUKUI

暖かくなってきたので、仕事も捗りますね。という事でB18Cの続きです。

40年以上前のフライス盤ですが、まだまだ使えます。超硬チップなので仕上がりはきれいに見えますがミクロに眺めると蒲鉾状に削れてると思われます。

加工屋さんでもフライスで面研磨しているところが殆どだと思いますがちゃんとした所は平面研削盤を使っています。

なので面研後に摺り合わせ定盤にてPOPヨシムラを思いながら、シコシコと擦ります。

はい梨地に仕上がりました。　この後軽くﾊﾞﾙﾌﾞ摺り合わせしてバリ取り、洗浄組み付けしました。

ガスケットを仮載せしてV-Pを見る為に約2mmのはんだをリセスに載せます。粘土よりも確実ですヨ。


１mm面研した事でEXは遅れていい所になるのでスプロケはノーマルでINは大幅に進めるのでV-Pは約2mm弱になりました。

ノーマルピストンだと、リセスの深さより外径方向がキツイ感じですね。その後、本組していよいよセッティングです。


しかーし持ち込みのパワーＦＣ！通信エラー出まくり！！品番が非常に古くて怪しいので当店デモカーに付いているパワーＦＣを仮付けしてセッティング取りました。

Ｖテックのポイントは大体決まってきますね。Ａ／Ｆも薄くすれば多少パワーアップしますがノーマルインジェクターなので濃いめでセットしときます。点火時期もノックが出ないからと進め過ぎればパワー落ちますよ～

ちまちまとセッティング後のパワー測定の結果、約２０PSと２．３Kアップになりました。イイ感じです・・・・nomu